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管理人きまぐれ日記 2003年9月〜12月    (戻る) (Oz's Leaves TOP)
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(Sep.03:陰湿昼メロ手法) (Sep.07:猫の舌) (Sep.15:幸せになる権利と義務) (Sep.20:ぼくらはみんな生きている) (Sep.22:「意外」は難しいはずなのに) (Sep.23:すごいセキュリティ) (Sep.25:朝のばたばたとデジタル・デバイド) (Sep.27:Googleツールバー2.0) (Sep.30:パソ復旧) (Oct.02:Opera 7.20) (Oct.04:Yahoo!に登録されました♪) (Oct.07:あとがきCGI設置) (Oct.10:にゃんこ発熱) (Oct.11:原稿用紙なExcel) (Oct.19:クラギコラム色々) (Oct.24:恋せよ、青年!) (Oct.28:お客さん想定) (Nov.03:土日の特撮) (Nov.08:長かった一週間) (Nov.14:衝動買い) (Nov.15:管理人版 恋する感情) (Nov.16:驚いた) (Nov.18:失敗したら・・・) (Nov.20:ノートパソコンのバッテリー) (Nov.24:龍太くんの頑張り) (Nov.26:PHS機種変更) (Nov.27:猫と姉御の幸せなノートパソコン) (Nov.30:ネットの少額決済) (Dec.01:梅切らぬ馬鹿) (Dec.05:フリーザ様) (Dec.08:年賀状の準備) (Dec.10:こるくのアバレンごっこ) (Dec.13:買い物買い物) (Dec.18:心洗われる特撮) (Dec.23:記念日とか) (Dec.28:伊勢にいます) (Dec.29:旅先色々) (次の日記)
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 2003 Sep.03:陰湿昼メロ手法 
昨日は学生時代の先輩と飲んでいた。彼はお子さんと戦隊ものや子供向けのアニメも見るし、漫画もよく読む。それでも決してマニアじゃない。漫画もアニメもごく普通に作品としてナチュラルに楽しんでいる感じで、彼の感想は興味深い。

で、先輩曰く「最近、犬夜叉を見なくなったんだ」
私はあの作品を読んだことがない。でも高橋留美子は好きだし、先輩も好きだったはずなので不思議に思った。
「主人公を巡る女同士の鞘当てがどろどろした感じで、子供も自分もついてけなくて。  でもなんか、主婦層にはえらくウケてるらしいよ」

謀略で本命同志を誤解させたり陰で虐めたりと、陰湿な手に出る昼メロのムードが漂いだしたことにより、主婦層という新たなマーケットが開けたってワケか。
いやしかし。あのタイプの陰湿昼メロってなんでウケるんだろ。女性向け問題よりまだ難しい(爆笑)。自分が人間関係については「とにかく本人に直球で」ってタイプなので、ああいう番組はあらすじ見ただけで辟易する。飛び込んでいって一喝した上で、ものごと整理したくなってダメ(笑)

そういえば、OLドラマでお局様ってのがいるよね。経験上システム系の女性でそのパターンに会ったことが無い。みんなそんな下らないことやってるヒマないし。庶務とかでお局系の人を見たことはあるけど、そういうのに限って仕事の視点が無い気がする。

で、それはさておき。

話していてふと気が付いたのだが、もしかして今の「仮面ライダー555」も「陰湿昼メロ」かも(苦笑) 勇治と巧を近づけまいと陰謀巡らす草加がもろにそーゆー感じで、マジでイライラするんだ。騙される二人も元々怪しいって判ってる奴に振り回されるんじゃないっての! もっと自分自身の目を信じろよ!

ジェットマンでトレンディドラマを戦隊に持ち込んだこのコンビは、「仮面ライダー」のターゲットを主婦に絞ってこう来たわけか? いや、考えたっていうかなんていうか‥‥。ちなみに先輩のお子さんはとうの昔に555を見なくなってる。

ウケればいいってもんじゃないだろうと思うのだが。
:2003/9/3  先頭へ
 2003 Sep.07:猫の舌
猫が顔を洗う時は、まず前足を舐め、その前足で顔や耳のあたりをなで回すのが普通だ。うちの末息子(猫)のこるくも勿論そうするのだが、動きが妙である。よく見ると、前足を舐めてる間だけでなく顔を撫でている間も舌をぺろぺろしている。小さな子供が歯を磨く時、歯ブラシを持ってない方の手も一緒に動いてるのとあまり変わらない。もうすぐ6歳だってのになんでだろう。

でも小さい時は色々ヘタというのは猫もそうだ。たとえば毛繕い。毛の流れが揃わなくて、あっちむいたりこっちむいたりしている。本人はいたって満足そうなのだが‥‥。
あと離乳食を食べ終わった後とか。ぱっと顔をあげると口の周りにたくさんゴハンがついていて(我が家では「くわんくわんになっている」という)、舐めようと舌を出したりひっこめたりするんだが、少しも事態は改善されない。これは見ていてかなり笑える。頃合いを見計らって絞ったタオルで顔を拭いてやると、ふう、なんて溜息ついてるし。こういうことはほんとに子猫の時だけなんだけど、えらく可愛かった。

お兄ちゃんのぐりは最近、甘えん坊の気分になってくると、にゃーんと鳴いたあとに舌をちょこっとのぞかせたままになる。ホワッツマイケルにも「ベロをしまい忘れる」って話があったがあんな感じ。まるでくまのぬいぐるみの口元のようだ。これは不思議可愛い。にゃーんと甘えてくるところを撫でないでじっと見つめていると、鳴くたびに舌が長くなってくる。いや笑える。ちなみに我が家ではこの現象を「デベロッパーぐり」と呼んでいる。別に何も開発はしてないが。

ところで全然話が違うが、今日のアバレンジャーは相当びっくりした。リジェってアスカとまほろの子供なのねー!? 戦隊史上初めてのラブシーンもドキドキだった! 一瞬だったけどすごい良い感じだったなぁ!
しかし花嫁さん強奪ものってのもヒーロー番組ではよーく出てくるね。龍球の28話はこれでいきたい。黄龍と瑠衣ちゃんが化けるけど面が割れてるのでひっかからなくて、困った末に有望さんと早見(ほんとか!) あ、グレートサイヤマン3号でも使える。悟飯とビーデルで(笑)
:2003/9/7  先頭へ
 2003 Sep.15:幸せになる権利と義務
9月の最初の土曜日から仕事関係で講習会に行っている。キャンセルが出て勿体ないので私も行くことになった。全8回のうち2回が終わり、今のところ講習の質は良くない。良くないが週に7時間「それ」しかできない環境に閉じこめられるのは悪くない。とはいえレッスンプランが悪いせいか予習復習を疎かにすると肝心な箇所を流されてしまいそうで(苦笑)ちょっと大変だ。

さて、先日、会社である人がリストラされることになった。客観的に見ても仕方がない状況だと思う。まあいい年をして給料を遊びにつぎ込み、裕福な親元で暮らしている独身貴族なので、世間一般のリストラのような悲壮感はない。かなり変わった人であるが故にコンプライアンス的な危うさもあった。

それでも。
シンドイ話だなぁと思う。会社がもっと裕福ならそういう人でも何かしら置いておけるポストがあるだろう。逆に会社がもっと困窮すれば、もっと簡単な理由でリストラが生じる可能性も出てくる。まあこんなこと今の世の中には沢山あるわけだ。
今回の件について、説明を聞いた同年代の人達が皆、「明日は我が身」という言葉を踏まえつつ、それでも仕方がないと受け止めていたのが印象的だった。ある意味「今の会社の状態では仕方がない。経営者は精一杯考えてその結論を出した」と信じられるのは、幸福な労使関係と言えるのかもしれない。

ちょっと話は違うが、ここ2ヶ月でぜんぜん異なる二人の知人から同じニュアンスの言葉を聞かされた。二人とも子育てが落ち着いた年代で、奥さんは一応専業主婦という共通点がある。そんな彼らの口から出たのが「妻が何か仕事をする方向で考えてくれるといいんだが」という言葉だった。一人は優れた技術者でかつ管理者という優秀な会社員。そしてもう一人はこれまたきちんとした公務員だ。そんなしっかりした職に就いている人でも今はとても不安になる時代なんだろう。当然とも言えるが。

私の夫も安定した職業だから私は甘えたスタンスのままで仕事をしてきた。だからプロフェッショナルにはなれなかったし、それは全て自分の過ちだと思う。それでもその場その場で「求められること」にある程度応えることが出来た。守備範囲が浅いが広い‥‥というのが、結局のところ私の特徴らしい。そしてそういう女性の存在は小さい会社にとってはけっこう有用だ。ある時は庶務、またある時は営業窓口、ある時は教育担当、ある時は開発要員‥‥。バラバラの担当者をおく余裕がないパートをまとめて受け持てるわけだ。

今までずっと、その場で動きたいように動いて、あとはなるようになれ、と思ってやっていた。非常に遅ればせながら少し方向を変えてみようかと思っている。うちの会社が、私という人間を雇っているメリットとその活用方法はどうあるべきか‥‥。
人は幸せになる権利がある。だがそれは、自分を幸せにする全ての義務と努力を果たしたあとに語られるべき言葉だ。それをもう一度、自分につきつける必要があるのだろう。
:2003/9/15  先頭へ
 2003 Sep.20:ぼくらはみんな生きている
木曜日、TVの単発ドラマを見た。番組が始まるちょっと前に手にとった雑誌にオダギリ・ジョーの名前を見つけてたまたま見た‥‥のだが面白かった。ある染織家の実体験が元になったもので「ぼくらはみんな生きている」という作品だ。
主人公は18歳で交通事故に遭い記憶喪失になってしまう。家族を覚えてないどころの騒ぎじゃなくて、話すこと、読み書き、食事の仕方からごく普通の日常生活全てを忘れてしまうのである。丸1年かけて、かろうじて日常生活ができるようになり、事故から7年かけて大学+専攻課程を終えて染色の工房に就職するまでの物語。
ドラマや漫画で出てくる記憶喪失って日常生活には支障がなくて、ただ周囲の人を覚えてないとかそういうのが多いが、これはまったく違う。子供‥‥というか赤ちゃんに戻ってしまったようなものだ。こちらの安易な想像を見事に裏切ってくれたのが、彼は「過去を思い出すことによって復活したわけではない」ということだ。失ってしまった18年間は一切戻ってこない。彼は学習を全て「一からやり直し」正真正銘の「新しい自分」になったのである。それを支えた親御さん、特にお母さんの愛情には敬服するばかりだ。

もちろん脳のどこかにデータが残っているからこそ、赤ちゃんより早く読み書きできるようになるわけだし、母親の顔が特別に見えるのも脳内の映像記憶故だろう。だが、彼の意識の上では家族だ友人だと目の前に現れる人全てが他人なんである。
こちらは周囲の人間をまったく知らないのに周囲は自分を知っている。それも自分にはまったく覚えの無い「自分」を知られているというのは悲惨な状況だ。UFOキャッチャーの下のほうで押し潰されている人形に自分を投影して、ひたすらにそれを取ろうとするシーンとかえらく哀しかった。どれだけ家族が心配しようが家出を繰り返していた時期も、双方の気持ちがわかる気がするからやりきれない。

だから彼の過去をまったく知らない恋人が登場した時は本当に嬉しかった。この人と一緒にいたいというごく素直で素朴な恋愛感情が、色々なことに気づくきっかけになった気もする。私は日頃「実際に相まみえる誰かを好きになる」というごく自然な恋愛感情は人間の成熟過程において必須だと考えているので、余計そう感じたんだろう。
興味深かったは、彼が事故の前後でまったく異なるキャラクターになってしまったことだ。頭を打ったことにより感情を司るある部分に損傷があったのかもしれないが、遺伝子的な要因で決まる形質も、経験とシチュエーションによっては180度異なって表現されるのだ、とも考えられる。

