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管理人きまぐれ日記 2004年7月〜9月   (戻る) (Oz's Leaves TOP)
(全インデックス) (前の日記)
(Jul.03:体力無い) (Jul.06:杞憂なのか) (Jul.09:ぐっすり1時間) (Jul.11:針金の母・毛布の母) (Jul.14:しまいしまい) (Jul.17:頭痛) (Jul.19:怒られてない) (Jul.23:運営方針とご注意) (Jul.29:ガムテープvs目玉) (Jul.31:コラボレーション好き) (Aug.02:久しぶりの先生) (Aug.07:闇仕事) (Aug.08:3周年) (Aug.12:ねずみに引かれてた) (Aug.15:売り子さんの日) (Aug.18:やっと。。。) (Aug.21:お仕事なのよ) (Aug.23:マールの新技) (Aug.27:やさしくなりたい) (Aug.31:なんかいい感じ) (Sep.01:手術日決定) (Sep.03:掃除機好きな変猫) (Sep.05:ヒーローあれこれ) (Sep.07:ヒーローあれこれ その2) (Sep.11:色モノが好き) (Sep.12:初整体) (Sep.15:アニメ嫌い???) (Sep.19:帯状疱疹) (Sep.22:10倍) (Sep.24:快傑ズバットDVD-BOX) (Sep.28:ヒーローは動物園) (次の日記)
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 2004 Jul.03:体力無い
・・・というより、衰えた、という感じがするから怖い。近所でいかにもウォーキングな年配のご夫婦を見かけることがあるけど、気持ちが判るようになってきた。同年代の友人と会うとみんなけっこう同じような言ってるけどね。私はもともとスポーツダメ人間で、若い頃も運動してなかったしなぁ
昼休み帰宅生活に身体がまだ慣れてないのか、えらく疲れてる。困ったものだ。金曜は午後から客先で作業で、一旦家に帰ってマールのミルクをやった後、昔の同僚と仕事の件で情報交換しつつ飲んでいた。夜10時過ぎに帰宅して、猫3匹の食事した後、マールをじゃらしながら畳でそのまま寝てしまったという‥‥。帰ってきた旦那にびっくりして起こされた。すぐお風呂入って寝直したけど、やっぱり5:30には目が覚めるんだよねぇ。マール時間。

順調に私の体重を食ってくマールだが(笑)、なんとか400g近くになってきた。最近哺乳瓶を森永の製品に切り替えたら、前使っていたミミーのよりとても飲みやすいようで驚いた。たかだか猫グッズと侮るなかれだ。森永のワンラックはミルク自体も溶けやすいのが有り難い。あとはマールが多少冷めたミルクでも飲んじゃうので、それも助かる。

「仔猫を育てる時は人間のミルクじゃダメ。専用のミルクを決められた濃度で飲ませないと骨が弱くなるよ」と、ぴのとぐりを拾った時に知人が教えてくれた。「人間のと比べたら信じられないほど濃いけど、それで間違いじゃないから」と言われたっけ。いや人間のミルクを作ったことがないから判らないが、溶かすのに一苦労な濃度であるのは確か。なんせ粉:お湯が1:1.5。洗う時は熱湯使わないと。

ちなみに猫や犬の哺乳瓶の乳首は人間のとぜんぜん違うので人間用は使えない。ほ乳類の中で「吸う」ということができるのは、唇がある人間とかチンパンジーとかだけなんだって。だから仔猫や子犬は噛むことで中のミルクを押し出すという形でミルクを飲む。よく手で押したりしてますが。
獣医の先生にはそろそろ離乳食やってみてもいい、と言われたが、今のところ、「食べる」「舐める」という行為は思いつかないらしい。最初はスプーンで口元に持って行って練習させるそうだが、ぴのとぐりの時はこの体重の頃であっさり皿から食べたんだよね。猫も個体差は大きい。

人がいると嬉しいようで、じゃんぽん、じゃんぽん(←夫が思いついた擬音語)と走り回っている。限界まで遊びまくってはがくんと寝るのが人間の子供と同じ。写真は掃き出し窓の枠に上ったところで激ネム状態になったところ。
:2004/07/03  先頭へ
 2004 Jul.06:杞憂なのか
日曜日からマールが不調。ミルクをがんとして飲まないことがある。元気で走り回っている時もあれば、具合の悪い小鳥よろしく座ったままうとうとしている時もある。具合が悪そうだと本気で死んじゃうんじゃないかと思う。体が小さいってのは恐怖だ。せめて1Kgまでなれば、だいぶ安心できるんだけど。

日曜日は夕方もあまり飲まなかったのに夜も飲まないので、思わず人間のでもいいから別のミルクをやってみようかと深夜にコンビニ巡りをしてしまった。で、気づいたんだけど、コンビニって赤ちゃんのものって売ってないんだね。
月曜日は普通になってほっと一安心したんだけど、今日の昼がまただめだった。ほ乳瓶を新しくしたり、ミルクも新しいの買ったんだけど。さんざん心配させといて、夕方はまた飲んだ。今はタスマニアデビルみたいな顔で私の手に食いついてる。なんなんだ。

飲まない時は1時間ぐらい一緒に遊んでやると、その後で飲んだりするんだよね。実際はお母さんに甘えつつ飲んでるからそんなもんなんだろう。でも昼休みで帰宅している身としては無理だしなぁ。今のマールは人間がかまってやらないと本当に1人なのでそれも良くない。兄ちゃん達はだいぶ慣れてきたとはいえまだ逃げ回っているので。
仕事の方もまた忙しくなってきた。帰宅すると書斎じゃなくて居間でR2を広げて、右手で仕事をしつつ左手でマールと遊ぶ。ということでマールを本当に会社に連れてきたい今日この頃。猫社員。オラクルか。
:2004/07/06  先頭へ
 2004 Jul.09:ぐっすり1時間
昨日。会社で休み時間でもないのに1時間、ぐっすり寝てました。あり得ない(大汗)
うちの会社は昼休み50分の代わりに3時から20分休憩がある。別の部署でひたすら単調な作業をしているグループがあるのでそれに合わせてなんだけど。普通はそんな休み取らないが、昨日はどうしても眠くて20分だけ休もうとロッカールームにこもった‥‥ら、そのまま1時間眠ってしまったのだった。

開発系の仕事って眠いと効率悪いので、私は昼休みに20分ぐらい仮眠を取るのを日課にしてた(今は帰宅してるのでダメだけど)。まず間違いなく起きられるし携帯のタイマーをかけていたので安心してたんだが、ちょっと疲れすぎだったらしい。
実は前夜、深夜まで急ぎの資料を作っていたら頭が冴えてぜんぜん眠れなかった。朝一で提出した資料にぶっとんでいた上司は、状況を理解して笑って許してくれた‥‥というか呼びに来なかったということは、ただ寝かせといてくれたってことで‥‥(大汗)
しかしいかんです。思わずカフェイン剤など買ってしまった。

