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管理人きまぐれ日記 2004年1月〜3月   (戻る) (Oz's Leaves TOP)
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(Jan.01:謹賀新年) (Jan.04:デジカメレポート) (Jan.05:けっこうショック) (Jan.07:七草) (Jan.15:そもそも。。。) (Jan.17:庭の平和はあっしが守る!) (Jan.20:あと1パート) (Jan.21:サービスの値段) (Jan.23:酔っているので) (Jan.27:今時の若い者は‥‥) (Jan.31:ウイルス) (Feb.03:抱え込みぐり型) (Feb.07:いったいいつの間に(笑)) (Feb.09:イケメンの区別) (Feb.10:ヒカリの居場所) (Feb.12:検索エンジンも盲信できない) (Feb.16:疲れたけど満足) (Feb.21:勝手に作るな) (Feb.23:デカレンジャーいいじゃないか) (Feb.25:直リンクはバレバレ) (Feb.29:ちょっと待て) (Mar.01:にゃんこの首輪) (Mar.04:頭が冴えて眠れない) (Mar.13:ありがたい) (Mar.16:サイボーグみたい) (Mar.20:原因はなんだ) (Mar.21:一挙に2時間) (Mar.23:ほうれんそう) (Mar.28:放心状態) (Mar.29:別れさせ屋) (Mar.31:世の中はうまく行かない) (次の日記)
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 2004 Jan.01:謹賀新年 
サイトをスタートしてから3回目の新年を迎えることができました。皆様、昨年は大変お世話になりました。
昨年は執筆に関してはもうまったくダメでした。昨年書いた龍球本編は26話のC〜J、27話のA〜Hまで。黒羽と父親の最も重要な中盤の盛り上がり部分で、本当に悩みながら書いていたこと。戦闘シーン続きで情景を思い描くのが難しいこと(戦闘シーンを書くのほんとに苦手なんです!)。言い訳ばかりになってしまいますが、結局これだけしか進まなかったのかと思うと、ちょっとショックですね。

スランプから逃避するように(笑)、サイト運営に関しては色々ありました。まず二つの同盟を始めたこと。オリジナル戦隊同盟はこーゆーの無いかって探したんですけど無かったので、いっそ作ってしまおうということで作りました。参加者の方が割に喜んで下さって、作って良かったなぁと思ってます。悟飯同盟は発起人の方がご多忙になったので引き継がせて頂いたもので、こちらも順調に参加人数が伸びています。

夏に容量の大きなレンタルサーバーに引っ越したこと。今借りてる@YMCのビギナーコースは月1980円で100MBまでのエリアが使えるんで本当にラクになりました。ちなみに今当サイトはWeb領域だけで45MB使ってます。龍球用語集やあとがき集などのCGIの設置も色々やってみました。容量が大きくなったから色々置けるんですけどね。Perlを勉強する根性はないのですが、気に入った形になるまではカスタマイズさせて頂いてます。

そして結果的に最大のポイントになったのが、10月にYahooのカテゴリーに登録されたこと。毎日のアクセス数はそれ以前は100程度だったのですが、Yahoo登録後は3倍になっています。でも3ヶ月近くがすぎてアクセス数がそんなに減ってこないということは、割に多くの方がリピーターになって下さっているのではないでしょうか。アクセス数が全てではありませんが、それが励みになるのは事実です。通って下さる方々には心から感謝しております。

そして「また見てみよう!」と思って頂けるのは、全て、ラバさんやゆうさん、ひゆーさんや理絵さん、るいさん、あきさんという素晴らしい作家さんたちのおかげです。昨年はあきさんとラバさんとゆうさんには直接お会いできましたし、理絵さんと直接にコンタクトを取れるようになりました。
作品を作るという点からすれば皆さんの方が先輩になるし、お会いすればひたすら可愛いお嬢様方だし(年齢的には叔母と姪ほど離れているので)。皆さんお若いのにしっかりとして礼儀正しく、その上素晴らしい作品群を生み出すパワーをお持ちで、本当にこういうメンバーと出会えて幸せでした。

今年は、まずは執筆のペースを上げられるように、もう少し色々工夫したいですね。そして「<Oz's Leaves>にくれば好きな作品が見つかる、何かしら新しい作品がある」というお客様側の幸せと、「<Oz's Leaves>に掲載されていれば自作品を見て貰える機会が広がる」というメンバー陣の幸せを、うまく結びつけていく場を提供していきたいです。こんなことを考えている管理人ですが、どうぞ皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。
:2004/1/1  先頭へ
 2004 Jan.04:デジカメレポート
年末に我が家もとうとうデジカメを買った。最近は小さくて高性能なのが出てきて、夫も仕事で使いたいというので、小さいもの!というポイントで探したが、選ぶのに苦労した。よくわかってないので、2、3日ネットで色々調べて買ったのが富士写のFinePix F420。結論はまあ満足。で、その過程でデジカメは画素数じゃないぞってしみじみ思ったので、ちょっと取り上げておこう。

デジカメを買う場合「CCDサイズ」と「画素数」の関係は気にした方がいいようだ。ネットで調べた知識をちょっと要約してみる。興味がおありの方は「CCDとは」とか「CCDサイズ」といったキーワードで検索してみて下さい。なかなかマニアなスゴイサイトさんがある。たとえばデジタルカメラ大実験(第2実験室の中に初心者向けの豆知識有り)
ラオックスのデジカメ選びのポイントはマニアじゃないけどわかりやすい。STEP1〜4までお勧め。

さて、CCDというのは普通のカメラのフィルムに相当し、レンズから入ってきた光を画像に変換している部品である。画素というのはこのCCDの面を分割している区画の数。これが細かければ細かいほど滑らかな絵になる。
だが画素数を上げれば上げるほどCCDは細かく分割され、1区画の面積が小さくなる。面積が小さくなれば受け止める光量が減る。画像変換はそれぞれの区画で別々に担当しているので、本当は明るいのに、区画1個から見ると「今は暗い」と判断してしまうのだ。当然、光量が減ることで、光の変化にも鈍感になる。

画素数を高めたらCCDも大きくしてくれればいいのだが、コストも高くなるらしく、CCDのサイズは同じまま300万画素→400万画素と画素数だけ上げているラインナップはけっこうある。CCDのサイズは小さいままでもその分高感度のCCDにしてくれてもいいのだろうが、それもコスト高に繋がるようで却下。だからデジカメの場合、同じシリーズだと画素数が少ない前のタイプの方が写真がキレイだった!ってことは、本気であるわけだ。

要は同じ画素数ならできるだけCCDが大きいものがいい訳だが、ここでちょっとだけヤらしいのが、CCDは分数で表現されてること。1/1.8インチとか、1/2.7インチとか。この二つどっちが大きい? 答えは分母の小さい1/1.8インチの方だ。お間違えなく。
それと繰り返しになるがCCDサイズは全体の大きさであって1区画の大きさじゃない。話をわかりやすくするために単純にでっかくいこう。
CCDが1/4インチで画素数が4のカメラの場合、CCDは4つに分けられるから1区画のサイズは1/16インチ。
同じCCDで画素数を8にしたら1区画のサイズは1/32インチ。画素数が多くなるほど1区画の面積は小さくなる。でももしCCDサイズを大きくして1/2インチにしてくれれば、
画素数が8でも1区画のサイズが1/16インチになって、ちゃーんと広く取れる。


では実際に私が見たデジカメのケース。最もキレイに撮れるお天気ピーカン状態での撮影の場合。
「FinePix F420」(CCDサイズ:1/2.7、310万画素)はけっこう満足した写真が撮れた。同時期に知人が購入した「IXY DIGITAL L」(CCDサイズ:1/2.5、400万画素)は高曇りのような雰囲気で、ちょっとイマイチであった。
ちなみに画質の良さで有名な「IXY DIGITAL 400」は400万画素で1/1.8のCCDを使っている。同じIXYだから同じ画質なんじゃ・・・と思ってはいけない。両者は光学ズームの有無以上に、CCDのサイズが違うという大きな差があるのだった。我が家でも「IXY DIGITAL 400」は購入候補に入れたが、最終的に大きさと重量でFinePixに決めた。

ということでデジカメばっかりは店頭で衝動買いするもんじゃないと思った。画素数やズームだけに惑わされてはいけない。本当は同じ写真を撮影して比較した雑誌などで調べるのが一番いいと思う。メーカーのサイトなどで細かい仕様も要チェックである。かといって持った感じの好き嫌いもあるので店頭にも行かないといけないし、買うのにやっかいなガジェットだわい。

そんなこんなで購入したFinePix F420。携帯性についても要求通りだし気に入っているのだが、全部OKかというとそうもいかない。コントラストが強く出過ぎるのである。フラッシュ撮影の場合、光の届く部分がえらく浮き上がってきてしまう。日向と日陰があるような風景も同じ。オートのままだとどうもうまくない。減感してみたらいいのかもしれない。これから色々試してみます。あとはメモリカードがSDカードだと大変有り難かったのだけど・・・違うんだよね(苦笑) デジカメって100%満足することのできない商品なのかもしれない‥‥(死)

とはいえ、電源がごく普通のニッケル水素単4充電池なのは大変有り難い。4本ぐらい予備で持って行ってもぜんぜんどうってことないから。ちなみにパンフにはニッケル水素オンリーと書いてあるが、説明書には‥‥「推奨はしないが、どーしてもいざっていうときはアルカリ単4も使える(ただしメーカーによってダメなこともある)」みたいなことが書いてある。なんか不思議。まだ試してはいない。
:2004/1/4  先頭へ
 2004 Jan.05:けっこうショック
今日、夜いきなり高校時代のクラスメートから電話があった。彼女とは大抵はメールでやりとりしてるんで、電話っていうと何だろうと思う。案の定、高校の同学年の知人が亡くなったという話だった。
死因は事故死とか自殺とかじゃなくて、心筋梗塞。故人とはもうかれこれ20年会っていないのだけど、新年早々のご自宅での突然死らしいから、残された奥さんのことを思うと‥‥。お子さんだってまだ小さいだろうに‥‥。

しかし自分と同い年の人がこういう形で無くなるのはかなりショックだ。電話をくれた友人と「そういう年齢なんだね」と語り合ってしまった。親の死はここ5〜10年以内に迎えることになるんだろうが、自分の世代の病死ってのはあまり具体的には考えてない。でも確かに40歳越えると体力的には本当に衰えた!って気がするんだよね。身体も凄く変わった気がするし。

自分もこの元旦に10年ぶりに手酷い偏頭痛を起こして、宴会をドタキャンして午後から夜まで寝込んでいた。痛くてもこれは偏頭痛だって分かってるから別に寝てればいい話なんだけど、これが脳に何かあって・・・って話だったら怖いよなぁと思った。

せめてそろそろ親の介護やら死のことは、マジメに具体的に考えないといけないな。
自分たちは・・とにかくどっちかは猫より長生きせんと(苦笑)
:2004/1/5  先頭へ
 2004 Jan.07:七草
今日は7日で七草。うちは毎年7日にお飾りを燃やす。お飾りの煙を浴びると風邪引かないとか言うらしく、夫の実家はずっとそうしてたそうだ。夫が子供の頃、父親の帰りが遅いので、ビニール袋に煙をとっておいたって話は、もう可愛くて大好き。
最近は家で物を燃やせなくなって焼却炉もバラしてしまったから、仕方が無いので大きな植木鉢の中で燃やす。でも火を燃やすってなんかワクワクして好きだなぁ。私も実家にいた頃、木の枝とか年末の紙ゴミとか、よく焼却当番やってました。で、今やアウトドア派じゃない私的には、ものを燃すのは七草の時ぐらいになっちゃった(苦笑)