難しい役だったろうけどオダギリ・ジョーは本当によかった。TVや映画は収録はストーリーの順じゃないので回復のそれぞれの段階を作っていくのは余計大変だったと思う。あと驚いたのが声の演技。主人公の心情が台詞じゃなくてナレーションで語られる部分がけっこうあったんだけど、声だけなのに見事にその段階が表現出来ていた。
クウガのオーディションを回想しての高寺プロデューサーの言葉で「当初の五代雄介のイメージとは違っていたのだけど、とにかく存在感があった。彼自身に自分の生き方がしっかりあってそれが雄介の有り様そのままだった」というのがあったが確かにそうだろうと思う。人はある時「気づき」時期を迎えると思っているが、オダジョーという人は平均年齢より早い時期に何かに「気づいて」たんだろうなって気がするからだ。

あともう一つ、主人公の恋人役の小西真奈美という女優さんにもびっくりした。日頃芸能にうとい私はこの人を初めて見たんだが、見たとたんにその眼差しに吸い寄せられた。ネットで調べてつかこうへい劇団出身で「二代目」や「熱海」を演じておられると知りなるほど!と納得。つかこうへいって眼差しに引力のある女優さんがスキみたい。初めて見た舞台の平栗あつみさんが印象的だったからかな。

ということで珍しく、TVドラマの感想でした。こんど原作本を読んでみよう。
:2003/9/20  先頭へ
 2003 Sep.22:「意外」は難しいはずなのに
555でとうとう主人公がオルフェノクであることがわかった。やっぱり映画と同じ展開か。もうだめだ。私には受け入れられない。少なくとも今後、彼らの作る特撮は見るのをやめよう(苦笑)
主人公は最初のうちなんの葛藤もなくオルフェノクを殺していた。結花と会って初めて悩むがそれはただの人間でも同じだろう。彼がオルフェノクであるなら最初から悩むのが普通だ。それに普通の感覚があれば、同じ立場の木場勇治を理解することを何よりも優先させるハズだろう。なのに表裏があって自分に敵対的であることが明白な草加の口車に乗って、茶番を演じてきた。自分は人間の味方だが他のオルフェノクのそういう思いは信じきれないというのは傲慢じゃないか?
オルフェノクであることによって主人公のキャラは本質的にかなりの破綻を来す。最初からこのオチを考えていたなら展開がお粗末過ぎる。映画を作っているうちに思いついたのならあまりにも考え無しだ。番組の根幹にかかわる事柄を、何故ここまで粗略に扱えるんだ?

同じ脚本家によるジェットマンの結城凱の死もそうだ。ひったくりの頭をバカにしたようにこづき、逆ギレしたそいつに刺されて死ぬ。あれは凱の未熟さをラストにわざわざ描いたような感じだった。ずっと一匹狼でやってきた凱が、仲間を知り思いやりを知り、それが彼のジェットマンでの1年だったろうに、なぜあんな安易な結末にしたんだろう。ひったくりに対して彼がもっと真摯な対応をとっていたならまだ良かった。それで殺されたなら人間にはどーしよーも無いヤツ居るってメッセージになったのかもしれない。まあそんなメッセージを戦隊モノのラストでいきなり語るのが良いか悪いかは別にして、だ。

そして555と同じプロデューサー&脚本家による「シャンゼリオン」。主人公のとんでもなく軽いノリが単純に楽しめたあの作品もラストで最悪になった。全てのストーリーは敵の侵略の前に敗北寸前の世界で戦っていた戦士の見た夢だったんである。それについて脚本の井上氏が「夢の方が美しくなきゃ面白くないだろ。当然本編の方が全部夢だよ」とコメントしてて呆れた。それって「宝くじ当たったら楽しい。だから宝くじに当たってひたすら遊んでる夢を3クール分見せてました」ってのと同じだよ?
それともう一つ。(夢の中の)主人公の暁は社会の一般通念から考えると仕事や女に不誠実だった。その場しのぎで、いつもカネに困っていてもカッコはつけてて女にはモテまくるという、ギャグだから許される男だった。それについても井上氏は「暁は男の憧れ。仮面ライダー1号にはなりたくないけど暁にはなりたいだろ?」と宣う。そんな男が実際いたとして、いったい何が魅力的だ? 暁の長所は彼は彼なりに愛するものに対して優しくあろうとしてたことだろうけど、そういう点すら作者の目には入ってないのかもしれない。
未だに反抗期から抜け出て無くて、父親の伊上氏の作り上げた仮面ライダーの世界をひたすらに貶めたいだけなのかな、この人は。

「ノーマルな展開」はドキドキ感が無い代わりに視聴者がスムースに納得できる。一方「意外な展開」は確かに人をあっと言わせることはできるが、その裏に真摯に練られた構成が無ければキャラの一貫性は失われ、何のために生きてきたのかわからない存在になり果てる。半年や1年という長丁場で続けるドラマにそれでいいのか。シリアスドラマにおいて「意外な展開」をやるならノーマルの何倍も真剣に考えるべきだと思うが、どうか。
先日犬夜叉の話で出てきた先輩も「アギトって伏線が伏線になってないっていうか意味ありげに引いておいて説明されないものが多すぎて、それでイヤになって龍騎は見なかったんだよねぇ」と言ってた。実は私はアギトは見てないのだけど、あの作者達ならやりかねないと思い当たる節が多いだけに、一挙にアギトを見る気が失せてしまった・・・。

全てを説明しろとは言わない。例えばクウガにだって説明されなかった謎は一杯ある。だけどクウガの場合、説明されなかった謎を伏線めいた意味ありげの引きにしたことはない。逆に「引き」にした事柄に対してはなんらかの説明をしようと努力してきた。龍騎は「語られるべきなのに語られなかったもの」が多かった気はしてる。555がこれからどこまで謎をきちんと埋めていってくれるかは、最後まで見届けたいとは思う。
ドラマの「引き」とか「予告」とか「オチ」の部分だけをかき集め、その間を埋める努力をしない。見た目がウケそうな新人を連れてきて売り方だけで勝負をかける。そうなったらそれは「ドラマ」と言えるのか? そういうトレンディ・ドラマは世の中には多いのかな? ならばぜひそちらの世界にお引っ越し願いたい。
:2003/9/22  先頭へ
 2003 Sep.23:すごいセキュリティ
先日近所の図書館のインターネット・コーナーにスパイに行った。理由は理絵さんから、図書館からはうちのサイトが見られないという情報を頂いたので、千葉の場合はどんなものなのか体験してみようと思ったからだ。

いやスゴイ。まず普通のデスクトップ画面にならない(笑)。どーゆーソフト入れてるんだろう。興味あるなぁ(笑) 一応ブラウザには「i−フィルター」というフィルターが入っていることがわかった。別に危ないサイトでなくても行けないサイトが多い。で、肝心の我がサイトはどうかというと、フィルター以前のセキュリティ策にひっかかって確認できなかった。それは何か‥‥。

・・・・・キーボードが無い。

なんつったって席にはマウスとディスプレイしか無いのである! トップページはYahooなので、そこからクリックして行けるところにしか行けない。ってことはYahooのカテゴリーメニューの方に登録されてなきゃ、我が家に到達できないじゃないか! うーむ。はっきり行って個人の二次著作サイトがYahooに登録して貰うのってかなり大変‥‥な気が‥‥。帰ってから一応Yahooに登録申請してみたが、どうなることやら。しかしすごいセキュリティだ。キーボードが無いって(爆笑)。これじゃ何にもできない。いや予想外だった。

ってなことで今日は「オペラ座の怪人」を借りてきました。実は理絵さんが「オペラ座の怪人」ドラゴンボール版の夢を見てプロットを送って下さったのです。作品にするには元を読んだ方が絶対にいいので‥‥。こんな理由で「オペラ座の怪人」を読むヤツ居るのか?(笑)
:2003/9/23  先頭へ
 2003 Sep.25:朝のばたばたとデジタル・デバイド
今年は町内会の班長だったりする。で、一番メインになるのは回覧板を回すってことだ。上層部(笑)から各班の班長宅のポストに書類が配られると、それに回覧票をくっつけて回すわけ。で、今朝もポストを見たら回覧書類が入ってたんで内容を見たら‥‥。期限、明日じゃん!

近所に大きな道ができる関係で協議会が市役所で行われる。傍聴希望者は明日までにFAXで申し込んで下さいってな内容。今から20世帯に回すのに明日なんて間に合うはずがない。
書面の日付は9/10である。まったく15日間もどこで何をしてたんだか。我が家の近辺はその道から遠いんで「こっちはいいんじゃない?」なんて会話が上層部(笑)で交わされていたのかもしれない。

うちの班でコレを傍聴しようと思う人はまず無いだろうが情報の流れを取捨選択するのは絶対まずい。そういう機会があったことを「知っていて行かない」ってのと、「知らなかった」ってのは全然違うことだから。というわけでコピーして20軒、出社前に配ってきた。結局どんなことでも下流が一番わたわたするのよ。逆に言えば自分が上流にいる時はくれぐれも気をつけろって事だね。

こーゆー時はメールでばっと配れたら便利だなぁと思うけど、今の時代じゃまだかなり難しいんだろうなぁ。老夫婦だけなんてお宅もあるわけだし。私だって携帯でアクセスして!とか言われたら行けないもんね。人ごとじゃない(笑)
仕事の関係でアンケートの集計なんてやることがあって、「インターネット利用について」といったアンケートの時。回答の中に必ずあるのが「こういうアンケートこそインターネットでやるべきだ」ってコメント。それやったら回答が偏るからわざわざ書面と郵送でやってるんだと思うんだが(苦笑)

それでも今の時代。ネットを使うことに慣れている人とそうでない人は、得られる情報量にスゴイ差があるのは事実だ。仕事するにもPCリテラシーは必須だし。でも電気や水道と違ってネット環境は国や自治体が保証してくれるものじゃない。業者の方だって儲からないところにはADSL接続サービスはしないだろうし。デジタルデバイドの解消ってかなり大変な気がしてきた。
それでももう20年ぐらいしたら、電話のかけ方知らない人が居なくなるように、みんなネットに接続するのは普通って時代がくるのかな。それはそれでスゴイ。

ところで「ぼくらはみんな生きている」の原作本を読んだ(幻冬舎 坪倉優介著) テレビがけっこう頑張って作ってあったので本編へのコメントは置いておいて、章の合間にあるお母様の文章にかなり感動した。事故のあと三ヶ月で大学に戻らせるのだけど、本人は小さな子供と同じで、テレビの会話もわからないし字も読めない。まだ早すぎたかと悩みながらも「結局、生きていくとはそういうことだと割り切ったのです。辛くても自立させなければならない。記憶が無くて馬鹿にされても、それを受け入れてくれる人が、わずかでもいればいいではないかと、と思いました」とコメントされている。
事故の前の様子を見ると、むしろ甘やかすぐらいに息子を可愛がっておられたようにも見える。突然記憶を失ってしまった息子に対して、一つ一つ基本的なことから教え直していったその愛情と、突き放す時は突き放すその厳しさのバランスが、まさにこんな奇跡を生んだのかもしれない。
:2003/9/25  先頭へ
 2003 Sep.27:Googleツールバー2.0
Googleツールバー2.0をインストールして見た。ポップアップ広告ブロック機能ってのがどんなものかと思ったからだ。
OPERAブラウザにはポップアップを無効にするオプションがあるが、これを使うとポップアップで開いているページ全部が無効になる。うちのサイトも一覧から各作品をJavaScriptのポップアップで開いてるから、このオプションを使われると非常に困る。そのためにトップページであんな説明を入れてあるのだ。

