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風の向くまま 2005年3月〜2005年4月    (戻る) (Oz's Leaves TOP)
(全インデックス) (前の日記)
(Mar.03:久しぶりの会社) (Mar.05:わがままメニュウ) (Mar.06:不思議に気になる) (Mar.08:可愛すぎる) (Mar.11:完治は完全治癒にあらず) (Mar.13:似て非なるもの) (Mar.16:リハビリ中〜) (Mar.18:キーは誰だ) (Mar.20:遊んでよ攻撃) (Mar.23:マール言葉) (Mar.25:仕事と趣味) (Mar.27:ドメスティック・ワイルド・キャット?) (Mar.28:親ばか反則技) (Mar.29:30万ヒット!) (Apr.01:止まらない人) (Apr.02:こるくinスリング) (Apr.04:悟飯同盟改修) (Apr.06:セルとヒラマサ) (Apr.09:付和雷同) (Apr.11:ほっとしたのも束の間) (Apr.13:乗り物にて) (Apr.16:パートナー) (Apr.18:ハッピー・メモリー) (Apr.21:エキストリーム・アイロン) (Apr.23:悪役とヒーロー) (Apr.24:ただモノではない棚) (Apr.28:それでもなんとかなる) (Apr.29:仕事の怖さ) (Apr.30:ツツジだよ) (次の日記)
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 2005 Mar.03:久しぶりの会社
長い療養生活も昨日まで。一応昨日は午後からお菓子など持って挨拶を兼ねて出社して、部会だけ出てきたんだけど。今日からは普通の出勤です。
幸い3月はそんなにキツイスケジュールじゃなくても大丈夫そうだし、今日から着手したAccessの修正作業も思ったより順調に進んだのでほっと一安心。正直言って昨夜はちょっと不安だったけど、会社に行けば行ったでそういう雰囲気になるんだよね。とはいえあんまり調子に乗らずに、ぼちぼちやっていこう。

でも机で作業してふと立ち上がった時とかが、痛いというか違和感がある感じ。私は日頃「ちょこまか動く」イメージなんだけど、今は素早さ感が無い。これを機にいいかげん「落ち着きのある女」にイメチェンしろってことなのか‥‥。無理じゃ(苦笑)。

さてマールは一昨日ちょっと熱っぽくて獣医さんに連れて行ったりしたけど、ほとんど普段通りになった。まだ拘束衣を着ているので動きは不自由そうだけど。そして甘えん坊にさらに磨きがかかってる。とにかく人のあとをついて回り、新聞を広げればその上に、アイロン台を出せばその上に、抱き上げればひたすらごろごろと‥‥。夫に言わせると私が育てたネコは、とにかく甘えん坊になるのだそうで、「お前は犬は飼わないほうがいいな」とは夫の弁。

でもミルクから育てないとならない存在って、どんな姿形をしてようが異常に可愛く感じるんだよね。こっちが可愛いと思うと向こうもとにかく甘えてくるようになる。愛情の反射共鳴というか。
それが夫の場合は、相手が甘えてきてから、無性に可愛くなるらしい。ぐりもこるくもマールもそうだった(ちなみにぴのは拾った時から甘えん坊だったので別)。やっぱり母性本能ってのは幻想じゃなくて、れっきとして女性の遺伝子に刻み込まれた仕組みなんじゃないかと興味深い。
:2005/3/3 先頭へ
 2005 Mar.05:わがままメニュウ
昨日は夕方お客さんの所に行って直帰。家に少しだけ早く着いた。計画的犯行である。お客さんが居るっていいなぁ(笑)。実はマールの抜糸が金曜か土曜の予定だったので、一晩でも早くあの拘束衣を取ってあげたかったので。
「傷の両側が盛り上がってるのは、筋肉を縫ったからで、すぐ馴染みますからね」と説明されて「あ、私のお腹も今そーなってますから」と応える飼い主もどーなの(苦笑) でも傷痕はとっても綺麗で私のお腹よりうまく縫ってある気が‥‥。やっぱり女医さんだからか? 獣医さん曰く猫の傷はとてもきれいに治るのだそうな。
でも拘束衣の取れたマールはもう大はしゃぎ。駆けマール! 飛びマール! 転がりマール! ほんとによかったねvv

さて、今日は以前も日記で書いたイタリアン・バーに出かけた。入院療養してたんで1ヶ月以上ご無沙汰。メニューの品数が少なくなっていたんだが、店長が「無いのも注文して下さいね」と言う。このお店は一応チェーン。他のお店はパスタとピザがメインなんだがこの店だけ色合いが違う。メニューは親会社で作ってるらしいので、色々あるんだろう。

例によって色々頼んだあとで、せっかくなんでわがまま注文をした。
「オーブン料理で、もしお魚があればお魚を‥‥」
「サケのいいのが入ってるんで、じゃ、やってみましょうか!」
やってみましょうかってのがいいねぇと思いつつ待ってると、まあ素敵な一皿が‥‥。フルボトルはもうほとんど空いてるんで、グラスワインを2杯追加して(それがまたセオリー無視で並々注いであるのよ)、幸せだった〜。ちなみにあの一皿のお値段がいくらだったのかはよくわからん。この店では最後に言われた金額払うだけなんで‥‥(おい!)

ハイな気分になったままカラオケ行って、めずらしくそこでもカクテルを2杯飲んだのでちょっと飲み過ぎだ。家に帰ったら闇仕事の方で色々修正依頼が来ていたんだけど、流石にやる気にならなかった。でも不思議なことに赤ワインだと多少飲み過ぎても大丈夫なんだよね。これが他のアルコールだったら絶対だめ。身体がそーゆーふうになってるんだよなぁ。
:2005/3/5 先頭へ
 2005 Mar.06:不思議に気になる
昨日飲み過ぎたとか言いつつ、夕食はシチューとワイン。そのワインがまだ残ってたので、それを机に持ってきて飲みながら闇仕事の修正しているところ。他の酒は別にどーでもいいけどワインだけはどーしてこう好きなんだろ(汗)

少年の目指す高校は"城南"高校だし、甘味屋の"おやっさん"の名字は"立花"だし、彼の友達で城南高校の先生は"風見"だし、イブキは少年の名前を聞き出すにあたって"タケシ"という名前を使うし‥‥ クウガでも随所に見られたパターンだけど、ヒビキも見てるだけでニヤニヤしちゃう(笑)
しかし今回のカニは‥‥あれ、本物のカニ‥‥だよね? サンダーバードで巨大化したワニが大騒動を引き起こす回があってすごい印象に残ってるんだけど、あれを思い出した。映像的に楽しかった。あと「イテ‥‥痛くないっ」ってのがもう最高。なんてカッコ可愛いんだ(笑)

ただ、子供向け特撮ヒーローものとしては、淡々と進みすぎてないかと相変わらず心配になっちゃうヒビキ。クウガは怪人が人々を殺す様があまりにリアルで怖くて、あの描写に非難もあったようなんだが、ヒビキのようにさり気無さ過ぎても難しい。魔化魍の怖さやなぜあれを退治しなきゃいけないのかが伝わってこない。そして大人ライダーの精神的な強さがあまりに余裕有りすぎに見えてしまってもマズイだろう。表現的に難しいところかも‥‥。
とはいえヒビキ・ワールドが好きなことには変わりはないんで、うまくやって欲しいよ。お願い。頑張って高寺P。

さてもう1人のライダーのイブキ。みんなで色々気にしてる受験中の中学生を、弟子と勘違いして房総の先までさらっていっちゃうヘンなヤツ。役者さんはセーラームーンでタキシード仮面を演じていた方なので気になる。いや役者さんが趣味のお顔をしているとかそーゆーんじゃなくて「タキシード仮面をやってた人」だから気になるんである。

昔セーラームーンのアニメコミックに絡んだ仕事をしてた。当時私のひそかな目標は「いかにタキシード仮面をカッコ良く表現するか」だった。桃原先生、そうだったんですよぉ(笑)
タキシード仮面って名前からしてミョーなキャラだし、アニメ版では脚本が全員男性だったせいか彼の扱いはイマイチだった。戦う少年たちが主人公のドラマでは、そこに登場するヒロインは通常誰からも愛されるようなキャラじゃないと話が落ち着かない。まあ作者が鳥山氏のような鬼才である場合はブルマみたいなぶっとんだキャラでもいいけど、普通はなかなかあれはできないだろう。
セーラームーンはそれの性別逆版なんで、となりゃタキシード仮面がイマイチなのはまずいっしょ、というのが初っ端からの私の感覚だった。なんで許される範囲内で、もちろんセーラー戦士たちよりは決して目立たせず、それでもさり気なく彼をカッコ良く表現すべくチャレンジしてたというワケ(笑)。

ということでタキシード仮面に関係したものが何か気になるのはその時からの習い性。アニメ版の声優さんは古谷徹氏だったが、かのアムロ・レイの名演以上にタキシード仮面の声が耳に残ってます。そりゃ仕事であれだけ何度も何度も聞いてれば誰でも残るか。
ちなみに実写版は脚本が小林靖子さんで、タキシード仮面もなかなか見事に描かれていた気がする。本当に有難うございました‥‥って、いや私が礼を言う筋合いじゃぜんぜんないんだけど、つい(苦笑)
:2005/3/6 先頭へ
 2005 Mar.08:可愛すぎる
復活したマール。発情したときのみぃんみぃん鳴きはすっかり治まり昔通り超元気です。
さて術後覚えた必殺技は、ボール取ってくるゲーム。フェルトで出来た小さいボールを投げるとくわえて持ってくるんですよ〜!! また投げるとまた取ってくる。まるで犬だ〜。紙くずとかでもいいんだけど、フェルトボールが一番くわえやすいらしい。こるくも小さい時にちょっとこんなことやってた時期があるけど大人になったら止めちゃったので、マールもそうかもしれないけどね。でも可愛い〜〜〜。

なんですが。
いざ出勤しようという時に玄関にボールくわえて持ってくるのは止めて欲しいです。いじらしすぎて会社に行けなくなる(苦笑) そーいや「ホワッツ・マイケル」でそんな話があったな。

