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管理人きまぐれ日記 2004年4月〜6月   (戻る) (Oz's Leaves TOP)
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(Apr.04:アクセス制限) (Apr.06:抑圧の怖さ) (Apr.10:忙しい) (Apr.11:お仕事R2) (Apr.15:ここに来る余裕も無いほど) (Apr.18:お引き取り願えますか?) (Apr.20:夏の居場所) (Apr.24:今朝の悪夢) (Apr.27:説明責任があるのでは?) (Apr.29:仕事を選ぶ) (Apr.30:遊ぶ) (May.3:ボスってば美味しすぎ) (May.6:お話のバランス) (May.8:ロイヤルブレンドやーい) (May.11:保護者同伴) (May.13:人称代名詞) (May.14:夫に勧められる本) (May.15:ピピッと日記) (May.16:ビジュアル音痴) (May.17:世界の中心で愛を‥‥) (May.20:構造かぁ) (May.22:20万ヒット!) (May.23:らぶらぶ好き) (May.25:上司の手なずけ方(笑)) (May.29:OASYSの代替) (May.30:歳とったなぁ) (Jun.01:6月だぁっ!) (Jun.05:子供の殺意) (Jun.08:他人の釜の飯) (Jun.10:面白い面白い) (Jun.13:あきさんとラバさんと) (Jun.15:ダブルパンチ) (Jun.16:180g) (Jun.17:マール) (Jun.18:おっぱいはどこ) (Jun.19:なんでわかるんだろ) (Jun.22:強風アクシデント) (Jun.24:スキンシップ) (Jun.26:すーぱーすぴーど) (Jun.27:"普通"の延長のヒーロー) (Jun.29:保護色)
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 2004 Apr.04:アクセス制限 
昨日は出勤だった。来週前半の出張は別の人が行くことになったけど、現場で何か起こったらヤだなぁ。あとは来週末の某教育機関クラス分けを乗り切れば少しラクになる。で、今日は父親のレセプトソフトを修正せねば。
小さな個人病院で患者さんもそう多くなくてレセプトも手書きだったんだが、7年ほど前、事務の人の退職を機にシステム化しようということになった。それで私が一緒に見に行ったんだけど、呆れた。Windows95が既にあるのに、MS-DOSマシンにDOSソフトを載せて「専用機です」と100万円以上で売ってる。知らなくて金がある医者相手だからこその暴挙商売(笑)。頭来た私はこれなら自分で作ろうともっと暴挙を(死)。

出力されたレセプト明細の美しさは当時のどのソフトにも負けなかった‥‥と思うが、なんせ医療事務もVB知らなくて作ってるからなぁ‥‥。今ソース見ると青ざめます。いや間違った計算してるわけじゃないけど、なんでこんなダサイやり方してんの、とか(苦笑) でも保険制度は本当になんとかして欲しい。意味の分からない変更がころころあって短期間で対応しなければならない。レセプトシステムの担当者って大変だと思う。制度作ってる奴はコンピュータ・システムがどーゆーものか1mmだって判ってないんだろう。

さて標題。悟飯同盟でまた頭に来る申請があり(苦笑)、とうとうアクセス制限を用いることにした。いやCGIフォルダに「.htaccess」で制限をかけるんだけど、すごくわかりやすいページを見つけたのでご紹介。こちらです。アクセス制限以外にもデータファイルの保護もやりたかったので色々有り難かったです。まだ制作途中みたいなので完成したらリンクを貼らせて頂きます。自分でCGIの設置をしている人はぜひご一読を。
:2004/4/4  先頭へ
 2004 Apr.06:抑圧の怖さ
私の上司というのはなかなか優れた人物だが少々変わっている。言動に食い違いが出るのである。たとえば「人とは喧嘩になってもホンネで付き合うべきだ」と言いつつ、他人に対してモノを言うときは異常なほど婉曲だ。「皆自分なりのやり方でいいんだ」と言う割に、自分の思う通りでないと気が済まない。
口だけかっこいいことを言ってホンネが違うヤツなら苦労はしない。そんなものすぐ分かる。彼の食い違いは"両方ホンネ"なのだ。本質的にこの人がどれだけ誠実で優しい人間かはよくわかる。実際他の人もそれを感じているから人望がある。そして彼はものを説明するのが非常にヘタだ。話があちこちでループして食い違い、多くの人が彼の話は分かりにくいという。だが頭はいい。そう評価しているのは私だけではない。この人の解析には苦労した。彼の行動を説明できる芯を見つけるのに、3年以上かかった(苦笑)

様々なデータから浮かび上がって来たのはこんなことだ。彼の父親というのは昔ながらの家長タイプで、細かい所まで自分の思う通りでないと気が済まない人だったらしい。末っ子長男だった彼は父親に精一杯反抗して育った。「皆の自由でいい」と言いつつ、結局の所思う通りでないと気が済まないのは、彼が本質的に父親に似ているからだ。でも本人は父親のようには決してなるまいと思っているからややこしい。まあ思うとおりといっても、こうやった方がより良い形だからこうすべきだというもので、狭量とはいえ根本的には人のためなのだ。たぶん彼の父親の「強圧」もそう利己的なものではなかったのだろう。

彼の説明がヘタなのは「ものがうまく説明できる人間」=「口だけのイヤな人間」と思い込んでいるからだ。どれだけいいものを持っていても伝えられなければ始まらないから、「語る技術」は必要だと私は思ってる。だいたい中身がないヤツがどれだけうまく喋ったってすぐにバレるんだから。だが彼にとって、語る技術=虚飾の技術なのだ。それでうまく喋れるようになる訳がない。これも彼の父親が口の立つ人間だったせいだと思う。
そして彼は本質的にはアクティブでエネルギッシュだ。坂本龍馬は多動性症候群だったという話があるがまさにそんな感じ。なのにどこかこう隠れて動き回るというか、正攻法でがん!と行けない所がある。たぶんそこだけは父親と違っていて、その点で余計ぶつかって育ったのではなかろうか。

最近私は時々彼にこういった話をする。彼の方も今まで自分でもおかしいと思っていたことが、少し見えてきたらしい。私も30歳を少し越えた頃にフロイトを囓って、いい加減だが色々自己分析をしてみた。自分にとっての都合の悪いことや苦しいことを、人間がどれだけうまく隠し通すかは驚くほどだ。
この上司を見ていると、もっと早くに色々なことに気づいていれば、今、こんな小さな会社で苦労してなくて済んだんじゃないかと思ってしまう。能力が高くて誠実で、これだけ食い違ったことを言っていてさえ人望があるのだから、すかっと一貫していればどんなに‥‥と。

逃避や抑圧は怖い。歳を取れば自然に治るわけじゃなく気づかなければどんどん酷くなる。私自身も小さい時に持ってしまった問題で、この年齢にしておかしな衝動に囚われることがあるのだから。常に冷静に、自分を疑問視する思考が必要だ。それでも世の中には本当におおらかな人も存在して、そんな人は見ているだけでいいなぁと思う。まあこればかりは遺伝子や育った環境が大きいから、そうなりたいと思っても今更ムリだけど。
:2004/4/6  先頭へ
 2004 Apr.10:忙しい
金曜は深夜12:30まで客先で仕事して、暫く前に帰宅したところ。しんどくてもお客さんが喜んでくれるのは嬉しいよね。あそこまで行くとみんなして文化祭前のノリというか、コミケ前夜のノリというか、そんな空元気が蔓延してるし。ぜひウチに来て下さいって、複数の人に言われたりすると、単純に喜んでしまう自分(笑) 実際はムリだけどさ。

しかし流石に帰ってみたらどっと疲れてた(苦笑)。
その上、実家に債権回収の悪質な詐欺葉書が来ていて母が転送してきたので余計。100歩譲ってホントだとして、そんな昔の債権なんぞとっくに無効だよ、と旧姓宛の葉書を見てダンナと爆笑してしまった。学校の名簿が流れたとしか思えないよなぁ。

でも、明日(っていうか今日)も定時で会社いかないと。もう一つの仕事が山になってるし。この土日が過ぎたらラクになるはずだったのに、ウソでした。溜まった振替休日、どうしてくれよう。
:2004/4/10  先頭へ
 2004 Apr.11:お仕事R2
土曜も出社してたが、今日は朝から客先に行ってた。金曜日の作業、私は夜中の12:30で失礼したんだけど、担当の方は3:00ぐらいまでやってたらしい。でも「去年は丸々2日2晩かかったのが、今年は1晩で終わったんで、有り難かったです」と言われて、それはそれで嬉しかった。 金曜日に遅くなったのも、提出物が期限通りに出てこなかった上に、読み込みマシンでトラブルがあって、実作業に入れたのが夜7:00だったから、まあ良しとせねば。
で、戻ってからまた別の客先の開発をやってるところ。健康ドリンクと珈琲と補助食品の空き袋に囲まれて‥‥。だから私は開発屋じゃないって言ってるのに(苦笑)。

最近は私の可愛いLet's Note R2はとうとう仕事マシンになってしまった。SQL Serverまでインストールされちゃって可哀想に。でも今までこいつでは、エディタと辞書関係とブラウザやメーラーしか使ってなかったけど、こうやってVB環境もSql ServerのEnterprize Managerも楽勝で動くと結構感動。今日も客先でかなりでかいAccessファイルを色々編集するハメになったんだけど問題なかったし。
PCの性能はCPUやメモリで決まるんだから、大きさは関係無いのは重々承知でも、この小さな筐体で、これだけさくさく動いてくれると、なんか凄いと思ってしまう。まあディスプレイが小さいのは辛いけどね。バッグのサイズや私の体力を考えるとこの大きさと重さが限界。先日バッテリーも1本買ったし、こいつに関してはもう大満足。ただCtrlキーの位置だけは左下にして欲しかったわ。

しかし仕事の環境が丸ごと身近にあると‥‥ぜんぜん気分が切り替わらないぞ。R2を開ければそこがオフィス。少なくとも水曜まではこのまま突っ走るしかないな。
:2004/4/11  先頭へ
 2004 Apr.15:ここに来る余裕も無いほど
忙しかった。月、火は食事もせずに夜10時過ぎまで残業。帰宅後深夜3時まで開発を続け、翌日は普通に出社して飛び込み対応しつつ打合せとテストという状況だった。世の中こーゆーことやってる人が大量にいることはわかってる。でも40歳主婦としてはやりたくないっす(苦笑) 土日もずっと仕事だったので余計疲れた。水曜(昨日)の夜10時で一段落したんだが、帰宅後はメールに対応するだけで精一杯でした。今日は9時前には会社出られたし、明日もこんなもんかな。何よりこの土日は休めそうで助かった。
でも5月から別途案件の関係でヤバイ空気が漂っている。どうしよう(笑)。いや本気で辞めようかとか思わなくも無いが、今辞めたら会社は絶対困る。こっちも経歴が中途半端で今からどこかの正社員になるのも大変そうだし、まあもう少し頑張るかぁ。‥‥とにかくまずは食べて体重を戻さないとシンドイです(ボクサーみたいだ)

さて昨夜のメール2通。まずセセさんからイナフが閉鎖になるというご連絡。とても残念だけど、サイトを管理したり創作を続けるには余裕ってやつが必要で、仕事が忙しいとホントに大変だから。あの名作の数々が読めなくなるのは寂しいですが仕方がない‥‥。そして我が家には複数の作家さんがいる有り難みを改めて噛みしめた次第です。皆さん、本当にありがとね。

それからるいさんから久しぶりに近況メールを頂いた! すごく嬉しかった。今年は受験年なんで色々大変みたいだけど、こっちのことちゃんと覚えててくれてるんだと思ったらそれだけで幸せでした。
るいさんぐらいの年齢だと1年って長いだろうけど、私の年だとあっという間なんだよね。ちょっと前にひゆーさんに「Oz'sLeavesは『最近ラバさん来ないねぇ』『ま、赤ちゃん小さいうちはムリでしょ。2年もしたらまた来られるようになるよ』という時間感覚で行きたい」とメルしてウケたことがあるけど、マジでそう思ってるんですが。
しかし上の文章がさらっと出てきたってことは、私はラバさんが一番早くお母さんになると思ってるのかな。でもゆうさんもいきなりな方だからなぁ。とにかくメンバーの誰かから突然に産休育休断筆宣言が来ても驚かないように心の準備をしておこう(爆笑)
:2004/4/15  先頭へ
 2004 Apr.18:お引き取り願えますか?
土曜日、庭で事件が発覚した。我が家は生ゴミはコンポストに捨てているのだが、先週の平日ぜんぜん開けていなかったら、その間にミツバチが大量に入り込んでいたのだ。内側の壁に大量に張り付いている。おおお・・・・・。かなりの見物である。
長年使っているうちに蓋に歪みが出て入り込めるところが出来てたのかなぁ。雨も入ってこないし、巣を作るのにちょうどいいとか思って入り込んだのかしら。まずは土曜日に蓋を開けっ放しにしてみたのだけど立ち退いてくれない。これは困った。ミツバチを狙ってスズメバチがやってきたら、本気で困る。スズメバチだけはいや。猫なら死にかねない‥‥気がする。