Googleのツールバーは使う人がかなり多いだろうし、どんなものかと思って試してみた。そうしたら本当に「広告だけ」をブロックしてくれる! これはもの凄い便利だ!! やっぱポップアップ広告ってうっとうしいからな。タダで便利なgoogleツールバーに組み込まれているなら、それを使わない手はない気がする。

しかしこれをやられて一番困るのは広告をHPに組み込むことでスポンサーから収入を得ている無料サーバーだろう。googleツールバーが普及したら、ポップアップでなく画面の中に表示するパターンしか選べなくなるかもしれない。無料サーバーがどうなっていくかちょっと興味がある。

ところでぜんぜん話は変わるが10月から始まるセーラームーン。1話の脚本が小林靖子さんだってことがわかった。やった! 彼女なら安心だ! 原作がある中での脚本って、小林さんの一番いい部分が発揮できそうな気がする。とはいえ、見るかどうかはわからないが(笑)

実は最近、我が家は平成ウルトラマンにはまっている。ティガ、ダイナ、ガイアってあたり。まだところどころを見ているだけなんだけど、いや円谷って本当にスゴイ! ガイアなんてよくぞ真っ正面からあんな難しいテーマに取り組んだなぁって。まあ最終回はちょっと描き切れなかった感じだけど、とにかく良心と心意気を感じちゃってかなり感動。ガオレンジャーをもうそろそろ見終わるのでティガの頭からぜひきちんと見たい。
:2003/9/27  先頭へ
 2003 Sep.30:パソ復旧
今私の机の上は凄いことになっている。パソの本体と二つのキーボードと二つのマウスが乗っているからだ。ディスプレイは切り替え器を使って二つの本体を繋いでいるので字がにじんでる。プリンタは切り替え器を入れても問題ないけど、ディスプレイは切り替え器を噛ませると途端に画質が悪くなるよね。アナログ信号だから仕方がないけど。

8月の頭に父親のマシンがぶっ飛んでハードディスクが完全にイカれた。他のマシンのHDをつけてもおかしかったから、マザーボードもやられたかなぁと思った。でも修理に出すにしろボードを交換するにしろ同じ金額をかければ新しいのが買える。どうしようかとそのまま放ってあった。でもやっぱり捨てちゃうのは勿体ない。先日たまたまこのBIOSでも使える小さな容量のHDを見つけたのでダメ元で買って来て、本日再度インストールにチャレンジ中なんだけど‥‥‥‥

なんかうまくいってるみたい‥‥。HDだけの問題だったのか! やった! このマシンは私が98年の秋に買った初めてのタワーとまったく同じ構成だ。PenIIの350MHz。今の速いマシンに慣れてしまうとかったるいけど、フロッピードライブも3モードだしWin98ならウイルスにも無視されてるから安心だし(苦笑)。予備マシンとしては本当はNTFSの読めるNT系の方がいい。だから親用の予備マシンにしておこう。

今NICのドライバも入れて早速WindowsUpdateをやった。メイン・マシンと壊れた子でディスプレイを切り替えながら作業するのって結構便利だ(時々違うほうのキーボードを叩いてぎょっとしたりするけどね)。実はこれから仕事がハードになりそうで、今日はちょっぴり憂鬱モードで帰ってきたんだけど、夜になって充実したなぁ。嬉しい♪
:2003/9/30  先頭へ
 2003 Oct.02:OPERA 7.20
久しぶりにOperaのサイトに行ったら、バージョン6までのパスコードを7用に変換してくれるサービスが始まっていて、早速Opera7.20を導入した。

実はOpera。バージョン7にあがった時にそれまでのパスコードが使えなくなった。タダとは言わないからせめて安く買えるとか無いのか!と思ったんだけど無い。直近で買った人は無料でバージョンアップできるが、古くからのユーザーは買い直してね、って感じだったのだ。「そりゃ無いでしょ」と思い、結局古いバージョンのままで使い続けていたワケ。でも流石に文句が来たんだろうなぁ。しかし実際に7.0も買ってしまった人はどうしたんだろう。

それで、7.02の使用感だが、すこぶる満足だ。googleツールバー2.0の「広告ポップアップのみ遮断」機能もちゃんと付いてた。「要求したポップアップウインドウのみ開く」というモードに設定しておけば、広告ポップアップはカットするが、サイト内のポップアップはちゃんと開いてくれる。あと6.0で気になっていた「文字列をコピペした際、折り返し部分に本来は無いはずの半角ブランクが入ってしまうバグ(?)」も直っていた。

会社でIEを使っていて思うのが起動の遅さ。Operaに慣れてしまうとかなりかったるい。履歴の管理もIEはサイト毎だけどOperaは時系列に並ぶから探しやすいし、タグ機能やズーム機能も本当に便利。最新バージョンが使えるようになって嬉しい♪
:2003/10/2  先頭へ
 2003 Oct.04:Yahoo!に登録されました♪
昨日Yahoo!のカテゴリーの方に登録されているのを確認しました。登録されたのは一応10月2日のようです。全てはこの膨大なコンテンツ(HPの容量は50MByteを越えてます!)と更新頻度を支えて下さっている共同執筆者の皆さんと、日々訪問して下さってるお客様のお陰です。心から感謝しております。本当に有難うございました。

とても嬉しかったんだけど、正直言って驚きました。千葉の中央図書館(っていうか生涯学習センター)のインターネット体験コーナーに行って、キーボードが付いてないことにびっくりして、Yahooに推薦してみたのが先月の9日。でも9割ムリだと思ってたので。
知人でヨガ教室とインド料理店をやっている人が居てそこのサイトを推薦した時、レストランは登録されたけどヨガ教室はダメだったんですよね。ああ、そう甘くはないんだって思いまして。ドラゴンボールカテゴリーに掲載されてる他のサイト様はどこもちゃんとしたファンサイトって感じがしますが、我が家は二次著作オンリー。ネットにおける二次著作が法律的に問題があるのは認識しているので、難しいだろうなって思ってました。なので一応特撮というカテゴリーにも推薦したんですがそちらは登録されませんでしたね。

もう一つびっくりしたコトがあります。私が使っているアクセスカウンタは夜中の12時に1日のアクセス数をメールで送ってきてくれるんです。だいたい1日に100件前後なんですが、3日のアクセス数が528件!
「うそおっ!」って目を疑いました。まだ新着情報に載ってるからなんでしょうけど、新着サイトの一覧から、ウチを見て、お!と思って来て下さった方が沢山いらっしゃるってことですよね‥‥。DB関係のリングに登録してからはずいぶん経ちますから、たぶんいらして下さった中には初めての方も多かったのでは‥‥とか‥‥。色々考えたらドキドキしてきました。発言には気を付けねば‥‥ってもう遅い(笑)

とにかく今後とも宜しくお願い申し上げます!
:2003/10/4  先頭へ
 2003 Oct.07:あとがきCGI設置
私も人様のあとがきや裏話を読むのが好きだし、自分の作品に対しても何を考えてそれを書いたかとか、言い訳とか(おい!)ちょこっと書いておきたい気はあった。でもそれならメンバー作家さんのあとがきのコーナーも持ちたいし、どうしようかと考えていた。 ご存じのようにうちのサイトは複数の作家さんがおられる。作品は全てメルなどで送って頂き、私がHTMLにしてアップしている。デザインやアクセス感覚を統一したかったから、各作家さんの自由なHTML形式にはしないという、私のわがままを通した結果だ。ただ、この方法だと、自作品を修正がやりにくい。丸ごと送り直すか修正箇所を指示して頂くしか無い。あとがきはちょこっとしたものだから、修正も各自が気軽にできるものが良いなぁと思っていた。

ラバさん日記の運用を始めてから、そうか、CGI方式だ!と思った。あとがきだから順番はバラバラでもなんとかなるだろうし。それで日曜日にとうとう「あとがき集」を設置した。
どのCGIを使うかはかなり迷った。「メンバーしか書き込めないが閲覧は完全にオープン」というのが条件。データベース系と掲示板系を色々検討した結果、結局DB文庫に採用されていた掲示板CGIを使うことにした。かつて投稿者として散々お世話になったCGIだ。デザインもそのままだから、見てるだけで凄く懐かしい気になる(笑)

ただ、このCGI。「書き込みパスワード設定」をすると最初のページがパスワード入力画面になる。それに閲覧のみを選んでも入力用のフォームが表示される(実際入力すると「ダメ」と言われるが)。来訪者の殆どが書き込み権限を持った人ならこの設定でいいだろうが、閲覧者こそメインと考えたいウチのようなケースだと違和感がある。
そのあたりを気に入った形にするのに時間を食ってしまった。なんせPerlを知らないので(苦笑)。ただこのCGIの作者様は本当にムダのないコードを書かれるし、プログラムがキレイだと思う。おかげでなんとか修正できた次第。

ということで出来上がった「あとがき集」。時々のぞいてやっていただけると幸いです♪
:2003/10/7  先頭へ
 2003 Oct.10:にゃんこ発熱
今週はえらくバタバタしていた。先週末から仕事の方が大量に飛び込んできたせいもあるが、我が家の次男坊(猫)こるくが発熱したからだ。
土曜日になんだか身体が熱いと思ったので「宇津救命丸」を飲ませた。いつもは大抵これで復活するんだけど今回は熱が下がらない。そのうち食べてくれなくなってきた。ぬるま湯に浸した花鰹を数枚食べるのがやっとみたいな状態。離乳食やら半熟卵、あげくの果てにはカスタードクリームまで色々用意したが、どれもちょっと舐めるだけでいやがる。

こーゆー時は本当に普通の会社員なのが恨めしい。月曜日はどうしても客先との打ち合わせがあって休めなくて火曜日の朝にお医者さんに行った。風邪でもないし外傷も無い。原因がぜんぜんわからない。血液検査の採血のあと点滴と解熱剤と抗生物質と3本も注射した。
しかし私は始めて経験したのだが、猫の採血って大変だ。やっぱり手(前足)から取るんだけど、猫の足なんて肉の部分が少ないから、人間で言うと手の甲に針を入れるみたいな雰囲気で、もうえらく痛そうだった。あんなに力が強いと思わなかったってぐらい逃げようとする。助手の人と私と二人で押さえ込んでたけど。その上悲惨なことに発熱で脱水気味だから血の粘度が高くなってる感じでうまく取れなくて、左右の手で2回やるハメになって‥‥。

いつもと違う獣医さんでも日曜日に行っておけばよかったかもしれない。ただ、他の子の時、別の獣医さんに行ったら連日通院する形になって余計具合悪くなったケースもあって、どうも踏ん切りがつかなかったんだよね。
でも採血の様子を見ていて、これはもうムリにでも水を飲ませないとダメだと決心し、家に帰ってから押さえ込んでスポイト(というか小さなピストン)でムリヤリ水を飲ませたら、それをきっかけに少し食べられるようになってきた。解熱剤と点滴の効果もあったと思う。

気持ち熱っぽい感じは続いていて昨日も病院に行ったが、その時点では平熱に戻っていた。熱の原因は病院の検査では不明だけどグロブリンという成分が異常に高いことは判って、もっと複雑な測定設備のあるセンターに精密検査に出すことになった。だから何か悪い病気である可能性はあるわけだが、こるく本人はだいぶ好調で、ちょっと安心というところだ。