出社して今日で4日め。行き始めてからちょっと傷痕が痛くなってきた気が今日この頃。PCに向かって色々やってて、プリントアウトしたものを取りに行こうとするとき、思わずアイタタとか言ってるのが情けないです(汗)
傷は平らに赤い線だったけど触ってみるとちょっとだけ盛り上がってるような気が‥‥。今までケロイドになったことが無いので安心してたんだけど、流石に手術はそう甘くないのか。さてさてちょっとお医者に行ってみようっと。
:2005/3/8 先頭へ
 2005 Mar.11:完治は完全治癒にあらず
手術の前後から医者の弟にメールで色々聞きまくっているのだが、最近来たメールに「なるほど」と思う言葉が二つあった。
一つめは「病院や医者は所詮は患者が治ろうとすることを手伝うことしかできない」
私は今まであまり病院に罹ったことが無いので、あまり真剣に考えたことが無かったんだけど、機械が壊れたので修理に出すのとはワケが違うよね、人間は‥‥。
ああ、でも。動かなくなったパソコンはちょっと似てるかも。ハード屋はハード専門だし、OSベンダーはOS専門。どんなソフト入れてどんな周辺機器を付けて、だからどうなったと総合的に判断できるのは所詮はユーザーしか居ないんだよね。だけどユーザーにはその知識が無かったりするから話がややこしい。トラブル起こした人間の身体はそれに似てる気がする。

私の子宮筋腫は術後3週間めの通院で医者的には「完治」である。この言葉がくせ者。完治とは辞書なら「完全に治った」の意味だが、医者が言う完治は「治療完了」の意味と考えなきゃ話が合わん。だって私の傷口はまだみみず腫れのような状態で、衣服とこすれりゃ痛いもん。会社で夕方ぐらいになってくるとちょっと辛い。
とにかく完全に治ったとは言えない状況なのよ。だからお医者さんのいう完治は「私のお手伝いできるのはここまで」って感じかな。家庭教師や塾の先生だってどこまで付き合ってくれる訳はなく、あとは本人が頑張るしかないわけで、私もそういう状況まで来てるってことだ。
という訳で先日は会社の近くの皮膚科に行ってみた。「傷口はかなりきれいだから心配しなくていいですよ」と言われたのでちょっと安心。まずはステロイドの塗り薬で様子を見て、ひどくなってきたらテープとかの治療に切り替えるとのこと。気にしない方がいいのかなぁと思いつつ、やっぱり夕方ぐらいになるとイタタ‥‥という感じがするのがイヤ。

弟に言われた二つめは「手術後はとにかくゆっくりが基本。半年ぐらい色々気を付けようと思ってる患者さんが、やっと3ヶ月で完全復活になる感じだよ」・・・解りやすかった。ありがとう、弟よ。気を付けます。つい前倒しに物事を勧めたがる私はよっぽど気を付けないとダメだな。

・・・と言いつつ、今日はつい帰宅してから夜中まで仕事を‥‥(汗) 設計とか開発とかって、はまると面白くて時間を忘れちゃう要素があるんだよなぁ。でもまあ、家で仕事をやりたくなるほど復活したんだからたいしたもんだ、うんうん‥‥って、そうじゃないでしょ!
:2005/3/11 先頭へ
 2005 Mar.13:似て非なるもの
今日のマジレンはかなりツボ。あーゆーむちゃくちゃな展開大好き。ピンクの蜂、ピンクの扇風機、ピンクのラジカセ‥‥‥って前に、公園に扇風機がある段階で怪しいでしょ(笑) 芳香ちゃんの「浦沢さん入ってませんか?」ってなハチャメチャぶりがもう‥‥。「私はただのポストです」が最高!(爆笑) しかしファイブマンの数美お姉ちゃんとのこの差はいったい‥‥。やっぱお母さんがぎりぎりまでいたからこうなのか。
そしてカーレンジャーな恋心の行く末も気になる! まあカーレンの場合、素顔時は「猿顔の"ちーきゅう"の一般市民」だったけど、今回はだいぶ脈有りだ。がんばれ魁くん!
・・・あれれ。アップ直前にラバさん日記を見たら同じようなコメントが‥‥(爆笑)

響鬼は‥‥。新ライダーの武器がトランペットは止めて欲しかったなぁ!(笑) 笙ならけっこう見栄えもいいと思うんだけどダメだったのかしら。
また今回も明日夢が席を譲ろうとして悩んでるうちに譲り損なっちゃうシーンが出てきたね。1話からずっと繰り返されてるモチーフだけど、あと何話かしたら出来るようになって欲しい。席を譲るって小さくても偉大な一歩。
あ、話はちょっと違うが、昼間に電車に乗った時に気になるのが、席が空いてる時にまず子供を座らせて自分は立つ母親。あれ教育上、かーなり問題あると思うんだが、よく見かけるよなぁ(溜息) 子供は立たせておけっての。

さて今日は千葉県知事選挙だった。
夫「投票用紙に桜木健一って書いてみたいなぁ」
私「『気持ちはすごーくわかりますけどねぇ‥‥』」
夫「『何言ってるんです。これは森田氏に一票以外のなにものでもない!』」
私「確かに開票担当が似たような年代だったらウケそうだよねぇ」
夫「‥‥やってみたい‥‥」
・・・貴重な一票で遊ばないように。んなことしたら無効です、無効!
森田健作って言ったら我々の年代だと青春ドラマのスターだし、桜木健一氏もほとんど似たようなスターなんでつい(笑) 私が誰に投票したかは秘密です。今回はどの人にも「押そうかな」という要素があったんで迷った。

またまたお話変わって、最近花粉対策用で立体的になってる不織布のマスクをよく見かけるが、あれ「新造人間キャシャーン」みたいだ‥‥と思ってる人は我々だけ? 少なくとも夫の同僚では1名そう言ってる人が居たそうだ。ちなみに私らがキャシャーンって言ったら一番最初のアニメよ、もちろん。あの身体の動きはほとんど麻薬のような快感だったっけな。
夫と買い物に出かけつつ、やっぱりキャシャーンだよね、と改めて確認し合う我々。
私「あ、○○さんの奥さんもキャシャーンになってる」
夫「違うじゃん。あれワイヤーが横に何本か走ってるタイプじゃん」
私「じゃあV3?」
夫「‥‥‥そうかも‥‥」
もうちょっと細かく入っていてくれると、もっと似てるんだけどなぁ。マスク屋さんもそーゆーコンセプトでマスクとゴーグルをセットで売り出せばいいのよさ。うっかりすると戦闘員かしら(汗)

でもアマゾンとストロンガーだけは止めて下さい。555も(笑)
:2005/3/13 先頭へ
 2005 Mar.16:リハビリ中〜
またお客さんのとこにあるシステムを提案しようとしてる。例によって2人月ぐらいの小さいヤツなんだけどね。関係ある2つの客先に同じものを作るから、それぞれ半額でいかが?という状況なんで、両方からYesを貰わないと困る。
ってことで、ここ数日はどんなシステムにするか検討してた。画面のイメージなども作り、お客さん向けに10頁ぐらいの提案書にまとめる。直接会った担当者が「いいですね♪」と言ってくれても、その先で予算が取れなきゃボツになる。そのためにも文書は重要。担当者から先は文書が1人歩きしちゃうからね。
並行してこれを幾らで売るかって見積もりを考える。こっちは上司にも通る金額じゃないといけない。作るのにかかるお金より高く売らなきゃ赤字になっちゃう。

昨日は上司に了解を得るためにしばらく喋りまくり、夕方はまず片方のお客さんの所で色々と説明を。手応えとしてはまあまあ‥‥だったけど、どっと疲れた。
丸一日講習で喋り続けてると確かに疲れるけど、この程度の説明で疲れるとは‥‥情けない〜〜〜。手術前ならうまくいった時はハイな気分になって疲れなんか感じなかったけど、まだ身体が参ってるんだなぁ。ちょっとショックだった。
明日は東京まで出かけていって残りのお客さんを落とさないと(苦笑)いけない。行くまでで疲れて落とせなかったらどーしよう(汗)。今日は早く寝ようっと。

うーん。でも入院したり手術すると人生変わるというが、私もちょっと変わってきた気がするな。今なんか車通勤で時間があるので出社前にのんびりお風呂入ってたりするし(苦笑)。のんびりやるってのを文字通り実行してる感じです。
ところで。
運動せずに体重を増やさないためにも半身浴はマジで効果があるみたい! 体重が増え気味になったら主食を抜いて元に戻すのが私のダイエット法だったけど、お風呂に何度も入るワザもこれから加えようっと♪
:2005/3/16 先頭へ
 2005 Mar.18:キーは誰だ
一昨日はもう一つのお客さんトコ行ってきた。ただ忙しい時期だったこともあって、担当者にちょっと説明するだけになってしまったので感触が掴み切れなかった。このお客さんの担当者は少々頼りない人なので、この人の反応だけじゃわからん。同じ部署の別の方で、かなり存在感のある人に信頼して頂いているので、その点は心強いのだけど、あとはもう文書勝負だなぁ。

仕事では二つのグループが話し合うという構図がよく出てくる。相手のグループ内の人間関係をいかに早く把握するかというのはすごく重要な問題だ。まず存在感のあるキーマンには、それが一番えらい人じゃなくても、直接の担当者じゃなくてもそれなりに気を遣う。その人に「こいつは使えない」と思われたらあとのリカバーが非常に難しいからだ。
キーになる人には視線が集まる。最初からオーラのある人も居れば、二回目ぐらいから注目を浴びてくる人もいるが、視線の集まる人は大抵仕事ができる。派手な喋り方をするから目立つわけじゃないし、見かけはもちろん関係ない。

毎回面白いなぁと思うがそうだよね。人間は自分の言ったことを的確に理解して的確に返してくれる人の顔を本能的に見ちゃうんだろうな。コイツがキーマンだと解ったあとは、その人を味方に付ければ非常に物事がやりやすくなるんで、こんどは説得目的でもっと顔を見るようになるわけだ。
逆に言えば、こういったシチュエーションで相手グループからきちんと顔を見て話して貰えるかどうかが、自分の存在感を示すバロメーターだ。上司と客先に出かけて、漠然とした話の中で相手から顔を見て話して貰えるようになったら一人前ってのは、まさに真実。