今日は二人とも残業で帰りが遅くなったけど、急いで輪飾りと鏡餅の飾りだけ燃やした。玄関飾りは伊勢のお飾りで、説明書によると1年飾っておくものらしいので、燃やさないのだ。
で・・・
私「どうしよう。今からおかゆ作ったら遅くなっちゃう」
夫「レトルトの白がゆがあるだろ。あれで作れば?」

おお! それは思いつかなかった。元旦に寝込んだ私を心配して、ダンナが買っておいてくれたおかゆだよん。ということでそれを鍋で温めて、早めに買っておいた七草を刻んで入れて食べました。今年はちゃんと七種類入ってた。よかったよかった(去年はどう調べても6種類しか無かったんだもの)。しかし七草のパックって、9割ハコベだよねぇ。インコかカナリアにでもなった気がする(笑)
:2004/1/7  先頭へ
 2004 Jan.15:そもそも。。。
ちょっと間があきました。10〜12の連休は、妹の手伝い関係とか、父親のパソコン直しとか、ダンナが風邪引いて寝込んでたり、自分も養生してたり、そんなこんなで過ぎて行きました。しかし車を思いっきりこすったのは痛かった。修理代金いくらかかるだろう・・・(涙)
11日は鏡開き。ゆで小豆を買い損なったので仕方なくちゃんと家で煮たけど、やっぱ美味しかった。しかし最近の鏡餅ってパック開けると小さい丸餅がころころ入ってるの笑える。前はあの形に充填されてて取り出すの大変だったもんね。子供の頃はちゃんとしたお餅を飾ってたけど、11日になるともうひび割れちゃって、祖母がお汁粉じゃなくてかき餅にしてくれた記憶がある。まあ、それはそれで。

さて三日連休で桃原郷氏が携わったアニメコミックスの構成一覧表をやっと作った。昨年の夏に頂いておきながら形にしてなかったので。併せてうちがなんでsazanpeach.comというドメインでやってるのかもサイト紹介のページに載せることにした。
本来だったら真っ先に書いておくべきこういった内容が後回しになっちゃうってのは何故なんだろう。言い訳じゃないけどそういうことは結構多い気がする。例えば新しい仕事場行って、そこの概要を知りたくて「こーゆー資料とかマニュアルとか無いですか?」とか聞くと、普通無い(苦笑)。これは自分も同じで、よそから来た誰かに概要を説明をしようとして初めて「こーゆーの作っときゃ良かった」とか反省するのである(大汗)。

「DB文庫で5人知り合って、そしたら戦隊やることになって(←ちょっと違うだろう)・・・」といったあのサイト紹介文も、実は書いたのかなりあとからだったんだよね。サイトが出来上がっていく経緯にどっぷり浸かってると、ごく普通の訪問客の視点をつい忘れてしまう。リンクも自分ではわかりやすいように張っているつもりだけど、操作しにくいと感じている人は多いだろうし。
我が家ではよく「そもそも論に戻る」と言うが、「そもそも何がやりたかったのか」とか「そもそもここは何なのか」って事を見つめ直すのは簡単なようで難しい。やってるうちに「手段のために目的を選ばなく」なったり、そこにはさまざまな落とし穴があるだった(苦笑)。

さて。ということで、sazanpeach.comはサザンピーチハウスの公式ドメインです(笑) でもサザンピーチハウスのページは無い! なんとかしなくてはならないのだが皆とてもそんな時間が無い。でも今や我々40〜50歳の間にいるからね。あと10年ぐらいして引退してきたら作れるかなぁ・・・(気長)
:2004/1/15  先頭へ
 2004 Jan.17:庭の平和はあっしが守る!
今日は本当はあきさんやラバさんと遊びに行くはずだったのに、前夜我が家の次男坊猫こるくが熱出して、あと雪の予報もあったんで延期して頂いた。本当にどうもすいません(涙)
昨夜帰宅したら身体が熱くて、そのうち肩のあたりの怪我が赤く腫れてきて、化膿のせいらしいことがわかった。幸い年末に別の怪我で通院した時の抗生物質が1錠残っていたのでそれを飲ませた。

そして前回の教訓を生かしムリヤリ水を飲ませる。兄ちゃんのぐりはピストンで口に水を流し込むと仕方なく飲む。最近はどっちかっていうと水を飲ませてもらうのが結構気に入ってる(苦笑)。でもこるくは口に水が入っても頑固にそのまんまなんである。"根性で飲み込まない"のでダラダラ溢れてくる。上向かせたりしてなんとか飲ませるんだが、「その根性、別のことに生かさんかい!」と言いたい。拾った頃、ぐりはほ乳瓶で育てたが、こるくはもう皿から飲める年齢だったから、その差もあるかな。

ということで朝から獣医さんに行ったら前後のお客さんがでっかい犬だったので大興奮。検温した助手の人が不慣れだったことも手伝って、いざお医者さんに見てもらった時は怒りまくりで「ハーッ!!」とか言うわ、お医者さんの手に「たしっ!」攻撃もするわ(届かなくてよかった)。
それでも押さえ込んでる私の手をがぶりとやらなかったのは偉かった。拾ってすぐの頃に風呂に入れられて、夫の手を血だらけにしたのがウソのようだ(何年前の話してるんですか、姉御!! byこるく)

怪我は噛まれたもの。耳の中もひっかかれていた。膿自体は自分自身や兄ちゃんが全部舐めちゃってたらしく、中を消毒してもらって、あと注射と薬だけで済んだ。喧嘩相手が誰かは判ってる。2年ぶりに近所に現れたでっかい白い雑種の子(たぶんペルシャ入り)。ケンカの前にはお互い手を洗って歯を磨いて、それからやって欲しい(無理だって)
加えて最近、1歳ちょっとのシャムの子もいて、それとも時々にらみ合ってる。このくらいの年齢ってナマイキ盛りっていうか、けっこう怖いもの知らずだし。まだ「がきんちょ!」って顔でめんこい奴なんだが、こいつの匂いを付けて帰ったら子分たちが嘆きそうなので遊んでない。

ということで、最近はぐりとこるくはこの寒い中、早朝にも頻繁に外に点検に行く。「庭の平和に関しては親分達はぜんぜんアテにならない!」とか思ってるかもしれない。汚い話で恐縮だが、ぐりなんか家の前に「大」を放置してたこともある。普通こんなこと絶対無いのだが縄張りを誇示する手段なんだよね。事情が分からなかった時はボケたんじゃないだろうかとか本気で心配したが、今はちゃんと普通に戻りました。

「よその子を追い払わなくたって、食事もねぐらも確保されてるだろうに」と思う。でも猫にとっちゃ大問題。人間同士の戦争も宇宙から見たら同じようなものだったりしてね。
:2004/1/17  先頭へ
 2004 Jan.20:あと1パート
今朝やっとこ27話のIパートをアップした。あと1パートで終わる。途中で収拾付かなくなったプロジェクトがなんとか終わるような、嬉しいよりほっとしたっていうか、‥‥まだ終わってないけど(死)
しかし、いつも思うがアクションシーンって誰かにまとめて依頼できないものかしらん。私はスポーツ音痴な上に鑑賞すらしないので身体の動きを書くことがとても難しい。自分が特撮番組を見るときは変身した途端に早回しするような不義理なマネをするくせに、書く時は「あんまり短いとバランス悪いよなぁ」とか思うのがいけない。

「快傑ズバット」のLDジャケットで、脚本家の方が例の「日本じゃあ二番目」技勝負を考えるのがとても苦しかったと書いておられた。殺し屋の技として最高のものを考えたあとに早川の返し技を考えるので大変だったらしい。レベルは違うけど分かるなあ。自分の場合は「無い知恵を絞る」ってこーゆー感じかって気がする。
実際的な格闘だったら、殴るとか蹴るとか撃つとか切るとか、そーゆーシンプルなことで進んでいくんだろう。でもTV映像で実際に人が動いていればそれだけでハデるけど、文字で「殴った、蹴った」で済ませたら、イマイチ面白みが無くなる。

でも、特撮番組のアクションシーンを見ていると「これは殺陣の人が考えたんじゃなくて、脚本上にあったアクションかな?」と思われるものが時々ある。最初失敗した技がラストで成功するとか、キャラ同士の会話が勝利のキーワードになってるとか、要はキャラの形成と戦闘が密接に関わってる場合。あとは日頃はそんなに無いトリッキーな殺陣。陳腐な例だけど銃を手放すと見せかけて上に投げてて‥‥とか、龍騎で印象的だったんだけど味方を蹴っ飛ばして反動で敵を倒すとか(龍騎がライアーを蹴ってた)。普通はそんなことせんわい!ってことなんだろうけど、やっぱそういうのは見てると面白くて、つい巻き戻したくなる。

自分が書く時もそんな感じのワクワク感が出せればいいと思うんだけど‥‥難しい‥‥(汗)
:2004/1/20  先頭へ
 2004 Jan.21:サービスの値段
タダのサービスじゃなくて、サービス業のサービス。つまりは何かをやってお客さんから対価をもらう仕事の値段の話。今、X社の正社員で年収300万円のAさんがいたとする。そしてお客さんがX社に仕事を頼んでAさんが1日そのために働いたとする。その場合、お客さんがX社に支払う料金がどうなるかをちょっと考えてみたい。

年収300万円の正社員を抱えるためには、会社は1.5倍以上の経費がかかると言われる。Aさんが給料で貰ってる以外の150万円は何かというと、Aさんのために払う社会保険料とか、交通費とか、有給休暇とか、退職金の積み立てとか、健康診断とか、教育費用や管理(給料計算とか省庁とのやりとり)諸経費とか・・・・そういった色々なことに費やされている。つまり会社としてはAさんに最低でも450〜500万ぐらいは稼いでもらわないと赤字になってしまうわけだ。よく給料の2倍売上げをあげると良いとか言われるけれど。

ということで年収300万円のAさんに年間480万円の売上げをあげてもらうことにしよう。
年間480万円=月40万円=1日2万円=1時間2500円(1日8時間労働で、月20日労働の場合)
つまりAさんが1日お客さんのために働くなら、お客さんから2万円貰えないとX社としては赤字になってしまう。年収600万円の人を当てるなら倍の4万円/日である。
ちなみに派遣社員だと事情が違ってくる。派遣会社と月25万で契約すれば、基本的にその派遣社員とは月25万(つまり年300万円)だけ考えていれば良くなる。これなら1日1万3000円ほど貰えばOKだ。その上、仕事が無くなれば契約を更新しなければいいわけで、会社にとって派遣社員を使うメリットはそれなりにある。25万のうち派遣社員自身に何割行くかは、雇う会社には関係なくて、派遣会社とその人の問題になる。とはいえ派遣社員は一時的な人だから、長い目で会社を見たら派遣社員ばかりでは回らない。