熱が出て食欲が落ちたらとにかく水なのね。唾液が出ないが故に食べにくくて食べない状態になってしまったようだ。飲ませるのはぬるま湯の方が良いかも。こるくは日頃からよく水を飲むタイプだし、食欲が落ちることはなかったので、本当にうっかりしていて可哀想なことをした。あと今回は子猫用の猫缶が好評だった。大反省と教訓であった。
:2003/10/10  先頭へ
 2003 Oct.11:原稿用紙なExcel
Excelは素晴らしいソフトだと思う。だいたい表計算ソフトってのは便利なモノだ。私はマルチプランも使ってたけど。Excelは1・2・3の機能をマネっこしつつMicrosoft的やりかたでシェアを伸ばした。Windowsパソコンが出回り始めた頃、どうしてもExcelが使いたくてWord−Excelモデルを選んだという人は多かった。多分みんなが求めていたのは一太郎−Excelモデルだったと思うんだ。はっきり言って抱き合わせ販売(笑) 最終的にはExcelの便利さが勝利し、ワープロのシェアもWordが奪った。

確かにExcelがいいのは認める。でも普通のドキュメント作るのにExcelって・・・

実は設計書や仕様書ってExcelで作られているコトが多い。昨夜(というか明け方まで)私が作っていた資料もExcelだ。各列の幅が1.5でA4横設定で66列。要は横書き原稿用紙みたいな感じである。これだと好きなところから書けるのがいいらしい。うーん。開発関係の人は本当にWord嫌いが多いんだよね。マジで多い‥‥(苦笑) だから私も資料作りでExcelを使うハメになる。

私は文字だけならテキストエディタだが、図表が入る文書はやっぱWordで作るのが好きだ。今までの私は、お客さん向けにツールは作っても開発部隊とは離れて一人で勝手にやっていたので(おい!)、全部Wordで好きにやってた。だいたい端っこまで来たら次の行いかなきゃ、なんて考えたら思考が妨害される。表1つ作るにも不便じゃないか。好きな幅で作れないし妙なとこでセル連結したり・・・。ああああ・・・。
それでもExcelで作らなきゃいけないので、文章が沢山ある時はテキストエディタでだだっと打ち、セルの位置を考えつつタブと改行を入れてからExcelに貼り付けてる。これだと少しストレスが軽減する。でも表を作るのはまだ慣れない。幅が狭いから複数のセルが表の1セルになるんで、罫線とかが面倒なのよ。

ただ、Word嫌いな人達の言い分もわかる。Wordで自由な配置で文書を作れるようになるためには、Excelより覚えなければならない事柄が多い。段落属性か文字属性かなんて、ただ文字が書きたいだけの人には関係ない。私がいつまでグラフィックソフトが苦手なのと同じだね。興味を持てないからその機能の本質的な意味を推測する気にならない。だから例示的で表面的な使い方から抜け出せない。

あとWord図ではコネクタが使えないがExcelだと使えるも大きい(WordだってWord図オブジェクトを使えばコネクタも使えるが知らない人が多い)。何より決定的なのはテキストボックスや図を入れたWord文書は非常に不安定だ。スペックの低いマシンでデカイ文書を編集してるフリーズするし、異なるバージョンで開くとずれる。Excelなら97も2000もXPも特殊機能を使ってなければまあまあ安心だ。仕様書はユーザーマニュアルではないからフォントに凝る必要もない。そう考えていくと開発用のドキュメントがExcelになるのも致し方ないのかもしれない。

Excel文書のデザインについて云々する特集や本もあるもんなぁ・・・。まさかMicrosoftもこんなことになるとは思ってなかったんじゃ‥‥。WordがDTP方向に進んで気軽に使えなくなったせいもあるんだろうけどね。ってことでExcelでストレス無くドキュメント作るワザを早くマスターせねば。まずは表を簡単に作るマクロでも作るか(笑)
ちなみにコンサルや営業系の人間は流石にWordとあとはPowerPointですね。きっと開発の人だけだと思う、こんな妙なExcelの使い方をするのは・・・。これから社会人になるからPCリテラシー身につけておこうなんて思われるお嬢様方はごく普通にWordをマスターされた方がよろしいかと(笑)
:2003/10/11  先頭へ
 2003 Oct.19:クラギコラム色々
熱と咳でほとんど死んでいる。13日の月曜に風邪引いた甥っ子と一緒にいて、買い物行ったら集中豪雨で濡れた。着替えれば?と言う妹の忠告を聞かず、へーきへーきとそのまま帰宅した上に、一週間とんでもなく忙しかったからなぁ‥‥‥。自業自得だって(爆死) しかし子供の風邪は強力だ。
昨日は流石に講習は休んだけど、仕事で引っかかってたVBのプログラムだけは完成させた。アクセス許可が限定してあるネット上の共有フォルダに接続する関数。使うべきAPIは見つかったんだがログオンしてるのと違うユーザーで接続するとなんか妙なことに‥‥。結局IPアドレスまで取ってくるハメになり、えらく苦労してしまった。
これでよし!ということで、夫のマシンに「kaoru」って共有フォルダと「kaoru」ってユーザー作ってもらって最終テスト‥‥したら接続できない! よく見たらフォルダ名が「kaoro」になってる‥‥。夫よ、こんな時にイタズラをしないように‥‥(苦笑)
こんな調子なのでネット関係は最小限のことしかできていません。ほんとすいません。

さて、ひゆーさんのクラギコラム。もとの番組見てないってのにどーしてこんなに面白いんだって感じだ。すげぇ。やっぱり文体のマジックなんだろうなぁ。ひゆーさんに限らず、ラバさんにしろ、ゆうさんにしろ、るいさんにしろ、それぞれに独自の文体持ってる。それも個人で何種類か持ってる方もいるし。若いのにみんな凄いなぁってのはいつも思ってることなんだが。

クラギコラム2では、その1について私の感想がきっかけになっている。実は「たっぷり一ヶ月掛けて、精神的にとことんずたぼろになって」負けるって言葉が私的にショックで、「見てたら哀しくなったかも」なんてメルで感想を送ったので。そうしたら2で謎解きをちゃんとして下さって、「成長の余地を見込んだ上での欠点」と「そして確実に成長を感じさせてくれる結末」ってのを明確にして下さったので大満足。
実はひゆーさんが黄龍の設定をする時も非常に印象深いことを言っておられた。「他のキャラは最初から理想のキャラ。対して黄龍は最初は欠点だらけで、それが最後に成長したなって思えるようなキャラにしたい」凄く感動した一言だったんだ。といっても自分がそういう黄龍を書けてるかと言われると、逃げるしかないが(撲殺)

あともう一個感じたことは「言葉はしょせんその人間のバックグラウンドに囚われる」ってこと。
実はクラギコラムのその1でなんで私が哀しくなったかというと「精神的にずたぼろ」という言葉から「精神的な傷」というのを連想してしまったからだと思う。

人間が成長するには「ストレス」が必要だ。でもストレスが過度だと回復不能になって傷を残す。非常に私的な定義なんだが「適度なストレスは成長をもたらすが、傷は成長には繋がらない」と思ってる。
例えば教える側に立った場合。ちょっと難しい課題って生徒にしたらストレスで、それをクリアして成長する。でも平均よりえらくもの覚えが遅いのにイマイチ努力が見られない相手を前にすると、ついキツイ言動を取っちゃうことがある。教師ドラマで典型的なダメ教師が生徒にイヤミを言ったりするのと同じだ。それは相手にストレスじゃなくて傷を与えてる。まあ会社の新人研修では滅多にそーゆー人には会わないが、過去何度かそういうキツイことを言ってしまったコトがあって、その度に反省と同時に「ああ学校の教師じゃなくて良かった」とか思ったことがある。

誰かに傷つけられると、怒りじゃなくて憎しみを抱いてしまうから。憎しみの解消って難しいから‥‥。
しかしまあ、ぱっと「傷」という言葉を連想してしまうあたり、自分もまだ修行が足りんなと思った次第(苦笑)
:2003/10/19  先頭へ
 2003 Oct.24:恋せよ、青年!
いや、女性向けの話じゃなくて(爆笑)

私がかつて新卒で入った会社は銀行系だったせいもあって、ある程度の年齢になって独身の男には暗黙の「キミもそろそろ身を固めろ」攻撃があったらしい。特に役職につけたいようなデキる人で独身だと余計。
それを聞いた当時の私は、そんなの人の勝手だろと憤慨していたが、「結婚して家庭を守らなければならないと思うと仕事に対する責任感が違ってくる」って説には一理あるとは思った。まあ昨今の離婚率を考えると、そんな目論みもどこまで通用するがわからんが。

だがここ数年、私は考えを改めた。
男は、ある程度の年齢になるまでに恋人作って、本気でその人と付き合った方がいい。
そういう男のほうが、組織人、社会人として、いい動きができる人が多い気がする。

実はここ2年ぐらいで入ってきた新人の中に、デキるなぁ!と思う人が何人かいる。お客さんや上司の求めるものを的確に把握する。いや、どうしてこの微妙な視点をこれだけ早く掴めるんだろうって感心することが多い。自分が彼らの年齢の時にはとてもできなかった。一方、頭も良くて技術力は高くても、言ってることが伝わらない新人もいる。先輩社員の中にも、頼むからもっと柔軟に動いてくれ〜〜!って叫びたくなる人もいる。

それでその差が「彼女(or奥さん)がいるかいないか」とけっこう一致してる気がして。

「まず、自分が誰かを凄く好きになるって経験が大事なんです」と、かつて上司と社会人力の差について議論した時、私は言った。誰かを好きになると、自分がどう見えているかが気になり出す。そうなると、他人の目で自分を観察するようになる。その感覚がわかれば、客や同僚や上司から自分がどう見えているかを考えることもできる。
「そして実際に付き合い出せば、自分とは異なる思想を持つ人間と分かり合う努力をしなければなりません」 自己アピール。思いやり。適切な説明。謝るタイミング‥‥。全て仕事には必須の項目だ。

いやもちろん全部あてはまるワケじゃないし、差別的思想を持ってるわけでもない。でも恋人と付き合うのも人生経験だしストレスだし(笑)、得るモノは多いハズ。
ということで。恋せよ青年。きちんと人を見る目を磨いて、自分にとっての素敵な相手を見抜いて、若いうちに真剣に付き合おう。年取ると心も堅くなっていって他人に自分を合わせることが難しくなってくるしね。

‥‥ところで‥‥。
なんで女にはそう言わないかって?

