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●Oz's Leaves あとがき集●

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■10 / inTopicNo.1)  DB/昇化/翠/その道に...
□投稿者/ 管理人 -(2003/10/05(Sun) 23:45:41)
    ★昇化について

    ファンフィクを書き始めて一ヶ月しない頃、「愛しきものへ」の終わり間近に発作的に書いた作品です。かなり短い時間で書き上げたわりに、けっこう気に入っています。
    連載を読んでいた頃から、自分の中の悪を切り捨ててしまって神様になる‥‥っていうのに凄く疑問がありました。それは克服したことにならないんじゃないかと‥‥。あと、ナメックの最長老さんとクリリンがピッコロについて語るシーンで、最長老さんが「本来ナメック人は善良だから、地球で悪が入って悪い心が生まれたのだろう」って言うんです。じゃあそれを追い出してできたピッコロさんの立場は? 当時ピッコロ・ファンだった私は、ピッコロさんがとても可哀想に思えたわけなのです。
    ファンフィクというものを知って、十数年前の想いが晴らせたというと大袈裟ですが、こうやって形にできてよかったなと思います。
    神様とピッコロさんは、本来一人の人間が内包するべき矛盾が別個に実体化し、それがまた融合していきます。対立物の闘争→融合→新たな段階へ‥‥という階段は、きわめて哲学的なテーマをも呈示している気がして、そちらの方面の方に、このモチーフをぜひ分析していただきたい気もしなくもないです。ただ、ピッコロさんと神様の融合において、この階段は光に向かうものであったわけで、その気持ちを込めて、昇華+同化からこのタイトルをつけました。その光が悟空であったと言ったら、ちょっと言い過ぎなのかもしれません。
    (2002/6/19 記)

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■11 / inTopicNo.2)  DB「翠」
□投稿者/ 管理人 -(2003/10/05(Sun) 23:46:04)
    引き続きピッコロさんと神様のお話です。「その道‥‥」執筆中、サイヤ人襲来後、病院で楽しく語らっている悟空、悟飯、クリリンという情景が浮かび、またピッコロさんの思いを書いているうち、突然書きたくなって書きました。長老様のお祈りとそれを受けるピッコロさん。ナメック人たちの帰還‥‥等々バラバラと情景が出てきて‥‥。そこに昔から不思議に思っていたナメック人の増殖方法のギモン等をぶち込んでごった煮にしたようなものですが、書いてて楽しかったです(笑)
    しかし、一番苦労したのは、最長老さんのお祈りの言葉。真珠色の光の中でひざまずくピッコロさんをとにかく美形キャラ(笑)にしたい一心でがんばりました。この祈りの言葉をまた「その道‥‥」で使うことになります。私の書くストーリーって本当に全部つながってますね。
    (2002/6/19 記)

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■12 / inTopicNo.3)  DB「その道に光あふれ風満ちて〜光の部〜」
□投稿者/ 管理人 -(2003/10/05(Sun) 23:46:32)
    「愛しきものへ」は悟飯メインでありながらピッコロの登場シーンが少ないです。これはピッコロまで出したら今の自分の筆力では書ききれないし焦点がぼけると思い、あえて削ったからなんです。で、当然ピッコロ&悟飯の組み合わせが大好きな私としては、密かに、いつかこのあたりに真っ正面からぶつかってみたいという野望がありました。
    そのためには、セルゲームをピッコロがどう見ていたかということも書く必要があります。でもまあセルゲームの部分は完全にノベライズだし、そう苦労はしないだろう‥‥なんて思ってたんですね。
    そうこうしているうちに、ひゆーさんの「約束」の連載が始まりました。私にとってひゆーさんの「懺悔」が痛烈なアッパーカットなら「約束」は重く重く効いてくるボディブローでした。未来悟飯の憎しみを哀しくも運命的に描き出した名作‥‥。「憎しみ」から抜けられずに死んでいった悟飯‥‥。「では現代悟飯は憎しみから抜け出せたから力を発揮できたのではないか?」 私が「約束」から得た大きな命題はこれでした。

    もともと原作のセルゲームの展開は私には腑に落ちない部分が多かった。ひゆーさんの二つの作品に啓示を受け、「精神と時の部屋」での悟空父子の情景を考えた私は、見切り発車で(ま、いつもそうですが)投稿を始めました。それでも、その時はまだ「だってただのノベライズだもん」と安易に考えていたのです。

    その後、毎回の投稿分を書く度に本当に苦しみました。セルゲームって、読者の方は暗記するぐらいご存じのシーン。そこにわざわざ読む価値が出せるのか‥‥。ノベライズは純粋な文章力が試されるものだということを、その時まで気付いていなかったのが敗因でした。
    書き終わった時は本当にほっとしました。このあとの「風の部」こそが、書こうと思い、書かねばならぬ話なのに、真っ白に燃え尽きた気分です(笑)。いつかは復活せねば(笑)
    (2002/6/19 記)