こう疲れてるのは最近マールが本当にミルクを飲まないから。だから朝は5:00と8:00に2回とか夕方から夜にかけても3時間おきぐらいでちょっとずつ飲ませてる。暑くてバテてるのもあるんだろう。成猫でも発熱するととたんに食べなくなるし。
今日は贅沢だけど、命には代えられないので日中エアコンを入れっぱなしで会社に行ったら、昼休みも少し飲めたので助かった。離乳食を食べてくれるといいのだが、こちらはもう全然ダメ。動物ならもう少し食べることに執着を持ってくれ。

常識的には猫は春先に発情して4月に仔猫が生まれる。そうすれば6月にはもう1Kg近くなっていて、離乳もできていて、夏の暑さにも耐えられる。だけどマールは6月下旬に180gで拾った。明らかに一般的な春子より二ヶ月近くも遅い。
最近は気候の不順や室内で空調の効いた環境にいるせいで、犬や猫の発情期が狂っているという。マールの親もそうだったのかどうか。とにかく早く1Kgになって欲しいと思うのだけど。
:2004/07/09  先頭へ
 2004 Jul.11:針金の母・毛布の母
最近ぐりは帰宅してマールを見つけると鼻をくっつけて挨拶するようになった。その上昨夜は20分ぐらいマールに寄り添われて我慢していた。感動したので写真をアップ。マールはお兄ちゃんにひっつきたくて仕方ないのだが、基本的にぐりの方はイヤなんである。迂闊に近寄ると頭はたかれてるし。

実は金曜日、マールが熱中症にならないように弱く冷房を入れていったら、食事は良かったのだが風邪を引かせてしまった‥‥。ほんとに可哀想なことをした。もう大反省。土曜日は初めて検温されて注射を2本。幸いその後の経過は良好。今日になってみたらあの心配ななんだったの‥‥というほど元気。ブドウ糖を加えたミルクも気に入ったようでよく飲む。とはいえ、まだ一度に沢山は飲めないので、この土日は4時間サイクルで授乳していたので、私のほうはいまいち眠った気がしない。

さて標題はご存じの方も多いと思う。生まれたばかりの猿を育てる際、部屋の片方の針金の人形と哺乳瓶を用意し、もう片方の角に毛布を置いておく。子猿は針金の母からミルクを貰い、毛布の母の元で寝る。そこで大きな音などで小猿を脅かすと、小猿は針金ではなく毛布の方に走っていく。つまり動物は食事をくれるモノ=親ではなくて、毛皮のようなものを親と認識すると確認した実験だ。とはいえ小猿の行動に対してなんの反応も示さない毛布の母の元では、結局のところ小猿は育たず死んでしまうのだそうだ。
動物は誕生するなり毛皮や温かいものに顔を突っ込もうとする本能がある。母親の方はそうされるとその存在を庇護しようとする本能が働く。その庇護欲が母性本能なのだそうだ。そして母と子の互いの働きかけが、その関係を強化し、ラポール(信頼関係)へ繋がっていくと心理学の本で読んだことがある。

マールを拾ってきたばっかりの頃、私が「可愛いよねぇ」と言うたびに、夫が「まだ可愛くなるかどうか、わかんないじゃん」と苦笑してた。マールの目はグレーっぽくて、スリラー映画の怖いメイクではめ込んだ目玉のように見えなくもない。でも、可愛い。それはもはや見た目じゃないのである。
私は小さい頃から動物が好きだった。自宅で猫や犬や小鳥も飼ってた。だけど30歳を過ぎてから仔猫を育てた時、そこにはそれまでの「好き」と決定的に違う何かがあった。私には毛皮も無いし母乳で仔猫を育てられるわけでもない。それでもたぶんこれは「母性本能」に近いものなんだと思う。

年に何度か集まる高校時代の仲間の話だが、誰かの家に赤ちゃんが生まれるとみんなでその家に押しかけたものだ。自分の子が2歳ぐらいになっている友人達は、こぞって赤ちゃんを抱きたがる。順番待ちで大変だった。1歳未満の赤ちゃんは特別なんだと彼女たちは言った。
その頃はよく判らなかったが、仔猫を育ててからよくあの時の友人達を思い出した。たぶん、一心に庇護を求めるだけの赤ちゃんは、彼女たちが我が子と交わしたラポール形成の感覚を想起させたんだろう。

「母性本能」という言葉は、人間においては恣意的に拡大解釈されて、結果児童虐待とか様々な問題を引き起こしているのは確かだ。だけど私は極めてシンプルな作用反作用から始まる動物的な「母性本能」は人間にもあるのだと思う。問題は建前は色々言えど、子育ての価値観や喜びが認められないし自覚できない「社会」にあるんだろう。子育てをしていると社会から取り残された気持ちになってしまうとか、お父さんが育児休暇を取るとあとが大変とか。これ以上人口を増やすまいという群淘汰が働いてるのか?
:2004/07/09  先頭へ
 2004 Jul.14:しまいしまい
なんか、凄い状況になってる、仕事が。
今私が携わってるコト。

1)小さな中間卸会社さんの販売管理システムの最終調整と運用フォロー(あと1人月ぐらい?)
2)某ハイヤー会社さんの運転状況管理システム(6人月 リリースは12月)
3)某教育機関の奨学金申込みシステムの設計開発(3人月 半分は9月末リリース、残りは来年度)
4)某教育機関のアンケート調査の集計とグラフ化(0.5人月 8月中旬納期)
5)某教育機関のクラス選考システムの修正(調整は7月一杯。修正は来年度まで 0.3人月)
6)お客さんの新人さんの初期研修(8,9月中に21日間 1.5人月)
  (2人月というのは1人でやったら2ヶ月かかる量ということ。2人でやれば1ヶ月)

1)と2)は基本的には上司が中心で、私は今は会社の体面上行ってるようなトコもあるが、それでもやること考えることも一杯ある。上司のモノの進め方はイマイチ性に合わないとこがあって、考えないで言われた通りにやってりゃラクなんだろうが、それじゃ私の存在意味無いし。面倒でも自分の意見ぶつけて議論すれば、たいていお客を含めて喜ばしい結果になるのよ。
3)〜5)は新人のOJTを兼ねているので彼を育てつつやっていく。でもこれは自分が最終責任者なんで大変だ。6)もキツイ。8〜9月で私には20日しか無いってことだ。どうすんだろ。