お客に依頼されて色々見積ることがあるのだが、抑えたくても積み上げていくとそれなりの金額になってしまう。最近は競争も激しいので悩むことが多い。私は完全なサービス業なので人件費だけが基本だが、原材料や消耗品も加わってくれば大変だろう。小さい頃、電気屋さんとかに修理に来てもらった時、ちょっとなのに技術料や出張料が高いなぁとか思っていたけど、今になるとそりゃ当然だわとか、安すぎないかとか、色々思う。サービスの値段はこんな風に決まっていたりする。
:2004/1/21  先頭へ
 2004 Jan.23:酔っているので
「酔っているから今は仕事しかできない」って言ったらヘンかな。でもそうなんだよな。
今日は珍しくダンナが早く帰ってきた。まだ私が会社にいるウチに早く帰れるって連絡があったので、もう少し残業しようと思ってたんだけど仕事を丸ごと持ち帰ることにした。会社帰りにダンナと待ち合わせて飲むのってけっこう好きだ。そういう時は大抵、自宅のもより駅のお気に入りの店にいって、ワインを1本空ける。私の作る料理は味が薄めなので外食をすると味が濃いなぁと思うことが多いのだけど、この店だけは本当に味覚が合う。イヤになるほど通っているのだった。
ちなみに今日は居なかったんだが、このお店にはゆうさんに感じの似た女性が一人いる。年齢的にゆうさんより少し上だしもうちょっと線が細い感じだけど。カクテルとか凄く真剣な顔してシェイクしてくれるのが、なんか修行中って感じで応援したくなる。いつぞやはワインのコルクを一生懸命抜いてくれた。ソムリエナイフでそつなくコルクを抜くのもかなり経験がいるものね。

で、今日も新しいお勧めメニューは素晴らしかったし、定番も美味しかったし、マルゲリータには生バジルが沢山乗ってたし、ワインはちょっと若かったが(こういう店だとヴィンテージまで出てないしね)、相変わらず大満足だった。
ただ最近は酒に弱くなっているのでワイン半分空けるとかなり酔う。27話のラスト部分、少し考えたから書き始めようと思ったけど、酔っぱらっててできないので仕事のプログラムの続きを作っているのだった。この状態じゃテストはできないけど、知ってる技でできる部分の作り込みならぜんぜんOK。なんかへんなの。

さて、いきなり次男坊猫こるくのその後の状況。肩の傷はだいたいOKになったけど、耳の傷が治らず、毎日耳掃除&消毒をされて怒っている。しかし耳掃除終わると、だだだっと台所に走っていって、おかかをねだる所が死んじゃったぴの兄ちゃんにそっくり過ぎ。しかし一昨日、こんどは兄ちゃん猫のぐりが、例の白ニャオンっと取っ組み合いをやった(首輪を無くして来た)。今夜になったら左のほっぺたがなんか腫れているのだった。また明日病院だよ。子分達、いい加減にするように。
:2004/1/23  先頭へ
 2004 Jan.27:今時の若い者は‥‥
って私が新人だった頃ももちろんそう言われてたんだよね。「新人類」って言葉は私の世代が社会に出るちょっと前に生まれたようだ。無気力とか礼儀がなってないとか言われてたような気がする。そんな新人類達も40歳を越した。日曜は高校時代の女友達と会っていて今時の若い人の話になった。
総じて「能力は高いが指示待ち」という感じが強いらしい。言われたことは完璧にこなすが仕事のスケジューリングができない。1つ1つ順番に指示を出せば4つを3日でできるのだが、4つまとめて4日でやれというとパニックになる。自分で遅れていることがわからないので平気で帰ってしまうから、先輩がいちいちチェックしてないと仕事が回らない。「CPUはPentium4の3GHzだけど、OSはMS-DOSかWindows3.1って感じだね」と言ったら皆思いっきり納得していた(苦笑)。ちなみに友人達も技術職だから、一緒にやってる若者も2割大卒8割院卒といった感じだ。

昔私はある情報処理会社で新人研修をやっていた。大卒と情報系の専門学校卒で2:1ぐらいだったか。そこで大卒の価値とは何なんだろうと思った。単純に考えれば「何年か余分に勉強しているから知識や技術を多く習得している」と思われがちだが実際はちょっと違う。はっきり言って普通の会社で大学の勉強が即に役に立つ部署はそんなには無い気がする。 当時の会社は汎用機系のシステムを作っていて、新人の頃はまずプログラムを作る場合が多かったから専門学校生の方が即戦力になりやすかった。だけど仕事は、言われたことができるのは勿論だが、いかに自立的に動けるようになるかが重要だ。場が自分に何を求めていて自分がどう動くべきかを自分で考えられるとか、相手と自分のギャップの適切な埋め方を知ってるとか、まさにマニュアルでは伝えられない総合的な力っていうか。 それができる人は入社後数年経ってみると全然違ってくる。そういう人間の割合が大卒の方が高くて、それが大卒の価値なんだと思った。もちろん大卒でもわからない人はいるし専卒でも凄い人も居るので100%という意味じゃない。

しかし友人達の話を総合すると15年前のイメージはもはや通用しないようだ。今の大学は期間の長い専門学校になってしまったのか。とはいえ私は自分の会社の若い連中にかなり満足しているので一概には言えない。大会社は一つの仕事を多くの人間で分担するから広い視点や動き方を学ぶのが遅くなる場合がある。逆にウチみたいに小さい会社だと色々やれないとダメだから。でも小さい会社はよほど特化したものがない限り不安定だし、フィールドが狭いから経験が頭打ちになる。小さい会社で視点だけ学んで、その後大会社に行けるといいと思うけど、そういう転職は難しい。
ちなみに友人の話に戻ると院卒の人間はもっと偏ってるらしくて救いにならない。そりゃ大学院は専門の研究をするところだから当たり前だ。私が今不満に思ってる若者も実は院卒だったりする。言われたことは人の2倍以上のスピードでできるんだけど。今のままじゃただの作業者になっちゃうぞ。

本音で語れば就職できなくてorしたくなくて大学院に進学している人も多いのかもしれない。だいたい大学院のレベルが要求される仕事は世の中そう多くないように思うのだが。とはいえこの議論は30年前には大学に関して言われていたことなんだろう。「猫も杓子も大学へ」って言葉が「猫も杓子も大学院へ」の時代になってきた訳だ。
「猫も杓子も大学やら大学院」になるに伴い、大人になるのはどんどん遅くなる。30歳になっても親に寄生してる人間が増えてるこのご時世は私的には恐ろしげな世の中に思えるが、なんとも思わない親と子供が多いからそうなってるわけで‥‥。それが集団の平衡点なら仕方がないのか。
:2004/1/27  先頭へ
 2004 Jan.31:ウイルス
4月の中頃までは仕事満載。システムって現場でうまく動かなかったら‥‥と思うと胃が痛くなる。普通に使ってる分にはいいけど、例えばこの条件の時にこれが重なったらとか考え出すときりがない。自分はとにかくキャパが無い人間なので、仕事が忙しくなるとそれで頭が一杯になって他のことに手が回らなくなる。そーゆー時に、猫が2匹でケガしたり親兄弟からなんか用を頼まれたりするともう。先日の友人達なんか仕事とお母さんと両立してるので、本当に偉いなぁと思うんだが。

さて、それは置いといて。最近やたらウイルスメールが来る。今流行のMYDOOMだ。
メールの宛先を間違えて送ると、通常メールサーバーは「宛先が見つかりませんでした」ってメールを返してくる。MYDOOMはこいつのフリしてウイルスをくっつけたメールを送ってくるタイプだ。初出は1/26あたりじゃなかった? 凄い勢いで蔓延してるのね。

昨日久しぶりにR2(モバイルノート)でメール受信した。そうしたらどう見てもヤバイっしょってメールが3通くっついてきた。全部MYDOOM系だ。そのウチの1通は「あなたのメールが届きませんでした。詳しくは添付ファイルを見て下さい」って日本語で書いてある。すげぇ。日本語バージョンも生まれてたのね。
で、怖いと思ったのが、R2のウイルスバスターがそのウイルスを検出できなかったことだ。理由はパターンファイルが古かったから。

ウイルスバスターはOSが立ち上がった時に最新パターンをチェックしに行き、それ以降は3時間おき(設定の中で最短なのが3時間なの)に最新パターンが無いかどうかチェックしに行く。普段使っているデスクトップは使うたびにOSを起動するのでそのたびに最新になっていた。
R2は使用後にOSをシャットダウンせずにぱたんと閉じることが多い。こうするとスタンバイ状態になり、次に使う時はスリープから目覚めるだけだから起動が早い。だけど起動じゃないからウイルスバスターは最新版のチェックに行かない。最近忙しくてR2にあまり触っていなかったことも手伝って、R2のパターンファイルが1/15のままだったんだよね。たった半月前でも、ウイルスの世界ではもう古くて使い物にならないことを思い知った。

私の場合、メーラーはBecky!を使っていてHTMLメールも表示しない形になっているので受信しただけなら感染しない。ウイルスバスターが検出しなくたって人間が手動で削除すれば大丈夫だ(もちろんその後最新のパターンファイルで、パソ全体のウイルスチェックもやった)。3通の中にはVBスクリプトが仕込んであると思われるメールもあって、これってOutlook Expressをインストールしたまま使ってる人なら、多分受信と同時に感染するんじゃなかろうか。確かOutlook Expressのデフォルトって、下半分でHTMLメールをプレビューしてたと思うので。

パソコンを買った時に付いてくるウイルスソフトは出だしの三ヶ月〜半年ぐらいはパターンファイルを更新してくれるかもしれないが、その後はきちんとユーザー登録してお金を払わないと最新にならない。多くの人はデフォルト設定のままのOutlook Expressを使ってるんだろうし、そう考えるともう感染し放題なわけだ。感染したマシンは勝手にどんどんウイルスをまき散らすから‥‥。

サーバーで無条件に駆除するようにして欲しいなぁ。まだ有料オプションだったり設定変えろとか色々面倒だ。我が家のマシンは感染しないように気をつけているつもりなので、サーバーレベルでのウイルス駆除は使ってない。ただサーバーの管理会社にしても、ウイルスが蔓延すればするほどトラフィックが増えて自分の首を絞めることになる。だから今後はたぶん無条件にサーバーで駆除する方向に進むとは思ってるんだけど。

毎年3000円ってパターンファイルの更新料もバカにならないけど皆さんちゃんとウイルス対策しましょうね。風邪対策に比べたらぜんぜん簡単なことなんだから。いざかかった時、速攻でネットから切断して、自分のデータを救って、マシンをイチから構築し直す自信と覚悟がある人はいいですけど。まあそういう自信のある人は逆にウイルス対策やってるんだよね。汚染されたら即、自分のマシンが加害者になるもんなぁ。普通の人を戦闘員に変えてしまう悪の組織のようだ(違う)。ウイルス対策はネットに接続している人の責任ってことで。
:2004/1/31  先頭へ
 2004 Feb.03:抱え込みぐり型
昨夜はこるくが朝遊びに行ったきりだったので、ほとんど定時で会社を出た。えらく寒かったし雨も降り出していたし‥‥。最近のご時世を考えると家だけで飼った方が安全なんだろうけど、一度外に遊びに行くことを覚えるとダメなんだよね。
雨の中無事こるくを回収して、あとはひたすら夜中まで仕事してた。大量のデータを修正しつつ整理していくのは、会社のノートパソコンより自宅のデスクトップの方が効率が良かったりする。でも流石に相当疲れた。しかし、今日もまた家でプログラムを作ってたりするが、ちょっとお休みして日記をば。

ラバさん日記の「丸まれるだけ丸まったグミちゃん」可愛かった! 猫って時々ああなる。あの状態でつんつんとかつっつくと、両手で頭をもっと強く抱きしめるようにしません? 人間の手も一緒に抱えてぎゅーっとしたり。あれが可愛くて好き。昔ぴの兄ちゃんとぐりが小さかった頃、寝ぼけたぴの兄ちゃんが前足でぎゅーっと自分を抱え込もうとして、寄り添って寝てたぐりの首を締めたんだよね。ぐりがぐええ、とかなって、思わず救出したことがある。いやもちろん救出しなくても大丈夫だったのはわかってるけど、ぴのって前足の力がとっても強かったのでつい。

