俳優田中実さん出演作リスト＆関連リンク集

これはお勧めです。田中実さんが、そこにいるだけで騒がしい（→ほめてます）やんちゃ坊主な印象で可愛いったらありゃしない。光彦の家族とも親しいことから古くからのお友達なんでしょうね。光彦の迷惑を顧みず、でも光彦を大好きで尊敬してる感じが見ていて微笑ましいです。主役の沢村さんも背が高く、好青年二人そろい踏みがまさに目の保養(笑)　沢村光彦のワトソン役ってことで、ずーっとレギュラーで出てほしかったぐらいです。
【チェック】航海士の制服姿！　上背があって肩幅が広いのでこういう制服がものすごくお似合いです。
【一人称】俺

製薬会社の営業。妻が昔自殺している(警察がそう断定した)が、それはストーカーによる殺人だと信じている。その死を週刊誌に書きたてられ、深い心の傷を抱えている。その記事を書いたゴシップ記者と出会って復讐のため殺害し、事件の目撃者も殺害する。どちらも非常に特殊な殺害方法を用い、主人公の監察医を悩ませる。もしこの殺害方法を見抜く監察医なら、妻の死の真相も見つけてくれるに違いないという希望を持っていたようだ。
まさかこんな方法で人が死ぬとは。。。。。さすが上野正彦先生原作。上野先生が主人公の恩師の教授役で登場されていて、それにもご注目！

この映画の田中実さんがとても好きです。デモの鎮圧で負った怪我も治らぬまま、ひたすらに知華の演技を見つめる。限りなく恋に近い憧憬を浮かべたその表情は、青く、甘酸っぱく、どこか少年めいています。若いパパとなったシーンは、彼のずっと初期の作品を見ているような錯覚にとらわれる。田中実さん自身の時計を巻き戻した上でその時代にぽんと置いてきたような、そんな感じがするのです。なんで40歳目前の男性がこんな絵を作れるのだろうと不思議です。
桜の木の下で結核にかかっていることを妻に告げ、不安と悔しさに立ちすくむ様は抱きしめたくなるほど。そして第２部の冒頭、妻と小さな男の子と３人で初詣に行くシーンは、実さんの子煩悩ぶりがほっと温かく、その直後の家庭を捨てていく知華の奔放さと良雄の悲しみを際だたせています。良雄の存在が知華にとってなんだったのかは曖昧で、だから華々しい見せ場は無いのですが、この映画の田中実さんを見ていると、人としてごく普通に優しくあることがどれだけ愛おしいことかと感じます。
【チェック】特撮ファンならまず「サコミズ隊長とレナが夫婦！？」と悲鳴をあげるはず(笑)。吉本多香美さんがウルトラマン・ティガでレナを演じられて８年後。そして田中実さんがサコミズ隊長を演ずる１年前。そんな時期の映画です。

渡瀬恒彦からの可愛がられっぷりがなかなかツボです(笑)。生真面目で優秀な刑事、でも恋にはちょっと不器用。いかにも実さんらしい役柄です。

この小隊長がメビウスの監督の目にとまってオファーが来たそうです。登場時間は短いですが確かにものすごくいい。それまでの田中実さんの役柄とは全く違っているのに、それをここまで演じるとは！
テログループのすぐ近くに迫ったところでいきなり銃火器の使用許可が取消されてしまい、敵の直撃を受けた部下が腕の中で死んでいく。作戦会議でのストイックな風情から、激しい悲しみ、そして上役に向かって怒りを露にするシーンまで、目が離せませんでした。
【チェック】行軍中、斜面で足を滑らせた部下を引き起こすシーン。
　　　　　　無言なのに「落ち着け、大丈夫だ」と聞こえてくるようでした。
【一人称】出てこないですが、たぶん「私」

こんな優しい（女性にとって都合がいい）人いないでしょ！というキャラクターなので、気の毒で気の毒で…。その上圭吾さんいなきゃ話が進まなかったし(苦笑)。まあ単純にシーンとして見れば楽しかったりするんですけどね。ヒロインの父親とワサビの使い方で言い争った挙げ句に意気投合するシーンがかなり可愛いです。
【一人称】僕