さて今日は会社帰りに以前マリッジリングを買った宝飾屋に寄った。マリッジリングを受け取った時に一緒に買うハメになった(笑)パールのネックレスがまだ長いので、端っこの粒をピアスにしてもらおうと思って。私と宝飾屋なんて、悟空と小物雑貨屋ぐらいそぐわない感じだが仕方がない。たぶん私は首の付き方がヘンなんだろうな。ネックレスやペンダントはまず間違いなく長すぎてそのままじゃ使えない。

それでこの宝飾屋の販売員が当然だがよく喋る。私自身は店で店員にあーだのこーだの勧められたり、世間話するのはキライなんで必要最小限にしたいんだが、コイツの話はどこまでマニュアルに書いてあるのかなぁと思うと、それはそれで笑える。で、今日のポイントは「今度は旦那様とぜひご一緒に」の一言だった。男を落とす方がラクなんだろうね。女が傍にいれば見栄も働きやすいし。頼むからマニュアル見せてくれ、と言いたかった。
以前この店で、至極庶民的なオバサンが販売員の応対で妙にハイになってローンを組んでるとこに出くわしたことがある。私自身が宝飾に価値観を持ってないので、見ていてちょっと嫌な気分になった。客の業務を効率化したり困ってる作業をクリアして対価をもらう方が自分にとっちゃ幸せだ。賢いかどうかで客を見極める業界もあれば、相手の理性を効かなくして売り込む業界もある。業界によってキーマンは異なるという訳やね。
:2005/3/18 先頭へ
 2005 Mar.20:遊んでよ攻撃
今日は朝から妙な具合に傷が痛くて参ってました。おかしいなぁ。でも午後から少し良くなってきたんでデパートのバーゲンなぞ行ってみた。小さいサイズコーナーがあるので時々行くんだ。戦利品はジャケット1枚だけだったが、でも5号サイズがごろごろあるのはやっぱり嬉しい♪ 保険が入院費より少し多く戻ってきたんでラッキー気分だし。

今はグレサイvs龍球戦隊の話をぼちぼち書いてるけど、イヤになるほど進まない。入院療養中もっと色々考えたかったけど、けっきょくほとんど進まなかった。まあ仕事じゃないし、焦ってもしかたないのでとにかく地道に続ける。これっきゃない。
実は昨日、疑問符だらけで書いた29話を読み返したらけっこう楽しく読めたのでちょっとほっとしてるとこ。すいません。ただの自己満足なのは重々承知です(汗) ただ、29話は書き方を変えてみようかなと思って始めたけど、中途半端なままで、しまったなぁと後悔しつつ書いた作品だったので、ちょっと意外だった(大汗)
なんというか。失敗作でもあの5人が好きで書いてるのは間違いなくて、書いてる時のその感情がわっと蘇ってくる感じ。あの5人については本当に5人自身のために書きたいという気持ちがあるんだよね。他のキャラは、それを作ってくれた人やそのキャラを好きな人のために書きたい、なんだけど。

さて、出勤しようとするとボールをくわえてくるマールだが、最近輪をかけてきた。土日は自然に起きるまで寝ているのだけど、起きると枕元に紐とかおもちゃが並んでる‥‥(死) マールが紐を引きずってダンナの頭の脇に置くのを、今朝私は目撃してしまったんである。
マールもだんだん知恵がついてきて、玄関で人を出し抜くのもうまくなってきた。人が出入りするときになんとか外に出ようとするのだが、昔はただ猪突猛進だったのに、最近は気のないそぶりをしておいて人間が油断した所でだだっと飛び出そうとする。「マールの目を見て、後じさりで玄関を出ないとだめだぞ」とダンナに注意されたが、山の中で熊に遭遇したマタギじゃないんだからさぁ‥‥。
:2005/3/20 先頭へ
 2005 Mar.23:マール言葉
アラクネー、衝撃的に可愛いです〜! ああ、早く見に行きたい〜。
しかしとうとうラバさんも意匠の世界へ‥‥。私は2次元ですら形ってものが描けないので、3次元でものが作れる方というのはもう驚異の世界です。

さて。夫が小さい頃、予防注射のために父親に連れられて小児科に行った。それでついでにお父さんも予防接種しましょうかということになり、お医者さんが義父の手を取って曰く
「はーい、おちゅうしゃしましょうね〜」
言ってしまってからお医者さんは赤面して固まってしまい、義父は笑いをこらえるのに必死だったそうな(笑)。ずっと子供を相手にしてたのでもう習い性だったんだねぇ。

幼児言葉ってなんか染み付くというか、日頃使うことがあると、関係無いときでもつい口を出ることってないですか? 今我が家では、マール言葉が問題になっているのだった‥‥(死)
私達は猫にしょっちゅうアテレコをしている。ぐりとこるくはヘタレ任侠言葉なのだが、マールは女の子だし‥‥。拾った時の小ささの印象も強烈で、だから未だにマールは幼児言葉で喋る(いや本人は喋ってないが)
「お兄ちゃんなんか、知りまちぇん!」
「それ、あたちのみるくでちゅ!」

似合ってるんだよなぁ、この言葉遣いが。
マールの目は「ぬいぐるみてぃっく・あい」と呼ばれ(←呼ばれてない)、特に夜の室内だと黒目がまん丸で周囲がぐるりと金色。本当にぬいぐるみのクマの目と同じ。何かに興味を持つと黒目はますますでかくなって金環食化。ってなことで3.6Kgとなった今も表情がぜんぜん大人っぽくならない。

ということで1日に何度もマールのアテレコをしていると、うっかり口についてしまうマール言葉。先日もマールを抱いて階下に行き、ちょうど帰ってきた義父にうっかり「おかえりなちゃい!」と挨拶してしまった。夫など会社で重い物を持とうとして思わず「よいちょっ」とか言って怪訝な顔をされたそうな‥‥。
うーむ。まずいでちゅ。
:2005/3/23 先頭へ
 2005 Mar.25:仕事と趣味
今週から新人が入ってきたので会議室にこもって研修してるんだが、それやりながら3つのお客さんとこれからの作業の内容と価格の調整しつつ、病院のプログラム直しつつ‥‥なので大変。新人さんと向き合った机にPCとバインダーを積み上げ、講習の合間に問題やらせてる間に自分の仕事をする。
プログラムは単純作業と違って色々考えてる時にイレギュラーが入ると元戻るのに時間かかるんだよなぁ。分断しまくりの状況で作ってるんでごく簡単な修正なのになかなか進まない。木曜日は同僚から、タクシー運転手さんのお給料を算出するプログラムの相談を受けて、面白そうだったのでつい家に帰ってから関数を作ったりしてた。タクシーの運転手さんって24時間のあちこちで勤務して、その時間帯で、100%、125%、150%と時間単価が変わるから大変なんだな、これが。

仕事量自体はそうそう切羽詰まってるわけじゃないけど、あっちの調整はうまくいくかなとか、色々重なるとストレスがでかくなるんだよね。自分でやる仕事ならまだいいけど、他人にやらせる仕事は胃痛のタネだし、プログラムの修正はそれはそれで胃が痛いのだ。現地でコケたら大変だから。
入院中とか療養中はぜんぜん甘い物を食べなかったけど、今はだめ。また元の木阿弥。ストレスたまると本当に食べちゃう。体重は増やさないように気を付けてるけど身体には悪いよなぁ。

さて、ラバさん日記の趣味と仕事の話が印象的だった。同人活動っていろんな世代やいろんな環境の人が一緒にやってるという意味では地域社会のサークルとかと似たような感じがありそう。私は同人を含めそういう経験が無いんで、逆に全然わからない世界なんだけど。
確かに責任ある仕事をしたことの無いヤツには仕事の大変さはわからんだろう。私の友達でも気楽な仕事しか経験してない奥さんは、旦那の「仕事が忙しい」という言葉が実感として判ってないもの。まあ幸か不幸かという感じだが。

仕事も趣味も両方できりゃそれに越したことはないけど、仕事ないがしろにして趣味やるのは最低。仕事が趣味ぐらいになればそれはそれで楽しくていい。まあ自分と回りの状況をよく見定める目は必要だが。あと「お母さん」というのもこれは立派な仕事だと思う。わけのわからない赤ちゃんを社会の中で独り立ちしてく「人間」に育てるなんて、考えることも勉強することも山とあるし、責任の重さも凄い。
でも大人になっても趣味の世界だけに浸り込んで、まともな仕事から逃げまくってる人は論外。ぱたぱたと変わっていくその場凌ぎのアルバイトは、責任がないが故に「仕事」として学べるものが少ない。だから学生が勉学の合間にやるものなのだ。
卒業してからもバイトというのは人生で最も重要な時期をムダにしてる気がする。学校を出てから30歳までの間に社会の中で学ぶことは重要で大切で、なおかつその年齢だからこそできることなんだよね。30歳越えて仕事がわかってない人はもうフォローできない。むしろ大学で勉強することの方があとで間に合うかも。理科系や経済系は直結してるから別だけど、歴史や文学や哲学などは歳喰って経験を積んでからのほうが判る気がするなぁ。
:2005/3/25 先頭へ
 2005 Mar.27:ドメスティック・ワイルド・キャット?
始めてキャットタワーのてっぺんに登ったぐりの雄姿(笑)
ぐりは今年で満10歳。歳のせいか最近あんまり外に行きたがらなくなってきている。肥満気味でもあるので、本当は人間がもっと遊んであげないといけないのだろうがなかなか行き届かなくて‥‥。
でもマールが来てからはマールとの追っかけっこがいい運動になっている気がする。マールは外に出さない主義で育てているので、日中はマールとぐりが家の中にいるパターンが多い。人間が居ないときはひたすら寝てるかと思いきやそうでも無いらしい。階下の義父曰く「時々ドンドン!と大きな音がするよ」
夢中になって走り回って、窓辺とかタワーから飛び降りるとけっこう凄い音になるんだよね。すいません‥‥(汗) いや義父は猫が大好きだし夜は騒がないから怒ってる訳じゃないです。でもマンションとかでよその人だったら文句言われたかも。