我が家のこるくは「猫型の袋に液体が入っているのでは?」と思うほどぐにゃぐにゃした猫なので、丸まればほとんどヤマネ。しかしでろれんとしている時は"たれぱんだ"以外の何者でもない。
ぐりはどちからというと手足つっぱり系。例えば後ろ足で頭を掻く時も、普通の猫は座って掻くのにぐりは立ったまま掻くとか、動きがなんか妙である。そして丸まるときは後ろ足を伸ばし、そこに頭を押しつけて後ろ足を前足で抱え込むようにして丸まることが多い。形はまるで飛び込み選手のよう。我が家では「抱え込みぐり型」と呼んでいる。

猫って本当に個性豊かだなぁ。抱え込みぐり型の写真があると良かったけど無いので、親分の仕事を手伝う(笑)ぐりの写真をどうぞ。
:2004/2/3  先頭へ
 2004 Feb.07:いったいいつの間に(笑)
今、某教育機関のクラス配分のシステムを作ってる。色んなクラスに対して受講の希望をマークシートで出してもらい、それぞれに乱数で順位つけて抽選する。授業の方は何種類ものカテゴリーがあって、一つのカテゴリーで異なる先生の複数のクラスがある。学生の専攻は50種類以上あって、それぞれの専攻ごとに必須のカテゴリーが決まってて、受けたい先生の順に3つまで希望を出せる。だからシステムでは第1希望で落ちたら第2希望で‥‥と抽選していく。そしてカード出さない人とか書き方間違えた人は、とにかく必修の空いたクラスに押し込まねばならない。

でも「専攻Qの人はカテゴリーAが必須で、カテゴリーAにはNo1〜No10の10種類のクラスがあるけど専攻Qが受けられるのは実はNo3〜6までよ」みたいな制約が色々ある。自分が希望カードを出すようにと言われても書き方理解するのに苦労しそうなんだよね。それを機械的に処理させるのはけっこう大変。とにかくこの様々な要素をきれいに体系立てないと。カードは2000枚超提出される予定で、それを1日で処理したい‥‥て人手じゃ絶対無理。
ってことで昨日は10:00近くまで残業しといてから、帰宅してから2時過ぎまでやってしまった‥‥。残業は金曜日に限るぜ。翌日休みならもういいやとやけっぱちに燃えられる(笑)。でもなんとなく基本部分が見えてきたんでほっとしてる。まあ今が一番楽しいフェーズなんで。

さて、最近、やっぱりちゃんと検索エンジンへの登録とかマジメに考えないといけないかなと思い始めて、先週はJ.O.Yというサイトに登録申請してみた。まだ本登録されてないけど登録して貰えると嬉しい。
昨年の秋にYahooに登録して頂いてアクセス数が倍増したが、実はあれは私にとってちょっと意外だった。うちは不特定多数の方が来て面白いサイトじゃない。だからお客様は9割がDB系の超有名リングであるDB NETWORKとDRAGONBALL WEB RINGからいらっしゃるって思いこんでた。DBを好きな人ならどこかで必ずそのリングに到達して、そこからウチに来て下さるだろうって‥‥。でもYahoo!によってアクセス数が増えたってことは、二つのリング経由以外のお客様が実は沢山いらしたってことになる。

情報系のサイトとか素材屋さんのように、アップされている「何か」を利用できるようなサイトならいざ知らず、素人作家の自己満足の作品が並ぶウチのようなサイトにとっては、リピーターこそが一番大切。それは絶対だ。小説やイラストを見て下さるのは、たまたま立ち寄った方ではなくリピーターの方だと思うから。
でもそうは言っても最初の出会いがなかったらリピーターにもなって頂けない。だから皆さんの作品をお預かりしてる管理者的には巷でアクセスアップって言われている対策で、うちに合ったモノは少しずつでもやってみないといけないかなと思い始めたワケだ。

で、今日はMSNサーチに申請してみよう(もちろん無料の方で)と思って見てたら、なんかもう入ってるんですけど。いったいいつの間に(笑) これって担当者の人がYahoo!とかから拾って、ウチに来て、それで紹介文も書いてくれたのかしら。「日記やエッセイ、イラストもある」なんて私はどこでも書いてないもん(それを書くスペースがあったらオリジナル戦隊って書いてる)。しかしびっくりした。いやはや有り難いこってす。
:2004/2/7  先頭へ
 2004 Feb.09:イケメンの区別
イケメンと言われる男たちを個体識別する能力が無い‥‥気がする。

いやイケメンの定義自体がよく分かってないんで使い方間違ってるかもしれないけど、要はアイドルとかタレントとか言われる部類に属する連中を個体識別できるようになるのにえらく時間がかかるんである。西洋人が東洋人の顔の区別が付かなかったり、他の種類の動物の個体識別が難しかったりするのと同じだ。モーニングなんだかの区別のつかないオジサンとも同じかな。
なんでそうかって理屈は簡単で、自分にとって価値が無いからだ。それが証拠(?)にイケメンの区別は付かんが、近所に生息する黒白の猫の個体識別はできる。ちょうど金城武が日本でヒットし始めた頃だったかなぁ。彼と、反町隆史 竹野内豊の区別がつかなくて。当時同僚にその3人の名前あげられて「誰がかっこいいと思うか」と問われて、「わたしゃ緒方拳とか山崎努とかの方が」って答えて笑われたけど、わからんものはわからん。ファンに殺されそうなこと書いてるな。

なので最近特撮(特にライダー)にそっち系の顔の人がやたら出てるのは時に困る。あ、言っておくが、そーゆー顔の人が嫌いってわけじゃない。若い子が一生懸命やってるのは可愛いと思うし、見てれば情も移る。だけどストーリーの最初でキャラの区別が付かないと困るんだってば(笑) 下手な漫画家のマンガ読んでるみたいだ。一人一人髪型変えてくれ、服は着替えるな!って言いたくなる。
仮面ライダー555の時は、最初から主役はキムタク系だなぁ、対する勇次はkinkiの片割れっぽいと思ったのでそう区別した。既に把握しているカテゴリーで分類できれば(は?)こっちのもんだ。また誰のファンに読まれても殺されそうなことを書いてる。龍騎は変わり者が多かったし(そーゆーヤツばかり配置していいのかって問題は置いておいて)、危ない方向も違ってたし、髪型も(笑)千差万別だったので区別がついた。

でも今「仮面ライダー剣」はマジ困ってるんですけど。ライダー3人ともう一人のジャーナリストの4人が一緒くた。冬で服装も似てるし髪の感じも似てるし、困る。シチュエーションで区別してるんで、まだるっこしいったらもう。「剣」は結構面白そうだし、相変わらずサスペンスライダーだが適切な仄めかし方をしてくれるし(前作、前々作と違って一応オチをちゃんと考えているような安心感がある)楽しみにしてるんだけどさぁ。

その意味でグランセイザーは偉いぞぉ! 8人の男性と4人の女性。みんな違うもん。識別能力の低い私が一発で区別ついてるんだから。体格や顔つき、性格、バラエティ豊か。それでいて決してエキセントリックじゃない(最近のドラマって安易に危ないヤツとかエキセントリックなキャラを出すけど、あれは嫌い)。みんなごく普通にヒーローの心を持ってるもんな。偉いと思う。
:2004/2/9  先頭へ
 2004 Feb.10:ヒカリの居場所
先日、ヒナタさんの<ヒカリの居場所>が閉鎖されることになった。それはとても残念だが、ヒナタさんの小説作品はこちらでお預かりさせて頂けることになった。嬉しい。ホームページ持ってて良かった。ヒナタさんとメールのやりとりをしているうちにこのサイトが始まった時のことをまざまざと思い出した。

DB文庫に投稿を初めてしばらくして、文庫が閉鎖される‥‥という管理者の方のアナウンスがあった。ありゃりゃ。今連載してるやつどうしよう。今まで書いたものもお蔵になってしまうのか。ド素人の自己満足でも私は自分の作品には愛着がある。過去ログは残るという話だったが、掲示板CGIの過去ログから探すのはけっこう大変だ。当時素晴らしい作品を大量に発表していた高宮あきさんの作品が読みたくて過去ログを苦労して漁った経験があるのでそれは分かっている。あの頃はADSLじゃなくて普通のダイヤルアップだったので余計。

自分の作品以上に他の人の作品も読めなくなる。それも大問題だ。ハルタさん(当時はyumさん)のようにサイトを持っておられる方はそちらで拝見できるけど‥‥。って、じゃあ自分も作ればいいじゃん! そしてサイトを持っておられなくて、でもその作品を埋もれさせておきたくない!という人はお誘いしよう!
「過去ログよりは読みやすい」
「Oz's Leaves」の管理人的発足テーマはそれであった。

ひゆーさんは私が初めて投稿した時からレスを入れて下さった方だった。ネット・コミュニケーションもこういった小説を書く経験も皆無だった私にとっては本当に心強かったし、励みになった。そしてひゆーさんはただの心優しい読み手ではなかった。発表する作品がまたとんでもなく素晴らしい。
ひゆーさんと私はものの見方が似ている部分がある気がする。似たものに着目してて、かつ彼女のあの描写力と文章力で作られた作品なんだから、こちらがはまってしまうのは当然だ。そしてひゆーさんが私の作品に対して下さるコメントもまたびしっと鋭い。お互いにレスを入れることで一番親しく感じられていた方でもあったし、お誘いするのはこの方だ! ということでウチはひゆーさんと私の二人サイトとして始まった。
私の小説はほんとにひゆーさんの影響受けまくりだ(受けてもあの程度だが)。ひゆーさんの作品を読むと「爆弾落とされる」=「感嘆8割悔しさ2割状態になる」。それは龍球になっても同じだった。

文庫経由で皆さんが遊びに来て下さったのだが、ある時ラバさんがホームページ作りたいけど難しい〜〜!というカキコをされた。ラバさんについてはその作品が好きであること以上に、この方は心底おおらかな方だなぁという印象があった。自分が憧れてやまない無垢な明るさをお持ちだと、ひゆーさんとは別の意味で憧れてた。ただ、ラバさんの作品はどれもとても愛らしくて、ウチのような効率一辺倒のそっけないデザインではお迎えするのにふさわしくないんじゃないか‥‥とも思っていた。
でもサイトを作るのが普通の方にはなかなかやっかいなのもよくわかる。ということでおそるおそる「サプライズメール」をお送りした。二人とも職場に居ながら1日にパソメルを9往復してラバさんのページを作ったのは、当時のお互いの上司には秘密である。あの頃は二人とも職場の方がネット環境良かったもんで(汗) そして私がラバさんの作風の広さに本当に感動するのはその後のことになる。

ゆうさんのギャグ小説には毎回爆笑させられていたが、一方でこの作家さんはとんでもなく頭いい人だぞと思っていた。ギャグはキャラを本質的に掴んでないと書けないと思う。どれだけ崩してもそのキャラらしさが出ているから笑える。登場人物はパンプットやランファンや劇場版までカバーするマニアックさ。極めつけは「江戸ラゴンボール」と「錆びないマシンガン」(高宮あきさんのシンセチックに掲載してます)。なんで時代劇やら西部劇調をここまでらしく書けるんだ! 相当のベテランだと思ってた‥‥のだが、実はとてもお若い方で本気でぶっとんだ。
ゆうさんも、サイト作りに苦労してるカキコ→私のサプライズメール‥‥で今に至るのだが、実はゆうさんが苦労したのは最初に出会ったのがたまたま「使いにくい悪いHTMLエディタ」だっただけだった。その後普通のソフトを入手した彼女はすぐにご自分のサイトを開設された。でもゆうさんは赤星の面倒を見てくれる黒羽のようにこのサイトにも居て下さる。本当に有り難いと思ってる。併せて密かに最初にゆうさんを陥れた「悪いHTMLエディタ」にも感謝している私であった(おい!)。