女性は、恋人やら伴侶やらの有無と社会人としての善し悪しに相関が感じられないから(笑)
恋人がいようがいまいが、既婚者だろうが独身だろうが、仕事が出来るヤツは出来るし、出来ないヤツはできません。何故でしょうねえ。まあとにかく女性の方々はお好きにどうぞ‥‥(笑)
:2003/10/24  先頭へ
 2003 Oct.28:お客さん想定
先日、加盟していた同盟に行ってみたら参加者リストが無くなっていた。「うーん、これは同盟管理者サイトへの呼び込み機能しか無いのでは?」と苦笑しつつ退会の連絡をした。私的には参加者リストは同盟で一番重要なポイントだと思っている。たとえばXXXというキャラのファンの方が「XXX同盟」と聞いて一番期待するのは何か。「この同盟に行けば、XXXへの愛に満ちた(笑)小説やイラストが掲載されているサイトさんに行けるぞ!」ということだろう。で、慌てて他の同盟も確認したら知らない間に閉鎖されていて、そっちも慌ててリンクを取り下げた・・・(死)

WebRingは運営する側がちょっと大変だ。リンクの設定がCGIのパラメータを修正する形になるから、HTMLを見たことが無い!なんて方には敷居が高い。でも登録者全員がちゃんと設定してくれないと輪っかにならないわけだから、チェックが大変だ。その点同盟型は基本的にただのリンクだからちょっとラク。
私はオリ戦同盟と悟飯同盟の二つの管理者をやっているけれど、それを見た人が自分の趣味にあったサイトさんにたどり着けるように‥‥ってことが大事だと思ってる。悟飯同盟はサイトをお持ちでない方も登録できるから、逆にDBサイトさんだけを表示する機能も追加してある。

なんというか‥‥。とにかく読んで下さる方々を大事にしたい。BBSにカキコして下さる方ももちろん有り難いんだけど、ただ読むのが楽しいなぁと思って来て下さる方を大事にしたい気持ちが強い。

私がちょうどドラゴンボールにはまった2001年の春。ネットでFFというものの存在を知り、探しまくって読み耽った。その後DB文庫を見つけてそこに投稿して‥‥その勢いでウチのサイトは生まれてきたんだけど、それ以降、他のサイト様を訪れる時間は激減した。やはりそう時間が無いので。つまり私が他のサイト様に一番熱心に通ったのは、ハンドルネームも無くカキコもしたことが無いあの2ヶ月ぐらいだった。それでも好きな作品が載っているサイト様にはかなり頻繁に通っていた。諸先輩の書く悟飯やピッコロに単純にいいなぁと胸躍らせて‥‥。

だから自分のサイトのお客さんとして私が想定するのも、あの頃の自分だったりする。作品に内容説明を付けているのも当時選びやすくていいと思ったからだし、JavaScriptで別ウインドウにしているのも一覧に戻る時にページの先頭に戻ってしまうと、どこまで読んでたのかわかりにくくなるからだ。

最近はDB関係はあまり更新されていないので、割に多くの方が龍球を読んで下さっている‥‥と思う。その有り難いお客さんがどんな方々かは判らないけれど、直感的に思うのは、その方々にとっては本編がちゃんと続いていくことが重要だろうなってこと。今は仕事も忙しいから気ばかり焦って‥‥状態になっているが、書いては消し、書いては消しだが、27話も少しずつ進んではいるので何とぞお許しいただきたい。
あ、つい言い訳になってしまった‥‥(汗) とにかくワクワクしながらサイト巡りをしていた頃の感覚を忘れないようにしたい。どんなサイトなら通いたいと思ったか‥‥その感覚を‥‥。
:2003/10/28  先頭へ
 2003 Nov.3:土日の特撮
「555お休みでラッキーだったね」
「・・・・・お前、そこまで言うか?」
「違うよ! 土日、特撮を消化できなかったから、せめて555が無くて良かったってことだよーっ」
と私が言っても信じて貰えないか(爆笑)

うっかり見忘れていたグランセイザーも先週から見始めたので、土曜はセーラームーンとグランセイザー、日曜はアバレンジャーと555が録画されていく‥‥ので、毎週見ないと大変なことに(は?)なる。なのに昨日と一昨日の土日、私が出勤で、夕食は夫と外で待ち合わせて飲んでた‥‥(死)ので、家で特撮見るヒマが無かった。だから日曜日にせめて555が無くて時間的に助かったって言いたかっただけで、別に他意は無いんだってば(笑)

グランセイザーは正直言うと12人ってちょっとムリがないか?って気はするんだが、東宝系のヒーローものはアクションが好き。ガイファード見た時にかなりぶっとんだんだが本当に格闘技っぽいんだよね。東映系のヒーロー番組は変身すると早回ししようかと思うんだが、東宝系は変身前に早回ししようかと思っちゃう‥‥(おい!)
そしてやはり清水あすかさんのアクションは本当に凄い! なんせ正真正銘の「鳳龍院心拳」の十七代目宗師なんだから‥‥!! 女性のアクションで見てて好きというとファイブマンのレミちゃんの咲田めぐみさんなんだけど、清水さんはそれ以上に見応えがあります。

そしてセーラームーンが‥‥予想外にいい出来だ。
アニメのセーラームーンには劇場版があって、どんでもない良い作品だった。監督の幾原邦彦氏は当時まだお若かったと思うのだが、本当に、本当にいい仕事をされていた。当時アニメコミック作りの手伝いをしていたので、私も脚本の一言一句、コマの一コマ一コマ、巻き戻したりコマ送りしたり、とにかくデッキが壊れるほど見直した。
それでその劇場版では、原作やアニメでは語られることのなかった、うさぎという少女の存在意義が真っ正面から描かれていたのが印象的だった。他の少女たちがそれぞれに秀でた能力を持っているが故に孤立感を持っていて、それを救ってくれたのがうさぎだった‥‥という形で。

実写版放映前にHPで情報を見たら、キャラ設定がその劇場版の人間関係を引き継いでいることが判って、これはいいんじゃないかと思ってたんだが、1話見たらなんとメインライターが小林靖子氏! もう大安心、大ラッキー!って感じだった。小林氏って好きな脚本家なんだが、ストーリー構成までやると、ちょっと凝りすぎ‥‥になる気がするので、原作と世界観が既にできている世界でのメインライターという方が小林氏の魅力が味わえる気がする。なによりセーラームーンの世界観は小林女史の求めるところと合っている気がするから。

学芸会になるんじゃないかと恐れていたキャスティングも結構いい。特にうさぎ役の子。イヤミなくうさぎっぽさが出てる。あと亜美ちゃんもいいセン行ってる。演技力がどうこういうよりそれぞれの子の特質をうまく掴んで選んだなって感じだ。あとルナの声がアニメの時と同じ藩恵子さんだったのは嬉しかったなぁ! とはいえ敵の四天王はなんとかして欲しい(苦笑)。杉本さんのクインベリルがいいからいいか(笑) 関係ないけどアニメコミック作ってた時、うさぎ以外の人は「亜美ちゃん」って呼ばせてたけど、うさぎだけは「あみちゃん」って文字までこだわってたな(懐!)
ってことで。うーん。毎週4本2時間って‥‥。これじゃウルトラマン見る時間が無いよ!(笑)
:2003/11/3  先頭へ
 2003 Nov.08:長かった一週間
今週は長かった! 20日ごろが納期だった開発中のシステムが、6日現調ってことになったからだ。2日と3日も出勤してテストしていたのもそのせい。ちなみに現調とは現地調達じゃなくて現地調整。作ったプログラムを実際の現場で動かしてみることだ。
紆余曲折あって車で行ったら往路は5時間もかかり、車で長距離移動するのが苦手な自分は少々お疲れのまま現地入り。とはいえ現場ではまあまあなんとかなったんでほっとした。

そして金曜は飛び込み案件に追われて1日走り回っていたが、約束の飲み会にだけはきっちり行った(笑)。飲み会の帰りには人と会ったついでに、27話のGパートで舞台にしようと思ってる駅付近を歩いてみたり‥‥(笑)

そして今日の土曜日はまた1日講習。帰りにMOドライブを買うために量販店に寄った。ここにはPC関係の本や雑誌が結構ある。ぼおっと見ていたら、いきなり「大葉健二」という名前が飛び込んできた。一瞬なんで?と思ったが「アクションポーズ編」って字が見えたので納得。漫画家さんなどが使うポーズ写真集で、そのモデルが大葉健二さんだったんだ。しかしなんでこんな本がこんな所に。いくらグラフィックソフトのノウハウ本のコーナーとはいえ、ちょっと違うような気が‥‥(笑)
で、もちろん買った。そりゃ買うよ! 大葉さんのアクションって大好きなんだから! 流石に48歳でお歳を召したとはいえカッコイイ! ああでも、ホント言ったらビデオで出して欲しかった(笑) やっぱ大葉さんのアクションと言ったらあの早さだもんねぇ。

あと。猫のぐりの声が出なくなった。本人はいたって元気なんだが、「にゃー」の形に口を開いても「・・・・・・・」なんである。「どーした、カラオケの歌いすぎか!」ってそんなワケは無い。ポリープとか手術が必要な病気だったらやだなーと思っていたが、病院に行ったら風邪だろうとのこと。今ご近所で喉に炎症のできる猫風邪が流行ってるそうな。なんてこった。でも消炎剤の効果が出てきて少し声が出るようになった。ビックリさせないでね。
:2003/11/8  先頭へ
 2003 Nov.14:衝動買い
9月ぐらいから仕事の体制が色々変わったせいで、かなりストレスを感じているようだ。出社拒否ってのは新人だけの特権じゃなくて、わりに歳喰った人間がいきなりそうなるケースも多い。で、自分もなんかヤバイぞ、これは、と今日しみじみ思った。

私はけっこう開けっ広げな性格で、シンドイとか嬉しいとか割に仕事場でオープンにしてしまう。もちろんグチを言うのは先輩や上司に対してだけだが。だけど、今はそれができない。なぜなら私が上司の相談相手兼カウンセラー兼直属部下になっているからだ。秘書的にハイハイって聞き流していられればいいが、実行部隊だからそうもいかない。だから結構ぶつかる。そのたびに疲れる。
上司は非常に出来る人なんだが、かなりややこしい性格なのだ。話が分かりにくいことで有名(苦笑)だし、言うことがころころ変わると思うと実は筋が通っていたり‥‥。根本的には本当に優しい人なんだがとにかく難しい。今ほど近しくなかった頃にも色々分析してはいたが、うまい結論が出なかった。で、身近になったここ三ヶ月ほどで、なんとか彼の言動の根っこにあるものが説明できるようになった。ああ、理解するのにここまで難しい人にはあまり会ったことが無かった。とはいえ、彼が曲がりくねる理由が判ってしまうと、逆に文句が言えないのだった。

だから会社では、「いつも元気なかおるさん」なのだが、一歩会社を出ると相当ぐったりしてしまう。今日たまたま客先に行った時の自分の精神状態を見ていて、こりゃまずいわと思った。もともとスポーツをやるとか気分転換できるようなシュミを持ってないし、旅行に行く時間もない。ってことで、手っ取り早く‥‥衝動買いをした(爆笑)

買ったのはLet's noteというパソコン。一番小さいR2というモデルで、バッテリーまで含めても1Kgを割る。OSとしてProfessional版を搭載してる心意気が気に入った。我が家は無線ルーターなんで無線LAN標準搭載も超便利だし、LANの切り替えも有り難い。うんうん、満足だ♪ これ持って1日喫茶店ってのも、平和的逃避だな(笑)
:2003/11/14  先頭へ
 2003 Nov.15:管理人版 恋する感情
先日のラバさんの日記は興味深かった。恋する感情。「自分にレッテル貼って本当の気持ちから自分を遠ざけているのかな」という自己分析が実に良かった。そういう見方は非常に大切だと思う。
一番ヤバイのは、本当は興味があることに対して「くだらない」ってレッテルつけることだ。たとえば美少女ゲームとかアイドルとか自分の相手としては実在しない女に熱中したあげく、「現実の女なんて金がかかるばかりで、恋愛なんてバカみたい」なんて言い出したら、それこそ完全な劣等コンプレックスだ。

ちなみにコンプレックス=劣等感と考える人が多いのはまずいと思う。劣等感は「自分はこういう弱点がある」という認識だけだから、克服したければ克服する努力をするし、手を出さないなら出さない。でもコンプレックス(厳密には劣等コンプレックス)は劣等感が抑圧からめて複雑になっちゃったものだ。本人が無意識的には「この弱点を克服しなきゃ」と思ってるくせに、それを抑圧して、そんなもの出来たって意味が無いとか、ちょっとやりゃすぐ出来るとか、そんな風に思いこんでる状態だから、言動が歪んでくる。

さて、恋する感情。
誰かが好きで好きでたまらなくて、その人と同じ電車に乗りたくて時間をずらしたり、駅で待ってみたり、その人と同じ本を読んでみたりとか・・・・
脇目もふらずにそんな気持ちにのめりこめるのは若いうちの特権だと思う。20代ぐらいまでか? 30近くになってもそういう感情「だけ」に溺れるなら、社会的動物「人間」として望ましいことではない。他人との「関係」の中で生存していく動物が、客観的な評価無くして他人に溺れたら、それは足の遅いシマウマと同じである。恋するトキメキはどれだけ歳をとっても重要だが、それ「だけ」ではいけない。