かといっていきなり殺虫剤をかける気にもならないし。煙がキライらしいので蚊取り線香を放り込んでみたけど、うぞぞってちょっと外に出ただけである。義父曰く、この時期はまだ巣作りじゃないらしいから蓋を開けっ放しにしておけばそのうち移動するだろうと言うので、来週まで様子を見ることに。でも来週までにはどっか移動して、お願いだから。幾らなんでも来週こそ、コンポストの上の梅に農薬かけないと大変なことになるんだから。
ということでミツバチについて色々検索していたため、いきなり養蜂の話題が飛び交っている我が家であった。

さて、ラバさんがおかんむりだったデカレンジャーですが、先週と今週分二話まとめて見ました。先週分のオープニングで脚本家の名前を見ただけで覚悟してた‥‥っつーか、結果的にも武上氏らしすぎる話と台詞回しだったんでもう笑えました。武上氏はゲストライターではなくシリーズ構成をやってなんぼのお人なのだ!(笑) 絶対に超強力「お助けられ手相」の持ち主に違いない!(爆笑)
:2004/4/18  先頭へ
 2004 Apr.20:夏の居場所
こるくの、自分腕ひしぎ固め(笑)
なんでこんなカッコでリラックスして寝てるねん。
さて、4月のある日を境にこるくの日中の居場所が夏モードに切り替わった。書斎の夫の椅子の上である( ちなみに写真は毛布の上だけど) 夜は寝室の人間の見える範囲に居るのだが、朝起きると書斎に行く。不思議である。冬場は暖房が入っていてもここを居場所にすることはないんだが。

ちょっと前までは押入の中が定位置だったが、ウチは平屋根2Fだから夏場はほんとに暑い。家を建てたとき平屋根にしたのだけは失敗だったと思う(苦笑)。書斎は西側だから午前中は涼しいのがわかってるのかもしれない‥‥が、西日があたる時間になってもガンとしてそこに居るので、どうもよくわからん。

夫の椅子は布張りなうえ、こるくの爪は生え方が妙なのでしょっちゅう引っかかり、そのまま捻れている。自分では外せないんじゃないか、急に起きたら爪を剥がすんじゃないかと心配になるが、本人は気にせず不自然なカッコのまま寝ている。そうでなくてもインテグラルとか蛇とかアロワナとか、むちゃなものに喩えたくなるグニャグニャ・ボディなのに。
ちなみにぐり兄ちゃんはどこにいるかというと、こるくの椅子(違うだろ)のすぐ傍で、夫からもらった古いビジネスバッグの上で寝ている。微妙にたわんだ感じがいいんだろう。私もB-2版ぐらいの鞄があったら寝たいぞ(笑)

そして夫はどうしているかというと、長時間仕事をする時以外は、猫とは思えないカッコウになったこるくをイスごと脇にどかせて、ぐりを足で撫でながら、堅い丸イスに座ってパソコンをいじっている。親ばかである。
:2004/4/20  先頭へ
 2004 Apr.24:今朝の悪夢
昨日は夜7:00ぐらいにさあ帰ろうと思ったところでいきなり取引先の担当者から電話があって、例の病院のプログラムをまた直してくれと言う。プログラムの修正ってのは相当怖い。1行直したセイで別のケースの時にうまく行かなくなる‥‥ということは起こり得る。2カ所修正していくつかケース流して大丈夫だろうと思った矢先の8:30。またまた電話があってこれも直してくれという。

頭に来ることに、それは以前、担当者から「このケースは処理せず回避」との仕様変更が出されて、わざわざ組み入れた部分。2度目の電話ではそれを戻して、ついでに別のケースが追加された。もっと頭にくるのが2度目の電話は担当者じゃなくその上司が掛けてきたこと。そりゃ色々なことがあるから変更が出るのはいいとして、あんたのそのやり方は気に入らないぞ。っていうか前回出した仕様自体、いいかげんにやってたんだろう。
ということでまたまた会社を出たのが10:00過ぎ。この突発的な残業ってのはこの業界にはつきもので、そーゆー時はたいてい心臓に悪いんだ。

そして今朝である。私は修正して送ったプログラムが無限ループした夢を見て、ぎゃっと言って飛び起きた。いやほんと。具体的にあれこれとは出てこなかったので実際は大丈夫だと思うが‥。(ちなみに本気で悩んでいる事が夢で解決される時はえらく具体的な夢だよね。過去2度ほどそんなことがあった)。しかし嫌な目覚めだった!
その後布団に入ってきたこるくと、弟に先んじられて悩みつつ、やっぱり布団に入ってきたぐりと、2匹の猫をかかえて、ちょっと癒されつつ30分朝寝をしたのでした(死)。天気予報通り今朝はほんとに冷え込みましたね。
:2004/4/24  先頭へ
 2004 Apr.27:説明責任があるのでは?
理絵さんのイラストなかなかアップできなくて申し訳ないです。実はまだスケッチが4枚あります‥‥どうぞお楽しみに‥‥ってこら!(汗) しかしもうなんだってこう忙しいんだ。安月給だというのに。

さて、この歳でいったい何を‥‥と笑われそうだけど、前からちょっと興味のあったものを買ってしまった。ヌーブラである。これは確かにアイデアもの。世の中凄いこと思いつく人がいるなぁと思った。公式サイトでモニターの人達のコメントが色々書いてあるけど、実際に使ってみていちいち納得できた。位置が決まるまで多少の試行錯誤が必要だけどすぐに慣れる。ストラップが無くても安定感はあって、むしろかえってラクなんである。

さて、ここで問題。
モニターの中にも「もう冬でも手放せない」と書いている人がいた。要は常用してるわけだ。だけどこの商品、考えてみると乳房の重さをどこでも支えていない。これって常用してたら形が崩れるんじゃないか?
それで日本語の説明書をひっくりかえしてみたが、常時使用することに関してはコメントが一切ない。そこで元々の英語の説明を見てみたら、気になる一文が‥‥。

「NuBra is not intended to replace your normal daily bra.」
これ「デイリーに使用することはお勧めしない」という意味に取れるよなぁ。この文意が日本語パンフに載ってないって、なんか良くない気がする‥‥‥‥。

ということで、極めて私らしくないお題を私らしく取り上げてみました(笑) まあなかなか面白い商品なのは確かです。ちょっと高いけど(苦笑)
:2004/4/27  先頭へ
 2004 Apr.29:仕事を選ぶ
昨日はある若い社員の仕事のことで業後、上司や本人と打ち合わせを兼ねて飲んでいた。彼は大変できる人なのだが、うちのように社員を外に派遣に出さなければいけない小さな会社だと、仕事が選べないという厳しい事情がある。今の仕事がちょっと単純作業で本人のためにならないと思われたので、彼を戻そうかという話になっていたのだが、今の仕事には先へのステップアップのルートがあるようなので、もう一度考え直そうとか、そんな話をしていた。

最近はフリーターの人も多くなっているが、特に若い人はよく考えて仕事をしないと、歳をとってから後悔することになると思う。言われた作業をやって時給いくらという単純作業では、どれだけ歳をとっても時給は上がらない。その人間への期待感や価値観がずっと変わらないからだ。だけど人生、ずっとその収入のままでやっていけるかというと、それは難しい。

正社員がパートより給料が高くなるのは、ただの作業屋から、その作業の流れを導く者へ、そしてその作業を周囲の状況に応じて変容させていく者へと進化していくことを期待されるからだ。その期待に応えられなければその人は上っていけない。今「上って」という言葉を使ったが、それは「勝つ」とか「他人を蹴落とす」ということじゃない。その人がそうなることでその組織の新たな構成員に安定して働く場を提供する道を開くってことだ。

今はどの企業も辛いので、契約社員のスキルアップのことなんか考えてくれない。ワーカーとして捉えているケースも多い。フリーターや派遣系の人は、今の仕事で何が身に付くのかって本当に考えないと。
直近のスキルが付かないとやたら仕事を変えるのも絶対に良くないけど、毎年歳は喰っていくし。もちろん正社員という立場なら、その組織の中でいかに価値観を出していくかも重要なので、もう少し長い目で考えられると思う。とはいえその会社が存続していけるかどうかの問題もあるが。生きてくってのは大変だなぁ。

さて今日はこれからラバさんとデートです♪
:2004/4/29  先頭へ
 2004 Apr.30:遊ぶ
一般的に「週末には○○に遊びに行って〜」というその「遊び」ってやつが私はヘタです。育ち方や性格によるんだと思いますが。でもってダンナの方もあちこち遊びに行きたがるタイプじゃない。ということでOZ仲間と遊びに行くのはかなり新鮮だったりします。昨日はめいっぱいラバさんと遊んできました。

あきさんに推薦いただいた上野のスターウォーズ展、なかなか良かったです。私なんぞ最初の1作目しか見てないのに楽しめました。でも説明ボードとラバさんの語るところから垣間見えてくるあらすじが面白かったのかもしれない(おい!) 個人的にはもうちょっと「科学」の面が強調されてると嬉しかったですが、メカものの展示も多かったし、好きな人にとっては本当に貴重な展示会だったと思います。語っているマニアがいたり、メカにしみじみ見入ってるアメリカの方(たぶん)もいたり、良かったですねって言いたくなるような(笑)
でも、ルークとダースベーダーの剣劇シーンのコンテとか見つつ、やっぱBI様はダースベーダーから生まれたのだろうか・・・とか思ったらスターウォーズが見たくなりました。ゆうさん、真相はやっぱダースベーダーなんですか?(少なくともケビンマスクではないはずだ)

その後紆余曲折を経て飲み屋さんで龍球談義になって、ラバさんに、赤星→有望やスプリガン→アラクネーのこととか質問されまして。「その場で思いついたことを3年も前から判ってたように語る」という特技を駆使して語りました(爆笑)。少し前にホイヤーでゆうさんに赤星のこと聞かれたりもしましたけど、ああいうことがあると改めて考えていいですよね。いや聞かれる前に考えるように(死)
今度ラバさんとお会いするときは、これから先の構成とか多少の叩き台を用意して語りたいですね。そして飲み屋さんの時間を長くとること(笑)。昨日、途中で食べたおやつがダイナミックすぎて、二人ともお腹いっぱいになっちゃって、飲み屋さんに入ったのが遅かったんですよ〜(爆笑)

そして・・・。昨日はラバさんのお母様と電話でお話する機会がありました。どうもすいません。かわいいお嬢様にこんなへんな知り合いが・・・(汗) でもしみじみ思ったのは、私の普通の仲間にはラバさんのお母様の年齢の人もいたりするなぁ・・・と・・・(大汗) いや人生は面白いですね。
さて明日からの連休。一応カレンダー通り休みますが、少しは主婦がしたいし、荒野の月も終わらせたいし、実家の頼まれ事は片づけなきゃならんし、まるまる1日は仕事もしないと(溜息) やっぱり遊ぶのがヘタだな(苦笑)
:2004/4/29  先頭へ
 2004 May.03:ボスってば美味しすぎ
ラバさんは帰省中で、今週のデカレンはまだご覧になってないかなぁ。デカレンの次週予告、久々に喚きました。ラバさんももし見てたら絶対叫んでると思う。 6人め戦士がボス〜〜〜!!!! あまりにカッコ良すぎる。そりゃ無いよってぐらい! その長いお鼻はマスクのどこにどーやって入ってるのかなという疑問はさておき。
考えてみると博士や隊長役が6人めとか、最初からずっと一緒だった人が実は6人め戦士って今までなかったんですよね。でも今回のデカレンだとほんとに自然。

あああ、こうなったらほんとに出てきてくれないかなぁ。スペースポリスの長官になってるギャバン隊長の大葉さん。ドギーがとっても尊敬している先輩(JACの神様だし)。休暇で奥さん(当然叶和貴子さん)とお父さんのお墓参りに地球に来たところで事件に巻き込まれる。当然エマージェンシー(蒸着)!
「う、うそだろ、あの古いスーツで!!」
と若い5人を唖然とさせつつ、ドギーと二人で、ばったばったと敵を薙ぎ倒して欲しい。
お願い、東映さん、なんとかして!(笑)

この連休は本棚交換したり、実家でADSL&IP電話の設定をしにいったりと、溜まった用事を色々片づけてます。でも昨日の夜からなんか風邪引いた気が‥‥。仕事が一段落ついたところで、バタっと体調を崩すってよくあるパターンなんだけど、それかな。まあ今年になってからほんとに忙しかったからなぁ‥‥って待て。まだ5月も忙しいんだから、なんとかしなきゃ!
:2004/5/3  先頭へ
 2004 May.06:お話のバランス
やっとこさ「荒野の月」を書き終えたので、龍球の今後の構成などを考えていたらけっこう話数が無くて焦ったり(笑) いや本当に難しいですね、こーゆーの。本物は1話30分って決まってるんだからとんでもなく大変そう。まあウチは遊びなのでどうでもいいのですが。