これはとても乳飲み子(猫だけど)を抱えてこなせる量じゃない。で、その乳飲み子がいつまで乳飲み子なので困ってる。月曜日は2)の打ち合わせが朝から夕方まで東京であったので、帰ることもできず、とうとう義父にマールのミルクを頼んだんだよね。まあ義父も猫は大好きなんで、もっと頼んでもいいのかもしれないけど、いきなり拾ってきた仔猫の面倒、親に見させる年齢じゃないしなぁ(苦笑)

マールちゃん。500gになったんだから、そろそろ離乳食を食べて。キーボードからわけわからない文字の羅列を入れてないで。しかしどうしてこう食べないかな。離乳食の匂い嗅いで、しまいしまい(トイレでやる砂かけのことを我が家ではこう呼ぶ)するって、どういうんだ。
:2004/07/14  先頭へ
 2004 Jul.17:頭痛
金曜日、高校時代の先輩たちと久しぶりに会って、すごく楽しかったのだが、今朝は起き抜けからいやな頭痛になっていて参った。横になっていても痛いが立ちあがるともっと痛い。仕事関係で人と会うことになっていたのだが、悩んだ末にキャンセルしてしまった。実はまだこの頭痛との付き合い方がよくわかってないので、どこでどう治まるのか自信が無い。

前夜は体調も良くなかったのでモスコミュールを1/3しか飲んでないから、どう考えても二日酔いじゃないと思うのだが、アルコールが引き金になっているのは確かだと思う。実は10年以上前、勤務先で歩けないほどの頭痛を起こして、脳神経外科に駆け込んだことがある。その時は偏頭痛と言われたのだけど、その後は1度再発しただけで治まった。それが今年のお正月にお酒を飲んだ後に久しぶりに再発した。その後も会社の飲み会で、乾杯の1杯しか飲まなかったのに、翌日、やはり酷い目に遭ったことがあった。

もともと目からくる頭痛は長い付き合いだ。こっちは頭痛信号が来るとすぐ薬を飲んでしまえばなんとか治まる。薬を飲まずにほっておくとすごいコトになるが、初っ端から吐き気がするほど痛いなんてことはない。
だけど今年になってから起きているこの頭痛は、起き抜けに起こったりするのが今までの頭痛と違う。アルコールで誘因されてる偏頭痛なのかなぁ。日頃夫と赤ワインを飲んでる時はぜんぜん平気なのに‥‥。もしかしてワイン以外の酒はダメなのか?とか、むちゃくちゃなことを考える私。

さて、実は先週、液晶モニターを買った。使っていたCRTモニターが青く変色するようになって。今更CRTでもないかと、ブランドにも惹かれてナナオの17インチモニターを買った。で、今日はもう頭使うことはできないから、せめてモニター取り替えようと思ったら‥‥
「お前さ、モニターに切り替え器入ってるよ?」
「うそ‥‥。ちょっと、それ取ってみて!」

そう‥‥。暫く前に親のマシンを色々設定する際、モニターに切り替え器かませてたんだった。そして案の定、切り替え器を外したら、モニターは元の安定した状態に戻ったのです‥‥(死) おかしくなってたのは切り替え器かまたはケーブルだったんだきっと‥‥。

すごいショック。6万円したモニターが不要に‥‥‥(汗) 切り替え器ってつい影響ないものと思ってしまうけど、CRTモニターのケーブルだけはアナログだから、完璧に劣化するんだよね。というか、こっちも設定終わったとき外したと思いこんでたもんで‥‥。一応、夫のモニターを液晶に変えて、CRTは1台しばらく在庫扱いに。まあ私のCRTもいつ「ぷつん‥‥」と行くかわかんないしな。それにしても、あーあ‥‥(汗)
:2004/07/17  先頭へ
 2004 Jul.19:怒られてない
マールが居る事実にようやく慣れてきたぐりとこるくであるが、それでも近寄ってきたときの反応は大変シビアである。ぐりはマールが近くにいる分にはいいのだが、足に顔を近づけてくるといきなり猫パンチ。まあ爪は出してないし、きわめてそっとやってるので、マールがケガをすることはない。
マールにとってはコワイけど近づきたい兄ちゃんである。なので、ぐりの様子を物陰から伺う。伺いつつ後ろ足で立ってたりする。まるで電信柱の影から飛雄馬の様子をうかがう明子ねえちゃんのようだ(←古い)
こるくはもっとひどくて、マールが近づくと「ふーっっ!」と唸る‥‥ので、マールの方も近づかない。
こういうのを見ていると、死んだぴの兄ちゃんがどれだけ変わった猫だったかよくわかる。あいつはこるくがチビだった頃、ほんとに相手をちゃんとしてたんだよね。でも、今私が一番怖いのは、ぐりとこるくがチビに嫌気をさして出て行っちゃうことなので、ぐりとこるくのワガママにもできるだけ応えてあげている‥‥ので姉御はちょっと大変。

マールは兄ちゃんの猫パンチはコワイ。今この迫力がマネしたい親分と姉御である。「動物のお医者さん」でチョビをミケがしつける時の話じゃないけど。マールはどうも人間が怒るのが判らないみたいなんである。どうしたらいいか思案中。

我が家では猫を怒るときは、まず声で怒り、あとは猫を押さえつけてその脇の床を叩く。今までぴのもぐりもこるくもちゃんと判ってくれて、我が家では猫達は絶対に食卓には乗らないし、壁や網戸で爪研ぎもしない。
面白かったのが、ぴのは人が見てない時でも食卓には乗らないという、猫とは思えない良い子だったのだが、一度食卓の脇に脚立があったとき、そこから食卓の上に飛び降りて平然としてたコトがある。反射的に怒ったら吃驚してた。彼にとっては食卓は「飛び上がっちゃ」イケナイ場所で、「飛び降りる」のは範囲外だった訳だ。解釈の相違。

で、マールにはどうもこっちの意図が伝わらない‥‥ので、何度でもやる。これは困った。トイレは非常に早く覚えた。小さいウチから家の中をうろついても、呼べば出てくる。そういったあたりは成熟してるんだが、離乳が遅い、怒られたのが判らない‥‥というあたりは、他の3人に比べると未熟である。本当に個体差だね。

あ、最近、マールの喉のあたりが白い毛が出てきた。もしかしてツキノワグマ?とか思っていたけど、身体中の毛も根本の白さが増してきた気がする‥‥。
「先端の毛だけチョキチョキしたら白くなるんじゃないか?」
「獣医さん、ぶっとぶでしょ」
「でもさ、なんか目の上のあたり、茶色い毛もでてきたぞ。黒い犬で時々いるじゃん。眉のあたりが茶色いやつ」
「まさか‥‥うちの床がコゲ茶色なので合わせているのでは?」
「よーし、白い紙の上で育ててみるか!」
おいおい。