でも猫のおっかけっこって本当に面白可愛い。特にぴのとぐりは同じ年齢だったから本当によく遊んだっけ。片方がもう片方を追いかけて追い詰めると、今度は役割が逆になるんだよね。まるでそういう約束になってるみたい。そんな時は超興奮しているので、尻尾をかっこよくなびかせ(ぐりとぴのはなびくほどの尻尾はなかったが)、耳をねかせ、「これが猫科動物の躍動感だぜっっっ」という感じで‥‥‥‥狭い我が家を走り回るんである(大汗) 人間がイレギュラーに介入すれば驚いたやつらの尻尾はぶっとくなり(我が家ではワオ(ワオキツネザル)化と言う)、1m以上も飛び上がったりする。あのジャンプ力にはけっこう感動する。
ぐりとマールは9歳違いだから、ひたすらぐりが逃げて、窓辺のカーテンの陰に入ったらそこで終わりなんだけど、それでもぐりの運動になってることは確か。よかったよかった。

マールは相変わらず「やっちゃだめ」ってことを判ってくれない。いくら怒ってもその場限り。どーしてなんだろう‥‥。
あととんでもなく食い意地が張ってる。あっという間に自分のお皿を食べちゃって、こる兄ちゃんの皿を狙う。こるくは食べることに執着が無いのでプレッシャーかけられると食べるの止めてどこか行っちゃうのだ。だから人間が見ていて阻止しないとダメ。
ああマールちゃん。欲しがるだけ食べたらおでぶになるでしょ? 一旦太ってからダイエットするの大変だから‥‥。

で、もっと困るのが台所のゴミ入れから美味しそうな匂いのついてる紙とかビニールとかを引っ張り出しちゃうこと‥‥。野良猫じゃないんだからさぁ。姉御は悲しいよ、と嘆いたら夫曰く。
「じゃあ、ドメスティック・ワイルド・キャットなら、どう?」
ええい! かっこ良く言えばいいってもんじゃない〜〜〜。タワーの上で野性味たっぷりって意味ならいいけどさ‥‥。
:2005/3/27 先頭へ
 2005 Mar.28:親ばか反則技
ラバさんにぐりがキュートと褒めて頂いたので浮かれてます。ということで10年前の写真〜〜(笑)

上の写真は左がぴので右がぐり。右の2枚は左がぐりで右がぴのです。ぴのは両方の頬にキジ模様が入ってますが、ぐりは左のほっぺが白いです。毛の感じも、ぴのはふかふか系、ぐりはつんつん系ですか。拾った時はぴのが390g、ぐりが360gだったのですが、ぴのは頭のでかさと毛のボリュームで、ぐりより一回り大きく見えたんですよね。
3枚とも拾って3日目ぐらいの写真です。ちなみにこるくは拾った時に420g。マールの180gってのはチビ助ぐりの半分でした。

ぐりは写真では目を閉じてるのであまりわかりませんがとにかく"がきんちょ"って感じでしたねぇ。ひたすらお兄ちゃんのおっぱいを吸って(もちろんミルクはでない)、鼻がちょっとすりむけ気味になってたりして(笑)。ぴのは妙に大人びた感情豊かな子でとにかく賢かったんですよね。自分の前足で支えきれない頭のでかさは伊達じゃなかったというか。
この2人を拾った時はまだ借り家住まい。あと半月で今の家が完成するという頃でした。ペット不可だったのに大家さんに頼んで半月だけ飼わせてもらったのです。ドラッグストアで大きな段ボールを2つ貰ってきて仔猫が通れるような穴を開けてつないで、即席のにゃんこハウスを作って飼ってました。
ぴのとぐりの写真は、"最初の子の写真はやたらある"法則に則り沢山あります。やっぱり何度見返しても天使のように可愛いです。とはいえぴのが亡くなって2年近くはこのアルバム開けなかったのですが。
:2005/3/28 先頭へ
 2005 Mar.29:30万ヒット!
今日はとんでもないトラブルがありまして会社を出たのが10時になってしまいました。ちょっと昔の型のテープドライブが壊れちゃったんですよ〜。お客さんとやりとりするテープがなんも読めない。だけど古い型なんで買おうにも買えない。家庭で言えばベータのビデオデッキが壊れてどうしても必要!とかそんな感じです(どんな感じだ)。とにかく電話をかけまくる一方で、別の媒体で納品できないかとバタバタ走り回り詰めでした。明日も早いんですが。とにかく参った&疲れた〜〜〜

という状況ですが、とうとうカウンタが30万を越えました。有難うございます。いつも口だけの不調法者で申し訳ないのですが、読んで下さる方がこんなに居て下さる!と感じられるのは、本当に勇気づけられます。いやサイトをお持ちの方なら誰でもそうだと思います。
昨年の夏にはゆうさんとひゆーさんがこのサイトでの活動を辞めることになって、正直言ってちょっと落ち込んだ時もありました。私は同人活動の経験が無いし年齢もちょっと上なので、やはりこういったサイトをやるのは無理なのかなと考えたり‥‥。自分自身、確かに一般的な嗜好ではないとは思いますが、色んなことにどっぷりはまる根性が無いので、おたくやマニアまでは届かないという、本当に中途半端な人間なのが悪いのですが。
でもラバさんが励まして下さったので、なんとか続けて来られました。別に同人とか知らなくてもただ普通にドラゴンボールや戦隊物を好きな方が、抵抗無くぱらぱら読めるような、そんなサイトでいいんじゃないかと‥‥。それなら素人(?)の自分でもOKかなと、開き直っています(苦笑)

小説があまりアップできなくて申し訳ないのですが、日記がけっこう読まれているようで、それもとても嬉しいです。40歳過ぎの人間の戯言を聞くこともあまり無いでしょうし(笑)、思ったことや感じたことをできるだけ素直に書いてみますね。そーいやOz'sLeavesの管理人がこんなこと言ってたなぁと心に留まるようなものが、年に一回ぐらいは書けたらいいのですが(苦笑)
とにかくこれからも Oz's Leaves をよろしくお願いいたします!
:2005/3/29 先頭へ
 2005 Apr.01:止まらない人
今週後半はほんと疲れた。古いテープドライブが壊れちゃった事件に巻き込まれたおかげで。でもなんとかフォローしてあげられて良かった。これも浅く広くいろいろかじってる賜。でもまあしばらくは私がいないと回らないので明日の朝も出社なのだった(死)

少し前から2名の新人を教えてるんだけど、研修が始まる前に上司から言われた台詞が印象に残った。誰をどの仕事に送るかということで、上司曰く「"止まらない人"がどっちか見極めて欲しい」
"止まっちゃう人"とは、真面目で言われたことは完璧にこなすが、何かイレギュラーがあると自分の仮の解釈で進めてしまう(当然、あとでやり直しになる)とか、自力で解決しようとして本人的にはフル回転してるんだけど外から見てると固まってるパターン。上司の言いたいことがフィーリングで感じ取れて、「はまった表現じゃないか」と内心ウケてしまった。

止まっちゃう人は要するにコミュニケーション力が欠落してるわけだがこういう人は意外と多い。どれだけ技術が高くても、コミュニケーション力が無いと、仕事人としてはかなり致命的なんだよね。まあ何か抜きんでた技術や能力を持っていて、それに惚れた相棒がずっと一緒に居てくれるならいいかもしれない。マッキントッシュもマイクロソフトもそんな2人のペアから生まれたようなものな訳で。でも世の中普通の仕事の中ではそんな面倒みてくれる相棒にはなかなか出会えない気がする。

ということで「止まらない」私はなんとかあちこち丸く収めて、自分の仕事を業後に回したおかげで‥‥、傷がまた痛くなってきた‥‥(汗) 今まで傷や火傷の痕が残ったことがなったことがなかったので安心していたけど、手術痕は甘くないのね。うーん、ケロイドか、参ったな。流石に1ヶ月休んだあとなので休みがとれず、手近な医者に行ってたのも良くなかったかしら‥‥とちょっとヘコミ気味。
でも、期末の昨日と年度始まりの今日は連日でお客さんの所に行って、色々感謝されたのでそれでよしとしよう。公の機関ってこの時期多忙にもかかわらず大量に人事異動があって大変なんだよね。でも「かおるさん(仮)がいるから安心してます〜」とか言われて、「そんなこといーから、ちゃんと引き継いで〜(汗)」と思いつつも、まあ業者冥利にはつきるんですけどね(苦笑)
:2005/4/1 先頭へ
 2005 Apr.02:こるくinスリング
英国に生活基盤がある妹は乳飲み子を抱くのに大変便利なグッズを使っていた。ハンモックのような形の布が輪っかになっている物で、肩からかけてハンモック部分に赤ちゃんを入れて使う抱っこ補助グッズ。赤ちゃんの体重は肩にかかるのですごく楽だし、一時的に両手を離すこともできる。初めて見たのはずいぶん前のことで、それまで見たことがなかったので、なんて便利な!と感心した。
マールを拾ってから、あれがあったら便利だろうなぁと思っていた。兄ちゃんたちだって時々「今は抱いてて欲しいの」気分になることがあるし。でも、自分が子供に縁のない生活をしているせいもあるが、実際に使ってる人を他に見たことがなくて、商品名が判らない。そしたら少し前の新聞のコラムでやっと名前がわかった。

このグッズ。スリングという。
新聞記事はこのスリングに工夫を加えた商品でピースリングというものだったのだが、15000円以上と高い。まあふわっと流れた長いテールは確かにオシャレなんだが、私の場合は猫を抱っこして外出なんてあり得ないので‥‥。
色々探した結果、お値段も手頃で、何よりサイトの説明が判りやすかったBabyRooというネットショップで購入。実際に店長さん自身がスリングを使って子育てをされているので、説明が痒いところに手が届く感じなんだよね。店長さんが自作した使い方ビデオがついているのもえらい!
スリングの使い方にはゆりかご抱きとかカンガルー抱きとかいろいろな技があるようだ。まあ我が家の場合はちょっと無理。横丸まり抱きとか仰向け超おねむ抱きとか、はたまたスリングを挟んでの対決ごっことかワケのわからないものになりそう‥‥(苦笑)
さて本日到着したスリングを実際に使ってみた結果、生後八ヶ月のマールは予想通り気に入った模様。兄ちゃんたちは少々不気味がっているが、甘えん坊な時間帯になったら試してみよう。マールは四六時中甘えん坊だからなぁ‥‥。
で、マールで何枚か写真を撮ってみたが、相変わらずまっくろくろすけで判りにくい。ということで7歳4ヶ月のこるくをとっつかまえて撮影してみたのが写真です。