だからこそ。若いうちの無条件な「恋する感情」は貴重だと思う。人生に必須ってわけでもないだろうが、部活を頑張った経験みたいに経験しておけたらいいかもって。実在の誰かを大好きになれば「独りよがりでなくて」他の人を大事にすることがどんなことかとか色々考えるし。
ちょっと話が飛ぶが、女性に母性本能を発達させるためには子供の頃に動物と暮らして、自分より弱い者への慈しみや、喪失による悲しみを経験させるのが一番いいと書いていた心理学者がいた。恋する感情もそうだけど、素直さとか優しさとか熱心さとか、ポジティブな感情ってのは人間が固まらないうちに経験しとくのがいいのかもね。

私は恋した人間と結婚した。22年も一緒にいると、お互いそれなりに我が道を行くような部分もでてくるけど、でもあのころの思い出は鮮烈だ。あの頃あんなふうに恋して、その人間と今も一緒にいるってのはけっこう感動だし、だからこれからもうまくやっていけるだろうなぁと思う。なんで私は「恋する感情体験オススメ派」である。

ところで結婚はイキオイ‥‥ってそれは一面の真理です(爆笑!)
恋は他人に自分を認めさせる過程、愛は他人を慈しむ状態と以前の日記で語ったが、恋は愛に比べると「勢い」があるのである。恋人同士のうちに婚約(お互いの間だけでも)してるカップルは割に結婚まで到達する。でもえらく長い付き合いなのに(10年以上とか)、結婚してないカップルとか結局別れたカップルもあって、恋人のうちに結婚って言葉が出なかったのが原因かなとも思う。
ちなみに冷静な年代に突入してから出会った人と結婚する場合はマジで「勢い」や「外圧」(笑)が必要になるらしい。一人の生活に満足しているケースは特に。人間って歳をとればとるほど、ここは譲れない、相手に合わせて変えたくないって部分が増えてくる。柔軟さが無くなってるとも言えるが、その頑固さは一方で年輪でありその人の魅力なのだから、悪いことでもない。

ってことでいかがでしょう? 日記でBBSみたいなことをしないように(笑)
:2003/11/15  先頭へ
 2003 Nov.16:驚いた
メールチェックをして驚いた。まったく知らない人からHPの管理メルアド宛にメールが来ており、開くと何の前置きもなくいきなりドラゴンボールの小説が書かれている。最後に「初めまして。小説を送ります」といった内容が数行書いてあるのだ。なぜ送ってきたか、どうして欲しいのかも書いていない。どういうつもりなんだろう。まだ若くてといった言い訳は聞く気がない。うちだってお若い頃からお付き合いしているメンバーはおられるが、こんな常識はずれなメールを寄越した人はいない。
うちを投稿サイトと勘違いしたのか。それだったら投稿の方法がどっかに書いてあるだろう。とにかくお受けできない旨とDB文庫のアドレスを返送し、頂いたメールはそのまま削除した。そういえばDB文庫が新装開店するたびに、管理人の方がメールの礼儀について口うるさくなっていかれる気がしていたのだが、たぶんこういったメールが殺到しているんだろう。お気の毒である。

確かにうちには複数の方の作品が掲載されている。だが私は、作品がどれだけ素晴らしかろうが、常識的な対応ができて他の方への思いやりをお持ちの作者さんと判断できなければ、その方の作品を掲載する気は無いしお誘いもしない。最初からそのつもりだったし、これからもそのつもりある。
うちのメンバーは、DB文庫以来のお付き合いの中で、作品の質とお人柄の両方に管理人が惚れ込み、その上でお誘いした方々だ。このサイトでお知り合いになった方からのイラストを掲載したこともあるが、それはその方とごく常識的なやりとりを経て、有り難く頂戴したものである。

匿名掲示板の悪影響で「知らない相手に言いたいことだけ言う」ことが普通になっているのか。カキコ一つ、メール一つで、相手が自分に対してどれだけ多くの判断を下し印象を形作るのか、その恐ろしさが判ってないのだろう。
:2003/11/16  先頭へ
 2003 Nov.18:失敗したら・・・
失敗したらやり直せばいい。その通りなんだが仕事の場合は単純に仕切直しとはいかない場合が多い。たとえばお客さん相手に失敗したとする。それでやり直す場合、スタート地点は元のゼロの位置じゃなくて、印象悪くなってる分マイナスの位置になる。何かを作る時も失敗したので壊して一からやり直し‥‥したら、そこまでのコストがムダになる。自分一人なら休日出勤でもなんでもすればいいだろうが、何人もの人間の労力がかかっていれば絶対無理。やり直したら間に合わないケースもあるだろう。

そして連載漫画とか連続TVドラマとかも、最初こーしておくんだったと思っても、この連載は中止して新たに始めるので今までのことは忘れて下さい!なんて言えない。
ってことで私も、失敗したなあと思いながら龍球27話にしがみついている次第(大汗)

いやもうとにかく盛り込みすぎだし、テンポたるいし、読者の皆様には申し訳ないのだけど、方向転換がきかない。一番でかい失敗は何かって「象徴」という言葉に拘ってしまったことだと思う。

わらわら出てくる「悪の組織」に対しては、本来は警察とか自衛隊といった組織で立ち向かうのが効果的だろう。なんといってもヒーローは同時に一ヶ所にしか存在できないのだから。
それでもいつの時代もヒーローが必要になるのは、ヒーローには集団の心を一つにする「象徴」の役割があるからだと思う。彼がいるから負けないという気持ちをみんなの心に持たせて、結果、勝つ。これがヒーローの存在意義なんじゃなかろうか。要はジャンヌ・ダルクみたいなもんだね。

何年か前に、会社で部門長が退職された時のことだ。その人は仕事熱心じゃなくて、居なくなったら物理的には何が困るんだと言われると、あんまり困らないかも‥‥って複雑な状況だったんだけど、すごい喪失感があった。それはその人には「御輿」になる「華」があったからだろう。誰がその人の代わりができるのかと、当時すごく考えたけど、ダメだった。その件はその後色々な形で片づいていったのだが、26話のAパートで風間が赤星に「オズリーブスは御輿」と言ったのは、あの時のことを思い出したからだった。

だが。
書いてしまってから思った。若干27歳で御輿の役が担えるのか。
それはキツイ。会社で言ったら部門長の旗振り役である。それこそ夜な夜な神様にでも降臨してもらわなきゃやってられない。40歳ぐらいじゃなきゃ無理なんじゃないかとか思ってしまう。

ってことで、27話はこんなになってしまった。すいません。とはいえ失敗したからチャラってのはあまり好きじゃないのでこのままやらせて頂きたい。まったく申し訳ないです(平伏)
:2003/11/18  先頭へ
 2003 Nov.20:ノートパソコンのバッテリー
可愛いR2(衝動買いしたノートパソである)。今、出先でこれを打っている。とにかく女性のバッグにも気軽に入れられて、膝の上でも楽に操作できるこの小ささはいい! 液晶もクリアで小さい画面でも見やすい。キーピッチにもだいぶ慣れてきたので、思考を妨げないで打てるようになってきた。もともと私の手はえらく小さいから。

私がノートパソコンを使い出したのはここ半年ぐらい。会社のマシンがノートになってからだ。ノートのキーボードはなんのかんの言っても打ちにくいし、液晶画面がけっこう苦手だった(未だに自宅のディスプレイはでっかいCRTだし)。なのでけっこうノートパソの常識に疎いかもしれない。
で、ノートで一番気になるのがバッテリーだ。ネットで色々調べると丁寧に使わないと以外に早くヘタるものらしい。R2のバッテリーも一応もう1本追加注文したんだけど15,000円もした。だからできるだけ長持ちさせたい。

そのためにはまずAC電源で使う場合にはバッテリーを外す。バッテリーを入れたまま電源を繋いでいると小さな充電を何回も繰り返すことになって良くないそうだ。メモリー効果が少ないと言われるリチウムイオン電池でも、やはり「使い切ってから充電」という充電器の鉄則は通用するらしい。あまり持ち歩かずたいてい自宅の机で使うなんて人は、半分ぐらい充電した状態で外しておくのが良いそうだ。

過去NECとエプソンダイレクトのノートを買ったことがあるんだが、両方とも説明書には「バッテリーは必ず取り付けて使ってください」と書いてあった。なんでなんだろう。まあ私は無視して抜いて使ってたけど、置いたときがいまいち不安定になるんだよね。でもR2のデスクトップにはバッテリーの上手な使い方というPDFがあって、上で語ったようなことが書いてあった。えらい!

先日、女友達と食事をした時、色々グチをこぼしたあげくの果てに「それでさ、衝動買いしちゃったんだ」とバッグを指さしたら、彼女はすごく不思議そうな顔をした。「え? バッグ?」
「違うよ、これこれ。ノートパソ」
「あーびっくりした。あまりにかおるさんらしくないもの買ったなぁって思って。ノートパソなら納得できるわよ!」

どういうんだ。おい(笑)

あ! そーいえば。
ノートとのデータのやりとりを簡単にしたくて、USBメモリを買った。512MByteのやつ。これもとんでもなく便利だねー!! なんかMOいらないじゃん。この間MOドライブ買ったの、失敗だったな。
:2003/11/20  先頭へ
 2003 Nov.24:龍太くんの頑張り
昨日はラバさんのパソコンを買うのにお付き合いした。私は最初NECのLavieあたりがいいかなぁって思っていたのだが、新宿のある量販店の店員さん、龍太くんの頑張りで東芝のDynaBookに決定。いや決して店員さんの名前に惹かれたわけじゃないよ(笑)
自分がパソを買う時は、ネットか、モノ決まってて脇目もふらずで買うかどっちかなので、どれにしようかなぁってシチュエーションは楽しい。ADSLを一緒に契約すると安くなるって売り方もなかなか興味深かった。NECはBIGLOBE、富士通はNIFTYはいいとして、へー東芝はDIONになるのか(笑)

それからラバさんのお宅にお邪魔して、古いマシンからのデータ移行やダイヤルアップの設定をやった。しかし新マシンの液晶画面の美しさにはぶっとぶ。ここ数年のパソコンの進歩で本当にユーザーのタメになってるのは、CPUやハードディスクの高速化や大容量化より液晶画面の進歩なんじゃないかとマジで思う。Celeronの2.2Gなのでスピード的にもいい感じだし、OFFICEも入っているし。なにより筐体が真っ白でおしゃれ。可愛らしいラバさんにはぴったりだ。
その後ふらりとお散歩に出て早めの夕食というか遅すぎのお昼というかで、ひつまぶしを食べた。いつぞやどこかの飲み屋で食べて以来、けっこう気に入ってるんだけど。これ、穴子でやっても美味しいかも。今度はADSLの設定にまた伺いますね!