このお休みは炎天下でベランダ掃除してました。樹脂製の人工芝が敷いてあるのを上げて、溜まった埃とかを一挙大掃除。あと10年したらベランダや屋根の防水シート張り替えなきゃ。これ200万円ぐらいするのよね。外壁の塗り替えはあと5年で、これも200万円。ふう。
そんなコトはさておき、じゃあじゃあと水を流しながらシートを洗ってたら、子供用のプールを置いて遊びたくなった。夫にそう言ったら呆れられた。
「でもぐりとこるくとマールが犬なら、絶対一緒に喜んで遊んでくれるハズだよ!」と言ったらもっと呆れられた。くそお。どこかに水遊びの好きな猫はいないか。
:2004/07/19  先頭へ
 2004 Jul.23:運営方針とご注意
先日サイトのトップに「運営方針とご注意」を載せた。私のエッセイその他の中には女性向けについての否定的に述べているものがある。そういう文章があるということを、わかりやすくしておくべきだというお叱りを受けたため、急遽あのような形になった。

私の日記やエッセイを読まれる方は、私の作品を読んで下さった後に「こいつ、どんな奴だろう‥‥」と見て下さるケースが多いと思う。作品では私が女性向けをどう思ってるかなんて判らないから、いきなり私の「女性向け考察」など読んで不快になる方が出ても、まったく不思議ではない‥‥というか、実際に不快になった方がおられるわけで、大変申し訳なかったと思う。
アクセスログから察するに野っ原を見て下さるお客様は全体の1割以下だし、批判めいたことだから声を大にして言わなくてもいいか‥‥と高をくくっていたのが悪かったのである。

とはいえ私が否定的になる女性向けはあるパターンの場合だけだし、ホンネを言えば女性向け以上に成人向けの方を問題視してる。そしてそれらに否定的見解持っていることを表明するなら、そういった作品のアップを許容する訳にもいかない。だがはっきり明文化してしまうと、グレーゾーンは許されない。

ということで、急遽、各作家さんに取り下げの許可を頂いて、グレーと見なしていたイラストと小説を取り下げた上で、あのような「運営方針とご注意」を設置した次第。でもまあ、何事もはっきりと言っておくのはいいことかもしれない。なんかすっきりと気分が良いというか、何事もはっきりと口にする私の性に合っている。だから指摘を下さった方にはとても感謝している。

さて今週末も色々仕事をしないとならない状況だ。育児疲れ(猫だけど)と、仕事疲れで創作がまったく進まなくて、なんとももどかしいけれど、どうかしばらくご容赦下さい。
:2004/07/23 先頭へ
 2004 Jul.29:ガムテープvs目玉
ちょっと色々あって空きました。ここ数日はけっこう落ち込みましたが、ああすれば良かった、こうすれば良かったと言っていても仕方無いので。また気を取り直して頑張ります。

我が家のチビ猫マールはやっと800gを越えた‥‥が、相変わらず、順調に食べてくれるとは言い難い。手からだと多少は食べるんだけど、なかなか自分からは難しい。あといくらなだめすかしても食べない時もある。そういう時はミルクをやるんだが、こんなに大きいのにぃ‥‥と思うと笑ってしまう。

最近マールで困っているのはやたら食いついてくること。彼女にしてみれば兄弟と遊んでるのと同じで、抱え込んで噛みついて猫キック‥‥を喰らわしてくるんだが、寝入りばなにいきなり食いつかれるとびっくりして目が覚めちゃう。日中ずっと一人で(お兄ちゃんは遊んでくれない)、ほとんど寝ているようだから夜はもう元気いっぱいなんだよねぇ‥‥。ちゃんとタオルケットを掛けて寝ればいいんだろうけど、暑いし。ということで夫と対策を協議した。

私の案「ガムテープ」。小さく切って粘着面を外側にして輪っかにして足に付ける。チビ猫も一度身体にひっついた経験があると近寄らないんだよね。
で、夫の案はというと‥‥。
「目玉は? こいつ顔には絶対に飛びかかってこないじゃん」
「カラスかってのー!! ‥‥‥‥よしやってみよう!」
ということでシールにマジックで目玉を書いて夫の足に貼ってみた。

結果は‥‥。目玉は最初しか効果無し。すぐ慣れちゃうし、あと真っ正面から見つめる位置にないとダメみたい。ガムテープは大変効果がありました。


しかし、ガムテープとか目玉とかを付けて寝るって、どうよ。


さて、そんなある日。食事の途中で思い出し事を始めた私は夫に怒られた。
「けじめがないだろ? それじゃ猫と同じだろ!?」
「違うもん」
「何が違うんだ?」
「姉御はガムテープ付けても平気」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥おい‥‥」
猫と比べてそんなアドバンテージしか無い奥さんっていったい(笑)
:2004/07/29 先頭へ
 2004 Jul.31:コラボレーション好き
3日ほど前に撮影したマール。最近は机の上が好きで困る。いきなりモニターの脇から顔出すんでびっくりした。キーボードから訳の分からない文字を沢山入れてくれたりするし‥‥。

さてcollaborationとかsynergyとかって言葉が好きだ。仕事でもなんでもいいのだが、何かをやるのに複数の人間が良い感じで力を合わせて、出来上がったり終わったりしたとき、みんなが「やったー!」って気分になれるシチュエーション。最初からそんな輪が作れるような人間関係ってのも素敵だけど、一度シナジーを生み出すようなチームワークを経験すると、次の時もいいチームワークが生み出せる方向に成長できるかもしれない。
チームワークの良い人の集まりを外から見ているのも好きだし、自分がその中にいるのも好きだ。現実にはなかなか素敵なコンビやトリオやチームを組むのは難しい。でも、いいシナジーが発揮できる人が仕事場にいると本当に助かるし、わくわくする。

だから特撮でもいいチームワークを見てるのが好きだ。特にお互いをよく知った上でのチームワーク。デカレンのドギーとスワンさんとか、ウルトラマンティガのイルマとムナカタとか。
で、我が龍球は、赤と黒がちょっと飛び出した変則チーム故に、赤星と黒羽に、私はそういうコラボ夢を見ている。まあ下地がゴレンジャーだったせいもあるのだけど。実際のゴレンジャーではアカとアオの2人のコンビぶりはあまり書かれてないんだけどね。

赤星は素直で一生懸命で単純な生き物(…)なので、相手が偏屈じゃなければ割に多くの人と良いコラボが築けると思ってる(贔屓も入ってます)。黒羽は洞察力に非常に優れているから相手の望むことがよくわかる。だからやろうと思えば誰とでも合わせられる‥‥んだが、少々頑固だったり、好き嫌いがあるので、相手を選ぶ‥‥って、こんな感じ。