スリングは使う人の体重でサイズを選ぶそうだ。私だとXSサイズで夫だとMサイズ。夫も猫を抱きながらパソコンってことが多いので、使う頻度は半々。悩んだ末に間のSサイズを購入した。でもスリングは小さめの方が楽と説明してあったが、確かにその通り。私だとなんか違和感が‥‥。まあ座ってる時がほとんどだからいいけどね。
ということで赤ちゃんを抱くために普通に買うなら、説明通り小さめを買おうね。妹は本当に便利そうに使ってたんで、ぜひお試しあれ!
:2005/4/2 先頭へ
 2005 Apr.04:悟飯同盟改修
ここのとこ悟飯同盟のCGIを色々いじくっていた。で、昨日でやりたかったことが両方できたんで、満足満足。
一つは古い人順に表示できるようにすること。うちの同盟は毎月1回アクセスチェックして、リンク切れや休止はどんどん削除してる。登録後長く続いているサイトはずっと残っているので、古いサイトは長く続いている目安になる。
あとはサイト名も登録できるようにすること。もともとのCGIではアンケートで使っているフィールドが余っていたので、そこを使わせてもらうことで解決できた。

自分はFORTRANやCやPL/Iから入って、今はVBメイン。残念ながらPerlはぜんぜん知らないのだ。Perlって色々なワザがあるんだけど、それが関数じゃなくて"書き方"で実現できるような感じで、なんかこう、しっくりこない‥‥。
とはいえ悟飯同盟のリストを作っている方は本当にきれいなコードを書く方なんで、なんとかなった。ありがたや〜。以前も自動登録のリストをメール申請で運用するまでに改修しちゃったんだもんな。

一時期は腹を立てることの多かった悟飯同盟だけど、最近は本当にまともだ! イタズラ申請も無くなったし。口うるさいだろうなぁと思いつつもしつこくやって良かった。妥協してほっとくと礼儀知らずの溜まり場になっちゃうというのは、現実の場所もネットの中も同じなんだろうな。
ということで昨日はサイトの管理者に一斉に新機能のメールを送っていた。専用のソフトで100通以上を次々送信してるとスパムメール屋さんになった気分だ(苦笑) まあDBのWebRingとか運営している管理者の方はこんなもんじゃないんだろうが。

さて。土日の特撮。
最近土曜日のジャスティライザーが妙なことになってる。すっごく無理したコミカル脚本と、まるで素人が撮ってるかのような、ちぐはぐ違和感だらけの演出。ノリが悪くて方向性を変えようというのかもしれないけど、ちょっと待てって感じ。
無理なギャグ演出って見ているのが辛い部分があったりする。自分が書いている脚本も画面にしたらこんな無理な感じになっちゃうのかなぁとか、色々複雑。その意味ではアバレンvsデカレンもちょっとそんな感じがあったかな。まあジャスティほどじゃないけど。

なので、マジレンは楽しくていいです。ギャグやってもマジやってもばっちりで。私もカイ君の隠してた雑誌のチェックしたかった(笑) でも芳香姉ちゃん‥‥かっとんでるなぁ。このキャラはちょっと凄いかも。方向は違えど絶対値からいったらブルマに近い気が‥‥。
今回のマジレンは、セーラームーンみたいな女の子ヒーロー物に近い感覚があったのが面白かった。戦隊ヒーローだとヒロインがメインの回もあくまで男性から見たヒロイン話という感じだったのだけど、今回は女の子が感情移入できそうな感じでよかったなぁ。ああそうか。女性が書いたヒロイン・メイン回があまり無かったのかな。

そしてヒビキ‥‥。うーん。なんかこう、じれったい。落としたい所に向かってもっと突っ走っちゃっていい気がするんだが。クウガの時は2話で1エピソードでもちょうど良く感じられたんだが、ヒビキはどこかたるい感じがするのは何故だ。
グロンギは語れるだけのワールドがあったが、魔化魍はまだそこまで見えてない。クウガは警察、桜子の研究室、ポレポレ、保育園の計4つの世界があったがヒビキには「たちばな」と「明日夢の世界」の2つしかない。ヒビキはの闘いは楽器による「清め」であり、派手なアクションがやりにくい‥‥。だから魔化魍退治の起承転結と明日夢側の起承転結が、二つともきっちり欲しいと思ってしまうのは、短気過ぎかなぁ。

とはいえ昨日のラストはひとみちゃんの優しさに感動。中学生でここまでの思い遣りを示せる女の子ってそう居ないぞ。がんばれ、少年!(笑)
:2005/4/4 先頭へ
 2005 Apr.06:セルとヒラマサ
少し前のことだけど、夫が「立体マスク」を買った。店頭で風邪対策用と花粉対策用と2種類あったので花粉対策のを買ってみたら、ぜんぜん着用できない。ムリヤリ伸ばして耳にかけてみたら立体じゃなくなって、見ていた会社の人を笑い死にさせたそうな‥‥。
実はサイズが「子供・小顔用」だった。よく見て買えってとこだが、子供用花粉対策マスクと大人用風邪対策マスクの2つしか置いてない店も問題だと思う。不織布の15枚入りの箱だったので、残りを私にくれた。んなこと言われても私はまだ花粉症になってないんだってば(苦笑)

とはいえ一度ぐらいキャシャーンになってみたかったので早速着用してみた。サイズはぴったりだったんだが、‥‥なんかこれ、キャシャーンというよりは‥‥
「未熟なセルみたいじゃん」
そう夫に指摘されて大爆笑。ほんとにセルだぁ!
「ふっふっふっ! マールちゃんの生体エネルギーはいただくぞ!
 そしてぐりとこるくを吸収すれば、私は究極の生命体になるのだぁ!」
マスクをしたまま猫にほおずりして回ってメーワクがられた姉御。酔っぱらって猫に絡むと露骨に迷惑そうな顔をするんだが、ちょうどそんな感じだった(←いい加減にしなさい)。

でもしみじみ思ったのが、顔の「サイズ」って日頃考えないなぁってこと。頭のサイズは帽子買うときとかは必要だろうけど顔は‥‥。メガネはお店の人が調整してくれるからあんまり意識しないし。
覆面レスラーの覆面とか着ぐるみの頭とか、非日常的なものしか思いつかないぞ、顔のサイズが関係するもの。それだけ考えても立体マスクがどれだけすごい商品か判る(何それ!)

さてここ数日なぜか頭にマジレンジャーのエンディングが流れているのでした。うっかりすると会社で「チュワチュワ〜」とか唄いそうになって危険な状態。
特撮のエンディングは飛ばし見しちゃうことが多いんだけど、デカレンからはショートコント(?)のお陰で比較的真面目に見るようになった。その上マジレンのエンディングは第一話で私が「可愛い〜〜!」と叫んだおかげで、夫が早飛ばししないでくれるので。そーいや、ジバンやウインスペクターのエンディングも私が見たい〜と騒いで毎回見てた気がする。ジバンは歌詞がすごく好きで、ウインスペクターは映像が大好きだったんだい。

そしてもう一曲、染み付きつつある危険な歌が。最近夫が「うたう!大龍宮城」の挿入歌集を買ってきて、よりによってヒラマサの歌をしょっちゅう口ずさんでいるので、それがすっかり。いくらなんでも「私はヒラマサじゃない!」なんて唄ってたらマズイだろう(汗)

しかし今日のタイトルは、ハリケンジャーかシャンゼリオンみたいだな。
:2005/4/6 先頭へ
 2005 Apr.09:付和雷同
個人情報保護法のおかげでほんとキツイ。私のお客さんには会社からちょっと遠くて普段のデリバリー車が回せないトコとかある。このデータを入力して下さいとか言われた時、今までは書留小包を使ったりしてたが、万が一を考えて直接私が行き来することになった。
しかし小包で送れる程度の量しか無いってことは、データ入力の規模が小さく全体のお金が安いってことだ。で、直接私が動くとなるとこちらの持ち出しはどうなるか。交通費はいままでの小包料金と似たようなものなんだが、私自身のコストがバカにならない。次回からはその分頂きます、と宣言してきたけど、絶対に全額はとれんし‥‥。

本当に個人情報保護法のことでは「性悪説に立つと金がかかる」ってマクレガーのX理論Y理論の話を思い出してしまう。プライバシーに関係した作業はこのPCのみとか制限もできて、作業効率も悪いし、家で仕事なんてもってのほかだし。USBメモリとか使えない会社も増えてきて、フロッピー何枚もに分割して持って行くとかあるもんなぁ。

そんなこんなで木、金と2日連続で往復3時間半はかかる某大学に日参したので疲れた。それとは別に手近なお客さんにも行ってるんで本当に大変。ただ慰めは大学の敷地内の桜がえらくきれいだったってこと。花見をしてるのも学生のサークルとか研究室の仲間っぽくて、公園の酔客のような荒れた感じは無いんで。
そのうえ昨日は行った先の大学が入学式だった。満開の桜、入学式とくれば、赤星と黒羽の出会い(笑)。ゆうさんの若い赤星と黒羽のイラストにSS添えてからもう3年も経ってるなぁ(汗)。イラスト自体ゆうさんの希望で途中で下げたので、あのSSもお蔵になってるけど、自分ではけっこう気に入ってた文章だったので。
ということでちょっと書き始めてみた赤星黒羽の出会いのお話(おい!)。BBSで馬鹿話をしていた頃のパワーを思い出しつつ。といっても一番書きたかったのは冒頭の数行の桜の描写だったりする(苦笑)。何か見て、その時の感覚を文章にするのってけっこう快感なんで。