最近りあさんとメルしてて感じたのが、自分はメインキャラと脇役の取り上げられ方のバランスにかなりこだわりがあるなということでした。
殆ど小説を読まない人間ですが、学生時代はアシモフ、クラーク、バラード、ヴァーリィ、ニーヴンといった海外SFを読んでました。この手の小説ってキャラのウェイトは少ないですよね。世界観や構成やシチュエーションこそが重要なんで、大雑把に言えばキャラは読者の目の置き場に過ぎないっていうか。
で、キャラのウェイトが高いフィクションというといきなりアニメや漫画や特撮になっちゃうんですが(汗)、その場合どうもメインキャラの立たないストーリーが苦手らしいんです。作者が主役より脇役に入れ込み過ぎてるなと思うと、その脇役がどんなに魅力的であってもついていけなくなる。

ライダー龍騎で真司がラス前で死んだ時、ひゆーさんが「一般人の思う幸せじゃなくても、真司は真司の"答え"を見つけたから、それで満足できたし幸せだったと思う」と仰ってて、ああ、それはそうかなぁ、と思いつつ、でもなんか納得できないものがあったんですよ。
それが「主役の死がストーリー全体に与えた影響が何なのかが私には解らなかった」ってことだったんだと最近気づきました。蓮は自分の望みを叶えたけど、戦いを止めさせたいという真司の思いがどうなったのかが明示されない。主役である真司の死がそれでいいのかという違和感だったんだと。

アバレンジャーはアバレキラーのあの極めて利己的な理屈を、もうちょい早いうちに説得力を持って否定できてたら良かったのかなって気がしてます。もちろんあの荒川さんですから、キラーに入れ込んでたわけじゃなく、アンチテーゼとして掲げたらそれが少々リアル過ぎちゃったんでしょう。それを正面から真摯に否定しようと考えてたら間に合わなかったんだろうな。ラストに向けて必死で補正したけど結局絡め手補正になっちゃた。でも補正しようとしたその気持ちには好感持ってます(補正したのは別の方ですが)。キャラ立ってるし、"一見"カッコいいから突っ走らせちゃえって書き手もいますから。

メインキャラの登場する量の問題じゃないんだよな。作者がどれだけメインキャラを愛してるかってこと? ああ、メインキャラを愛してない作者は自分の子供を愛してない親みたいに見えて哀しいのかもしれないです。そんなら作るなよって。
詰まるところ自分の持ってる不安定さ故の感覚か(苦笑)。でも龍球で5人が量的にはちょっとしか出て来ないのに、アイツらへの私の愛情が読者に伝わるようなのとか書けたらいいなぁ。クウガで似たような話があった気が。

あとバランスということでは静と動のバランスを大事にしたい。短編は全部「静」でもOKですが、基本的には「静と動が適度に入り交じってる」のが自分の理想です。飽きっぽい人でも文章を飛ばしたくならないように(笑)。
しかしこれって「プレゼンの資料では表や図を効果的に使いましょう」ってのとかなり似てる気が・・・(爆笑)

そういった色んなバランスという意味では、ひゆーさんの龍球作品はずば抜けてる気がするんですが‥‥同じように書けない‥‥(涙)。24話はひゆーさん展開を意識して書いたつもりなんです。25話以降もそうしようとは思ったんですが内容重すぎて書くだけで精一杯になって、ダメだこりゃと諦めたらあんなことに‥‥(汗)

あーあ。

気を取り直してまた29話以降頑張ります。できるのか(大汗)
:2004/5/6  先頭へ
 2004 May.08:ロイヤルブレンドやーい
我が家では今ちょっと困ったことになっている。フォートナム&メイソンのロイヤルブレンドが手に入らない。うちは二人ともこの紅茶が大好きで、250gのでかい缶をお酒の量販店などでまとめ買いして棚に詰め込んでた‥‥んだけど、それが底を付いた。それで買おうと思ったらどこにも無い。ネットで調べると本国での価格高騰のため半年ほど前から手に入りにくくなってたらしい。

もともとアッサムとかウバとか、ミルクティに向いていると言われる紅茶をある程度試した上でこれに落ち着いているのだから大変だ。やはりブレンドの妙なんだろうか。
こいつの次に気に入ったものというと、以前イギリス土産でもらった紅茶。そっけない紙袋に詰め込まれて「Ceylon BOP」って手書きのシールが貼ってある。くれた人に聞いたら「ん? 近所のスーパーの量り売りだよ」と言う。さすがミルクティの国。スーパーでこんなもん売ってるとは‥‥って感心してる場合じゃない。日本で同じ物手に入れるの難しいじゃない!

とにかくスリランカのBOPものを片っ端から試してみようということになって、近所の紅茶屋さんでまずディンブラとウバを試してみた。ウバはやっぱりダメだ。香りは良いんだけど薄すぎる。ディンブラはまあまあだけどやっぱコクが足りない。
今日はネットでルフナというのを見つけたので、アッサムと一緒に注文してみた。どんなだろう。夫は既に自分でブレンドしてみる気らしく「あとジャスミンはどうしようか」とか言ってるし(ロイヤルブレンドって少しジャスミンが入ってる気がするんだけど)。仕方ない。普通のジャスミンティ買ってきてちょっと混ぜてみるか?

しかしなぁ。この手の紅茶も最低で50gで600円ぐらいはする。そーすると250gで3000円の勘定。今までロイヤルブレンド250g缶を1600円で買ってたからなぁ。仕方ないのでスーパーでアッサム&セイロン(種類的には完璧だ!)の150gで600円というのも買ってみた。おお、色は出てる。でも味が薄いって。ああ、困った。
:2004/5/8  先頭へ
 2004 May.11:保護者同伴
最近の映画は、XX歳未満は保護者同伴ってパターンがあって面白いなぁと思う。最初は「見ちゃいかんもんは保護者と一緒だって見ちゃいかんのでは」とか思ったけど、考えてみたら「保護者と一緒なら見ていい」というより、「見ていいかどうか保護者が判断して」ってことだったのねと。

過激なシーンがその人間に悪影響を与えるかどうかは成熟度によって決まるわけだが、それは○歳になったらOKとか、血液調べたら判るとかそーゆーもんじゃない。となると誰かしら他人の判断が必要なわけで、その判断は保護者に任せる、とこーゆーわけか。

会社である程度の年齢になると俗に言う「中堅社員研修」みたいなのに行ったりする。組織の中でどう動くかといったことを勉強するもので、誰を受講させるかはたいてい人事とかで検討される。私も検討側に居たことがあるんだけどこれが面白い。20代後半で十分出せると思う人もいれば、30代後半になっても難しい人やら、20代ではぱっとしなかったけど30過ぎたあたりからがらっと変わる人とか。

子供も成長過程でかなりの個人差があると思う(自分には子供がいないのでわからないが)。とはいえどの親も人の評価のプロじゃないし、児童心理学に長けてるわけでもない。たとえプロでも自分の子供を客観的に見られるのかとか、考えていくと難しい面もあるだろう。それでも一律に○歳以下はダメっていうよりはいい気がする。考えてみると、私も小学校5年の頃に平井和正氏の小説にどっぷり填ってたけど、かなり過激な暴力&レイプシーンとかあったもんなぁ(おい!)

さて、映画はチケット売り場に人がいるからそういう抑止はある程度働くだろう。同人誌も対面だから子供が買いに来たら売らないという手もある。でもWebサイトは違う。トップページに○歳以下はダメとか書いても簡単に入れるなら、人目につかない酒や煙草の自販機の「20歳未満はダメ」って張り紙以下だ。

私が際どい描写をサイトに載せないのは、別に自分が潔癖なわけじゃなく、見に来る人の顔が見えないから。龍球を読んでる方は年齢が上だろうからあまり心配してないけど、ドラゴンボールの方は小学生が見てるケースだってあるだろう。まあ今日日、小学生が読む漫画だって際どいシーンはあるわけだが、他がやってるから自分もGOってのは、シュミじゃないんだよねぇ。
:2004/5/11  先頭へ
 2004 May.13:人称代名詞
先日のラバさんの一人称の話は、ほう!と思った。実は自分、人称を気にしないタイプなので。小説を書く時の人称には気は遣うが、実生活で人称で引っかかったことは殆ど無い。赤星じゃないが、自分が気にしないので逆に人に悪い感情を与えてる部分はあるかもしれない。少々反省。。。。

電車の中で女子高生が自分をオレと言ってても(僕な女の子には会ったことがないんだけど‥‥)、それこそオタクな人に「おたくは‥‥」と直接声をかけられてもあまり気にならない。その人が何考えてその言葉を言ってるのかってことの方が自分にとっては重要なんだと思う。
その人の属しているフレームの中ではそういう言い方でOKと共通認識になってるなら、それはそれでいいんじゃないかと安易な考えである。別のフレームに行けば自ずと直して行くだろうし、気づかずにトラブルになっても、それがその人のコミュニケーション能力なら仕方がない。

実際そっち系の人に「おたく‥‥」と呼びかけられた事は何度かあるが、殆ど引っかかっていない。もし軽蔑の意味が込められていたのなら別のサインで解るだろうし、そしたらそのときには怒るだろう(その軽蔑が不当だった場合は)。関東で年下の奴にいきなり「あんた」と言われたら、流石に怒るかも。でも相手が西の人だったら別。
会社の後輩が客に対して一般的じゃない一人称二人称を使ったら即刻注意だけど、それはその言い方がイヤなんじゃなく、今自分のいる状況を考えろよって感じかな。友人同士でどう自称しようが、プライベートの時に私をどう呼ぼうが、そこに含まれる感情的なものが真っ当であるならOKです。


以前、ネットで「他人をお前という人は絶対許せない」と書いている女の人がいて、へえ、と思ったことがある。私自身はお前と呼ばれるのは(ある程度相手は選ぶが)嫌いじゃない。夫が私を呼ぶ時も、名前以外だと「君、お前、姉御(我が家では"お母さん"と同義)」とごちゃごちゃである。赤星も有望にしろ仲間にしろお前って呼ぶけど、許せない人だったらそれで赤星のこと嫌いになっちゃうのかなぁと思ったらちょっと寂しかった。

みっともない話だけど親の話をしよう。私の両親というのは本当に夫婦仲が悪かった。喧嘩するというのじゃなく、父親が母親の人格を否定してるパターン。彼らは恋愛結婚だから当然自分の判断で結婚したんだけど、少なくとも父親にとっては求めているものがことごとく得られず、アテが外れた大失敗の結婚になった。
客観的に考えれば選択ミスであるわけだが、もともと自分の実力に自信を持っているタイプだったので、彼はそれを抑圧した。自分の失敗じゃないと思いこむ一番簡単な方法は、悪いのは全部相手と考えることで、そうしたのである。それはもうかなり徹底したものだった。もちろん母親の方にも問題が色々あったのも事実なんだが。

いやはやこうやって分析しちゃえば「やはりフロイトは偉大だった」ってなことになるんだが、その二人の間に子供の立場で参画するとけっこう歪む。私は「自分さえ居なければこの二人はムリして一緒に居なくて済んだハズだ」という観念に取り憑かれて19年を過ごし(なので世の中で一番キライな言葉は「子はかすがい」である)、19歳になる直前に夫と出会ってやっとなんとかなった‥‥が、未だにどこかしっくりしてない感はある。

さて、私が高校ぐらいの頃だ。何かで母親が「お前」という呼び方は他人を見下してると思うと言って「お父さんは一度も人を『お前』と言ったことが無い」と少々誇らしげに言ったことがある。ことあるごとに侮蔑の言葉を投げつける伴侶に対してどうしてそういう解釈ができるのか。今考えればそれは母親の防衛機制だった訳だが、当時はそんな分析なぞできなかったので、私はただただ絶句したのである。

私が人称代名詞そのものに重きを置かないのは、そんな経験があるからかもしれない。
:2004/5/13  先頭へ
 2004 May.14:夫に勧められる本
ラバさんお誕生日おめでとうございます♪ 昨日はまた深夜まで仕事してて遅くなりました。なんか色々癒される事が多かったみたいで良かったですね! 私も先日一つ歳が増えましたがこの年齢になると誤差のうちみたいな‥‥(苦笑) ラバさんが1歳になる直前に夫と付き合い出したんだよなぁとか思うとなんともいえない気分です。その頃はまだゆうさん居なかったし。。。。。