仕事場でツーと言えばカーって人がいると楽しいだろうなって私の願望は大きい。ってことで理絵さんにおねだりした赤星と黒羽イラスト。頂いたらあまりに格好良くて、とても幸せな気分になりました!
:2004/07/31 先頭へ
 2004 Aug.02:久しぶりの先生
今日は久しぶりに殆ど一日教壇(笑)に立ってた。いや受講者は2名だから授業というにはおこがましいが、それでも客先の社員の方だからそれはそれで張り合いがある。8〜9月にかけて21日間、ちょっとした研修をする。週に2〜3日ぐらいで間を開けながらだけど。20年近く前に新人研修の担当者だったことを思い出す。こういうのは本当に久しぶりだ。

私もお金を頂く研修の担当は初めてなので、とにかく出来るだけきめ細かくやっていきたい。新人相手だと心構えとかも教えないといけないのが大変なんだけど、こういう形だと受講生も本当に真剣で嬉しい。今もし新人研修受けている人がこれを読んでいたら、学生時代の何倍も真剣にやらないとダメだぞって言いたい。学生時代は自分が金払ってるんだから怠けたって自分がソンするだけだ。でも会社の研修は「金貰って」研修受けてるわけで、真剣にやるのは「義務」なんだから。

とはいえ、研修だけが仕事ならこの感覚もなかなかいいが、他の仕事が業後になってしまうのがシンドイ。まあそっちは手を抜くつもりだけど(苦笑)。あと、ずっと立ってずっと喋ってるってなにげに体力食うよね。ということで初日は流石にお疲れモードである。

マールもだんだんお皿から食べられるようになってきたし、夕方早く帰れそうなときは昼休み帰宅をやめていこうと思う。最近のマールの趣味はティッシュペーパー堀り。うっかりティッシュ箱を裏返すのを忘れると、帰宅するとそこら中にティッシュが散らばってる。お兄ちゃんたちはあんまりティッシュに執着がなかったのに、色々面白い。
:2004/08/02 先頭へ
 2004 Aug.07:闇仕事(笑)
今日は仕事の打ち合わせに出かけてました。えー、会社の仕事じゃありません(笑)

ちょっとした事業をやっている知人がいるのだが、そこで現在使っているある管理システムが古くなってきたため、改修をして欲しいということ。Accessのスタンドアロンなんでそう難しいことは無いのだが、どこに線を引いてどういう見積もりを出すかが難しいかなと思ってる。
今、会社の方も忙しいので、すぐに着手はできないということでご了解は頂いているが、年末までにはなんとかしたい。実際の仕事の合間にやるっていうとけっこう大変‥‥だとは思うが。

結婚していると「在宅勤務」ってのは憧れの言葉だったりする。私だって家で仕事ができたら、布団干しとか洗濯とか自由にできていいだろうなぁとか思う。「内職商法」って悪徳商法が問題になっているのも、在宅勤務をしたい主婦が多いからなのであって。
でもそれで定期的な収入を上げようと言うのは、何か特別な才能がある人以外はかなり大変なことだ。その仕事ができるようになる技術を身につけるためのコストは全部自分負担になる訳だし。

私は親の介護が始まったらきっと仕事を辞めるだろうが、その時ちょっとした開発仕事が個人で請け負えたらいいなとは思ってる。なので多少キツくてもチャンスが会ったらやっておこうかな‥‥という感じだ。

さてマールがやっとこさ出しておいたご飯を食べられるようになった。ので数日前から昼休み帰宅からやっと解放されている。

捨てられて竹の落ち葉に埋もれんばかりに鳴いていた時、薄暗い中で、一瞬ネズミかモグラと思ったほど小さかった。拾ってきた夜は哺乳瓶からのミルクをほとんど受け付けず、ずっと鳴いていて、翌朝生きていた時は、本当にそれだけでほっとしたような状況だった。それがいまや950gになって、家の中じゅう走り回っているんだから本当に良かった。

この世の中には大量に、本当に大量に、捨てられてガス室送りになっている犬猫がいる。その中のたった1匹助けるだけで、私にとってはかなり大変だった訳で。一度でも動物を虐待したり、捨てた奴はブラックリストに載せて、二度と動物を飼えないようにして欲しいと、本当に思う。
:2004/08/07 先頭へ
 2004 Aug.08:3周年
8/5でサイト発足三周年を迎えていたのに、お礼も書いてなかったです。申し訳ありません。とにかくなんとか丸3年続けて来られました。本当に来て下さる皆さんのおかげだと、心から感謝しています。本当に有難うございます。

とはいえ、今はちょっと複雑な気分ではあります‥‥。
お気づきの方もおられるとは思いますが、少し前から、ゆうさんが当サイトから離れて活動していくことになりました。ゆうさんのご希望に合わせて龍球の本編とDB小説以外の作品を削除しています。もしゆうさんが龍球サイトを立ち上げる日が来たら、消えてしまった作品はそちらで見ることができるかもしれませんが、今のところ予定は立っていません。
色々2人でやりとりした結果、こうした方がいいのかなということでこうなったのですが、仕方ないことだけど寂しいという、月並みですが本当にそんな気持ちです。

昔「ものごと長く続けていくことと、きれいに終わることは難しい」と言った人が居まして、改めてそうだなぁと思います。20歳前ぐらいで出会った人達がずっとグループを維持していくって、考えてみると難しそうですよね。出会った頃とは予想が付かない方向に仲間が変わっていく可能性が大きいわけで。まあ年取ってから出会った仲間だって、長続きする秘訣は「あまり頻繁に連絡しない」ってことかもしれないし(苦笑) 年に1、2回の集まりを大事にしていくみたいな感じで。
趣味の世界だからややこしいですね。ビジネスだったら多少のことはあれ、最終的な思いは一つだし。あとは私自身がこういうことをやる人間としては、経験不足だったり(同人を知らないし)、年齢も上なのでその意味でのギャップも大きいですが。

2人のコンビで互いに顔が見えてたら、逆に相手の変化すら楽しめるってのもあるんでしょう。夫婦なんてまさしくそんなもんですが。でもネットがメインだとなかなかそうはいかない。顔が見える見えないって、やはりでかいことですよ! あとは1年ぐらい前からよく言ってますが、自分自身が今はなかなか書けない状態なので(仕事が忙しいからだけじゃなくて、文章が進まない)、そういう意味でも長く続けていくというのは大変ですね。しみじみそう思います。