ところで桜ネタをネットでみていたらソメイヨシノはぜーんぶ同じ遺伝子!という話にぶつかってびっくり。ぜんぜん知らなかった。オオシマザクラとエドヒガンザクラの自然交配で出来た(と言われる)ソメイヨシノは、なんと交配ができずタネが作れない(不稔性というらしい)。だから取り木で増やしてココまでなったそうな‥‥。
植物の場合もおしべの花粉を別の個体のめしべが受粉する形でタネができれば2種類の遺伝子が混ざってまた新しい遺伝子が生まれる。だけど一つの個体の枝を取って育てたら、育った個体はもとの個体と同じ遺伝子だ。つまりタネが作れないソメイヨシノは存在する全ての木が同じ遺伝子になる。だから同じ気象条件にぶちあたると一斉に開花するのだそうな。桜前線なんて言葉もこの特徴があればこそだったわけね‥‥。なんと。

実は私はソメイヨシノがあんまり好きじゃない。この時期だと桃が好き。手近な桜ならオオシマザクラ。白と新緑のコントラストが鮮烈で。ソメイヨシノは花色が微妙にくすんでいるので曇り空だとうすぼんやりしちゃう。晴天だとまだいいんだけどね。あと葉がなくて花だけびっしりというのがちょっと怖い感じがして‥‥。
夫はよく「付和雷同な感じがヤダ」と宣っていたが、その秘密はこれでわかった。まさか本当に付和雷同だったとは。遺伝子の多様性が皆無って、生物学的には衰退の証明みたいなもんなんだが、日本人の心を捉えたが故にこうして栄華を誇っているソメイヨシノ。うーむ。日本人も付和雷同というか、何かあるといっきにエスカレートしていく国民性だからなぁ。個人情報保護しかり、ソメイヨシノしかり。
:2005/4/9 先頭へ
 2005 Apr.11:ほっとしたのも束の間
今日は半年に1度、私が担当している某システムが動く日。半年に1度だから気がラクかというとそんなことはぜんぜん無い。毎回微妙に修正を入れているし、その日1日で全てやらないといけない作業なのだ。去年は午後から始めたら全部片づくのが夜中の12:00頃だったが、今年は午前中からだったのでなんとか夕方で終わった。ほっとして家に帰ったら、リストで一部おかしなところがあると電話があり、再度でかけて修正してきたところ。ああ、まったくもう。

こういうことに関わるたび、自分は開発は本当に向かないと思う。リリース時のドキドキ感に耐えられないんだよね。何かとんでもないミスがあったらどうしようとか、前夜から眠れなくなるしさ。だからこそぜんぜん違う職種で今の会社入ったのに‥‥。ぶつぶつ(苦笑)

昨日はダンナが仕事だったので日曜の定番特撮を見てない。我が家は特撮はいつも2人で見るのだ。1人だった私は乾燥機とガスファンヒーターを物入れに押し込めようとやっきになっていた。今までヒーター兼クーラー兼加湿器だった床置きエアコンが壊れて後継機種が無かったため、ヒーターと加湿器がバラバラになっちゃった。でもなんとか場所を工夫して押し込めることに成功。狭いところにもの詰め込む工夫するのって意外に楽しいよね。

ついでに買い換えのタイミングが合わなくて下取りに出し損なってたパソコンを、メーカーの回収に出す手続きをとった。モニター1台、タワー1台、ノート1台。合わせてリサイクル代として1万円取られることに‥‥。ふにゃあ。でも仕方ない。ちゃんとリサイクルしてね。
:2005/4/11 先頭へ
 2005 Apr.13:乗り物にて
「あったけーなぁ。この場所は誰にもわたさねぇ!」
セレクターの上から離れないぐり。抱き取ろうとすると機材にしっかとしがみついて取れないのだった。この機材はチューナーとビデオの間に入っていて、残念ながら予約機能を持っていないので、予約が入っている日は電源がONになっており、ずっと発熱してる。結果猫のお気に入りに‥‥。もともとはマールのお気に入りだったのに、ここ数日の冷え込みのおかげでぐりが陣取ってしまった。マールの重さだって心配なのに、アンタが乗って壊れたらどーしてくれんの!

一度暖かくなってから冷え込むとやたら寒いよね。傷も痛くなるし。せっかくしまい込んだヒーターをまた引っ張り出してしまった我が家です。
ただ今月までは車通勤なので、すごーく助かってる。寒くても雨でもドアtoドアで車で移動できるので。朝は周囲も通勤と思われる車がいっぱい走っていて、みんなけっこう運転しながら色んなことをしてる。髭を剃っている男性とか化粧してる女性とか。で、先日衝撃的な人を見てしまった。

運転しながら歯磨きしてるオジサン・・・・・・

おーい! ゆすぐ時はどーすんだよー!

残念ながら途中で道が分かれてしまって、最後まで見届けられなかった。一瞬、跡を付けたい気分になったけど、流石に、ねえ。

そういえばまだ前の会社にいた時のこと。女性の先輩から聞いたこれまた衝撃的な話が忘れられない。満員電車の中、先輩の前で座っていた女性が化粧をしていたそうな。最初から一式全部やっていたそうで、すごいなぁと思って見てたんだって。そして最後のルージュを塗っていた時、ポイントを通過した電車が大きく揺れた。

ルージュで顔に落書きしちゃったと思うでしょ。
違うんだなぁ。

なんと恐ろしいことに、長めに出していたルージュが鼻の中に入って、そこでぽっきり折れてしまったので取るに取れなくなってしまったそうな‥‥。女性はそのまま顔を押さえて次の駅で降りたそうだけど、先輩も回りの人も笑うワケにもいかず、もう本当にどうしようという感じだったんだって。

電車でお化粧してる人って時々居るけど、こういう恐ろしいこともあります。
:2005/4/13 先頭へ
 2005 Apr.16:パートナー
ちょっと前のYahooのニュースリンクで<「萌え」市場>書籍や映像、ゲームで規模888億円に という記事があった。萌えという言葉は去年の秋頃にも日経でコラム記事が載ったりして、へぇと思ったことがある。私的には、ネットではマネっこや若ぶったりして、こういう新語を使うことはあっても、実生活で聞くことは無い。ビジネスマンなオジサンたちだってそうだろう。この手の言葉は本当に面白いね。「ドリーム小説」の定義も割に最近知ったんだけど(自分が出てこないとダメだったんだ〜)、これも昔からこの定義だったんでしょうか? よくわからない。。。。(苦笑)

上の記事でちょっと気になった一言。「市場を支える30代男性には未婚者が増えており、人間とは別のパートナーを求める心理があるのかもしれない」

ゲームや漫画や小説のキャラは本来は「パートナー」にはなり得ないと私は思う。
相手が人間ならそこには自分とは別の主体がある。相手は自分とは異なることを考えているし、思い通りにも動かない。だから付き合っていく中で自分が変わったり相手が変わったりもする。お互い生活や人生を別の目で見て、別の役割をこなす。だから"パート"ナーだ。
犬猫だって主体はある。彼らには彼らの存在感がきちんとあって、それは決して私ではない。だけど好きなキャラは本人の妄想を投影した偶像で主体はない。所詮はその人そのものだ。どれだけ好きなキャラがいてリアルに考えたって、そこには自分1人しかいない。

我々のように結婚して子供が居ない夫婦も歪みの一つだし、妄想の投影をパートナーとして個々バラバラに生きていく個体が増えるのも、人という種の変容と変質の過程なんだろう。
なんか人間を減らそうとする自然の叡智が働いてる気がするなぁ。とにかく工業が発展してる地域の人間を減らすのが自然環境の改善には一番効果的。先進国になればなるほど出生率は低下していくのは普通のことだし。
ちなみに私は他の生物に迷惑をかけない方法で人間が減っていくことに対しては、それはそれでいいのではと思っている部類です。
:2005/4/16 先頭へ
 2005 Apr.18:ハッピー・メモリー
見頃の桜を見ていていきなり書き始めた赤星&黒羽の出会い話。格闘技を見ないしゲームもやらないし、勿論習ってもないので、毎度毎度格闘シーンには苦労する。だけど今回は後半を書くのがえらく楽しかったのでよしとしよう。赤星と有望が待ち合わせるあたりとか、大学時代の自分達を思い出しつつ書いたんで。あ、あいつ等と我々は性格はぜんぜん違う。でもシチュエーションはかなり自分たちになぞらえてます。

私が夫と付き合い始めたのは私が高校を卒業して浪人生活に入った頃。予備校は単科だけで、あとは図書館通いで受験勉強。ダンナの大学、予備校、図書館は近い範囲にあったので、浪人中もほとんど毎日会っていた。あとから聞いた話だが、義母は当時、私の勉強をジャマするなとダンナに注意したことがあったとか‥‥(汗) すいませんお義母さん、実は毎日会ってました(苦笑)

翌年ダンナと同じ大学に入った。お互いの手帖に2人の時間割を書いて、空き時間は場所を決めて待ち合わせる。相手が講義で自分が空いてるときは図書館の定例の場所で勉強してた。お昼は大抵お弁当を作っていって空いてる教室で食べてたり。いやまったく、楽しかった日々。夫は3学年上で翌年には卒業したので、同じ大学にいられたのは1年間だったけど、別にどこ行くとか無いのに、ひたすら楽しかった。
そういえば入院中、日曜日に見舞いに来た夫と、薄暗い病院のロビーで(日曜日は外来が無い)、紙コップのコーヒー飲みながら、なんか大学を思い出すねぇと笑ったことがあったなぁ。使ってない階段教室は照明が消えてるんで薄暗かったし、生協には紙コップの自販機があってよく飲んだから。

夫が就職してからは流石に平日は会うのが難しくなった。夜に時々ダンナの降りる駅の改札で待ってみたりしたっけ。今と違って携帯電話とか無いからほとんど賭けみたいなもんだった古き良き時代(笑) ちなみに男ってのは就職すると本当に変わる(良くなる)気がする。ね、ラバさん(笑)
でも週に1、2度しか会えない理不尽(?)な日々は3年半で終わる。私が大学を卒業してから半年で結婚しちゃったからね。また毎日会えるようになってめでたしめでたしと相成った。