るいさんも早くから私の作品にレスを下さった方だ。るいさんが拙作「私はロボット」に頂いた感想など、あまりに嬉しくて感動して未だに大事にとってあったりする。彼女の場合は最初からお若い方だろうと思った。その若い感性の溢れた独特で美しい文章を書かれるなぁと感心してた。気にはなりつつもコンタクトを取りそびれたまましばらく経ってしまって、文庫が本気で閉鎖される!というぎりぎりの状況になって、大慌てでブラウザの履歴ファイルの中からメルアドを探し出してご連絡したという‥‥(死)
るいさんは今は学業に専心しておられるので新作は当分拝めないと思うが、龍球でもスペシャル「奇跡の扉」を書いておられる。あの若さで、27歳と20歳の赤星を見事に書き分けられたのに吃驚。私なら○年前のことを思い出す感じになるが、彼女にとっては両方とも未知の年齢なんだから。

‥‥ってなことで皆さんをお誘いした時のドキドキ感などを思い出した訳だが、実はDB文庫休止に際して私が出したお誘いメールはもう2通ある。
1通は(もちろん)高宮あきさん宛だ。あの当時の文庫を代表する作家さんだったと言って誰も反論しないだろう。量と質を兼ね備えたスーパーDBノベリスト。あの驚異的なイマジネーションと、歴史的な時の流れの中でキャラを捉えるあの視点は、私には決して持ち得ない。あのあきさんの膨大な作品群こそ埋もれさせてはいけない。っていうか膨大すぎて過去ログの中で拾い切れないじゃないか(笑)。
あきさんはセセさんのハイ・イナフを経由して独立され、いつでもその作品を読めるようになった。ベイブさんまであきさんだったなんて‥‥と唖然としたが(笑) とにかくめでたしめでたしと相成った。

そして私の出したお誘いメールの最後の1通は、今回作品をお預かりしたヒナタさん(当時の砂七さん)宛だった。
私はヒナタさんの作品が大好きだ。男女の心の機微が実にリアルで見事。なのにちゃんとドラゴンボールの世界。これは凄いと思う。男性キャラがとにかく魅力的で、読んでて本気でドキドキしてしまう。パートナーのおられるヒナタさんだからこその味かもしれない。特に悟空は世の中にあるDB小説の中で未だにヒナタさんの悟空が一番かっこいいと思う。実に悟空らしいのにちゃんと「男」だ。
登場するキャラは誠実で優しい未来トラはさておき、偉そうな言葉遣いのベジータと「オラさぁ」言葉の悟空と破天荒なブルマがメインなのにひたすら「粋」。それでいてキャラの微妙な心理はすごく説得力があって‥‥。この味が出せる人はそうはいないと思う。
ヒナタさんもまた<ヒカリの居場所>というサイトを始められたが、今般諸事情で閉鎖されることになった。ヒナタさんの小説達に新しい居場所を提供できる程度にはサイトを運営できていて良かったと思う。

もしヒナタさんの作品をお読みになってない方がおられたらどうぞご覧下さい。私が決して埋もれさせてはいけないと思った大好きなDB小説なのです。
:2004/2/10  先頭へ
 2004 Feb.12:検索エンジンも盲信できない
先日ふらふらとネットを彷徨っていたら、ありゃりゃという記事に行き当たった。
「悪徳商法?マニアックス」という悪徳商法に関しての事例その他を色々載せているサイトさんがある。ここがgoogleで検索できなくなってしまったという事件だ。
悪徳商法に対する正義の味方と言えば消費生活センターがあるが、あそこには弱点がある。公的機関なので「この会社は悪徳商法をやっている」ということを実名を上げて言ってはくれない。自分が実際に被害にあった時にここに頼めば色々動いてくれるが、契約しようかどうしようかと思案している段階で「この会社ってどうなんですか?」と質問しても「そこは危ないです」とは決して言ってくれないのだ。法の目をくぐって悪さをしていたとしても、今現在法律的に会社として成り立っているなら、その会社組織に対して公的機関が中傷することは出来ないからだ。

「悪徳商法?マニアックス」は個人サイトさんなこともあって、怪しいと思われる会社を情報提供やマスコミの記事を元に実名で載せている。今回の事件はそうやって実名を上げられた某会社が名誉毀損だとgoogleに申し立て、検索に引っかからないように圧力をかけた結果だ。当のgoogleで「google 悪徳商法 マニアックス」といった単語で検索してみると事の成り行きを書いた頁に色々行き当たる。
ちなみにこの某会社は検索エンジンの重要性を非常によく理解しているらしい。検索エンジンでこの会社名を放り込むとこの会社を褒め称えたページに色々ぶつかる。だがそのホスト名をpingで打つと全てが同じIPアドレスに辿りつく(つまり出所が全部同じ)。

さて、私はここで誰に非がある理があると言いたいわけではない。思ったのはどんなに便利でも検索エンジンを盲信してはならないってことだ。検索エンジンは「公平であることを義務づけられた機関ではない」。単純に考えればスポンサー料を沢山払っているサイトを上位に表示しても当然なワケだ。

特に利害関係や信用問題の絡んだモノを調べる場合は1個の検索エンジンの上位だけさらっと見てじゃあこの会社は大丈夫なんて思っちゃ危ないんだね。 複数の検索エンジンを使ったり、せめて先頭から10頁分ぐらいは見るとか。例えば浄水器を売っているxxxという会社があったとしたら、xxxを検索ワードにするんじゃなくて「浄水器 クレーム」とか「浄水器 悪徳」とか少しひねった単語で調べてみるとか。個人の日記とか匿名掲示板も疎かにしないでトレースしてみるとか。もう少し突っ込む気なら出てきたページのドメイン名をpingしてwhois使ってどの業者が出ドコか調べるとか。

ロボット検索というとつい公平な気がしてしまうけどそれはただの妄想なのね。利用する側がきちんと考えなければならない。そんなことを改めて考えさせられた事件だった。
:2004/2/12  先頭へ
 2004 Feb.16:疲れたけど満足
土曜日にやっと27話が終わりました。色んな意味で失敗作だと思うし、それ以上にまったく映像が浮かばなくて1文も書けない感じが続いてしんどかったですが、自分ではあまり逃げずに最後まで行ったつもり‥‥なんで。ラストで有望さんのああいう描写が入ったのは自分が疲れてたからかな(苦笑)

で、日曜日はオリジナル戦隊同盟の名簿を新しいCGIに乗り換えるのに悪戦苦闘してた。登録した人が修正できるようにしたかったんだけど、登録型のリンク集はカテゴリー分けされたものが多くて(探し方が悪いのかもしれないけど)。やっと今回採用したものを見つけて喜び勇んで設定して、よーし!と思ったら、パスワードが変更できないことに気づいて大ショック。
最初からこれを使用してたなら良かったんだろうけど、今回は既存の参加者の方はこちらで再登録してパスワードをメールで送り、改めて自分用のパスワードに直してもらおうと思ってたので、パスワード修正はどうしてもできるようにしたかったんだよね。

別のCGIにしようかと色々悩んだけど、とにかくちょっと直してみようと思っておっかなびっくり修正。一応動いてるみたいだけど不安だ(おい!)。私は遙か昔にPL/1をやってて10年ほどブランク置いてから最近VBで簡単なツールを作ったりし始めた程度なんで、Perlは完全に門外漢だしな。
とはいえ全員の方にお知らせメールも出したし肩の荷が下りた感じ。とにかくオリジナル戦隊同盟は他にあんまり無い気がするので大事にしたい。最近googleで「オリジナル」「戦隊」って二つのキーワードを放り込むとウチの同盟が最初に出る。なんか嬉しい。

で、日曜の夜はミニコミ誌で見つけたイタリアン・レストランに義父義母ともに4人で行った。我が家からだと車じゃないと行けない。でもこーゆー店でワインを飲まないのはもっと不可能。運転できてお酒の飲めない義母様々。オーナーシェフがイタリアの方で食材も直輸入って話だったがほんとに美味しかった。ワイン好きを分かってくれたのか、アニスの香りの素敵なデザート酒をサービスしてもらったりして楽しかった。また行くぞ!
:2004/2/16  先頭へ
 2004 Feb.21:勝手に作るな
今週も仕事が充実(苦笑)していて今日も出勤だったし、例によって頭が一杯になっている管理人である。月曜日からゆうさんが便利秘密ページにアップしてくれた柴田イラストをアップするの忘れたり・・・色々すいません(大汗)

さて昨夜、最寄り駅まで夫を迎えに行って駅のロータリーで待ってる間のこと。5人ぐらいの男性がバスの邪魔になったりしつつ、タクシーを探して車道をうろうろしてる。どう見ても会社のメンツでの飲み会帰りって感じだ。気をつけろよなぁとか思って、つい見てた。
そのうち2人がタクシーに向かい、残りの3人が深々とお辞儀をして見送る。まあ去った2人も重役って感じではないし、こっちの3人もまだ30前ぐらいに見えて、ああ、お客さんの接待だったんだと思った。で、残りの3人は駅に向かいつつ、うち2人が顔を見合わせて「よっしゃ!」って感じで小さなガッツポーズをした。おお。

車に乗り込んだ夫に今見た話をした私。
「何か仕事が成約したみたいな感じだったなぁ」
「ダマしたとかそーゆーんじゃないだろーな」
「だっていかにも普通の会社員っぽかったし。きっとあの二人は同期で、営業セクションと実務セクションに分かれて配属されたんだよ。若い二人にとって初めて自分が主幹になったプロジェクトが成約したのであった」
「お前ね、勝手に話作るなよ。とはいえ、今日日接待で成約する会社なんて無いしな」
「この駅の付近でそんな料亭もないし」
「うむ。これでGOってことになって、向こうの営業と部長ぐらいのやつと飲みに行ったんだな」
「3人のうちちょっと先頭を歩いていた人は少し先輩で、技術系のセクションから応援に来た人で‥‥」
・・・・・・・・
ってな調子で家に付くまでの間、こうやって5人の設定を勝手に作っていたのだった(死) でも喫茶店とか電車で隣り合わせた人たちの会話が妙にひっかかって、設定を考えたくなるような人たちって、時々いません?