でも、やっぱり前から言ってますが、気長に続けたいです。単純に自分の書いた作品を他の方に読んで頂ける場って、それはそれであったら嬉しいです(もしかするとそれも歳による開き直りなのかもしれないけど)。それになにより龍球もちゃんと終わらせたし、悟空や悟飯のお話も書きたいし。
ちょっとローになってしまいました。すいません。とにかく満3周年、有難うございました。猫と仕事に追われつつも、打っては消し打っては消しと悪戦苦闘しながらお話の続きは書いてますので、今後ともよろしくお願いいたします!
:2004/08/08 先頭へ
 2004 Aug.12:ねずみに引かれてた
昨日は定時で帰宅したのだが、財布を会社に忘れてきたことに気づいて、猫の食事を済ませてから会社に財布を取りに戻った‥‥ら、そのまま夜11:00まで上司と議論することになってしまった。
最近とみに上司と噛み合わなくて、ここ3日ぐらいは必要最小限しか会話しないというあまり良くない雰囲気になっていた。だから金曜あたりは飲みにでも誘って言いたいことを言わせてこっちも全部言うか、と思っていたんだが、幸か不幸か昨夜そうなったわけ。

システム屋というのはお客さんの状況を把握し、何をするかを決めて、お客さんの希望するモノを作らなければならない。服とか家と違って、できあがりのイメージが掴みにくいのでなかなか大変だったりする。
私の上司はそれなりに優れた考え方は持っているのだが、こと「他人とコンセンサスを取る」能力に関しては問題があると思う。彼の言うことがわからないという人は大勢いるし、ある社内会議でも訳のわからない順でものを進めようとして、参加者と彼の間が険悪になってしまったこともある。
だから端で見ていると心配になることが多い。実際にいくつかの開発を経ても、リリース後の手戻りがやけに多く感じられて、やはり意思疎通と仕様決定の過程に問題があるんじゃないか‥‥と思った。だが上司は自分の進め方が一番だと思っているし、結果に関しても、そのくらいの手戻りはあって当たり前で、その柔軟さがいいのだ、となる。

4時間ぶっつづけで話して判ったのは、お互いの価値観とアプローチがかなり異なることと、お互いにお互いのやり方ではやりたくないってことだ。まあ打開策は簡単。私が考えるのを止めて彼の指示通りに動くワーカーになればいい。

ただやっかいなのは、上司にはお客さんに対して私の存在をアピールしたがる所があること。私が絶世の美女ならそれもアリだろうが、私は美女の対極にいるような人間だから、単純に私の仕事を買っているとしか思えない。 といっても彼は別のやり方を許せるような広い度量の持ち主ではない。そうだったらこんなことにはならない。本質的に相当細かい所まで自分の思い通りにものが動かないと嫌がるタイプなのだ。同僚(この会社では私よりずっと先輩になるが)達も、若い頃彼の下で働いて、その性格に嫌気がさしている人が多いのだから。

ったく、彼が私の何を買っていて何を批判したいのか、言葉と行動が一致してなくて本当にやっかいだ。まあ「彼が使う限りにおいて」私が指示待ちロボットであるなら諦めもつくだろう。全ての状況から考えてそうするしかないでしょう、と言ったら、悄気ていたが、ほかに手がない。
まあこっちにしてみれば指示待ちロボットでいる方がぜんぜん楽だ。元々家のことを大事にしたいなと思っていて、スーパーのレジ打ちよりマシだし程度で入った会社なのだから。だが、私の客に関しては私のやり方でやらせてもらう。たった1つのチャンスから口コミでここまで広がったのは自分のやり方故と思っているので。

ということで昨夜はPHSをバッグに放り込んでた私は、夫からの電話に気が付かないまま、夜の11時まで議論していた。先に帰宅した夫は、ちょっと買い物に出ただけのような状況のまま、私がいなくなっているので、相当心配したらしい。まさに「ねずみに引かれた」状態。それで夫が会社に電話してきたため、まだ9時ぐらいと思っていた私達は時計の示す時刻に驚いて帰宅したのである。いやはや。
:2004/08/12 先頭へ
 2004 Aug.15:売り子さんの日
えー、今日はコミケの3日目で、朝8:00に会場入って午後3:00まで、知人のサークルでずっと準備したり売り子さんをしてました(笑) 自分は一切関与してない本なのに、お客さんが嬉しそうに買って下さると、こっちもえらく嬉しくなるのはどーしてなんでしょう。半分ぐらいの方は、今度の新刊をって買って行かれるわけですが、それって毎回来て下さってるということですよね。有り難いなぁ。

しかし思ったんですが、サークル参加でコミケ会場に入れるというのに、売り子onlyで満足してるヤツもヘンかもしれない‥‥。でもやっぱり自分にとっては同人界というのは少々遠い世界のようです(苦笑)。
私の「同人経験が無い」は、個人の性癖に加えてジェネレーションギャップも大きいかもしれないです。だって中学、高校時代、自分の学校の中で「同人誌」を書いている人って居なかったですもん。少なくとも話題に出たことが無いです。
当時はコミケは誕生してたけど晴海の見本市会場になる前のコジンマリした状態。流石に8mmアニメを作ったりしてたので世の中にそういうものがあるのは知ってました。当時は「ファンジン」とか言ってたように思う。もしかすると二次創作系がファンジンでオリジナルが同人だったのでしょうか。全く判ってません。とにかく今の方のようにクラスメートで同人誌やってる人が普通に居る‥‥ってのは無かったので。

夕方からはラバさんとデートしました。ITOYAさん久しぶりだったなぁ。その後飲みに行って沢山語って楽しかったです。とはいえこちらが少々疲れていたので(土曜も出勤だったし〜)、ちょっと申し訳なかったですが。

ラバさんも日記で書いてましたが、お話書くのって本当に大変ですよね。特に龍球。
二次創作はキャラの説明する必要ないし、シチュエーション自由だし、やっぱオリジナルよりはラクなのかなぁ。戦隊だと一応説得力のある展開しなきゃ、と思うんですが、お約束ってのは大事だし。
必死で考えて書く。読み直すとこの展開じゃなんとなくバカみたいかなと思う。だからまた消して‥‥ってやってると全然終わりません。

でも実際の特撮番組でも、よく考えるとおいおいって展開でも、素直に楽しんで見ていること、よくあるわけで、その秘訣はなんなんでしょう。最終的には台詞回しなのかな。プロの方って本当に凄いですよね。苦しくてもずっと書き続けてるってのが‥‥。
しかしこーゆー創作も‥‥