さて出先でどうしても30分ほど時間を潰さなくてならなくなり、可愛いR2も持っていなかった私は本屋で1冊衝動買いをした。コンピュータとかシステム関係以外の本を買うのはかなり久しぶりだったりする。まえがきでかなり「おお!」と思って(そういう本は少ない)、すっごくワクワクして読み始めたら今のところ期待に120%応えてくれてる(そういう本はもっと少ない)。最高だ!
文春新書「寝ながら学べる構造主義」(内田樹著)。市民大学講座のプランを本にまとめたものなんだけど、私のように以前少しかじってみたけどどうもぴんと来なかった、なんて人にはもう最適中の最適だ。

これは早いとこ夫に渡さねば思っているのだが、電車に乗っている時間しか読まないので(非常に短い)なかなか進まず、まだ半分しか読んでない。
夫と自分が合っているなぁと思うのは特に本について。夫が「これは君にも絶対面白いと思う」と言えばまず間違いなく面白い。「これはいまいちだった」と言えばいまいち。そして私が言ったことも夫に対して同じように作用する。もちろんお互いに、相手の判らない分野は勧めないせいもあるが、重なってくる範囲に関してはまずぴたりとあたる。そして上述みたいな本がまさに積集合の中の良書。
二人して本に平気でラインマーカーを引くタイプだ。これも一致していて良かった。嫌う人も多いので。だから図書館とかで借りて、いいなと思う本はすぐ返して買う。先に読んだ方のマーカーも大抵まんま使えて便利だし、微妙な差異は差異でまた興味深い。

「自分や自分の周りの現象をどう捉えるか」とか「どんな理論構成をを美しいと思うか」とか、そんな点でかなり似てるんだと思う。そしてたぶん夫も私もどこかで人間行動における根元的な法則性により近づきたいというか、そんな気持ちがあるんだろう。夫婦で飲みつつそういった話をしていると尽きないんだよね。これは考えてみるとかなり幸せで楽しいことだ。
:2004/5/14  先頭へ
 2004 May.15:ピピッと日記
昨夜は興が乗って2:00ぐらいまで仕事してたが、おかげで眠れなくなり、なにかぼーっとできることはないかしらと思ってラバさん日記の4月分をまとめた。実はこのCGIは1日に1個のhtmlを作ってしまうので、このままログをとっておく気にはとてもならない。コードを見ても実務で使えるセンスじゃないけど、とにかくデザイン重視で選んだので覚悟の上である。ラバさん日記は楽しくて読んでてハッピーになるから、お客さんが読みやすいといいと思うし、ラバさんご本人にとって、ごく普通の「日々の記録」として見やすいといいなと思っている。

Webで公開しているとはいえ、私自身はかなり自分の為に日記を書いている気がする。
自分は何か漠然と思いついたことを、頭の中で割にはっきりと文章にするタイプだ。とはいえきちんとアウトプットしないと忘れてしまって「あのときなんか考えてた気がするんだけど‥‥(汗)」ということがよくあった。だからタイトルをインデックスにしてる今のHTML日記はかなり便利。インデックスをずらっと眺めれば「あのとき」に到達できるので。あともちろん文章にすると考えを整理し、時には発展できる‥‥というメリットもある。5/6のなんか書いているウチに色々まとまってきて面白かった。
過去を大事にしている訳じゃないんだな。むしろ旧姓の頃の記憶はかなり捨てたい‥‥が、今の自分を形作った要素や、今or未来に必要な要素をファイリングしておきたいという、かなりビジネスライクな感覚のような気がする。

さて話は変わるが、今日、ガスコンロを入れ替えた。思い切ってピピッとコンロを買ったのだった。ガラストップもタイマーもすごく便利だ! 今までコンロのグリルで焼いたお魚ってなんか苦手でいつも普通に焼いてたんだけど、今度のは両面焼きなので早く試してみたい。しかしまたまた家庭内に新たな電子音が‥‥(笑) だんだん区別が付かなくなりそうだ。
:2004/5/15  先頭へ
 2004 May.16:ビジュアル音痴
今日のデカレン、さらりと良かったです。あれは普通の組織でも重要なことだよなぁとか。確かに会社でもこっちのオエライさんが客の前に顔出すタイミングってのは重要だし、何をもって「いざ」と言うかとか面白かったです。
しかしエンディング前のボスの「それは聞くな」には爆笑させて頂きました。あーゆー形でつっこみを交わしちゃうってそれはそれでいいかも。
夫「マスクに入ってる時はブルドッグ顔だったらどうする? 普段は威厳の為にシェパードモードになっているとか」
私「エマージェンシー・コーギーモード! とか、パピヨンモード!‥‥で、その顔になったら怖いぞ」
とボスに関してバカ会話を交わす我々を、ラバさん、理絵さん、お許し下さい。でも、ジャッジメントするとき、アリエナイザーの周りが丸く囲まれてお白州モードになると楽しいんだけどなぁとか、他にも色々バカ話をしています。
「し、しまった! お白州が‥‥。ぬ、抜け出せん!」みたいな。

さて最近しみじみ「自分って、本当に人のカラダを見てないなぁ」と思うことしきりです。いやゆうさんの昨日の絵版とか。ラバさんも以前、有望さんは足が綺麗な感じで〜と書かれてましたが、私は龍球キャラについて、そういうイメージが無いのです。身長とか体重を考えるのが苦手だし、逆に数字を言われてもピンと来てません。
ただ、正直言うと、同性愛者ではない女性に「こんな体つきの女性が趣味です」と言われるとかなり違和感ありますね。ままごとや人形遊び的な現実感の無さがどうも‥‥(苦笑)。いやまあ変身ヒーローもある意味ままごとですが。
自分がこーゆー体型になりたいってならよく判ります。あとはその人が医者やスタイリストで「こういう体型が理想です」と語ってるならそれも判りますが‥‥。あ、こういう体つきだと描き甲斐があるってのはあるのかな。私はイラストを描けないのでその点は判りません。

自分が小説を書く時の体つきについて‥‥。うーむ、なんだろ。女性は細い方が描写し易いです。自分が小柄だから、華奢さに「感じる」男性が居て欲しいと思ってるんでしょう。いやそーゆー男はまあまあ居ると思うんですが夢見てますか? 男性描写は、すいません、ほんとーに適当‥‥というか書いていてない(死) 男性のカラダをしみじみ見たいとはあまり思わんので(笑)、身体の動きは書き込んでいても、体つきについては殆ど触れてないです。

実生活でも他人の体つきを気にしないタイプなんですよね。足がきれいとかスタイルがどうとか腕が逞しいとか‥‥驚くほど見てない。すごく背が高いとか低いとか、やたら胸が大きいとか極端に手足が長いとかだったら流石に初期印象持ちますが、基本的にはビジュアル音痴。センサーが有りません。
敢えて言うと病的に太った人(電車でシートを二人分占有しちゃうような)だけは男にしろ女にしろちょっと苦手です。あと足を引きずる歩き方は苦手(体つきと関係ないでしょ)。昔の日本人は摺り足の方が基本だったらしいけど、オフィスだと妙に気になるのよ。

直接会って話してナンボだからなぁ。ただ「顔つき」はすごく気になりますね。表情や目の輝きとか。ある程度の年齢になると性格と頭の良さ(学校的な意味じゃなく)は、かなり「顔つき」に出る気がするので。服装にも性格が出るかな。ってことで私的には、人を見るとき体つきのプライオリティは最下位だったりします。
:2004/5/16  先頭へ
 2004 May.17:世界の中心で愛を‥‥
とくれば、当然ハーラン・エリスンのSF名作「世界の中心で愛を叫んだけもの」でしょう!? そのパクリタイトルをどうして日々あちこちで見なきゃならんのよ。それも恋愛ものだよ恋愛もの。お願いだからやめて。
それでも「もしかしてハーラン・エリスンの作品を知らないで、思いっきり恋愛小説書きたくて、偶然同じタイトルつけちゃったのかなぁ」と呑気な事を思ってたんだが、そんなわけないことを今日知った。いや常識で考えれば、そうだよね。もし担当の編集者が知らなくてもその上司は知ってるよ。

実はこのタイトルはエヴァンゲリオンの最終話のサブタイトルでも「世界の中心でアイを叫んだけもの」って表記で使ってるらしい(自分はエヴァを見たことないんで)。まあエヴァはSF哲学みたいな雰囲気らしいし、逆にエヴァ・ファンがエリスンの作品を読んでも受け入れられると思うからいいんだけど。

でも今ヒット中の「世界の中心で、愛を叫ぶ」は全然違うじゃん。どっかで聞いたようなタイトルつけて覚えやすくして売ろうとしたのかしら。どこぞの名言のように学校出た人なら誰でも知ってる言葉使うならいいけど、知る人ぞ知る名作タイトルをパクるって納得出来ん。3流アダルトビデオのタイトルの方がまだマシ。間違えるヤツいないもん。
もちろんエリスンの「世界の〜」は原題の邦訳なわけで。邦題には著作権みたいなのは無いのかなぁ。しかし原作はSFの世界最高峰の賞をとった作品なんだよ。訳した人は私が最も好きな文章を書く最高の翻訳家なのよ?(確か浅倉久志氏だった気が‥‥違ってたらすいません)

私も確かにDBのファンフィクでアシモフの名作「私はロボット」を頂いている。でもあれはDBの世界にカルヴィン博士が存在するかのように書いてるし、ジスカルドを16号になぞらえてるのも判る人には判るし。アシモフ作品へのオマージュを込めてこのタイトルにさせてもらった。
昔るいさんが未来の瑠衣と黄龍のファンフィクを書き始めた時(残念ながら1話でペンディングになっているけれど)、「タイトルを『幼年期の終わり』」にしたいと仰ってきた事があった。私はクラークのあの作品(名作過ぎ)の雰囲気を伝えて「この恐ろしくも荘厳な内容を持った作品のタイトルを使うには、趣が違いすぎるのでは」と差し戻したんだよね。るいさんは「そんな作品だったんですか! タイトルだけ聞いたことがあって瑠衣がオトナになるってことで単純につけたんですが、それじゃダメですね」と新しい「blossom」とういタイトルを付けてくれたわけ。

似たタイトル付けるにはそれなりの理由が必要でしょ? その恋愛小説。原作読んだらエリスンへのオマージュが隠れてるんだろうか。ポスターとかの説明を見る限りそれはあり得ない。「愛を叫んだけもの」は、一口で言ってしまえば狂気と暴力がテーマなんだから。でも、昔読んだ時は「おれには口がない、それでもおれは叫ぶ」の方が衝撃的だったんだけど(というか判り易かった)、今読んだら「世界の中心で愛を叫んだけもの」はすごく気に入るかもしれない。よーし、来週実家に行ったら探して読み返そう!
:2004/5/17  先頭へ
 2004 May.20:構造かぁ
すっかり中断していた「寝ながら学べる構造主義」を昨夜やっと読み終わった。夫よ、ワクワクさせるだけさせて待たしてごめん。
いやもうほんとに面白かった。私の哲学は高校の倫理社会止まりで、家族にも友人にも哲学系の人は居ない。だから構造主義に触れたのは10年ほど前にフロイト関係の本を読んだ時だ。フロイト繋がりだから登場するのもラカンとかクリステヴァあたりなのでもう判らなくて。こりゃダメだとおっぽりだしてたが、この本を読んで、入る人を間違えてたなぁと。レヴィ・ストロースとバルトは趣味に合いそう。

ムチャクチャ簡単に言えば、人が主体的に枠組みを作っているのではなく、枠組みによって規定されているってわけだ。じゃあその枠組みの方はどうやって生まれてきたんだろう。構造主義の中でそのあたりのことってどう語られているのかなぁ。自分はそこに「エージェントは組織化する」という複雑系理論を当てはめるとすっきりするように思ったんだけど。
人間という素子が、たとえば近親相姦を避けるという単純な法則性に乗っ取って単純行動をすることである社会規範を生みだし(この部分は複雑系理論)、その規範によって言語が切り出されその言語が構成員を規定されていく(この部分が構造主義)という訳だ。おお面白い。

あと、「主体」は構造主義的には幻想であるわけだが、少なくとも人間の集団が「構成員の多くが、あたかも自分自身に主体があるかのように勘違いするような構造」であることは間違い無いと思う。でなきゃ長い歴史の中で綿々と人間の在り方についてあれだけの思想が持ち上がらないだろう。だとすると、粒子の質量が十分に大きければ古典力学が十分に通用すると同じで、主体を中心にした考え方も間違いって訳じゃない気がする。
つまり構造主義がアインシュタイン以降、それ以前の哲学はニュートン力学とかそんな感じ。じゃあ複雑系は量子力学? じゃあ電磁気学はどれよ(笑) いやそれは置いといて。経済学にもミクロとマクロがあるんだが、哲学思想にもそれはあったってことかな。