結婚すると言ったら、「この人でいいって何故思えるのか」と友達から聞かれた。他にもっといい人がいるかもとか考えちゃうんだって。それで私は「愛情って積分だと思わない?」と応えた。ある時刻tにある男性xを好きな度合をf(x,t)とする。で、それぞれのxについて一緒にいた期間でfを積分した値が男性xの得点とすれば、同じぐらい好きな人なら付き合った時間が長い方が「勝ち」な訳だ。
世の中の男を全部を数直線に並べたら、今の彼よりもっとイイ男はいるかもしれない。でも好きで付き合ってるってことは上位の20%に今の彼がいるのは確かだろう。そいつと一緒に過ごしてきた幸せな時間を全部足したら、他の誰にも負けないと思うから‥‥。

当時ホンキでそう思ってた。今はまあ、これは一般理論にはならんかなぁとも思うけど‥‥。大体良い順の数直線を定義するのが難しいだろう。2次元じゃなくて5次元ぐらいの座標を使えば‥‥って違う! でもまあ当時、理系の彼女はあっさり納得してくれたんだけどね(笑)

でも少なくとも我々にはこの理論は合ってる。楽しい思い出の時間は今の絆を新たにする糧だ。
:2005/4/18 先頭へ
 2005 Apr.21:エキストリーム・アイロン
最近日経新聞に今ひとつターゲットの絞り切れていない感のある情報誌が入ってくるようになった。で、前回分に「エキストリームアイロンってなに?」という記事があった。これ、なんだと思います?

extreme iron=極限状態でのアイロンがけ。断崖絶壁とか北極とか走ってる車とか、冒険で行くような極限状態(危ない場所)で、いかに早く美しくシャツにアイロンをかけられるか、というスポーツ。

記事にはとんでもない岩の上でアイロンがけしている写真が載っていて、ネットで検索するともっとあり得ないアイロンがけをしている冒険野郎の写真が拝めます(エクストリーム アイロンという表記もあるので両方で検索してみるといいかも)。1997年にある英国人がロッククライミングしてアイロンがけをしたのが始まりらしい。2002年にはドイツで国際大会が開催され(いったい世界で何人の人がやってるんだろう‥‥)、公式HP(英語版)もあるようだ。

情報誌の「発電機と延長コードは必需品。これさえあれば行けないところはない」という1行に爆笑してしまった私。夫と「どう見てもモンティパイソンのスケッチだよねぇ」と大受け。こういう遊び心は大好きだー!

なーんて話をしてたらアイロンが壊れた。スイッチ入れても熱くならない。こーゆーのをシンクロニシティというのか(ホント?) まあ18年も使っていて、数年前からはスチームの具合が悪くてドライのままで使ってたぐらいだから仕方ない。まさか「私も岩の上で使って欲しい!」という要求じゃないだろうな‥‥。
ということでアイロン買ってきました。下調べをしないで行ったので店頭で悩んでしまったけど(最近は家電も機能が多くて難しい!)、コードレスはどーせ充電池の寿命が短いからなぁと思い、ごく普通のスチームアイロンにした。フランスの蒸気が大量に出るってふれこみのヤツ。使ってみてスチームアイロンってこんなに便利だったか‥‥と感動。今までは霧吹きでやってたんで。

そして何より有り難いのが‥‥。

私「凄いよ! 蒸気がしゅーしゅー言うからマールが怯えて近づかないの!」(嬉)
夫「おお、猫よけ付きとは! なんて素晴らしい機能なんだっっっ」

それは全然違う(笑)
:2005/4/21 先頭へ
 2005 Apr.23:悪役とヒーロー
明日は新しい食器棚が届く〜。ということで今日は食器棚の食器を移動してた。今の食器棚は結婚当初から使っていて、上部はガラス、下部は合板で、扉は手前に開くタイプ。考え無しに買っちゃったけど、あとから地震の時に危ないのでは‥‥と後悔した。ただ当時は引き戸タイプの食器棚はあまり無くて。一時期は靴入れを使ってみようかと思ったこともあるけど、食器の重さには耐えられなさそうなので諦め、結局ずっとそのままだった。
新しい棚は上部は引き戸でアルミ張り。下は引き出し式でお皿を立てる棒も洗いやすい樹脂製。日本のメーカーで設計士さんも女性だそうで使いやすそう。到着が楽しみ!

さてラバさん日記でダーキュリーのお話がありましたねぇ。セーラームーン実写版でマーキュリーの亜美ちゃんが操られて敵になってたヤツ。ダーキュリーとか悪美ちゃんってのは操られている時の撮影現場での通称で(たぶん)。
まさに小林脚本の面目躍如って感じでなかなかな展開だったんだが、ダーキュリーの方がマーキュリーより役者さんがノッてるじゃないか、と思ったのは我が家だけじゃないと思う。存在感や迫力がすごく出せてた気がする。そしてその技はマーキュリーに戻った時にも多少は生きてたと思う。
喋る時の迫力の出し方は何回か経験すれば次は意識して使えるようになる。私の場合は演技じゃなくて研修の講師だけど。特に昔の超売り手市場時代の新人研修では、時たま教室中がシーンと静まりかえっちゃうような迫力在る「喋り」が必要になったのだ。

ヒーロー経験者がその後の特撮番組で悪役をやることがある。ダイナマンのピンクがフラッシュマンで女幹部とかね。悪役はベテランでないと締まらないので経験者に‥‥と言うが、ホントにそうなのかなぁとずっと疑問に思っていた。
自分がやるとしたら悪役の方が絶対やりやすいと思ったのね。エキセントリックで「普通じゃない」演技だから、素人にはかえってやりやすい。むしろヒーローの方が難しそうだと思った。きれい事をリアルに響かせるのって大変だから。
だから素人でも悪役をやったら見せ方や迫力の出し方が身に付いて、逆にヒーローがうまく出来るようになるんじゃないか、と思ってたワケ。ダーキュリーは少しだけそれを証明してくれた気が‥‥。もちろん役者さんが、表現しやすい割に目立つ悪役演技に填って、ヒーロー役はつまらないやと思ってしまうならそれまでだが。

昔「その道に〜」の第2章をDB文庫にアップした時、ひゆーさんから「(自分の悟空と悟飯はドロドロになってしまうが)かおるさんはキャラクターに明るさを持たせて且つシリアスなストーリーの流れに行動を沿わせられるのが凄い」と感想を頂いて嬉しかったことがある。キャラを掘り下げていくとドロドロした方が感情移入がしやすくなるのは確かだ。私の場合は自分の中にも色んな抑圧や歪みや嫉妬があるから、それに沿った方がむしろ安心できるんだと思う。
ただ、そうは言っても、「それでもこれでしょ」みたいな感覚もあって‥‥。ヒーローものの作り手さんも私ぐらいの年代だと思うのだけど、その感覚があるから手を変え品を変えて「ヒーロー」を語り続けるんじゃないのかな。
ヒーローは演技しにくく想定しにくい存在で、それでも多くの人がどこかで求めている「何か」。そんな感じ。

ところでイー・マーキュリーという会社が運営してるサイトで、ユーザーの意図しない「はまちちゃん!」が書き込まれるという記事がYahooにあった。マーキュリーの役者さんは放映当時は浜千咲さん名で「はまち」って呼ばれてたよね。イタズラしたヤツはオタクの中の非常識なバカということなんでしょうか。しかしそんなヤツが参加できちゃうソーシャルネットワーキングって‥‥。
:2005/4/23 先頭へ
 2005 Apr.24:ただモノではない棚
すいません。嘘つきました。新しい食器棚の上の引き戸、ガラスはガラスだった。えらく丈夫そうだけど。ガラスじゃない〜と思ったのは別のと勘違いしてたようです。なんていい加減な私(大汗) でも新しい食器棚、本当に良く考えて作ってあります! 感動。本当に便利だー! パウモナって日本のメーカーで日本製です。

引き出し4段のうち2段は中に棒がにょきにょき立っていて、平らな皿を立てて入れられるようになってます。海外のメーカーだと木の棒が固定になってる棚もあったのですが、この棚は棒の位置が自由に変えられる。分厚くてボコボコ穴があいた樹脂製のシートが敷いてあって、好きな穴に樹脂の棒を立てればOK。棒もシートも樹脂製なので洗ってもすぐ乾いて有り難いです。
でも、最初はちょっと考え込んじゃいましたね。どこにどの皿をどう入れようかって。棒を立てたり抜いたりしてたら夫に笑われました。
夫曰く「まるで知育玩具じゃん」
確かに(笑)

がっちりした金属レールのお陰で重い食器を入れても引き出しの開閉がすごくスムース。上部の引き戸もとにかくしっかりしてて、最初少し力を入れないと開かないようになってます。多少の振動で開くことはまず無いでしょう。さすがPL賠償保証付き。コンセントも中央部と下部にそれぞれ3口ついていて、電源は2カ所から取れるようになってるのもえらい。電子レンジや炊飯器などワット数の高いものを入れても安全なようにしてあるんでしょう。

しかし昨日食器を段ボールに避難させてたら、いつのまにかマールまで入っていたので(死)、今日はまず食器の洗い直しからスタートするハメに。どーしてマールはいつまでああなのかな(溜息)。新しい食器戸棚にも興味津々で、炊飯器を置く場所とかに入り込んじゃうし。お兄ちゃんたちと比べて甘やかしてるわけじゃないのですが、マールは怒られても叩かれてもぜんぜん怖くないみたいで、ほんとうに困ってます。
耐震用グッズも取り付けて地震対策は向上したけど、マール対策は一向に進みません。食器棚の幅が少し狭くなった分、ゴミ箱をフタ付きにしたので、ドメスティック・ワイルド・キャットの被害は食い止められそうですが。

不要な食器も処分して、色々整理しまくったら台所がえらく広くなりました! すごい充実した♪ ということで並べるところが沢山できて食器へのアクセスが良好なので、今日の夕食は作りすぎました。お腹一杯で死にそうです(おい!)