いやしかし。なんとなくいい風景だったな。頑張ってやってお客さんに認められるって一番嬉しいから。君たち、ここでオジサンとオバサンも応援してるぞ!・・・って、ぜんせん違ってたらどうしよう(死)

ところで話は飛ぶが、この駅の外壁には大きな鏡のようになっている部分があって、以前はダンスの練習している若者がたくさんいた。5,6人ならまとめて鏡に映るから、グループで動きが合ってるか見るにはすごく良かったと思う。練習場なんて借りたら高いだろうしね。
私は車の中で夫を待つ間、「寒い中、頑張ってるなぁ」って見てるの嫌いじゃなかったんだけど、最近「駅でのストリートシンガーやダンスは禁止」って張り紙が貼られて居なくなっちゃった。私はあんまり盛り場とか行かない人間なんで、独楽から進化した人たち(そう言いたくなる)を見る機会はあんまり無いのにさ。いいじゃないかJR。別にダンスぐらい。「踊りおどり」は「歌うたい」より静かなんだし。
:2004/2/21  先頭へ
 2004 Feb.23:デカレンジャーいいじゃないか
ラバさんと同じく、私もデカレンジャー、かなりいいんじゃないかとか思っている。今回特に感じるのがヒーロー物のメソッド研究の成果が出てきたんじゃないかってこと。そのうちヒーローコラムで取り上げようと思うんだが、前回のアバレンはガオレンを意識して色々実験してた部分が多いと思う。

今回のデカレンジャーは過去のヒーロー番組で出てきたワザがこれでもかってほど入ってる。固定の敵がいないのはウインスペクター。宇宙人が普通に生息してて犯罪者もいれば善人もいるってあたりはカーレンジャーの世界観。宇宙警察地球支部ってあたりは宇宙刑事シリーズのオープン版って感じだ。ちなみに変身ももろに宇宙刑事だよあれ。「ふしぎ事件」って言い方はシャイダーを思い出すなぁ。
最近のロボの合体シーンはCG使いすぎでオモチャと画面が違って子供からクレーム来ないのかと心配してたが、そのあたりも元に戻った。で、むしろアクションシーンでCGを取り入れたのが斬新(アニメだよあれ)。カッコイイし、いいんでないかい? メカの出動はゴーゴーファイブを思わせるかな。メカ車が警察マークを高々と掲げて止まりなさいって言ってたのは笑った。そのうち「対アリエナイザー法第1条!」って読み上げてくれたら嬉しい。

あと今回は各キャラが最初からかなり深く作り込んである気がする。今まではなんのかんの言ってキャラの魅力は半分は役者が作る物みたいな自由度が感じられたが、今回は出だしから「もう、これ」みたいな。
大人は前者の方が楽しみがあるだろうが、子供はキャラができるまで待ってられないしね。芸能界への売り出し方法の一つとしてヒーロー番組があるような時代になってきて、やっと実体に合ってきたとも言える。ああなってると新人役者もやりやすいからノリがいい。
2話めは先にロボ退治、次に等身大決着ってのが斬新だった。各人の名乗りも「ひとーつ!‥‥って桃太郎侍かい!」みたいな遊び心満載で楽しかったし。まあせっかく宇宙裁判所で判定下すなら、いきなり死刑じゃなくてまずは「逮捕&電送!」みたいな仕組みが良かったんだけど。そのうちタイムレンジャーの圧縮冷凍でも出てくるかな。

よしよし。楽しみ楽しみ。ちなみに「ライダー剣」は「キャラの区別つかない!」と言っておられる方が他にもいてちょっとほっとした。我が家では相変わらず‥‥。
「この人‥‥草薙系かな?」
「無理して似てるって思い込んで覚えようとしてないか? うーん。こいつは藤原なんとかに似てるな」
「今の一瞬だけじゃん!」
ちなみに今度のデカグリーン。性格は全然違うけどタイムレンジャーの滝沢を演じられた方に似てる気が‥‥。今後も常に一番美味しいとこ持っていってくれそうだ。
:2004/2/23  先頭へ
 2004 Feb.25:直リンクはバレバレ
うちのサーバーはアクセスログが生でダウンロードできる。こいつをその場で集計して見やすくもしてくれる。アクセスされてるページのトップ30とかが表示されてもフレーム使っているため上位は横や上に表示してるメニューファイルで埋められてしまうんだけど。でもDBの左メニューと龍球の左メニューは9:2ぐらいでアクセスされているので、まあ2割弱ぐらいの方は龍球を見て下さってるのかとか予想できる。もうちょっと龍球の割合を増やしたい(苦笑)

先日メルマガでリファラー項目が大切という話があったので見てみた。サイトに到達するルートを示すもので、うちは圧倒的にダイレクトが多い。つまり「お気に入り」してる方が多いってことだ。それってむちゃくちゃ嬉しいじゃないか! ちなみに最初に入ってくるページはトップについでDBのトップだ。つまりDBのトップを「お気に入り」してる方が多いのかもしれない。

で、謎だったのがいくつかの個人サイトさんからのアクセスが異常に多い。不思議に思って行って理由がわかった。悟飯同盟のバナーを直リンクされていたのだ。同様のことは参加しているWebRingからのアクセスにも言える。そこから来るお客さんが多いのではなく、そのページが表示された時にバナーへのアクセスが起こってるだけだ。これではせっかくのリファラーが意味無しだ。

ということで早速バナーを現在のサーバーから接続プロバイダのエリアに移動した。登録しているRing関係でバナーのURLを修正し、直リンクしている方には「できれば止めて欲しいが無理ならバナーの位置を引っ越したから修正して欲しい」と連絡しまくっている。直リンクするなとは書いてなかったし、直リンクされてもサーバー的には困らないんだけど、ちゃんとしたリファラーを見てみたいから。ちなみにバナーの場所を引っ越せば直リンクしてる人のページでは表示されなくなるが、こちらにはHTML呼び出しの404コードがログで残るので、修正してないページはすぐにわかる。

で、今日の日記で何が言いたいかというと‥‥
素材サイトさんの注意を無視して直リンクしてる人。わかるわけないと思ってるかもしれないが、「本当にわかるんだよ」ってことかな。生ログってのはこんな感じになっている。

999.999.99.9 - - [22/Feb/2004:05:42:12 +0900] "GET /ozleaves/gohan/banner/ban.gif HTTP/1.1" 404 1382 "http://xxxxxxxx.xxxx.xx/xxxxxx//link.html" "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)"

これは引っ越したあとの悟飯同盟のバナーにアクセスしようとして失敗したログ。先頭が接続IPで、xxxxと伏せ字にしてあるページが直リンクしてるページ。生ログは大量だけど、数10万件ならAccessにでも放り込んでちょいとクエリーをかけりゃ、すぐ解析できる。たとえば今回のログの中で20回以上アクセスしてくるホストを抽出しろとか。サーバー側で生ログを取ってくれなくても、CGIを仕込んで情報を収集することもできる。

今回直リンク探しでこんなことやって、ああ、素材サイトさんは大変だろうって思った。相手を見つけるのは簡単だけど連絡するのはけっこう手間だから。中には意識せずに直リンクする人も多いらしいし、あんまり知識の無い人がホームページをオープンできる世の中ってどうなの?とか思っちゃう。まさかHTMLエディタで「この画像を背景にする」なんて機能があるんじゃないだろうな。安易にサイト開けるサービスも多いし。少しは敷居を高くしといた方がいいんじゃないか?
・・・・ま、悟飯同盟は参加者が若いせいか色々と‥‥。私は気が短いです(苦笑)
:2004/2/25  先頭へ
 2004 Feb.29:ちょっと待て
先週は作ったシステム(って言っても常駐監視タイプの短いやつ)のリリース日があったが、無事うまく行ってホッとした‥‥のもつかの間、その日の午後、次のシステムの打ち合わせに出かけて青くなってしまった。思ってたのより3倍は重い‥‥のに納期が繰り上がって3月末と来た。
そりゃ他に仕事がなきゃちょうどいい量だよ。だけど例のクラス分けシステムを作ってる最中だし、それ以外にもごちゃごちゃと3つあるのに(でもってもっと増えるのに)、どーすんのよ。
と言っても他にやる人はいないのでやるしかない。ということでこの土日はクラス分けをとにかく作っちまおうと思ってずっとAccessと格闘中。昨夜で大分形がついたけど今日もまた頑張らないと。この調子だと3月の土日、かなり潰れるな、こりゃ。

だから今週は悟飯同盟関係しかやってない。トップを全面的に変えたんだけど、ネットマナーへのリンクを貼り付け「管理人について」もキツイこと書いていて、母屋とはぜんぜん違う雰囲気なのが笑える。私は実年齢がいくつだろうが「ガキはキライ」だ。
当初からURLの無い人はメルアドは必須と書いてあった。ただCGIがメルアドを必須にしてなかったから、個人の良識に期待するしか無かったんだが無視してた登録者が1/4。今回そいつらをばっさり削除し、CGIを改造してメルアドを必須にした。

にも関わらず、メルアドに「ないよ」と書いて登録してきたバカがいる。コメントは「かっこよすぎだよー」なんてあっさりしたものなのに、わざわざパスワードを設定してある。そうすれば削除しにくいとでも思ったんだろうか。おしきせのCGI使ってログのダウンロードも知らない素人とは違うんだよ、こっちは。あの一覧表まるごとダウンロードすれば、Excelで簡単に検索編集できんの。メルアドない人抽出して削除するなんて10秒なの。

で、そのバカは当然削除して、ついでにサイトへのアクセスログを取得し、登録時間からそいつのIPを割り出した。tracertコマンド一つで超大手ADSLプロバイダを使っている事が判明。このプロバイダは素人が多いし、たぶん自宅のIPは殆ど固定になってるハズだ。まあ同じIPから荒しでも入ればあっさりホスト拒否してその大手ADSLプロバイダにログを提出する。バカ本人が契約者でなければ、そいつの親のところにプロバイダが文句が行くわけだ。甘く見んじゃねーよ。

・・・・悟飯同盟の管理して、ガラが悪くなるとは思わなかった。いかん(苦笑)
:2004/2/29  先頭へ
 2004 Mar.01:にゃんこの首輪
昨日はちょっと言い過ぎました。土曜日は朝4:00まで開発してたんで苛ついてたみたいです、ごめんなさい。いや、マナー知らずのバカに謝る気は毛頭ありませんが(苦笑)、昨日の日記読んで不快になられた方には謝ります。
今日になってラバさんの日記読んで癒されました。いやホント。マナーの話もホットしたんですが、トレカ、すげぇカッコイイんですけど!! ・・・しかしラバさんの応用力に絶句してます‥‥。

日曜もずっと仕事してて、今日は雪と寒さに吃驚して早く帰ったんですが、結局家でずっとテストしてます。今のはスタンドアロンなんで家で仕事できるのが助かります。次のはサーバーの設定をやらない限り自宅じゃ出来ない。昔は設定とか大好きだったけど最近かったるくて(汗)

さて、近所の白ニャオンと日々戦いを繰り広げる我が家の子分どもですが、またぐりがほっぺた化膿させました(苦笑) 今度はもう本当に小さい傷(引っかかれたとか歯が当たったとか)だったんですが、はっと気が付いたらもう手遅れ。強力なバイキンを持ってる(自分は平気)って、やっぱスゴイ武器だわ。そんな怪人と戦いたくない(おい!) 先週金曜日半日休んで獣医行き、40分に渡る治療に我慢強いぐりも最後には唸ってました。珍しいです。

というわけで二人とも首輪を無くしてきたんで、この土日で首輪を新調。ぐりはいつも赤い首輪(ぴの兄ちゃんは青だった)。こるくは最初黄色だったのに、なぜか黄色は品切れが多く今回は緑になりました(ピンクのこともあった)。
我が家はマジックで電話番号と名前を直接首輪に書くので大抵革製を使います。真ん中をちょきんと切って糸で繋いで使う。猫って木に登って首輪が枝とかに引っかかって縊死しちゃうことがマジであるらしいんですよ。だから一度切って糸で繋いでおくとそこで切れるんで。首輪は無くしても本人は脱出できますから。

で、夫が買ってきた首輪が2本とも猫用のLサイズ。
私「ねえ。こるちゃんの長すぎない? 私、いっつもS買ってくるんだよ」
夫「お前、どうせ真ん中から切るんだろ」
私「うん」
夫「だったらそこで余分に切り取りゃ短くなんだろーが!」
私「‥‥‥‥‥‥そうか」

私は時々こーゆー大ボケをカマします。自分が言ったボケで一番とんでもなかったのは多摩川の花火の話。
私「近くまで見に行きたいけど混んでるよねぇきっと‥‥」
夫「電車に乗ってさ、多摩川の両側の駅を行ったり来たりして見たらどうだろう」
私「花火横から見てどーすんの!」
夫(思いっきり脱力して)「‥‥‥‥‥‥おまえな‥‥」