「全ての学問(というか思考)は『あるもの』を説明したがってる。自然科学も哲学的も同じで、記述とアプローチが違う。ただその『あるもの』は人にはけっして記述し得ない。n次元の物体をn次元未満ではけっして表現できないように」 これは誰かの言葉じゃなく(タオ博士の言葉でもなく(笑))、ここ10年ぐらいの私の感覚(とはいえ構造学的には色んなことの受け売りの混合物)なんだけど、本当に"もの"は皆とても"同じ"だ。つきつめていけば『あるもの』の周辺で何かシンプルなオトシどころが見つかる。今のところ、そう考えていてもハズレ無し。
:2004/5/20  先頭へ
 2004 May.22:20万ヒット!
凄い‥‥。とうとうカウンタが200,000を越えました。皆さまに心から御礼申し上げます。
個人サイトの平均寿命って1年半とか2年とある方が仰ってました。別の方は3年とも。統計的な裏付けは載ってなかったので話半分としても、感覚的に3年って一つの指標かもしれないですね。その意味ではOz's Leavesも今年の夏でやっと3年です。

先日ラバさんとお茶しつつ、このサイトを10年続けたいなぁと言ったんです。そしたらラバさんが輝みたいなキラキラ瞳で「その頃には100万ヒット行くでしょうか」と仰ったんですよ。
・・・あ、ところで。 ラバさんは性格だけでなく見た目もたいへん可愛らしいお嬢さんです。加えて服装から小物までセンスがいい! ぱっと見て「可愛い!」と思う男性がごろごろいてもぜんぜん不思議じゃありません。いやお世辞じゃないですよ。なので昨日の日記にあった今年の目標は大変よろしいかと(笑)。
あちらからのサインだけでなく、自分の中の「もしかしてこの人のこと好きかも」センサーに気づくことも大事だと思います。若い頃の話になりますが、私を含め私の周りでは、AさんがBさんに片想いしてる時は、完全に一方的ということは無くて、BさんもAさんに対してかなり好意的な感情はあるけど、もっと好きなCさんが居る‥‥というパターンが多かったので。

おっと話を戻しましょう。めざせミリオンヒット。
いや、素材配布や情報系のサイトならいざしらず、今のカウンタの伸びが10年ずっと続くのはムリでしょう(苦笑)。リピーターの方が来て下さるのは、通ってでも読みたい作品があることと、ある程度頻繁に更新してることがポイントだと思うので。そこまで自分とみんなのテンションが持つのか(笑)
まあ確かにドラゴンボールは本当に息が長いですよね。先日のJASRAC賞の銀賞がドラゴンボールってのはぶっとびましたけど。未だに沢山の新しいファンが生まれ続けて新しいお客様も増えているのでしょうけど‥‥最近DB系はまったく更新されてないし(汗)

でもヘンな云い方ですが、たぶん私は何年経ってもこのサイトにある作品群(自分の作品含む)が好きだと思うんです。だから容量が増えても古い作品を下げることはしないだろうし(既に60Mbyteになってるんですが‥‥)、極端な話、一切更新できなくなっても公開してるような気がします(苦笑)
とにかくこうして来て下さるお客様に大感謝です! 気長に気長にやっていきます。まずは10年、次には100万ヒットも目標にしてみましょう! 自分のため、メンバーのため、そして大好きな悟飯と赤星のためにも(笑) しかし10年か。悟飯は変わってなさそうだけど、赤星はぜひ素敵なオジサンになっていて欲しいものです(爆笑)
:2004/5/22  先頭へ
 2004 May.23:らぶらぶ好き
特撮で描かれるカップルが好きだ。ギャバンとミミーとか、スピルバンとダイアナとか、郷とアキ(帰ってきたウルトラマン)とか、ダイゴとレナ(ウルトラマンティガ)等、まっすぐに「好きだー!」ってのが伝わってくるような衒い無いカップルが好き。見てて嬉しくなる。昨日のセーラームーンでとうとうタキシード仮面とセーラームーンがカップルとして確立したの見てても、なんか良いなと思ってしまった。前世のプリンスとプリンセスなんて絵本チックな味付け満載のこの話こうなんだから(しかし、やっぱり小林靖子さんって"運命"に思い入れがあるよなぁ! 恋に落ちると地球が滅びるって前世の運命にどう立ち向かえるかって色合いになってるし)。

こうなると自分は「らぶらぶ好き」ってことになるんだろうか。でも恋愛映画や恋愛小説やトレンディドラマ‥‥はまったく受け付けない。どう考えても特撮番組より恋愛ドラマの方がリアルなはず‥‥なのに、見てるとえらく苛つくことが多い。
喩えば「自分が本当に彼が好きなのかしら?」とか悩んでるヒロインには「ええい、そんな判りやすいことで悩むなっっ」とつっこみ入れてるし、主要カップルの仲を裂こうとする陰謀が出てくると「ストレートに相手に聞けば判るでしょうが! そんな女、信じられないって目をみりゃわかる!」、親が反対してるとかいうシチュエーションだと「親はさっさと捨てれば」とかなるし(自分が親になんの頓着もないので)‥‥。身も蓋もないまま「ええい、かったるいぜっ」とスイッチ切ったり、本を閉じたりしてる自分がいる。

恋愛ドラマって一応20代中盤〜後半ぐらいの女性の感覚が描かれてる‥‥と思うんだが、自分はその歳にはもう結婚してたしなあ。だからって不倫系恋愛ドラマがわかるかというとそれもダメ。不倫したい感覚が無いので誰に感情移入したらいいんやら。百歩間違って自分が不倫するとしてもだ、ずるずると年単位で不倫してるヤツの気は知れん。さっさと整理しろ整理。気持ち悪いっしょ。

高校卒業してすぐから旦那と付き合ってずっと一緒でその上子供がいないので、超絶単純な恋愛感覚のままなんだろうなきっと。柴門ふみの登場人物の悩み事には思いっきり突っ込み入れてるくせに、セーラームーンで中学生のうさぎちゃんが悩んでる事には「そうだよねえうんうん」と思っている自分っていったい。
ちょっと前に、私と夫の関係は理想的と言って下さった人がいるんだけど、分析してみるとそれはぜんぜん違う。私が親子関係で得られなかった愛情を夫に求めたのが根底にあって、成熟した男と女じゃない歪みが内包されている。まあそーゆーカップルもそれなりに多いんだろうけど。ただ私の場合はたまたま相手が「キャパがあり、でも適度におおらかで細かい部分に気付かなかった」ことと、私が「ある部分での支えには飢えていたが実利面ではしっかり者だった」ため、偶然うまくいったに過ぎない。

とはいえ若い頃のごく素直な「この人が好きだ」という気持ちは大事にしたいと思うんだよね。それは、相手を尊重して大事にしたいという、とても「優しい気持ち」だと思うから。
:2004/5/23  先頭へ
 2004 May.25:上司の手なずけ方(笑)
今まで15年ぐらい会社員の期間がありますが、今のところ大抵の上司とうまくやってます。そうそうゴマスリが上手って訳でもないです。上司相手に噛みついてオフィス中の社員の耳をダンボにさせたこともあるし、仕事だとかなりストレートな人間なので。
ポイントは他の人間関係と同様、相手がどーゆー人間か早いとこ見抜くってトコでしょう。バカなのか利口なのか、虚勢張ってるのか本当に自信持ってるのか、感情的なのか理詰めなのか、そのまた上司からどう見られてるか等々。まあバカか利口かってのも、こっちが井の中の蛙であることも十分考えられますので、判断は難しいですが。

相手が理不尽な文句をやたら付けて来る時は(理不尽ってことはすなわちバカ)、どっかしらでガツンと一発かますと驚くほど大人しくなります。ただしこの「ガツン」は、完全にカウンター・ノックアウトが取れないと逆効果ですので要注意。チャンスがあっても多用すると効果が落ちます。最も重要なイベントで決めて下さい。
相手がそう利口じゃないけどいい人で懐いてくる場合は基本的に懐かせてあげてOKです‥‥が、時々理不尽に甘えてくることがあるので、その時はそれなりに「ガツン」が必要です(ってセクハラって意味じゃないですよ)。

相手が利口で良い人の場合。運が良かったです。思いっきり学びましょう。こういう人がグチを言ってくるようになったら「ラッキー」と思って下さい。それだけ信頼されてるってことですので。信頼関係が確立できた上司に対しては不満はジャブでぶつけること。たまにはストレートぐらいOKでしょうが、カウンターやアッパーカットはダメです。

相手が利口で嫌な奴の場合。これが一番大変ですね。
一番建設的なのは「良いとこ探しをする」でしょうか。まあ世の中そんなに悪い奴もいないハズなので、コイツがこうなのは何か理由があるはずだとか、この人のこーゆー所は好きだとか、ちょっとムリしても探してみる。人間関係は鏡ですからこちらからの視線が優しくなれば向こうからの視線も優しくなることが多い。ただ上っ面のおべっかはバレるんで「良いとこ探し」の過程は必須です。
良いとこが見つからなかったら‥‥。徹底的に喧嘩しまくるか、徹底的に我慢しまくるか‥‥ってのは短期仕事じゃないと辛いです。だからあとはもう如何にクリアするかってゲームの障害物のように考える。そのうちまたどこかで同じパターンの「嫌な奴」に会った時に、その経験は絶対に役に立ちます。いや、ほんと。

ちなみに「嫌な上司or先輩」があちこちに色々居る場合は、まずは自分を振り返った方がいいかも(苦笑)。人間だからやっぱ苦手なタイプはあると思うんですが、それが種々雑多ってのはちょっと‥‥。若いウチに自分を変えるか、生息可能な仕事環境を探すかどっちかかと(笑)
:2004/5/25  先頭へ
 2004 May.29:OASYSの代替
連休明けてから仕事の方は少し落ち着いていたが、実家でとうとう母のOASYS(ワープロ単体機)が壊れて、ここ2回ほど週末はそっちのフォローをするハメになっている。
結局悩んだ末にアクセスでOASYSユーザー向けパソコンを買うことに。しかし最新スペックのマシンに、OASYS2002、KB611キーボード、そしてOASYSフロッピーが読めるあたりまでセットアップしてくれて15万は安すぎる。これを読んでいる人でOASYSを愛用していた‥‥という人はあまり居ないだろうけど、もしお困りの方がいたら紹介してあげて下さい。

で、問題はプリンターであった。HPのコピーとの複合機を買ったらどうも初期不良らしい。メーカーも完全に本体がイカレてると判らない限り、現品交換をしてくれない。インクカートリッジを変えてみてくれとか、次は用紙認識のチェックを‥‥と、かったるいったら。こちとらいつも家にいる人間じゃないんだから、なんとかしてくれ。

とはいえ今日はまたまた夜中過ぎまで仕事をするハメになった。無線機能付きの可愛いR2をデータベースサーバーにして(無線だと遅いのでわざわざ有線で繋いで)、メインマシンで開発しているとなんだかなぁ‥‥。とはいえ向かいで夫もT2(R2より一回り大きいノート)とメインマシンと2台使って仕事してるし‥‥。どーゆーウチだ。
今になってこんなに忙しくなったのは、ここ暫く少々仕事から逃避してたからだ‥‥。歳のせいかなぁ。昔ほど仕事に対して貪欲じゃなくなってきてる‥‥。よくない。ということで明日・・というか今日も出勤である。ふう。
:2004/5/29  先頭へ
 2004 May.30:歳とったなぁ
昨日は夫婦2人で仕事だったので、夕食はまたお気に入りの店に飲みにいった。ワイン半本に加えてカクテルまで飲んだら今朝声がガラガラになっていた(笑)。40歳を越えたあたりから酒にめっきり弱くなってるな。
でも今朝は実家のHPのプリンタ調整はやってきた。サポートの女性も休日返上で出勤していたらしく、裏コマンド使って設定しなおしたらうまくいった。こーゆーことあるんだねぇ。でもサポートの対応には満足。もともとプリンタはエプソンじゃなくてHPファンなんだが、今回のクレーム処理でも合格点。

さて、お気に入りのお店のフロアの女の子にはすっかり顔を覚えられてるが、そのお嬢さんが夫を見て曰く「とっても父に似てるんです〜」 もちろんお嬢さんの父上と夫は一回りは違うわけだが、ひそかに夫が「がーん‥‥」としていたのは、お嬢さんには秘密である(苦笑)
私たちも来年になったらJRのフルムーンパスが買える。自分もここ数年、てきめんに歳とったと思う。鏡見るのがイヤだもん、いやマジで(苦笑)。先週二ヶ月ぶりに美容院に行ったらカラーにちょっと白髪染めの薬を入れましょうかということになった。もともと母の遺伝で若白髪の髪質だから20代からストレスかかると白髪がポチポチ出てたんだよね。加えてここ半年は仕事も大変だったので。

夫も私と同じで大学の頃から体重は変わってないし、白髪も無いので、まあまあ若く見える方だと思う。でもまあ寄る年波には勝てない。最近小さい字が読みにくくなってきたと騒ぎ始めた。自宅にはA4のプリンターしか無いからA3の資料もA4に縮小して出力するしか無いんだが、そうすると「読めん!」と言う。
要は老眼って奴だ。しかし夫よ、だからって‥‥。
「仕方ない、A3のレーザープリンター買うか‥‥」
それはどうよ(爆笑)