ところで皆様はウイルスバスターのトラブルは大丈夫でしたでしょうか? 我が家はWindows2000がメインでXPもSP2に上げていなかったのでなんとか免れましたが、ちょっとばっかり許せないトラブルだった気がします。これが平日だったらどんな恐ろしいことになってたかと思うと‥‥。
:2005/4/23 先頭へ
 2005 Apr.28:それでもなんとかなる
ここ数日精神状態が非常に良くなかった。衝動的に何かやってしまいそうな、俗っぽく言えば「キレそう」という感じか。仕事が詰まっている訳じゃない。すごく下らないこと(たとえば駅についたら大雨が降ってたとか)で、わっと何かに当たりたくなるような感じだ。今まで仕事でも家でも八つ当たりするとか激昂することが無かったので、ちょっと困っている。
更年期障害にはイライラするというのがあって、他の身体的な症状に先んじてそれだけ始まった可能性もある。ただここ数日の違和感のきっかけは判っている。火曜日にわざわざ休暇を取って妹の家と自分の実家に行くハメになった上に高校時代の友人と行き来があったからだ。私にとって自分の両親と高校時代は鬼門なのである。

私は自分の親とうまく行かなかった。10代半ばにして親との軋轢に恐怖した私は、自分の子供との間に同じことを繰り返すことを恐れ、一生子供は作るまいと決心して今に至っている。防衛機制も加味されているだろうが、その決心を後悔したことは今のところ無い。
親との確執が明確になって荒れたのが高校の時だった。教師もクラスメートも良い人達だったのに私の側がとんでもない状況だったために、高校時代は私にとって最も思い出したくない時期になってしまった。
今現在、親にとっての私は、何か困ったときは手際よく物事を片づけてくれる便利な子供だ。それは私が他人に対する礼儀と同じ礼儀を親に対して示すからだ。だから儀礼的なイベントか親の側に用事がある時以外は会うことはない。

親との関係で苦労する人は沢山いる。これを読んでいる人の中にも「今が渦中」という方もいるだろう。それが原因で普通の生活が送れなくなっている人もいるかもしれない。私自身も高校の出席日数はぎりぎりで、ヘタをすれば中途退学の可能性もあっただろう。親との関係は時間が経てば改善するかと問われれば、私的にはダメだった。40歳を越えてなお、期待も愛情も何もなく、私を育てるのに親が使った労力と金に対して理不尽な借りの感情があるだけである。

ただそんな私でも、人様に迷惑をかけず普通に生活していけるようにはなった。親と会うのが非常にストレスだったり、感情的に振り回されたりするが、苦手な上司やお客と同じと思えばなんとかなる。私の友人では子供を産んで初めて親との関係が改善した人もいるが、私にはその自信は無い。だから親との関係で悩んでいる人に、時が経てばハッピーになるから頑張れとは言えない。でもいつか喉にひっかかった魚の骨程度にはなる日が来る。
:2005/4/28 先頭へ
 2004 Apr.29:仕事の怖さ
本日は以前取っていたナショナル・ジオグラフィックという雑誌とその他いくつか不要本をブックオフに売りに行った。金額的にはまったく期待していなかったのに、意外にも4000円になった! ということで昨年の秋に近所にできたカレー屋さんに行ってみることに。我が家は実はカレー好きなのだ。思っていたより本格的で満足。タダで本棚が空いてお腹が一杯。ラッキーだ。

さて、第二新卒という言葉を初めて聞いたのは就職して3年ほどたった頃だ。別の会社に入社して2、3年で転職してきた人。未経験者を指すことが多いようだ。前の会社は新人採用か経験者の中途採用がほとんどだったので、初めて第二新卒者を迎えた時、いまいちピンとこなかった。だが、実際に研修をやっていて、社会人経験ってなんて偉大なんだ!と思った。まず仕事に対する心構えが新卒学生とはぜんぜん違う。ビジネスマナーの基本はできているし、リーダーとしても頼りになる。これは仕事が未経験でも採る価値は十分あると思った。

今の会社でも第二新卒者が多い。長い就職難を経たせいか心構えは新卒者も第二新卒者とあまり差が無くなってきた。今一番違うと思うのは「仕事の怖さを知っているか否か」だ。

たとえば何かリストのチェックとか単純入力を新人に頼んだとする。新卒者は作業そのものの難易度で仕事にかける注意力が変わってしまう。難しい作業だと一生懸命取り組むのだが、単純作業だと気楽にやってしまい、あとから再チェックすると見落としが多々あったり、イレギュラーなケースを勝手に判断して良しとしていたりする。
だが仕事の経験がある人は違ってくる。そのリストやデータの「内容そのもの」の重さを判ってくれる。数字1個でも間違っていたら大変なことになるということを身体でわかっている。だからチェックは確実だし、イレギュラーなケースがあった場合は報告してくれる。もちろん全部が全部これにあてはまるわけじゃないが、やはり仕事を経験している人は「怖さ=重さ」がわかっているなぁと思うことが多い。

開発になってくると「怖さを知っているかどうか」は非常に重要な問題だ。授業のプログラムは先生が採点をしてくれたり、あるデータが正しく流れればそれでOKだったりするが、仕事のプログラムは全く違う。誰も「採点」はしてくれないし、これでよし!とも言ってくれない。基本的に自分が色々なケースを流してみて確認するしかない。ひたすら地道な作業だが、「もしバグがあったら大変なことになる」という責任感と恐怖感のせいで突き詰めていけるのだと思う。

私はもともとおっちょこちょいな性格で、業務についてすぐの頃ずいぶん先輩を困らせた。言われたことがあちこち抜けていてやり直しになったりする。最初の数ヶ月ずいぶん落ち込んだ。でも先輩の所で止まったから、先輩以外に被害は出ていない。それを深く感謝しつつ、少しずつものに注意するようになった。今でも確かに早合点なところはあるが、さすがにあのころの粗忽さは無い。
ドキドキするメに会ったり、ミスをしてリカバリーに汗をかいたりして、怖さを実感していく。怖いのは怖い。味わわずに済めばいいとも思うが、怖さが身体で判るから次から気を付けるようになるともいえる。人のミスがまさに他山の石として生きてくる。仕事の怖さを知っていることは、他の仕事に行っても役立つ大事な資産を持っていることになる。ここでミスをしたら何がどうなるかと想像して慎重に動く。これができる若者は本当に有り難い。

JR福知山線の事故の運転手も過去のミスが「怖さ」として染み付いていなかったのかもしれない。「ミスをすると評価が落ちるから困る」という解釈であって「事故になったらどれだけ恐ろしいことになるか」という怖さが想像できなかったんじゃないか。鉄道事故はあまり起こらないし、ましてや運転ミスによる大事故はあまり無い。信楽高原鉄道の事故は14年前で運行制御のミスだし、5年前の日比谷線の事故も車両のトラブル。それ以前の事故は私の年齢でも記憶が無いのだから。
仕事の怖さはミスして初めて体得できる。でもそのミスで100人以上の命を奪ってしまうではやりきれない。多少ドキドキしても、より怖い状況を想像しては、そうならないように確実に仕事をこなしていく。これしかないのかもしれない。
:2005/4/29 先頭へ
 2004 Apr.30:ツツジだよ
強風も止んだのでお出かけ。朝はすごーく久しぶりにモスバーガーに寄った。レタスがいっぱいのバーガーかと思って菜摘ってのを頼んだらパンが無くてビックリした。自分は野菜+お肉という組み合わせがとっても好きなんで嬉しい誤算でした。それ以前に、メニューを良く見るように(苦笑)。そしてもう一つ爆笑事件。財布をバッグに入れようとしたら中にマールの玩具が入ってる〜〜〜! 出がけにマールがバッグの中を覗き込んでいたのだが、まさかくわえてきた玩具を入れてた所とは気付かなかったわい。とういことで今日は1日マールの玩具を持ってあるくハメになった。
さて目的地は根津神社。都バスでパンフを見かけて行こうと思ってたら、どこかでポスターを見かけたダンナも同じ事を考えていたという。ツツジ園が有名でこんな感じになってました。

結婚してしばらくした頃、箱根でたまたま蓬莱園に立ち寄ってツツジの綺麗さに2人でぶっ飛んだ。私など当時はまだ淡い色合いの花が好きだったのだが、この日以来ちょっと変わって、フラワーアレンジなどもハッキリした色合いを選ぶようになった気がする。
そろそろ見頃も終わりらしいが綺麗だった。黄色いツツジとかあんまり見たこと無かったし。ただこんなに人が多いとは思ってなかったので、来年はもう少し考えようっと。こういう所にくるといいカメラが欲しくなる。いや別にカメラに詳しいわけじゃないけどシャッタースピードと感度ぐらい簡単に変えられると有り難い。適当なデジカメじゃ風景モードにしても120。深度が浅すぎだろう。
根津や白山の付近って街中を歩いていて楽しいのもいいね。ちゃんとした喫茶店が多いし。最近千葉もそうだけど渋谷とかも普通の喫茶店が無いからな。花屋さんがやたらあったり注文家具の店とか‥‥。うーん、生活にゆとりのある人が多いのだろう。

そんなこんなでふらふらと歩いて今度は小石川植物園に。東大の理学部の植物園なんだけどこれが予想外に楽しかった! まず植物園だからいろんな種類の植物がある。研究施設だから公園や庭園みたいに手は入っていない。でも花木はある程度手入れしてあって、微妙な手の入り具合がかなり趣味。
一件芝生っぽく見えるけど要は雑草がグランドカバーになってる。あと木にみんな名前がついているのが嬉しい! 木は図鑑で調べるのがすごく大変だと思う。全体の写真と葉っぱの写真で、これって同定するの難しいもの。まんさくの花なんてしみじみみたの初めてだったし。しかしミズキの木を見て
「あれなになに? クールギンが一杯ぶら下がっているよ!」
と表現した夫よ‥‥。見た途端にホントだ!と思った私も似合いの妻だと思った(爆笑)。ちなみにクールギンってのは超人機メタルダーの敵の幹部なのだ。

植物を見たり街中の風景を楽しんだりしつつうろうろ歩くのは、いかにも我々らしい楽しみ方なんだが、ここ数年、こんなことをやってなかったなぁと思った。せいぜい5キロぐらいしか歩いてないのに疲れちゃったしね。またたくさん色々行こう。
:2005/4/30 先頭へ
 
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