私の頭の中には紙に描いた二次元の花火を横から見た図が浮かんでたんですよねぇ。川の両側からなら平面に見えるが横からだと線のようにしか見えないという‥‥。見たものそのまんまに捉える幼児の感覚だよ。我ながらどーしてそーかね(死)
:2004/3/1  先頭へ
 2004 Mar.04:頭が冴えて眠れない
夜10:00頃帰宅してから作ったのは半角カナの文字列をローマ字に変換するVBの関数。なんか便利なAPIとか無いのか!とネットで探したんだけど、出てくるのは自力解決版ばかりなので私も自力解決にした。
チャ=cha・・・みたいに1音ずつの対応を変換用のINIファイルにして、配列に流し込み、1音の文字数が多いものから順番にぶん回して変換する。半角カナなんでコードの大小比較を使うのは危険だし、チはchiかtiかとか後で自由に変更したいから一文字ずつ対応表を持ってしまった方がいいと思うんで。かなり美しいロジックで促音まで対応済み。よしよし。あとはuuはuにするとかNBはMBにするとか、置き換えのロジックだけ組み込めばOKだ。

しかし帰宅しても適当に何か食べながら(死)、パソに向かって夜中まで仕事をする‥‥という生活が続くと、マジで頭が冴えて眠れない。疲れてるハズなのに布団に入っても頭がぐるぐるしてて、本当に良くない。それならいっそ今日の会議の議事録も作るかってことで作り終えた所。

次の仕事も、仕様は決まってないのに納期が決まってるという、まあありがちな状況なんだが、できる所は早く作らないとマジでヤバイ。あまり遅くまで会社に居るのもイヤなので、家でできるものは家に持って帰り、会社でしか出来ないモノを会社でやるということで‥‥。今度の土日はクラス分けのマニュアル作って月曜にデモだ。お客さん喜んでくれるといいなぁ‥‥。

ってことで、管理人はしばらくこんな調子が続きそうです。
:2004/3/4  先頭へ
 2004 Mar.13:ありがたい
すいません。最近仕事ばかりで日記すらご無沙汰になってしまった管理人です。何時もそうですが、特にこういう時はサイト仲間が居て下さるのがとにかく心強いです(涙) 山のようなレポートに追われつつ小説を送って下さるゆうさん。月単位の通院を余儀なくされた中でイラスト送って下さるラバさん。心から感謝! やっぱりサイト管理者としては更新できないって気になるものなので。
‥‥‥しかし、お二人とも大丈夫ですか?(大汗)

例の3月末に仮テストしたいと言われた仕事はここに来てまだ仕様が固まってない(おい!) 「わかる範囲で作っておいて下さい」って言われてもなぁ。
今回のプログラムは大きく二つあるんで、まず簡単な方を「わかる範囲」で作った。でもってホントだったら向こうが作るべき仕様書をこちらで作って(汗)、不明点をかなり細かく洗い出して、A4びっちり7頁を送ってみた。返事はいつ来るんだ。昨日から後半に入ったけどこっちも早いとこやらんといけない。

でもまあ、依頼側の担当者も「貴方いつ寝てるんですか」ってほど忙しそう。顔見るたんびに痩せてく気がするんだよね(汗)。彼の左の薬指には指輪が光ってて、そんなの見ると家で奥さん心配してるだろうなぁとか色々思うのだった。理解のある奥さんならまだいいんだけど、これで「夫は家をないがしろにしている」とか無言の圧力受けてたら可哀想だ。仕事知らずに家庭に収まっちまった女には時々そーゆーヤツがいるからな。誰が好きでぼろぼろになるまで働くかっての。

といいつつ例の教育機関のクラス分けやら、図書館のデータ整理やら、某公的機関のアンケート整理やらを並行してやっているのだが、こうなったらサーバー無くても出来ることは家でやろう‥‥とか思ってしまう。それの方がラクってのもあるが会社にあんまり残業代を払わせたくない。会社全体のことが見える立場になるとそれは思うよ。特に自分の場合、生活かかってないし。ってことで家の中が荒れまくっています(苦笑)

うー4月前半までなんとか乗り切れば‥‥。え? 3月末に新人二人はいるって!? 今度は研修かよ‥‥(汗)
:2004/3/13  先頭へ
 2004 Mar.16:サイボーグみたい
少し前、あきさんが日記で「毎日夜中まで仕事して土曜日も仕事で、それでも職場で明るく返事している自分がサイボーグみたい」と仰っていて、けだし名言と思ったが最近私もそうなってきた(笑)
今二つの開発と平行して、細々した定例的な作業が色々あってそれぞれにお客さんがいる。その方達に対しては普段通り平然と明るく応対して、普段通りにこなして行かなければならない。ラバさん始めお客さんを相手にしている人はみんなそうだと思う。お客さんはみんな別の組織の方なわけで、こっちの事情は知るよしもないので。
でも、電話の音がするとどきん!として(これ以上作業入って大丈夫かとか色々頭をよぎる)、でも電話口出ると途端に営業口調になって「はい。来週早々にはお届けできると思います」とか言ってる自分が笑える。サイボーグだ。いや、あきさん、これほんとに名言です。

私の場合はあきさんほど拘束時間が長くならないのでぜんぜんいいんだけど、家でも仕事をしているのでなんかずっと「ON」状態なんだよね。食器洗い機が立てる音が会社の電話の音に聞こえて台所に走りかけたり、二世帯住宅の下(つまり親)からのインターフォンに「はい。○○部です」と出たり(実話)。

でも週末は少しはサイトのことをしようと思い、悟飯同盟用のマナーページなるものを作った(いやまた色々とあったのだ)。このサイト始めてから2年半、ネチケットなんぞ触れたことも無かったのになあ。それだけ良い人たちばかりとお付き合いできて、今まで幸せだったってことだと思う。マナーがなってないって嘆いてるだけじゃ何も生み出さないし。説教臭さぷんぷんのヤな文章だが、こーゆーの書くのは得意だぞ(いいのかそれで)。とにかく一人でも二人でも変わってくれる人がいればいいやね。しかしいつの間にやら可愛い可愛い悟飯の同盟が(←やっぱり好きらしい)えらく辛辣なものに‥‥(大汗)
:2004/3/16  先頭へ
 2004 Mar.20:原因はなんだ
しばらく前だが、夫がある本で読んで面白かったからと教えてくれたこと。出生率の低下に関する話だ。
その本の著者の調査によると「既婚者の中で子供がいる人の割合は決して低下していない」という。つまり出生率低下は結婚率の低下が原因だというのが著者の分析なのだ。ここで政府がやっている少子化対策を見てみると、結婚している夫婦が子供を持ちやすくする対策は多いが、結婚率を上げようと言う対策は何も無い。これは正しい対策になっていない、というのである。もちろん今の対策もやらなければ出生率がもっと下がってしまうだろうからムダじゃないんだが。

著者が結婚率の低下の原因として上げているのがパラサイト・シングルの増加である。結婚は一緒に居たいという気持ちも勿論あるんだけど、若い一人暮らしは苦しいから二人で助け合っていこうという要素も大きい。給料が低くても二人なら家賃とかも払えるしね。これはほんとそうだと思う。
昔は成人したら親から独立するのが当たり前で、それで大変だから結婚するという自然な流れがあった。だが親のスネをかじって給料は遊びに使う連中は生活自体に苦労が無い。となれば恋人とも楽しい時だけ一緒に居ればいいや、ということで結婚までたどり着かないというわけだ。なるほど。
私個人は出生率の低下は地球から平和的に人類を除去するに良い方法とは思ってる(戦争で滅びるとあとが大変なので)。でもそーゆー個人的な思惑は置いといて「起こっている事象をより正しく把握する切り口」を見ると、どんな意見だろうが楽しい気分になる。いや、面白かった。

で、先日の日記でぐちった「最近のネット上のDBファンはマナーが悪い」の話。
私が「最近の」っていうのは理由がある。2001年の春〜秋にかけてDB文庫でお世話になっていた頃、なんだこいつは!と思った人はほとんどいなかった。DB文庫の1度目の再開って2002年の春〜秋ぐらい。でまた閉鎖して2003年にもう一度復活した時、なんか参加者のマナーがむちゃくちゃになってたようだ。
でもまあ悟飯同盟をやって「マナーの悪化」をほんとに実感してる。単純な登録の段階で呆れる人も多いが、サイトを持っている人も安心できない。バナー直リンのサイトに移動したから対処してくれと連絡しても梨の礫。あっというまに閉鎖になるサイトも多い。

そういうサイトを見ると中学生が作ってるパターンが多い。行政関係の情報を調べると文科省が小中学校でパソコン教室を始めたのが2002年。先取りして2000年ぐらいから始めている地域もある。加えてフォームから必要事項を入力するだけで作れてしまう安易なホームページサービスや携帯Webの普及もあり、低年齢層がネットで情報発信できる土壌が急速に準備されてしまったのだ。結果、不特定多数を相手にするには未熟過ぎる子供達が大量にネットに進出し、その年齢を対象にしている作品を扱うサイトが荒れ始めた‥‥と考えると筋が通る。

小中学校のパソコン授業ってのがまた微妙だ。先生のスキルも不足しているから結局の所ブラウザの使い方で終わる。ものの調べ方やセキュリティはある程度教えても、マナーやコミュニケーションスキルに関しては親のしつけの範疇として学校では触れない。その上ネットの匿名性が彼らの厚顔無恥を助長する。まあ匿名性の弊害は大人にも現れてるので無理もないが。
どうやって改善するかって、真剣に考えるとけっこう難しいテーマだぞ。いや考えないけど(死)

なーんて日記を昨日書いていたら、いきなり悟飯同盟で14歳女子中学生が事件が起こしてた(苦笑) やっぱり原因は中学生なのか! ってぜんぜん嬉しくない(死) BBS閉鎖は良いとして、CGIを修正して登録方法を変更するのに昨夜は夜中までかかった。今日は土曜出勤だったというのに‥‥。
でもラバさん、ゆうさん、励ましてくれて本当にありがとうございます。マジで救われた気分です。あともう一つ。今日、問題の悟飯同盟のある参加者の方からメルが届いたんだけど、手続き上のことではあっても凄くホッとする文面でした。こちらにも心から感謝!
:2004/3/20  先頭へ
 2004 Mar.21:一挙に2時間
我が家は土日の食事の時に特撮を見る。この土日は私と夫が交互に出勤だったので、今夜セーラムーン、グランセイザー、デカレン、ライダー剣を一挙に見た(正確に言うと剣は先週の分。今週のはまた残ってしまった(汗))
剣は、謎とその解明のタイミングが悪くないので前の2作よりちゃんと考えてる気がして好感。ただまだキャラの魅力が出てこないかなぁ。オーレンの時もヒキが無い‥‥と思いつつ何が悪いか判らないまま、引っ越しのどさくさで見なくなってしまったが、今回も似た感じが‥‥。
だけど私は、どれだけ人気が出ても謎ばっかり投げつけてオチつけずに終わらせる作り手はキライなんで(逆に人気がある分始末が悪い)、ヒキが無くても真剣に作ってる人のほうがいいや。剣はちゃんと見ようっと。

セーラームーンは思ってたよりかなり良い。特にうさぎやってる子がうまい気がする。あの5人の中ではうさぎが一番難しいと思うので。シチュエーションや台詞回しはいかにも小林靖子さんらしくてきめ細かくてニクイ。好きな男の子とのドキドキ感はやっぱ男の脚本家には書けないだろうなぁとか。
あと演出も割に気に入ってる。変身シーンはそーきたかい!みたいな。アニメも東映でよかったね(笑) あと「それって長セル使った引きでしょ、マルチ撮りでしょ?」と言いたくなるアニメ風の演出も意外に面白いです。でも新体操系のアクションシーンだけはどうも‥‥(汗)