我が家のOA担当として色々調べてみた。インクジェットは冒頭から却下である。仕事の書面をインクジェットの微妙に滲んだ字では見たくない。我が家は現在、A4のレーザーとインクジェットを夫と私のマシンから2×2の切り替え器で繋いでいるのだ。A3レーザーも8万円程度で買えることがわかったのだが・・・
「重さが20キロある‥‥‥‥」
「げ‥‥」
あれをこっちに移動してここに置くかとか、無線LANにして別の部屋に置くかとか、それならいっそ‥‥とか、色々考えたが、もの凄いことになりそうなので今回は見送りである。
「そのうちお前が何か解決策を思いつくかもしれないもんね。そしたら買おう。ワイン庫2号の時みたいに」
「どーゆー意味よ!」
昔2DKのアパート借りて住んでた時、2台めのワイン庫は置けないからダメって言ってたのに、私がちょっと工夫したら置けちゃったんだよね。それで買うハメになったんだ。

ちなみに今我が家にはワイン庫が3台ある。
「統計的に言うとね、冷蔵庫って家の電気の25%を食ってるんだって」
「それで?」
「だから我が家は、冷蔵庫1台とワイン庫3台の計4台で、100%の電気を使ってるんだよねぇ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
文章題が解けない子供冗談でした(笑)。
:2004/5/30  先頭へ
 2004 Jun.01:6月だぁっ!
別に6月が怖いわけでも嬉しいわけでもない。
昨夜、またちょっと急ぎの仕事があって帰宅後すっとパソコンに張り付いていた。あるデータを月単位でまとめて、画面で入力したり修正するようなプログラムを作っていたんである。

色々オカシナところを直しつつ、よーし、これで完成だっと勢いよくボタンをクリックしたら、画面に何も出てこない。お、おかしい、さっきまで確かにあった3件のテストデータはどこ行った〜!
「うそ!」と青ざめた私は、次の瞬間あることに気付いて叫んだ。
「6月だぁっ」
向かいの机で仕事をしていた夫はすぐに事情を察したようで大爆笑された。

システム日付から月を拾ってそのデータを最初に表示するってよくあるんだよね。で、ずっと5月のデータでテストしていたのだけど、深夜を過ぎていきなり6月分が表示されてしまった訳。プログラムがおかしくなったわけじゃない。
仕方なくテストデータをぜんぶ6月分に修正してまた仕事を続けた。あーびっくりした。こんなこともあるよねぇ。

ところで今朝、なかなか悪質なスパムメールが来た。以前時々来た「身元保証協会全信協顧問」(スパムでは有名)、と同じメールアドレスから、今度はメルマガを装ったスパムを送ってきたんである。
不思議なことにメール内に整形を装った余分なブランクが大量に入っていて、その上末尾には天気予報のようなものまで入ってる。なぜ?と思ったが(財)日本データ通信協会に情報提供しようとして判った。
情報提供用のフォームだとこの長さのメール本文は長すぎて送付できないのだ。もう一つの(財)日本産業協会 の方はメールだからそのまま送付できたが、メールサーバーが一杯にならないか心配だ。しかし、こんなメールで引っかかる奴いるのか? ほんとに何考えてんだ、こいつら。
:2004/6/1  先頭へ
 2004 Jun.05:子供の殺意
何がと言えないけど今週はなんとなく忙しかった、というか"疲れていた"というのが正しいかもしれない。暑くなると"がちゃぐー"になってしまって能率が悪くなるし、上司と夜の10時まで激論してた日もあったりしたので。
普段ここではあまり時事問題を話題にしないけど、小学校6年生の女の子が同級生を殺してしまった事件はけっこうショックだった。悟飯同盟のおかげで、本当に中学生や小学生でもネットを見たりHPを開いたりしてるんだ‥‥と実感できたし、その年齢で不特定多数とコミュニケーションを取るのはかなり難しいのでは‥‥とか色々思ってたからかもしれない。
でも多分、電話が普及した時も人の性格はかなり変わったんだろう。今では電話は当たり前過ぎて、皆忘れているが。だからインターネットが普及し始めた今も、人のある部分はどんどん変わっていくのだろうし、その流れは変えられないんだろう。

私はPTAの手先じゃないし子供も居ないけれど、残酷さや淫らさが子供の目に入ることに抵抗があるタイプだ。特にそれが事実や史実でなくフィクションである場合は。実際に自分が小学生の時はそういった作品を読んでいたのは事実だが、後から考えればその手の作品から得られたものはあまり無かったと思う。
送り手は「表現の自由」とか「人の真の姿を追求している」という"印籠"を振りかざすけど、「淫らさや残酷さが入るとウケる」という考えが全く無いと誓えるのだろうか。そういった邪心があるなら「表現の自由」やら「真実の追究」なんておためごかしは地に落ちる。とはいえそういった作品が善悪のつかない人間の手にでも自由に入るのが、今の日本が選んだ社会の在り方で、今更あれが悪いこれが悪いと言うのは意味が無い。

最近の子供は「命の重さ」が判っていないという議論もあちこちであるけど、それは本当にそうなのか。私はちょっと違う気がする。30年前に小学生だった自分は、もちろん誰も殺さなかった。でもそれは「人の命の重さが判っていたから」じゃない気がする。ただ単に「殺意を持つまでの感情が芽生えなかった」からだ。自分は弱い性格だったから落ち込むと自殺という方向に考えがちというのもあったろう。でもどちらにしろ自分の命も他人の命も、その重さなんかきっと判ってなかった。それが"子供"というものじゃないのか。あとは他人に対してどこまで激しいor陰湿な感情を持てないか持てるか、それだけが昔の自分とあの子の差かもしれない。

今の小学生はたぶん、私の時代よりある部分で成熟しているのだと思う。諦観や計画性といった大人の感性を早くから持っていて、そんな中で「普段は普通に付き合っておきながら、実は殺したいほど憎い」といった感情も持つことが可能になっている。勉強、集団生活、ネットやメール、複雑化する子供向け諸作品‥‥。そういった様々な環境が、子供に対して早く成熟することを求めている。
そうなるのは、精神的に早く成熟した方が社会において有利だという総意が働いているからだ。足が速いほうが有利な社会なら、皆こぞって幼いころから陸上に励むはずだ。

今はまだ、表面的には大人びているが本質的には子供のままという、歪んだ子供を生んでいる様に見えるが、年月がたてば全てが普通になっているかもしれない。子供達はもっと「正しい成熟」をするようになるかもしれないし、大人でも子供でも罪は罪として裁かれる時代が来るかもしれない。もしかするともっと荒んだ均衡を見るかもしれないが、そういったことが良い悪いなど誰にも言えない。昔の日本人は立派だったという人もいるが、他国の人間を強制的に連れてきてあれだけ踏みにじった時代もあるのだから。

とはいえ事件のあった学校やら教育委員会やらに匿名の誹謗中傷の電話やメールを送るやつらはどう見ても不快だ。自分は完璧に子育てをしていると思ってるなら、堂々と名前を出して自分はこうしていると言えばいい。名前を出す勇気もないくせに自分は大丈夫と思いこんでいるなら、その子供こそ危なかろう。もし子育てにも教育の現場にもいたことがない人間なら、それこそ無責任きわまりない。
なぜ匿名の箕に隠れて他人を誹謗中傷したくなるのか。そういう衝動にかられる理由が何か、全員とっつかまえて精神分析でも受けさせたい。どうせ何かろくでもない抑圧でも持っているんだろう。匿名で暴力を振るいたい欲求は人間には確かにあるのだろうが、インターネットは簡単にその暴力が振るえる方法を提供してしまった。この「匿名文化」こそ、集団としての未成熟さの証のように感じる。
:2004/6/5  先頭へ
 2004 Jun.08:他人の釜の飯
昨日の朝、千葉はいきなり雷雨だった。出勤前に猫がパニックになって大騒ぎ。こるくはとにかく外に出ると騒ぎたて、いくら抱いてやっても逃げようとする。ぐりは何処行った?と探したら押入の一番奥で踞っていた‥‥ので、こるくのほうも押入に入れてみたら静かになった。私より押入の方が頼りになるのか、キミたちわ(死)

さて、今日たまたま会社で「他人の釜の飯」って話題が出て、思い出したことがある。友人の話だ。彼女の実家は開業医なのだが、姉が結婚もせず、勤めもせず、家で事務の手伝いをしているのだそうだ。親御さんもそろそろ閉院したいが、姉の生活を今後どうしようと妹である友人に相談してくるらしい。結婚して子供もいて仕事もしていて、前から姉の状況に文句を言っていた友人としては今更知らんと、悪友どもの集まりでグチが出た。

「どうしてもって事情があるんじゃないのよ、あの人の場合。ただぼーっと家に居ただけなんだから」
「でも医療事務できるなら、よそでも働けるんじゃない?」
「あんなの医療事務じゃないって。お仕着せの状況で言われたモノを言われた通りにPCに入れてるだけなんだから。業者とのやり取りも親任せでさ。要はワーカーのねーちゃんと同じ。あの歳であれって信じられないよ」
「やっぱ他人の釜の飯食うことは必要なのか」
「でも、○○子なんて大学出てわりにすぐ自分の医院に入ったけど、立派に継いだよね。評判もいいらしいし」
「自分の釜の飯でもちゃんと責任を負わされればいいってことみたいねー」

親御さんにしてみれば婿でもとって医院を継いでもらって‥‥と思っていたらアテが外れたってとこなんだろう。
一人で生きてく才覚も無いくせに見合いに文句を言うな、という友人の言葉はいささか過激かもしれないが、ある程度の年齢になると、それもまた、さもありなんとなってしまうのが怖いところだ。自分がカネを稼ぐことができなくても、結婚して家庭の中での役割を果たすことで「食っていける」なら、確かにそれもまたOKな訳で。

「とにかく40歳過ぎて親掛かりで生きてるって大問題だわよ。巷で言ってる『負け犬』なんて可愛いもんよ!」と宣う友人に、まああの本の『負け犬』は優越感スケスケのいやらしさもあるからさぁと苦笑しつつ、やっぱ人間も基本はいかに食っていけるかなのかと、議論は落ち着いた。ゆうさんの「太陽はない」はまさに真理である。
他者に一方的な負担をかけずに、独力やギブ&テイクで"生きていく"。それが出来なくて許される人はよほどの金持ちか、芸術家か‥‥。とにかく世の中にそうはいない。
:2004/6/8  先頭へ
 2004 Jun.10:面白い面白い
昨夜は会社のリーダー会で少々白熱した議論になって、そのあとの飲み会でも続きの議論で白熱して、帰ってから夫と仕事の進め方やコミュニケーションの問題について語り合ってしまった‥‥ので、頭が冴えて眠れなくなった(苦笑)。でも毎度思うが、夫婦でこういう話ができるのはすごく面白い。夫の仕事に対するスタンスは好きだし尊敬してる。彼の経験からくる色々な話はとても勉強になる。自分の置かれた状況への夫のコメントもすごくわかるし有益だし。

以前、ゆうさんの掲示板に、赤星は自分がこれをやりたいというのが無くて、周りがうまく回っていくのが楽しいと書いたことがあるけど、じつは夫も私も基本的にそうなんである。ここ数年、我々はこの点で最も似てきた気がする。対顧客だろうが社内の人間だろうが、相手がより幸せになる方向に如何に進めるか。そしてこちらのモチベーションは自分の努力を相手がわかってくれていること、これにつきる。

もう一つの「面白い」は‥‥。
29話の続きが進んでいないのは、例によって家で仕事状況が続いているせいもあるのだが、25〜27話とファンフィクで頭が染まっていて、戦隊のリズムになかなか戻らないってのもある。で、リハビリのために龍球の過去作品をちょぼちょぼ読み返したりしてるんだけど‥‥面白いじゃないか!(爆笑)

例えば今回こそ三上にチャレンジしたいなぁと思ってるんだけど(これで特警制覇だ!)、台詞回しのために19話とかダンディなFFとか読み返すと、結局頭からしっかり読んじゃってる。輝台詞や黄龍台詞(←実は彼の台詞を書くのが苦手)にかこつけて、ひゆーさんやラバさんの作品を開くとこれまたしっかり読み返してるし。プロテクトモードの定義など設定の確認では自分の作品を読むわけだが、これもまたつい‥‥。
なんつーか部屋の掃除してて昔のアルバムとか文集見て時間が過ぎちゃうのと似てますな。いや、でも、過去作品なんか見たくもない、なんてなるよりは幸せ幸せ(笑)
:2004/6/10  先頭へ
 2004 Jun.13:あきさんとラバさんと
ラバさん日記にもありましたが、昨日はまたあきさん、ラバさんと遊んでました。11時間ぐらい一緒にいましたね〜。先日ラバさんと新宿行った時に、喫茶店で五分袖で肩から袖口までスリット開いてるカットソー着てる人が居て、お、いいな、と思ったんですよ。その後、似たのを見つけて買ってみました。着ていきたかったので暑くてラッキーでした。この年齢で着るデザインじゃないか。まあいいや(笑)。しかし今日はまた雨だし。