で、今日の午後は先日購入して環境設定をしといた新パソを父親の所に搬入してた。パソコン屋さんのようだ(笑)
:2003/11/24  先頭へ
 2003 Nov.26:PHS機種変更
我が家はずっとPHSを使っている。で、さすがに携帯に乗り換えようかどうしようか悩んでいた。だが携帯は今や第3世代への過渡期。こんなタイミングで乗り換えるのもイマイチだ。PHSにもメリットはある。まずは音質。日頃PHSを使っていて何かで携帯を使うと声の悪さにかなり驚く。それにモバイルで通信するならPHSの方が断然良い。可愛いノートのR2が来たことだし。

PHSは斜陽だからなかなか新しい機種が出ない。それでも暫く前にとうとうブラウザ搭載の機種が発売された。ただネットで見ていたらどうも何かバグがあるようで、どうしようと思っていた。それに先日パッチが発表された。
ということで日曜日に夫と二人で量販店に出かけて二人ともその機種に変更した。今までも二人で同じ機種を使ってたんだよね。充電器も共用できるし、使い方もどっちかが調べればそれでいいから、けっこう便利なんだよ。

料金体系がえらくややこしいのは気に入らないが、機械自体はまあまあ使いやすいと思う。メニューも前と比べるとずいぶん整理されて直感的だ。ちょうどタイミングよくASAHIネットがモバイルのアクセスポイントを全国共通にしてくれたんでそれで設定。

とうとう私のPHSも折りたたみ式になったのね。やっと変身できるようになった(←違う)

ちなみに・・・。Ozの関係者はPHSがけっこう多いんですよ。意外でした(笑)
:2003/11/26  先頭へ
 2003 Nov.27:猫と姉御の幸せなノートパソコン
今日は午前中人間ドックだった。会社の健保の指定病院はとにかく看護婦さんがいい人ばっかりだし、こちらももう慣れたもので検査ずくめの半日も、仕事に比べりゃのんびり気分だったりする。私の場合、幸いにして注意事項も無いしね。
それでも来年は子宮筋腫の手術はやる羽目になりそうだし、帰社してみれば新たな動きのおかげでとんでもないスケジュールになりそうだし、色々疲れた。

ということで帰宅後、暖房節約も兼ねてさっさと布団を敷いてしまったんだけど、かわいいR2のおかげで布団の中で日記をつけていられる。無線LANのおかげでWebも見られるし、アップロードもできる。最近は全部のデータをUSBメモリにバックアップしてるからメインマシンを立ち上げる必要もない。おお、なんて幸せなんだ、と思ったら、これは猫にとっても嬉しいらしい。

書斎だと人間の側にいようとしたら膝の上にいるしかない。でっかい雄猫にしたら私の膝はちょっと小さいんである。でもこの状況なら大好きな人間と大好きな羽布団がそろっているわけで‥‥。すごく嬉しいらしい。ということでお行儀悪くこんなことやってます。
:2003/11/27  先頭へ
 2003 Nov.30:ネットの少額決済
私は日頃音楽を聴かない。音の無い生活に慣れきっているので、逆に何か聞いていると仕事にしろ小説書きにしろ集中できない。なので好きな曲でも殆ど持ってない。
なのに昨夜、無性にある古い歌が聴きたくてたまらなくなった。夜中の2:00に雨の中レンタル屋に出かけるまでの根性はない。ネットを見てみたら音楽ファイルを売ってるサイトがあった。違法コピーじゃないちゃんとしたやつで、1曲200円ぐらいが相場らしい。幸いその曲があったので購入して聞いた。満足した(笑) 新曲は流石にこんな形では売ってないようだが、古い歌だとけっこうあるんだね。

私が使った決済方法はWebMoney。百科事典をネットで使ってみたくて購入したヤツがまだ残っていたのである。プリペイド番号を入れるだけだから安心して使えるし、200円でクレジットカード使うのもバカみたいだし。
やっぱりネットでクレジットカード番号を入れるのはかなり抵抗がある。暗号化してるし、個別に狙われてなきゃ番号は盗まれないだろうとは思うけど、でも番号と生年月日で買えるってことは他人のカードだって使えるわけだもんね。だからコンビニ決済とかこういったプリペイド決済って有り難い。

ということで音楽ファイルの買えるサイトをリンクにいくつか追加してみました。ただメディアプレイヤーで再生するwmaファイルは認証が必要になるみたい。取得した認証を新しいマシンに引き継ぐときはどうしたらいいんだろう‥‥と新たなギモンは生じたのだが(苦笑)。
:2003/11/30  先頭へ
 2003 Dec.01:梅切らぬ馬鹿
「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」という言葉がある。桜は切ったら花が咲かない、梅は切らずにおくと樹形が乱れて美しくない。適切にやんないとダメよってことなんだけど。

我が家には梅の木が1本ある。我々が越してくるまで誰も切ってなかったので、確かにもの凄いコトになっていた。初めて剪定した時は、切り落とした枝がどう見ても梅じゃない。夫と私は「ヘモヘモの木」と名付けていた(なんじゃそりゃ)。
それでも8年切り続けて枝振りはだいぶマシになった。我々は素人だから未だに全体の樹形は良くないけど。プロがやったらもっとばっさり切って作り直しみたいなことをやるんだろうな。でもいいんだ。花と実はよく付くようになったから。3年ほど前に春先に筆で受粉をちゃんとやったら8kgも実がとれて・・・やたら梅酒を作ったがちょっと懲りて受粉するのはやめた。その梅酒はまだある。美味しいんだ、これが。

この12月は夫も私も仕事がとても忙しくて、土日も出勤したり家で仕事する状況なので、ゴミ袋一袋分ずつぐらい切っていこうと思い(枝を堆肥にするのは時間が掛かりすぎて大変だから)、昨日は第一弾剪定をしてた。
しかし下側に芽がある先で枝を切ると梅らしい枝振りになるとか、短い枝こそ花が沢山つくとか、植木屋さんって本当にスゴイよね。草と違って結果が出るのが「年」のオーダーだからなぁ。曇り空の中、時には高枝切りで、時には塀に上って枝を切りながら、「輝は植木屋でもよかったかも」なんて考えてた。おいおい(笑)

しかし。
「梅切らぬ馬鹿」ってホントはヘンな言葉だよね。植物は本来そのまんまにしておくのが正解なハズだもの。それを自分たちに都合のいいように切って喜ぶ人間の方が間違ってるんじゃない?(苦笑)
:2003/12/1  先頭へ
 2003 Dec.05:フリーザ様
先日社外に出向している同僚が帰社して、いきなり聞かれた。
「ねえ、ドラゴンボールのフリーザってどんな人? 絵が見たいんだけど」
おお。
いきなりびっくりである。彼女は漫画を全く読まない人なんである。よく「ドラゴンボール」なんて知ってたなと逆に感心したぐらいだ。

で、私は答えた。
「第何形態?」
脇で後輩の男の子がくすくす笑ってる。そうだろうとも。アニメが始まったのは、キミが小学生にあがった頃くらいかな。

それでネットで「フリーザ、イラスト」とか入れて検索したんだけど、わかりやすい絵が出てこない。仕方が無いので帰宅してから原作本からスキャナしてメールで送りました。私、第2形態忘れてました。全部で第4形態まであったのね。それにしても画像を送るメールに、ごく自然に「フリーザ様の画像を送ります」と様をつけていた自分が怖い(←読み直して慌てて消した)。

でも彼女がなんでフリーザの絵を見たかったかというと、今の勤務先のある人が「フリーザに似てる」と言われてるからだったんだって。似てるのがどの形態にしろ、怖いって。

さて、またまた仕事が忙しくなってきた。時間的にキツイというより色んなことが重なってて、家に帰ってもまったく気持ちが切りかえられ無い。自分自身にキャパが無いのがイケナイのだが。
パート的な目の前にあることをとにかくこなすというタイプの仕事なら家庭と両立できるかなぁと思うのだが、正社員でそんな呑気にはいかないもんね。昨今の景気だとうかうかしてると本気で失業する。世の中甘くない・・・(死)
:2003/12/5  先頭へ
 2003 Dec.08:年賀状の準備
昨日の日曜日はえらく天気が良かったので、年賀状用の写真を撮ることにした。ここ数年は一家揃った写真(もちろん猫も)を年賀状に使っている。
しかし猫込みでセルフタイマーで写真を撮るのは難しい! ぴぴっとかカメラが言ってると、なんか不穏だ!と思うらしくて嫌がる。人間なら子供専門写真館とかよくあるけど、猫じゃなぁ。特にウチの子たちは人見知りが激しいから、たとえペット専門写真館があっても難しそうだ。だいたい親に撮ってもらうというシチュエーションでさえ、大変そうなんだから。
ということで2枚の写真の組み合わせになる。ただ私がぐりを抱くと、対比の関係でぐりがアライグマのように大きく見える(おい!)ので、夫がぐり、私がこるくを抱いて撮りました。

ついでに年初に皆さんから頂いた年賀状をつらつら見たけど、最近はインクジェットの写真が本当に多い! 味気無いとか言う人がいるけど私は嫌いじゃないな。この年齢になるとそんなに頻繁に友人と会うわけじゃないから、写真だと様子がわかってかえって楽しかったりする。まあ子供の写真だけ送られても困るが。

さて、我が家のインクジェットプリンタは昔からHPだ。黒の印字がキレイで早いことと普通紙にもキレイに印刷できるというコンセプトが気に入ってる。まあ最近のプリンタ事情はよく知らないので、今もHPが良いのかどうかはわからないが。それで今回初めてフォトカラーというのを使ってみたら本当にキレイに印刷できてびっくりした。黒カートリッジの代わりに黒+ピンク+水色の入ったカートリッジを使うだけなんだけどね。

とはいえプリンタのインクとかトナーって本当に高い。一説によると、プリンタ本体は価格破壊が進みすぎて儲けが出なくて(ヘタすると逆ザヤ)、各メーカーはインクでなんとか収益を上げているとか・・・・。モノが安くなりすぎるのも良くないなぁとしみじみ思った。不自然な歪みって、結局のトコ、次々に他を歪ませて行くだけだもんな。
:2003/12/8  先頭へ
 2003 Dec.10:こるくのアバレンごっこ
外から帰ってきた我が家の末息子こるく(猫)の顔を見て爆笑してしまった。目の脇に草の種(イノコヅチだと思う)が二粒くっついているんだが、位置といい角度といい、まるでアバレンジャーのアスカみたいなんである。いやー可愛かった。さすがに片側だけだったが傑作であった。
とはいえこるくはアスカのように控えめではなく、かなりワガママなタイプである。たとえば普段あいつは押入の中の羽布団の上で寝るのが好きなんだけど、寝たい時に布団が無いと、にゃあにゃあ喚いて人を引っ張ってくる。家に入ってきたい時は玄関前で脅迫的に(いやホントに)鳴く。あまりに主張が激しくて声が大きいので、獣医さんに声を覚えられてしまったというヘンな猫である。
6年前の12月。寒空に捨てられていて、顔中口にして泣き喚いていたからなぁ。

ところで私が帰宅すると、ぐりとこるくは二匹して洗濯機の上に乗っているパターンが多い。別に洗濯機が好きなわけじゃない。我が家の洗濯機は洗面所の腰窓の側にあるが、その窓辺に猫用の草が置いてあるのだ。自分がむしって食べるより人間の手から食べる方が食べやすいことを覚えたんだね。私の足音を聞きつけると洗濯機の上に登って草の匂いをかいだりしてて、私が玄関を開けると2匹して振り返るのである。笑える図だ。
そして私が草を何本かむしって二つに分けると大喜びで(本当にごろごろ言いながら)食べる。ぐりなんか人の手を引き寄せて食べるのである。あげすぎないようにはしてるがどこか妙である。
:2003/12/10  先頭へ
 2003 Dec.13:買い物買い物
今日はラバさん宅にADSLの設定をやりに行く・・・はずだったのですが、ラバさんが早々に自力解決をされていたので、逆にすっかり私の用事にお付き合い頂いてしまいました。会社の宴会でやるビンゴゲームの景品として、末等の800〜1000円ぐらいのグッズを大量に買わなきゃいけなかったんですよね。

私は自分のために雑貨屋に行くことがほとんど無い人間なのに、なぜか景品用グッズを買うのはスキです。こんな小物楽しいかも・・・と想像しながら会社のお金で(笑)色々買える。自分のモノじゃなくても「買う」という行為そのものがストレス解消になるのはホントなのかもしれない(苦笑)
しかし、あの混雑した東急ハンズで何フロアも引っ張り回して、ラバさんにはまったく申し訳ないことでした。楽しいモノも色々見つけて下さって助かりました。感謝です。