1)出だしの勢い→2)書けなくなってひたすら苦しむ→3)どっかでコツが見えて書けるようになる

だと救われるんだけど‥‥。どなたか3)の境地の行った方、そうだって言って下さい(爆死)
:2004/08/15 先頭へ
 2004 Aug.18:やっと。。。
ほとんど2ヶ月近く空いてしまったが、やっと29話の続きをアップした。なかなか書けなくなってからずいぶん経つが、それでも1ヶ月に1章は目標にしてたんだけどなぁ。ここまでオーバーしたのは2回めかな? 実はこのサイトで参加させて頂いているWebRing「ノベルリングスーパー」は最低1ヶ月に1章はアップってのが一応の条件なのだ。もちろん一時的な多忙などは許してもらえるが、これ以上書けないようだと脱退も考えないといけない。
戦隊なお話ってやっぱり難しい。7話、13話、30話、BI&黒羽の24〜27話と好き放題の話ばかり書いてきたので、本編としてごく普通の話が書けるようになりたいと思ってる。脚本形式ならできるのであくまで小説でさりげなく‥‥とチャレンジしているのが今の29話‥‥なんだが、なかなかうまく行かない。

「荒野の月」のようなものは情景だけでストーリーは無いも同然なんでけっこうラクなんである。あれは25〜27話というかなりしんどい3話を書き切ったことに対する自分へのご褒美として書かせてもらったようなものなので。もし荒野の月に価値が出るとすれば、それは打倒皇帝に適切にBIを絡ませられたその時かなと思う。それができなかったらそれこそただの自己満足。いやそれはそれでいいんだけど。

たとえ駄作になってもらしい本編を大事にしていきたいのですよ。怪人やロボットやお約束のパターンが大変な時もあるし、時には戦隊らしくない話になったりもするけど、あいつらが、誰かを護りたいという気持ちのまま一生懸命やっていく。責任感や恋心、友情や葛藤や‥‥あの年齢の普通の人間と同じように、悩むことは悩み、考えることは考え、それでもヒーローらしく頑張ってく。そういう本編を書き続けて、いつかちゃんと最終回まで書きたい。
:2004/08/18 先頭へ
 2004 Aug.21:お仕事なのよ
久しぶりのマール。大きくなったでしょう! 今日は初のワクチン接種で1.2Kgだった。重さのわりに妙に大きく見えるのは、手足が異常に長いから。顔つきも細くてとんがった感じだし、とにかく運動能力が凄いのでシャムの血が強いのかなと思う。
最近は外にすごく行きたがるようになった。当初生活していた部屋から活動範囲がどんどん広がり、今や家中を把握したマールなのだが、彼女にとって最後の謎のドアが玄関なのである。親分と姉御はそのドアに消え夕方まで帰ってこない。兄ちゃん達もそこから出て行ってしまう。みんながそこから出て行くとマールはひとりぼっちになってしまうので、それがイヤで仕方がないらしい。

お兄ちゃんたちは小さいころから外に遊びに行っていたが、マールはもう外に出さないで育てようかと思っている。私自身は猫は自由にうろうろさせて育てたい派だ。犬も猫も人間の「持ち物」じゃなくて、たまたま生活空間が重複している「存在」だと思うからだ。でも猫の放し飼い禁止の条例ができた県もある。人間以外の生き物が人間の居住空間に普通に存在するのはもはや無理な時代になっているんだろう。

ということでマールは室内飼いにしようと思っているのだが、マールの好奇心と運動能力の前にたじたじな私。出勤時にマールを一人残して出るシチュエーションになるともう大変である。今朝も兄ちゃん達が外に出たいというので、まず夫にマールを抱いてもらってこっそり玄関を開けるような始末。
居間に戻ったら、玄関の音を聞いて暴れているマールに夫が言ってた。
「お兄ちゃん達、お仕事なのよ」 おお、なるほど。
でもほんとにゲートを買わないとだめだなー。
:2004/08/21 先頭へ
 2004 Aug.23:マールの新技
窓枠飛び乗り、極秘引き出し潜入、三角跳びキーボード乱入‥‥等々、日々新たな技を開発しては姉御を困らせているマールであるが、昨日は新たな技を披露してくれた。それは、

お風呂飛び込み‥‥(死)

洗濯機でお風呂の水を取るポンプが壊れてしまったため、人力で風呂水を洗濯機に移して洗濯物を予洗いしてたら、だーっと駆け込んできたマールがあっという間にバスタブの中に飛び込んじゃった。慌ててすくい上げたけど、バスタオルでくるまれて拭かれる間中、固まってました。

兄ちゃんたちはよく風呂の蓋の上に乗る。お陰でマールもマネして飛び上がるようになったんだけど、彼女にとっては風呂の蓋が開いてるって状況は未知のものだった。とはいえ沈んだりもせずちゃんと犬かきして泳いでました。
それでも人が傍にいなかったらほんとに死ぬと思った。水が多ければ縁に手が届くだろうけど、半分ぐらいしか入ってないような状況じゃ脱出不可能なんじゃ‥‥。だからこそ外出時は、火の元、戸締まり、風呂の蓋とチェックする日々だったのだけど。
まあ一度ぐらいは落ちてみるのも勉強かなと思って、洗面所に入ってきたとき止めなかったんだよね。そしたら速攻で飛び込んでしまった‥‥。でもその後、ちゃーんと伸び上がって確認してから飛び上がるようになりました。よしよし。

さてオリンピックの時期というのにぜんぜん話題にしてませんが毎日けっこう感動してます。もともとスポーツ音痴で観戦もあまりしない人間なんだけど、こういう舞台で力を出せるのって本当に凄い! リアルタイムで見るほど根性は無いですが、朝のニュースで快哉を叫んだりもらい泣きしたりする日々。
ずっとずっと積み重ねてきた努力が報われた人達は心から良かったなぁと思う。そして期待という重圧で力が出せなかった選手のことはそっとしておいてあげて欲しいと思う。オリンピックって域に到達したアスリート相手に素人が言えるのは、やっぱり「お疲れ様」ぐらいだろうなあって。
:2004/08/23 先頭へ
 2004 Aug.27:やさしくなりたい
「強い奴ほど笑顔は優しい」は宇宙刑事シャリバンのエンディングの出だしの一節。渡氏演じるシャリバンにとっても合ってたけど、ギャバンの大葉氏にもすごく当てはまってた気がする。
とてもとても好きなフレーズ。だけど自分には手が届かない言葉。