こんなサイトをやってますが、自分、最近のアニメやマンガには疎い上に、ゲームも知らない‥‥ので、ラバさんやあきさんと一緒にいてもオタク話まっしぐら〜という感じにはならないです。イラストを描く人だったらまたイラスト談義になるのでしょうが、それも違うし‥‥ちょっとお二人には申し訳ないような気にもなります。
でも龍球話は他の人とはできないですからね〜。ラバさん、温泉慰安旅行話、ぜひお願いします。考えてみたんですが、スペシャルよりOVSの方がいいかも。

ラストはけっこう仕事の話とかなりまして、面白かったです。お二人とも頑張ってるなぁって。色々苦労はありますけど、お二人ともきちんと仕事をしてる‥‥それが一番大事ですよね。100%満足行く職場というのもそう無いから、メリットデメリット天秤にかけながらみんなやってるんですが。
でも、もし転職や異なる仕事へのアプローチを念頭に置くなら、その時に「前の仕事で自分が何をやってきたか」がきちんとアピールできるようにしとくのは大変大事です。中採の人事って資格より前の仕事で何をどういうスタンスでやってたか、が重要なんですよね。漠然と「○○をやってました」だけだと、「意識を持って仕事して来なかった」→「ウチでも同じなら使えない」となっちゃうんで。

今月はこれを覚えたとか、この仕事をやったという記録を取っておくのも良いと思います。あ、こんなことやってたんだとか、あのときこれに苦労したなとか、記録見ると思い出すんで。あとそういう記録を取っていると、漠然と過ごした時には書くことが無いから反省したりしますね。あと日々の仕事の中で、「あ、こーゆーコトもあるのか!」とか感動したり、嬉しかったり、やったぜ!と思ったこととか‥‥そういう感覚を大事にして覚えておく。面接の時に、生々しい感覚が伴ってると説得力違うんですよ。カッコだけつけても意外にバレちゃうから‥‥。
お二人ともお若いですが、漠然と過ごしていていい時期はだんだんに過ぎてゆくので(笑)、ぜひ色々考えつつ頑張って欲しいです。

さて、今日の衝動買い。八坂書房の「世界シンボル辞典」7800円也。いやー、こんな辞典あるんだ! えらく感動して思わず。ぱらぱら見てるだけでかなり面白いです。
:2004/6/13  先頭へ
 2004 Jun.15:ダブルパンチ
ダブルパンチって右ストレートくらって顎が上がった所に左ストレート(結果的にアッパーカット)食らうという「リングにかけろ」の菊姉ちゃんの作戦(いやこのシーンは好きだった)みたいなものなんだろうか‥‥ってそんなことは置いといて。

いや日曜の夜から昨日にかけてはダブルパンチというかダブルショックだった。
ひとつはひゆーさんから作品の公開を取りやめたいというお話があったこと。ここ2年ほどひゆーさんは休業&オフライン状態だったので、こちらも寝耳に水という状況で。色々考えてヘコんだが、そうしてても仕方がないので「個人的な事情なので気にしないで」というお言葉を額面通りに受け取ることにした。ということでドラゴンボールコーナーは色々整理中。リンク切れとかあったら遠慮無くご連絡頂けると有り難いです。

そして昨日は出勤したら朝から大ショック。
一ヶ月ほど前からある仕事先に行っていた後輩が、急に退職することに。

実は半月ほど前から単純なことでも言われたことができない状況になっていたらしい。でも本人はまったく意識していなくて、とっても明るくて、自分の状態に満足している。数日前に彼と喋って、ああ、仕事順調なんだ、良かったなぁなんて単純に喜んでたばかりだったのに‥‥。
昨日、元々精神的な病での入院歴が有り、それが再発したということが判った。これまで1年ちょっと同じフロアに居て、そういう兆候を感じたことはなかった。確かに人付き合いは不器用だし、仕事に対する臨み方も幼かったのは確かだ。でも作業に対する生産性はそれなりに高かったし、色々経験を積めば変わるかなとか思ってた。それに新しい仕事がひどく多忙だった訳でもない。面倒見の良い先輩がいて、仕事も余裕がある状況だったのに。

そうなんだと言われれば、色々な符丁はあるけど、まさかそんなこととは。
今までストレスでノイローゼっぽくなった人は何人も知ってる。でもこういう、自己認識が完全にズレてしまっているパターンは初めてだった。
とにかくあの状況では仕事にならないどころか、このまま続けたらとても怖いことにもなりかねない。データ漏洩とか何か壊すとかしても彼の尺度ではOKかもしれない。もし運転とか人の命に関わるような仕事をしていたら‥‥。

差別だと言われるかもしれないが、そんなリスク、小さな企業じゃ絶対に背負えない。もしその人が何か起こしたらヘタしたら会社がまるごと潰れる。最初から判っていて、それなりの仕事に従事してるならまだしも。彼には申し訳ないけど、何か起こる前で良かったと思ってしまった。
怖いと思った。本当にわかんないものなんだ‥‥。
:2004/6/15  先頭へ
 2004 Jun.16:180g
今日帰社途中。家の近くで保護者から離れてしまった子猫特有の声を聞いた。生後一ヶ月経っていない子猫の甲高い声。

耳をふさいで通り過ぎようかと思ったけどダメだった。脇道に入ってみたら、小さな竹藪の中で落ち葉に埋もれるようにもぞもぞと。もうすっかり暗くなっていたので、一瞬ネズミかもぐらかと思った。そのくらい小さい。

帰ってから戸棚を引っかき回したら猫用のミルクの小さい缶が出てきた。以前こるくが具合が悪くなった時買って使わなかった奴。溶かしてスポイトで与えたらなんとか飲む。1時間抱いていて、やっと鳴きやんできたが、ここまで小さいと母親の求め方も尋常ではない。

ぴのとぐりは拾った時に360g前後で生後一ヶ月ぐらいだった。こるくはもう少し重くて冬子であることも考えると一ヶ月半ぐらいだったと思う。でもこの子は‥‥。目は開いているけど、まだ見えてない。ミルクの缶の標準体重表から見ると生後10日。

車通勤にして昼休みに帰ってくるようにしようと思う。朝、昼、夜の授乳で持ってくれるかどうか‥‥。ずっと家にいられるならいいが、あまりに小さすぎる。夜になって猫用の哺乳瓶を使ってみたらかなりうまく飲んでくれるので、少しほっとしたが、これはちょっと大変。
:2004/6/16  先頭へ
 2004 Jun.17:マール
今朝ヒゲを剃りながら夫が急にくすくす笑いをする。どうしたのと聞いたら、
「いや、猫の名前なんだけど、レザン、はどう?」
「あ、いいかも。で、どーゆー意味」
「フランス語で干し葡萄」
「でも女の子だったらちょっと堅くない?」
「そしたらマールは?」
「可愛い! それは何?」
「ワイン作って残った葡萄の絞りかすから作ったブランデー」
「おいおい(苦笑)」

じつはぴのとぐりはピノ・グリージオというワイン用の葡萄の名前から取った。こるくが来た時、当然葡萄ラインでいくのかと思ったら、声がだみ声なことと顔がひょうきんなため、コルク栓のコルクになってしまったのである。今度拾った子も「もしかして、セミ?」とか思うような声のため、素直に葡萄の名前にならなかったらしい。

今日は午前中だけ休んで、獣医さんに行って健康チェックをしてもらい、性別を見て貰ったら女の子だった。先生曰く「たぶん女の子だから捨てられちゃったんでしょう」がショックだった。確かにぽつんと一匹だけ捨てられていたことを考えるとそうなのかもしれない。
「でもそれってマジで有りなんですか!?」と聞いたら、よくあるのだそうだ。
「また増えて困ると言うんですが、それならその親から避妊しろっていうのに、判らない人が多いんですよ。世の中歪んでますよ」
ペットを飼っている人の中には、最低の人間も多いわけだ。そいつらに「自分は動物が好き」なんて間違っても言ってほしくない。

ということで我が家の長女はマールという名前になった。

しかしマールはかなりおませちゃんだ。先生の見立てだと生後3週間は立ってない‥‥のだが、ごろごろ言ったり、自分の肉球をがじがじやったりする。我が家のどら息子たちはここまで行くのに少しかかったのに。
一番ありがたいのが排泄が一人でできること! これは驚いた。このぐらいだと濡れティッシュでおしりを撫でてやらないと排泄できないと思ってたんだが‥‥。
もしかしてこいつ。異常に小さい種類の猫で、実は一ヶ月過ぎてる‥‥わけはないよな、この曖昧な(笑)顔を見れば。生まれたばっかりだと犬も猫も微妙に一緒くたな顔してるが、その一緒くたさ加減が残ってるもん。

会社があるから、どれだけ頑張っても朝、昼、帰宅後、夜中の4回のミルクタイムしか取れない。それで育つかどうか昨夜はえらく不安だったが、今日を乗り切ってなんとかなるかもしれないと希望が見えてきた。

ということで会社の脇の駐車場を7月末まで借りた。家と会社が両方とも駅から距離があるので、電車は5分なのに通勤時間は40分ぐらいかかる。車で行くと片道15分。昼休みが50分なので、30分を往復20分をミルクタイムにあてればOK。ちょいとお金はかかるが、この乳飲み子をどこかに預けることを考えれば安いもの。私は運転しながらゼリー飲料だな。ぴのとぐり育てたときも電車の中でウィーダーエネルギーインを飲んでたっけ。しかしぴのぐりの時はバイトだったけど、正社員だとなかなか融通が利かない。世の中「子供が‥‥」と言えば許されても「猫が‥‥」じゃ許されないことが多いもんなぁ。
:2004/6/17  先頭へ
 2004 Jun.18:おっぱいはどこ?
マールは私を保護者として認識したらしい。もうぜんぜん鳴かなくなった。箱から出して少々遠征しても、声をかけて彼女の目線で両手を広げると必死でやってくる。200g(増えた)の綿毛のようにふわふわした生き物が2/3よろめき、1/3歩いてきて、ひっしとしがみついてくるのを、可愛い以外なんて言ったらいいんだ。

しかしひとつ問題が。私には猫のおっぱいは無い。マールは私の身体をあっちこっち探し回っては首筋まで上ってくる。この子にしてみればおっぱいが無いなんてありえないのだから。結局最後は指の腹をチュウチュウ音を立てて吸うことで諦めるのだが。母親から離れるには本当に早すぎると哀れだ。

今日は夜どうしても用があるので午後を休んだ。これから授乳してまた出かけるところだ。
昼は会社から車で帰って、15分ぐらいで授乳ができるかやってみたのだが、授乳だけならともかく、汚れ物の始末があると時間が足りない。だからって排泄物を舐めちゃってもやだしな。母乳じゃないから抵抗力が皆無だと思うので。来週からちょっと不安だが、まあなんとかやってみよう。
:2004/6/18  先頭へ
 2004 Jun.19:なんでわかるんだろ
マールです。後ろにあるのがフロッピー。デジカメのマクロで撮ったせいか、手前にあるものが大きく写っている気はするが。目はまだ薄膜がかかっている状態で、あまり見えていないようだ。全身も色々撮影してみたが、ただでさえ黒くて撮影しにくいのに、じっとしてないのでピンぼけになり、毛虫のような写真が大量に撮れてしまった・・・。

マールが来てからのぐりとこるくの反応は「引く」以外の何者でもない。これがネズミやモグラならとうの昔に玩具にしていると思うのだが、一応わかってるんだな、猫の子供ってのは。なんでわかるんだろ。
死んじゃったぴのは超越した猫だったので、子供のこるくが洗面所で洗われて喚いてるときも、前足かけて伸び上がって様子を見に来たし、じゃれてくるこるくに困ったような顔して相手をしていたが、ぐりとこるくは近寄りたくないようだ、

なんでわかるといえば。ぴのぐりを育てた時も思ったけど、こちらの顔(とくに目)をすごく早く認識するのが面白い。手が視界に入ると顔を見上げ、目が合うと顔に近づこうと上ってくる。なんでやねん。

夫曰く「二酸化炭素を察知しているのでは‥‥」
蚊かい!?
:2004/6/19  先頭へ
 2004 Jun.22:強風アクシデント
昨日。マールの授乳のため昼休み帰宅の第1日目。とんだアクシデントがあった。
昼休みに帰宅すると、こるくが強風の中、東側のベランダの手すりに乗っていた。チビ助のおかげで機嫌が悪いんである。ベランダには台所の勝手口から出入りできる。私は勝手口を開けてストッパーを立て、猫缶を皿にあけてこるくから見える位置に置いて、マールのミルクを作り始めた。そっと入ってきたこるくが猫缶を食べていた時に、事件は起こった。