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■51 / inTopicNo.4)  「その道に〜」あとがき続き
□投稿者/ 管理人 -(2004/01/08(Thu) 01:29:57)
    お客様に大変嬉しいご感想を頂いたので、調子に乗ってあとがきを書きます(笑) つーか、↑で昔に書いたあとがきが、あとがきになってないので(汗)

    ○戦闘シーン
    この話は苦労の連続でしたが、まずは戦闘シーンに苦しみました(笑) マンガやらアニメやらで格好良く戦ってるシーンを、ただ焼き直したら意味無しですし、だからってどう書けば迫力出るのよって、ほんとに。この頃少し判ってきたのは、組み合う部分は当事者のどちらかの視点から描写すると迫力が出るということかな。できれば攻撃を受けている側から書くと良いのですが、意識的に攻め側から書いたシーンもあります。戦いを見ている第三者の視点に立つと、なんか迫力が無くなる気がします。

    ○第2話の悟空考察
    悟空は3年間の準備期間に一度も悟飯を超化させようとしなかったのに、病気から治ったらいきなり悟飯を鍛えようとし始めますよね。その理由は病気にあったという私的解釈で描いたんですが、結構気に入った流れになりました。
    しかし、ウイルス性の心臓病って本当にあるんですね。これを書くためにネットで調べて初めて知りました。症状を色々見てたら、確かにベジータの言ったみたいに、超化したら悪化しそうだと思って、それもビックリ。でも「悟飯の力」の描写は読み返すとなんか甘いなぁ。今もっと良いのが書けるかって言われても書けませんが(殴)

    ○第3話のピッコロ考察
    第3話のお気に入りはピッコロ考察の部分。神様も大魔王も結局のところ人との交わりを求めて、それぞれ行くとこまで行っちゃった。で、ピッコロさんは、永遠に強くなり続けるだろう孫悟空を倒す、という目的を掲げて、他人とあまり交流しない道を選んだ‥‥。こんな解釈ってどうでしょう?

    ○悟飯覚醒
    追い詰められた悟飯の描写は本当に苦労しました。どんな文章にしようかーって、悟飯と一緒に頭痛くなってました(笑) セルゲームで最初に切れた悟飯はお好きな方が多いようですが、私の解釈は「歪んだ覚醒」です。何によって歪んだかというと「憎しみ」。悟空の場合は戦いを楽しめるから「憎しみ」が解消していくんですが、悟飯は元々戦いが好きじゃないので、逆に解消しないという‥‥。
    原作の悟空の行動で一番納得できなかったのが、悟飯に戦わせたことじゃなくて、悟飯に「とどめをさせ」って言ったことなんです。自分だってあのフリーザさえ一度は見逃してるのにね。だからそんな所が自然に説明できてたらいいなとは思っています。セルゲームの悟空ってピッコロに指摘されてびっくりしたりとか、ちょっと不自然に思えるシーンが多いですよね。この作品の目的の一つは、そんな悟空の行動に説明付けをするってことだったりします。
    悟飯がセルジュニアをぶっ飛ばすシーンは、けっこう格好良く書けたかな。「砂糖菓子のようだった」って描写、気に入ってます。

    ○悟空の死とトランクスの死
    悟空の死は、原作やアニメは少々余裕ありすぎな気がしていたので(それなら自分は帰ってこれたんじゃないの、みたいな・・・(笑))、言葉少なめにまとめました。悟空を失った悟飯の喪失感を描写するのはまた一苦労でした。自分で実際に部屋でうずくまって、悟飯の気持ちになろう、なろうとしてました。ヘンな奴(笑)。
    原作ではセルの放った光弾でたまたまトラが死ぬんですが、もうちょっと必然性を出してみようかなって思ってあんな感じになりました。瞬間移動の音って、したら絶対に悟空だって思いますよね。そう思って固まった悟飯。それを狙うセル。そしてそれを庇ったのがトランクスです。

    ○第6話のベジータ考察
    この作品の中でやった!と思ったことの一つがこれです。ベジータとトラが二度目の精神と時の部屋をなんでバラバラに使ったか、疑問に思ってたんです。一緒の方が絶対効率的に思えるから。でもベジータがトラに越えられたくないって突っ張ってたとすると、話が通るかなって。ベジータはその後、現代トラのことは一生懸命鍛えてる。それは未来トラをきちんと導けなかったことへの後悔がきっかけになってると、解釈したわけです。

    ○ラストへ
    気のぶつかり合いだけで2話も書くなよというラスト2話(笑)。原作は悟飯だけに任せちゃっててちょっと不満だったんです。アニメはセルを囲うようにサポートしてるんですけど、悟飯側からやった方が効果的じゃないかい?と思って、あんな戦闘シーンが生まれました。
    戦いの中にも、トランクスが敢えて過去に残った理由とか、ヤムチャの心理とか、一つの具体例から全人的な愛情に展開していくピッコロさんの心理とか、ちょっとずつ書けたんで満足してます。悟飯の真の力を、津波とか雪崩とか地震とかに喩えたあたりも気に入ってるかな。

    ということで。管理人版、セルゲームノベライズ。お楽しみ頂けたら嬉しいです。

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