ハンズのバスグッズのコーナーで、マネキン(首無し)が派手な明るい赤のバスローブを着てたんですよ。襟の所に龍の刺繍がついてる‥‥。この刺繍、なんかプロレスとかで使うやつみたい、とか思ってたら、ラバさん曰く
「黒羽さんが着てそう」
いや、爆笑しました。いきなりゆうさんの描く黒羽が素肌にこれ着てるとこ想像してしまった。そうなのかぁ(爆笑) 理絵さんがドラゴンボールマンション夢で、ベジータがピンクのガウンを着てるシーンを描かれてましたが、それ見た時の気持ちがわかったような‥‥(笑)

ちなみにお昼はアサヒビール吾妻橋ビルのアラスカってレストランでした。ああいう「のんびり運ばれてきてのんびり食べるって」たまにはいいですね。2時間お昼食べてましたもん(笑) 若いころは夫とコース料理もよく行ったけど、最近はワインの方がメインでつまみをとるような食べ方が多かったので。
夕食は色々あって日本橋の高島屋だったんですが、古き良き時代の百貨店だなぁって感じでこれはこれで良かったです。店員さんたちの気配りの良さがほんとに素晴らしかった。でも帰りにレジの所に赤十字の募金箱があったんですが、入ってる寄付金がお札ばっかりだったのにはビックリ。いや、そういう世界なのねぇ(笑)
:2003/12/13  先頭へ
 2003 Dec.18:心洗われる特撮
グランセイザーが結構いい! ヒーローものはこうでなくっちゃって事が多くて。グランセイザーは最終的には12人も戦士が出てくる。3人ずつがトライブと呼ばれるセットになっていて、今のところ炎、風、大地の合計9人が出ている。最初の1クールは敵は明示的には出てこない。敵の先発スパイに騙された風のトライブが、他のセイザー達を倒そうとしていて、炎のメンバーが大地のメンバーを探しつつ、風と戦いつつ・・・という感じで進んだ。

見始めたときは「おいおい。龍騎や555じゃないんだから。仲間割れ路線はやめろよ」と思ったのだが結果的にはぜんぜん違っていた。 風の3人も地球を救うためという理想はきっちり持っていて、ただ純粋に騙されていただけだったのである。ここ3回ぐらいで風の3人も仲間になったんだけど展開が早い早い。「なんかヘンだぞ」って疑いを持つ伏線もきちんと生きていたし誤解が解ければお互いあっさりである。うだうだワケわからん誤解や怪しいと判ってるヤツに振り回されて、まっすぐに生きられてない最近のライダー。見習うように。

じゃあ、なぜわざわざ仲間割れをさせたのか。これってキャラをより早く視聴者に覚えさせるためだったんじゃないだろうか。
東映の戦隊シリーズの場合、基本はヒーロー側に5人。敵にも4人程度の幹部がいる。人数が同じでもこれが「9人のヒーロー」になったら覚えるのが難しい。異なるカテゴリーだから覚えられるのであって、同じカテゴリー内にうじゃうじゃいると記憶しにくいのである。
グランセイザーはもともと3人×4トライブの構成で記憶しやすくしている(これはウルトラマン・ガイアのチーム××にヒントを得ているのでは?)。その上で、まず1クールめは3人を敵に配置し「敵3人」+「味方3人」+「捜索中3人」で行けば視聴者がキャラを掴みやすい!と計算していたのかもしれない。なんて凄いんだ。

ポイントになった直近の3回では防衛隊との確執も片づいた。日本の軍事力としてグランセイザーを利用しようとしていたおエライさんが陰謀を巡らしたりしたのであるが、敵の宇宙人の正体を見て「こりゃ、いかん!」とすぐに反省。お互い力を合わせて地球を守らなきゃ!って気持ちにすぐなってくれた。
こういうすぐ反省する早い展開って安易だと思う人も多いのだろうか?
私はそうは思わない。目の前で誰かが溺れそうになってたら思わず身体が動くって自分もそうだったから。怪物が出てきてこんなことしてられないって思ったら、多くの人が割にあっさり"英雄的"と言われるような行動を取るんじゃないかと思うんだ。だから「すぐ反省して協調へ」って、実は意外とリアルなんじゃないかと思う。

グランセイザーの敵は宇宙からの侵略者。オープニング映像はまるでガンダムだ。ガンダム的世界観で、ウルトラマン的な戦い方もしつつ(いや、怪獣のシーンは凄いです。さすが東宝)、等身大ヒーローもやるというすごい作品になるのだろうか。
ってことで皆さんもグランセイザーで心洗われて下さい。カット割りの長いアクションシーンは本当に見応えあるし、巨大化戦闘の時のカメラワークも新鮮です!
:2003/12/23  先頭へ
 2003 Dec.23:記念日とか
世の中クリスマス一色だが、じつは私は記念日とか行事ってものにえらくうとい。小さい頃に誕生日だからXXとか、クリスマスだからXXってのが無かったからだと思う。その上ぼーっとしてると(私は冬でもがちゃぐーになれるのだ)瞬間的にだがとんでもないこと考えてる自分がいる。たとえばデパートのバレンタインの飾り付けを見て「そっか。もうすぐクリスマスだしなぁ」とか思うのである。流石にその場合はすぐ思い直すが。

いまだに我が家で笑いぐさになっているのが1年目の結婚記念日の話だ。当時は夫も私も二人とも仕事が忙しくて、2人とも夜10時前に家についていることはなかった。で、その日も私が11時頃家に着いたら夫がいて、それもけっこう早くに帰宅していた様子なので驚いた。
「あれ。今日早かったんだねー」
「いや、今日ぐらい早く帰ろうかと思ってさ」
「なんで?」
「お前さ。今日何の日よ」
「何の日だっけ?」
「今日何日?」
「何日だっけ?」

なんせ私には「今日が何日なのかすぐ忘れる」というもう一つの弱点もあるので(だから腕時計は絶対に日付の表示されるタイプじゃないと困る)、そのうえ「記念日にうとい」ので、もう絶対ダメなのである。

忙しい中一生懸命帰ってきて待ってたんだろうなぁと思うと大変申し訳ない話だが、私は夢中で仕事をしていて、そんなこと思いつきもしなかったのである。今なら携帯で連絡を取り合えるからこんなことは無いのだけどね。なんせ16年前の話だから。
ドラマとかでダンナが結婚記念日忘れて仕事して、奥さんがむすくれるってパターンがあるが、我が家ではそーはならない。逆に夫がむすくれるかというと、そんなこともないのである意味平和とも言えるが。

で、先週の結婚記念日(満17年)も、前日に「じゃあ明日は美味しいものでも食べにいこうか」と言われて「なんで?」と聞き直している私だった。またかい、と苦笑しつつ、そんな私をちゃんとフレンチに連れて行ってくれて、リストに無いワインをわざわざ注文してくれる夫はえらい。色々素敵で美味しかったです。
:2003/12/23  先頭へ
 2003 Dec.28:伊勢にいます
今伊勢のホテルに居る。今年の後半は色々あったけれど、なんとか26日で仕事納めになったので、27〜29日で伊勢神宮に来てしまった。しかし夫と二人で旅行って4年ぶりぐらいだ‥‥。なんてこった(汗) もともとそう旅行好きでもない上に猫を拾ってしまったので、本当に出不精になっていて。親が階下に住んでいるのだから猫の世話は頼めるわけだが、いかんせん人見知りな子たちなので、どうも‥‥。

じつは今から10年前。ちょうど年末に伊勢神宮に来た。当時住んでいた川崎から、休暇を使っては少しずつ歩いて全行程徒歩での伊勢参り。何年何日かかったか今手元に資料が無いんだけど、感動もひとしおだった。
その時、掃除も正月準備もすべて終わってだけど人がいない伊勢神宮が妙に印象深かったんだよね。今回は思ってたより人が多かったかな。しかし10年前がちょうど遷宮だったんだけど、あの時白木でぴかぴかしていた新しいお宮がすっかり年月に色づいていて、それはそれで感動だった。次の62回の遷宮の時はまた来たい。
それから個人的に伊勢のお正月のお飾りが好き。「笑門」と書いた板がついてる。タクシーの運転手さんに聞いたら、「笑門」は簡略版らしいのだが剽軽な我が家にはこれがふさわしいのよ(笑) ということでお飾りも買いました。

さて今日、夫婦岩のあたりも行ったのですが、夫婦岩の東側に龍をまつった神社があったのですよ! 小さくってガイドブックにも載ってないのだけど。なんだか妙に心惹かれて「龍球が書き終えられますように」って絵馬を残してきた自分はバカですね(笑) でも本気で神頼みしたい気分だったんだもん、今のスランプは‥‥(大汗) ってことで一応27話の続編アップです。可愛いR2と新PHSのおかげで旅先からこんなこともできるぜっ(笑)
:2003/12/28  先頭へ
 2003 Dec.29:旅先色々
今は帰りの電車の中だ。今回も10年前と同じく宿は伊勢市に取った。伊勢神宮は外宮から先にお参りするのが正しいらしいし、佇まいも外宮のほうが好きだったりする。しかし今回伊勢市の駅の付近がえらく寂れた感じになっていたのに驚いた。普通買い物タイムでしょ?って時間帯というのに、商店街もえらく人が少ない。大規模小売店が2店、郊外に移転してしまったのが大きかったようだ。
到着した日はそんなこんなでちょっと寂しい気分になりつつ、ガイドブックに載っていたイタリアンレストランに行ったんだけど、ここが大ヒットだった! ごく普通の食材で普通のコースなんだけど美味しい。純粋にシェフの腕がいいんだね。フレンチやイタリアンのコースって、よい時間が過ごせると味の方は少々甘めに点をつけちゃうところがあるが、この店は本当に美味しかった。でも一生懸命仕入れているワインの味をきちんとわかってくれる客ってお店の側も嬉しいみたい。こちらが旅行者なのを残念がってました。いやこちらもまた旅行に来て、この店がやっていたら来たいよ。

翌日は内宮。思ってたよりは人が多かったかな。参道の店は色々と楽しいしてこね寿司も食べたし。でもタクシーの運転手さんと話したら1月はバス30台の団体さんとかも来るというので、やっぱり凄まじいんだろうなと思った。
そのあと二見に行って、夫婦岩まで歩き、そのまま二見のシーパラダイスに。イルカを初めて触った! 可愛いかったー! プールの縁にいる観光客にボールを投げてもらって、それをキャッチするのが楽しくてしょうがないみたいで、我も我もとボール持ってくる。アシカショーが始まって子供連れがいなくなったチャンスにずっと遊んでしまいました。食べ物がもらえる訳じゃないので、犬と同じように純粋に遊ぶのが楽しいんだろうなぁ。撫でて欲しいときは身体を横にするって説明が書いてあったけど本当にそうなの(顔をまっすぐ出している時は触っちゃダメらしい)。ダイビングをやる人が野生のイルカと泳ぎたいって思うの、本当にそうなんだろうなぁと納得。
で、また歩いて二見の駅に戻ったんだが、電車の時間が中途半端だったので、そのまま伊勢戦国時代村(江戸ワンダーランドと改称したらしい)へ。歩いてくる人居ないのか入り口がわからなくて駐車場から入った(苦笑)。でも意外に楽しんでしまいました。15年ぐらい昔に仲間と来てたらワルノリして大変だったろう(苦笑) オズリーブスの5人がこういうところに遊びに来て・・って話が書きたいなぁ。黒羽とか射的で百発百中してアトラクションのチケットをゲットしちゃうとか、瑠衣ちゃんはお姫様、輝は忍者の装束とかして写真撮って。昔の戦隊では必ずロケの回ってのがあったんですが、そのパターンでやろうかしら(笑)
:2003/12/29  先頭へ
 
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