強風でばたんとドアが閉まり、こるくが「ぎゃー!」という悲鳴を上げた。喚き続けるこるくに、頭が白くなった私。でもジャンプしてもそこから動けないこるくを見て、やっとドアに尻尾が挟まれたんだとわかった。どう考えたって尻尾が途中で潰れたと思った。急いでドアを開けたら、こるくはまさに脱兎のごとく部屋の物陰に逃げ込んだ。ふうーっと怒りまくっているのをあやして、尻尾を見ると大丈夫なようだ。
実は挟まれたのは尻尾の毛だったのである。大量に挟まれて、まとまって抜けた部分が赤剥けになったが、骨には異常はなかった。いやーほっとした。1M近く飛び上がっても尻尾が外れないって、トムとジェリーとかのマンガのワンシーンの様だが、実際に見ると、マジで青ざめる。皿をドアから離れた所に置くか、こるくをとっつかまえてドアを閉めておけば良かったのである。もう不注意で子供に怪我させたお母さんの気分だ。

しかしやっかいな問題がもう一つ。状況がわからぬまま、暴れ喚くこるくに手を伸ばした私は、思いっきり噛まれていたのである。左手の親指の付け根のあたりと右の二の腕。でもとにかくこっちはマールに授乳して会社に戻らなきゃならない。大急ぎでイソジンをぶっかけてサビオ(笑)貼って会社に戻った。

‥‥ら。3時には傷口が腫れて痛くなってきた。左手じゃ物が掴めないぐらいまで。猫の噛み傷は怖いってのはわかってたけど、飼い猫だから油断してた。こるくだって白ニャジラやら野良猫たちと取っ組み合ってる子なんで、思いっきり噛まれるとやばかったのね。今さらこるくにリステリンするわけにもいかない

仕事のことを考えるといきなりTEL休みもしにくい状況なので、夜に医者である父親の所に押しかけた。猫は犬よりヤバイということで三種類もの抗生物質をもらった。うち一種類はかなりの新薬でまとめて大量投与というすごい飲み方をした。流石に飲んでから30分ぐらいしたら身体がおかしくなって1時間ほど横になるはめになったが。
今日は昨日よりはいいが、細菌の種類のよっては1週間後ぐらいから暴れ出す奴もいるらしいので、油断は禁物である。ということで私の手は、風が吹いたらこうなってしまったのである。

昨夜、帰宅後、姉御もこるくも可哀想‥‥としきりに同情する夫にすり寄るぐり。
「親分。あっしのほっぺが腫れた時みたいに、姉御の手もぎゅーっってやってみたらどうですか?」
確かにぐりが白ニャジラに噛まれた時は、頬がでっかく膿んで腫れて、夫がそれを押し出したおかげで早く治ったんである。私の場合は膿んでるわけじゃないから、今は押しても痛いだけだ。でも薬が効かなかったら外科で切るとかなるのかな。そんなん。やだ。
「あっしだって、やだったのに〜。傷口の中洗われたりしたのに〜」

ちなみに昨夜はこるくのワガママ(わざとベランダに出て、ここで撫でて〜と鳴くとか)に色々答えてやったら、彼はとても嬉しかったようだ。マールが来てからなんとなく拗ねていて、玄関や書斎で一人寝してたんだが、昨夜は人間と一緒に寝た。面白い奴。

みなさん。野良猫や、外に遊びに行くタイプの猫に、深く噛まれた時は、速効でお医者さんに行きましょう。マジでやばいっす。
:2004/6/22  先頭へ
 2004 Jun.24:スキンシップ
家を空けるときはマールは大きな段ボールに入って貰っているのだが、トイレはちゃんと決まった場所にする。粗相をしたことは無い。何も教えてないのに偉すぎる。
だが月曜の朝から排便が無いので、木曜日に早帰りして獣医さんに行った。本人はいたって元気なんだけど、いかんせんこの体重では大げさでなく命に関わる。獣医さんで看てもらったら、腸内には何も無いとのこと。今使っているミルクがすごく消化がいいのか、マールの消化力がものすごいのか‥‥。いいのかしら。

お通じの為にはミルクの濃度とか変えた方がいいんですか?と聞いたら、スキンシップを増やしてあげるのがいいですと言われた。親猫がひっきりなしに仔猫を舐めるのは、実はマッサージ効果もあるんだって。よく転ばされるぐらいべろんべろんとやってるけど、そうだったんだ。

マールと遊ぶ時、情緒的なことと運動のことしか考えてなかった。だから撫でるより、仔猫が兄弟とよくやる取っ組み合いをやってあげて、あとはマールがうろうろするのを見ててやる。そんな感じだったんだけど、もっとわしわし撫でた方がよかったのね。
ということで、対決ごっこをしつつ、お腹や腸(背骨の尻尾に近いあたりの両側)のあたりをよく撫でてあげるようにした。お腹を撫でると余計がしがしと食いついてくるけど。

さて、昨日、後ろ足の爪を1本引っこ抜いてきたこるく。ついでに獣医さんだ!と思ったら、みーみーと鳴くマールを箱に入れてる間に逃げてしまった。こーゆーのはなぜか察知するのである。
仕方ないのでマールを連れて帰ってきてから、ぐり兄ちゃんを玄関前でブラッシングしてみた‥‥‥‥ら、案の定、とことこ戻ってきた。あっしもブラッシして〜とすり寄ってきたところを、がしっと捕まえてゲージに放り込んで獣医さんに行った。怒りまくってました。
でも、どんなに怒りまくっても、絶対にこの間みたいに噛んだりはしないのよね。尻尾挟まれた時はほんとにびっくりしたんだなぁと改めて思った次第。

ところで。
今日のタイトルのスキンシップですが、完全な和製英語なんだそうで。海外で、男親が「娘とのスキンシップを大事にしたい」とか言ってると、かなりやばい誤解を生むらしいです。英語の場合は「personal contact」というみたい。割に最近になるまで知らなかった。
:2004/6/24  先頭へ
 2004 Jun.26:すーぱーすぴーど
なんか昨夜は異常に疲れていた。木曜日の夜、29話のBパートを仕上げるのに夜更かししたのがいけなかったのかなぁ。まあ今週は抗生物質の大量投与をしていたし、苦手な暑さとかあの日とか色々重なったから。とはいえ毎日の昼休み帰宅が堪えてるのは確か。マールの体重は順調に増えてるけど、私の体重はじわじわ減ってる気が‥‥(苦笑) ちなみにマールは310gになった。1日4回のミルクタイムに20ccを一気飲みする。私が2.5Kgのご飯を4回食べるのと同じ‥‥と思うと、ものすごいかも。

最近マールのことばっかり書いているが、仕事でも嬉しいことはあった。ちょっとしたツールなんだけど、あるお客さんにこういうの作りませんか?と提案してみたら通った。なので今月中にある程度の機能を固めないといけないんだが、金曜はぼーっとしてて進まなかったから、週末少し家でやろう。

マールは目も少しずつ見えてきたみたいだが、まだ細かいことは判ってないようだ。白い壁の中の茶色の柱に向かってみーみー騒いでいることもある(人間と間違えているらしい)。
足は大分しっかりしてきた。まだ頭掻こうとしてバランス崩して転がったりしてるけど。時々異常に早く走るのが笑える。心細くなった所で後ろから呼んだりすると、どだだだだっと駆けてくる。

「すーぱーすぴーどよっ」

ということで今日は段ボールの部屋に出入り口をつけた。外に出ていてもトイレの時に部屋に戻ってくれるようになれば、第2段階OK‥‥と思ってたらあっさりクリアしました。マールちゃん、あんたほんとに何者? まさかぴのの生まれ変わりじゃないよねと思う今日この頃。
:2004/6/26  先頭へ
 2004 Jun.27:"普通"の延長のヒーロー
今日の仮面ライダーブレイドは良かったな。クウガ以外の平成ライダーでは龍騎の13話以来かも。「ああ、本当にそうだよね」としみじみ思ったのは。
瓦礫の山から傷ついた人達を助け、光の中に送り出していく時の睦月の感覚が、こちらに染み込んでくるようだった。この人達が助かったという喜び。自分がそこに何か出来たという喜び。

目の前に助けを求めている人や動物が居て、自分が何かできるなら、きっと素直にそれをしたいと思うだろう。最初はどうしたらいいか判らず戸惑ったり、長期に渡れば色々な疲れや馴れ合いや葛藤が出てきたりするんだろうが、でもその瞬間は、刹那的にひたすらに何かしたいと思う。ウルトラマン・ティガの言葉を借りれば、その感覚が「光」であって、それがまだ多くの人の中にあるから、人はこの地球に在ることをまだ許されてる。そんな気がする。

そして実際にその状況をなんとかできて、相手が喜んでくれる。それがどれだけ嬉しいか。それもまた、実際に喜ばれて初めて判ることかもしれない。もちろん行動が自己顕示という歪んだ形に進行していけば、相手の喜びは露骨に激減するが。

そして、仮面ライダーを「仕事」と言い切った剣崎がまた良かった。仕事は金を貰う作業なんだけど、その作業によって誰かが助かったり喜んだりすることこそが、モチベーションになる。
運命なんて考えたこともない。これは俺の選んだ仕事だ。一人でも多くの人を助けたくてライダーになったんだ。
剣崎は台詞をキメるには向かないキャラだけど、かっこよかった。

併せて平成ライダーは「自分がライダーという道を選ぶ」というのがポイントだったのかと今更ながらに思った。たとえばクウガの雄介は、ある意味では巻き込まれ型だけど、その場で殺されそうになっている人達を助けたくて自らの意志でベルトを取ったという意味では選択型だった。もちろんベルトの方に選ばれたという要素もあるが。
昭和ウルトラマンは宇宙人だったけど、平成ウルトラマンはみんな地球人だった。そしてライダーも昭和と平成で明確に異なっていたわけだ。

仮面ライダーブレイドは、面白くないという評価でも仕方がないかと思いながら、ずっと見てた。謎をひたすらぶつけて盛り上げるでもなく、エキセントリックなキャラに頼るでもなく、それなりに設定を語ろうという作り手の誠実さに好感を持っていたから。
妙に不安定だったりアブナイ性格のキャラなどほっておけ。もはや陳腐以外の何者でもない。誰かを護るために戦うヒーローは、ごく普通人の感覚の延長線上にあるからこそ価値がある。
ブレイド、がんばれ。
:2004/6/27  先頭へ
 2004 Jun.29:保護色
すっかり仔猫日記と化しているが、まあいいでしょう。今日のマールの体重は360g。やっと拾った時のぐりの体重と同じになった。でも行動はかなりオトナで、もう居間を自由に歩き回っている。昨日なぞ、すーぱーすぴーど歩きだけでなく、半分ジャンプしたような走り方までしてた。

まだ書斎や台所には行って欲しくないので、一人の時は居間に閉じこめであるが、「ここがドア」ということは分かったようで、時々そこをカリカリやっている。うっかり閉め忘れて台所でミルクを作っていると、いきなり足下まで来てたりする。外を探索したいんだなぁ。ったく仔猫の好奇心ってのは大変だ。
今になって夫と私はフローリングの色をもっと明るくしておくんだったと後悔している。床がけっこう暗い色なんで、特に陰になってるトコでは黒いマールがどこにいるか大変わかりにくい。白いリボンでも付けたいぐらいだが、実際やったら彼女の精神衛生上良くないだろう。

マールを最初に見た時、夫が「なんだ。ハクビシンか?」と冗談言ったんだけど、なんでアライグマっぽく見えるのか気づいた。マールは妙に指が長いんだ。だから手が熊っぽく見える。そんな手で何かにしがみついてると確かにアライグマっぽいかも。
歯がちょっとずつ出てきて顎の力も強くなってきた。手に食いつかれるのはいいんだが、時々太股とかにかぶりつかれるとびっくりする。もうしばらくしたら大げさに痛がってみせて加減を教えないと。ぴのやぐりも、強く噛んだ時は耳元で「痛い痛い!」って悲鳴を上げてみせたっけ。兄弟で育った仔猫は、取っ組み合いの中で相手のあげる悲鳴で加減を覚えると聞いたので。

今、マールは私の膝の上で「超眠い〜」状態である。物音にはっとしても、次の瞬間、かくんっと首が垂れてるあの状態。でも眠ったかなと思ってそーっと降ろそうとすると‥‥泣くんだよねぇ。 このくらいの頃はほんとにカンガルーのようにおなかに袋が欲しいと思う。
ということでチャンスだ。目薬たらして目やにの掃除しちゃお‥‥。

あ、怒った。
はいはい。夢、夢。夢だからね‥‥。ということで上は再び爆睡したマールです(笑)
:2004/6/29  先頭へ
 
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