デカレンは荒川氏がのびのび書いてるなぁって思って嬉しい(←何を見てる) 前回のアバレンはキャラ設定で実は赤と黄が被ってたとか失敗もあったけど、今回はその反省をすごく生かしてる気がする。やはり5人も主役がいる戦隊はそれなりに試行錯誤があるんだろう。
でも荒川さんらしさは随所にあって、例えば今日の「鉄を水で切る」といったちょっとした知識。見てる家で「へええ! そうなんだ! ねーねーお父さん知ってる?」みたいな会話が生まれそうで楽しい。巨大化した宇宙人は悪くなくて、ロボットのあとに本当に悪い宇宙人を倒すとか、定型とは違う展開も荒川さんらしい。
荒川さんって自分は子供番組の送り手なんだって意識が高い気がして好きなの。最近の特撮の作り手で「子供番組と意識してない」って台詞をよく聞くけど、「相手が子供でも手を抜かないで作ってる」って意味ならいいけど、「子供に判らなくても、かまわず好きなもの作ってる」って意味ならそれは違うだろって思うから。

そしてグランセイザーのアクションは見物だ。少し前の愛ちゃんと蘭ちゃんなんてアイドルレベルの女の子たちによくあそこまでやらせた。お疲れ様。そして今日の天馬とロギアの立ち回りはマトリックスの作り手に見せたかったなぁ。効果ってのはこうやって使うんだよ!って感じ。敵の宇宙人が人間としては不自然な早さと角度で動くんだが視線はぴたりと天馬に合ってる。一見CGかと思ったが、もしかすると普通に撮った立ち回りをロギアだけ処理してコマ飛ばししたのかな。
私はレボリューションはまだ見てないんだけどマトリックスのCGはイタダケナイと思ったクチなんだ。例えば肝心なとこで相手に視線が合ってない(首の角度が悪い)のでウソっぽい。あと初動時の反動が軽すぎたり着地の沈みが甘いんで重量感が無い。「頼む。そこまでの技術があるなら、あともう少し"心"を入れてくれ!」みたいなまだるっこしさが(苦笑)

しかしグランセイザーの敵って宇宙連合軍らしい。でもって連合から派遣されたいろんな宇宙人が攻めてきてる‥‥。それ‥‥地球で言ったら国連を敵に回してるってイメージ‥‥??? 査察に来た連合の宇宙人曰く。
「ありました! 大量殺戮兵器が5体も! その上合体して噛みつくんですよっっっ!」

おいおい(苦笑)
:2004/3/20  先頭へ
 2004 Mar.23:ほうれんそう
「(黒羽に)"ほうれんそう"でも期待してんなら大間違いだぜ〜」
龍球24話で赤星に黄龍が言う台詞。けっこう気に入ってる。ガオレンジャーでも走先生がみんなに「ほうれんそう」の話をするシーンがあった。偉い。きっと走先生は獣医学会で事務局とかの担当で苦労してたんだと思う(笑)。いや組織人としてはマジで大切。報告、連絡、相談。
で、確かに黒羽には絶対期待できません。そーいやクウガの一条さんもかなり"ほうれんそう"に欠如してた気がしなくもない。「その状況で一人で行くな〜」と言いたくなったことがよく‥‥(苦笑)

でも、今日は葉っぱのほうれん草の話です(笑)
ほうれん草は葉の切れ込みがとんがっている方がえぐみが少ないということを知ったのは、恥ずかしながら5、6年前の事だったと思う。丸っこいのは西洋種で、ギザギザなのは東洋種。ただ西洋種の方が暑さに強いため最近は交配のものが多いそうだ。
それでも東洋種の性質が強く出てる株の方があくが少ないハズだ。ってことでよりギザギザな株を選ぶようにしてるが正解みたい。あと、実はほうれん草ってある程度でっかくなったヤツの方が美味しいらしい。自分の経験からこれもあたりな気がする。

この前買ったほうれん草が久しぶりにほれぼれするほどギザギザしてたのでつい。あれはきっと純粋な東洋種だったんだろう。美味しかったです。でもこの東洋種と西洋種の話って常識なのかしら。ほうれん草の選び方っていうと、長いこと「葉が瑞々しいものを選べ」みたいなのしか知らなかったので。

ちなみに今期はまった野菜は"セリ"です。今まで特に食べたいと思わなかったのに最近妙に好き。
:2004/3/23  先頭へ
 2004 Mar.28:放心状態
今週は本当にキツかった。仕事が大変だったというのもあるが、以前作ったシステムでトラブルがあったから。何ヶ月も無事に動いていても安心出来ないのがシステムの怖さ。短い時間でとにかく対応しなければならない精神的プレッシャーは常で、自分の考慮ミスだったっておまけが付いてきたのでまた‥‥。落ち込みますな。
私が開発の現場にいたのは新卒で入った会社の最初の2年。その後20年近く違うこと(セーラームーンのアニメコミック作り含む(笑))やってたんだよね。で、つい最近開発をやるハメになったので、トラブルの経験があんまり無い‥‥からけっこうシンドイです。しかしウチの会社。オペレーターで採った人間がこうなるとは思わなかったろうな。
お陰でこの週末はどこか放心状態。伸びきったゴムっていうか。溜まった家事を片づけつつもどうもぼーっとしててはかどらない。それならいっそと昨日は美容院に行った。ここの先生は高校の時から結婚直前までお世話になってた。結婚してから9年間は遠方に居たのでご無沙汰してたけど、千葉に戻ってからは電車で数駅を通ってる。

わざわざこうしてるのは、自分の髪がえらくやっかいだから。堅くて太くてむちゃくちゃ本数が多い。どこぞで洗髪してくれた若い美容師さんに「この小さな頭にこんなに髪があるって凄いですよねぇ」としみじみ言われたり。そして一番困るのがあちこちに妙な毛流があること。
ここの先生は、本当に人の髪に合わせてカットをしてくれる。この美容院を離れた9年色々試してみたけど、この先生以上に自分に合う人はいなかった。これが流行ですってテキスト通りにカットしてくれても、良かったのは美容院を出た後だけ‥‥ってんじゃ困る。特に私は自分の外見にあんまり時間をかけたくない人なので余計。

しかし、9年ぶりに訪れた時、先生は、あっという顔をして額に手を当て、私の旧姓を口にしたんだよねぇ。あれは驚いた。本当にプロだなぁと思った。
ということでカットしてカラーして待ち時間に女性週刊誌で凄いものを見つけてしまった‥‥‥のだが、続きは明日(笑)。今日はこれから服の入れ替えしたり、リサイクルセンターに資源ゴミを持って行ったりしなきゃ!
・・・しかし、「家事」より「鍛冶」、「放心」より「砲身」が先に出てくる私のパソをなんとかしてくれ(笑)
:2004/3/28  先頭へ
 2004 Mar.29:別れさせ屋
女性週刊誌で見てびっくりしたのは「別れさせ屋」という言葉だったんだけど、ネットで検索してみたら既に世の中では一般用語のように使われてるのね。すいません、日頃バラエティ番組とか見ないもんで。
要は浮気してる人を別れさせる商売なんだが方法が面白い。例えば夫が浮気しているケースだったら浮気相手の女にエージェントの男を近づけて、いい仲になるように持って行き、女の方から別れ話を持ち出させる。これで業務終了。その後エージェントはだんだんと疎遠になっていって転勤とかを理由に行方をくらます。法律的に強制するんじゃなく、正体を明かしもせず、あくまで搦め手平和的に(?)解決するわけだ。

浮気調査のオプションで探偵社がやってるらしい。前段階の調査でわかったターゲットの趣向からベストマッチの異性エージェントをアレンジしてオトスわけ。ひええ。世の中こんな商売があるとは!って感じだった。
考えてみると法律的な手段に訴えるより八方幸せなのかもしれない。浮気って所詮は現実逃避の泡夢だから、夢みたいな方法で解決するってのはいいのかもね。まあ「探偵事務所」ってやつがどこまで信用できるかって問題はあるが。だって電話帳の広告の出し方とかなんか紙一重なんだもん(笑)
でもこれ、なんだか映画とかドラマにしやすそうなネタなんで、その意味でも笑えた。オトシのテクニックも企業秘密だろうし実話がモデルになりそうだから難しそうだけど。

それでこの「別れさせ屋」を初めて始めた探偵事務所の人の言葉で印象に残ったのが二つあった。
一つは「半分ぐらいのケースでは、浮気は依頼主(上で言えば妻)にも原因がある。相手に対して思い遣りが薄れてきたといったことで、殆どの場合ご本人もそれを分かっている」 これは本当にそうだなぁ。長いこと一緒にいるとそれはそれで色々ある‥‥というか、色々無くなってくるからなんだろう(笑)。子供がいたり働いてたりすると相手を考える余裕が無くなることも多い。いや自分も結構反省してしまった(苦笑)

もう一つは「別れさせ屋」を始めたきっかけ。あるクライアントに調査結果を持っていったら、その人が言ったそうな「あなた達にとってはこれで終わりでも、私にとってはこれから始まるんです」。それ聞いてこのオプションを始めたという。クライアントを救う方向で、新しい視点でビジネスチャンスを掴む。なんか好きです。こういうウソみたいな話であっても。いや、信用できればの話ですけど(笑)
:2004/3/29  先頭へ
 2004 Mar.31:世の中はうまく行かない
教育機関のクラス分けとは別にもう一つ作っているのが、ある病院の異なるシステム間をつなぐプログラムだ。下請けなので依頼主から仕様が来ないと作れないのだが、なかなか確定しない。関連部署が多くて、複数の開発会社が絡んでいるからなんだろう。全体を統括する権限のある所にはシステムがわかる人がいないんだろうなぁ。同人誌即売会を主催者無しで参加サークルが対等な立場で話し合ってやってね、って言われてるかのようだ。

なのに、テストの日取りだけはいきなり一週間繰り上がったりする‥‥。今日から今週末までとんでもないことになりそうだ。

考えようによっちゃ、目的がこんなにはっきりしてること無いでしょ! 関連部署たったこれだけでしょ!ってことなのに、別々の組織の人間がばらばら集まって何かやるのは大変。
こういう時によく思うのが、利害関係が一致しているはずの組織だってうまく進まないんだから、政治や社会が「うまく」回ることはあり得ないんだろうなってこと。

前いた会社はある大企業の子会社で親会社との関連について考えた。今は弱小中小企業なんでまた色々考える。中小企業って大企業に吸収したら日本経済はすっきりするのではないかと思っていたけど、きっとダメ。大企業は日本の中小を吸収するなら、絶対に海外の安い労働力を使おうとするから。
中小企業を潰したらもの凄い失業問題が起きて、内需は落ち込み、けっきょく余波は大企業にも及ぶ気がする。中小企業って今の日本経済の矛盾みたいなのを吸収して、微妙なバランスを保っている存在なのかな。いやこういう議論にはずぶの素人だけど。

3月に何度も道路工事やるのはムダだとか、行政は縦割りだからいけないとか、公約が守られないのはどうかとか、世論は色々あるだろうけど、でも文句言ってる人が行政側に回れば、きっと同じことをやるんだろう。それはもはや「集団」ってものの困難さなんだよね。

社会的昆虫である蟻や蜂は構成員のほとんどが遺伝子同じだから絶対うまくやれそうだし、猿とか犬の群れは一人のボスが絶対的権力を持ってるから、これもこれでうまく行きそう。

でも人間はムリ。多大なムダを払いながら社会を維持していく不思議な動物だ。
:2004/3/31  先頭へ
 
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