たとえば今誰かと衝突してたとして、その相手に対してぱっと素直な笑顔を向けられるぐらい強かったらいいなぁと思う。でも自分にはできない。相手に何か言われてへこんだ時の感情が自分の中に残っていて、それに囚われてしまうから。しばらくは頑なな言い方になったりしてしまう。
一方的にどちらかが悪い訳じゃなく、お互い自分も悪かったと思っているんだけどきっかけが掴めない状況がそのまま数日続く。でも、どちらかがちょっと無理して笑顔作って話しかけるだけで事態は好転する。できるだけ自分がそのきっかけを作ろうと努力はしてるし、相手のサインにはタイミング良く乗るように注意もしてはいるのだけど。
素直に「雨降って地固まる」ような喧嘩ならそれはそれでいいのだろうが「雨降って足跡が残った形だけど表面上はなんとか固まった」ようなケースも世の中多い。だから後者の場合は雨が降った段階でにっこり笑って、足跡つけずにそのまま元通りになれたらいいとか思うわけだ。

肉体的な傷は、傷ついてもそれを乗り越えるのが心の強さの証だろう。でも心そのものについては、一旦傷ついてしまうと、あっちを押し込めこっちで妥協し‥‥色々無理をしてやっと復旧する。そしてあとから無理のかかったところを元通りにするのにかえって時間がかかったり。うまく言えないけど、こと心に関しては「最初の傷をいかに浅くできるか」が強さの証な気がする。「人から何か言われてへこんで復活する」より「最初からへこまない」方が強いぞって。

強い奴は何かあってもぱっと笑顔になれる。でも私のような人間はしばらくは笑顔になれず、そのうち頑なな笑顔が作れるようになって、それからかなり本気の笑顔になるけど実はちょっとだけひっかかってる‥‥。そんな感じ。だからこそ憧れを込めて「赤星」という「いい意味で鈍感」なキャラが生まれたわけだ。実際の知人の中にもおおらかでいいなと思う人が何人かいて、そういう人の要素が入っている。

でもその「心の強さ」もかなり遺伝子に依存してるんじゃないかってのもここ数年思ってること。走るのが速いとか力が強いとかと同じで、脳内の電流の流れやすさとか、ものの考え方に遺伝子が与える影響はでかそうだ。
とはいえ体も鍛えれば進歩するんだから脳の回路だって向上するはず。笑顔回路の進歩。だから落ち込んでる私が言うべきフレーズは「やさしくなりたい」かな。弱いけれど、なんとか傷を受け流す技を覚え、できる範囲の無理、短時間で復活できる範囲の無理で、やさしくなりたい。
ということで会社にて、上のごとき修行を行う身であったりする(苦笑)
:2004/08/27 先頭へ
 2004 Aug.31:なんかいい感じ
ラバさん、元気が出るサラダやってみました。美味しかったです。色々有難うございました。ちゃんと元気でいます。でも人参とピーマンとブロッコリーは入れましたが、葉っぱは入れなかったんです。ズルでしょうか(は?)・・・いや、なんか火の通ったレタスとかちょっと苦手なもんで‥‥。最近レタス炒めが流行ってるようですが。
温サラダというと我が家ではポテトと人参を乱切りしてオーブントースターに入れて、火が通って焦げ目が付いたトコにピクルスのみじん切り&マヨネーズ‥‥ってのはよくやります。あとはベーコンとタマネギとキノコと炒めたのを葉っぱの上にガバっと載せる。サラダなのかな、これ。

さて、ここ半年ぐらい悟飯同盟が良い感じで嬉しい私。まずイタズラ登録の類が一切無くなってます。まあメール申請なんで、イタズラのし甲斐が無いってのもあるでしょうけど。
あとここ2ヶ月は、アクセス不能でひっかかるサイトが少なかった! 月末にあのリストに登録されているサイトに全部巡回チェックかけてますが、7,8月は廃止サイトが二つと、移転サイトが二、三個。
まあ毎月100個もチェックするの大変ですけどね。ほんとは移転したり廃止したら自分できちんと修正して欲しいのですが、でも2,3個ならかなりいい方では? ちなみに毎月のチェックで二回連続で休止だと、それらも一旦削除してしまうので、長くやっているサイトさんがどんどん残っていく仕組みになってます。

実は6,7月はオリジナル戦隊同盟の方で出会い系サイトのメンバー登録があったんですよねー。ちょっと吃驚。悟飯同盟とかオリジナル戦隊がテーマのサイトにああいうの書き込むってどういう人なのかなぁ‥‥。イマイチ想像がつかない‥‥。ということでオリジナル戦隊もしばらく前にメール申請による登録に切り替えしました。あーあ。性善説だけじゃ自動登録名簿は管理できないのよね(溜息)
:2004/08/31 先頭へ
 2004 Sep.01:手術日決定
婦人病の話なんで、苦手な方は読まないでください。
今日は(実際に書いてるのは2日だけど)お休み取ってちょっと大きな病院に行ってきた。3年ほど前から子宮筋腫があると言われており、その件で。

子宮筋腫ってのは子宮の壁の中に筋腫ができるもので、私ぐらいの年齢になればそう珍しい病気じゃない。筋腫が子宮の内側に成長すると月経量が異常に増えて大変な目に遭う場合が多いのだが、私の場合は幸い外側に出来ているのでまあ貧血気味ぐらいで済んでいる。
ただ自分で触ってわかる(…)ぐらいの大きさだし、小さいのが多発しているという診断なので、いつ何がどう転がるかわかったもんじゃない。なら自分も元気で、親の介護とかもない今のうちに切っちまったほうがいいかってことで、手術してもらいたい病院に行ってみたわけ。

毎年状況を聞いているし、なんせ子宮や卵巣ってのはガンになり易い臓器だし、こちらは当然全摘と思っていた。今日の見立てもそうだったのだが、お医者の方は色々気を遣って話してくれるので有り難い。もちろん絶対に気を遣わなきゃダメな話だけど。
とはいえ「筋腫がこれだけ大きくて重くありませんか?」って言われてもなぁ(汗) そうか‥‥これ取ったらその分体重減るんだよな。代わりに何か詰めるわけじゃないし‥‥。なんとなく魚の下ごしらえを連想してしまう私‥‥(死)

仕事的に都合がいいのが11月。流石にまだ先なので予定も空いており、手術日は11/2日で決まった。入院って初めてだなぁ。手術もだけど。なんとなく興味の方が先に立ってるってのも幸せですかね。
ということで11月1日から一週間強の入院と、その後2,3週間は自宅療養になりそうです。
:2004/09/01 先頭へ
 2004 Sep.03:掃除機好きな変猫
6月後半から8月一杯車通勤だったが今日は久しぶりに電車通勤した‥‥ら、本日期限の回数券が8枚も出てきた。すっかり忘れてた‥‥(死)。ダメモトで駅で相談してみたら手数料引かれても5枚分以上戻ってきたのでラッキーでした。
しかし手術が夏だったらマールのこと助けられなかったかもしれない。当初仕事の空いてる8月に手術とか思っていて、多忙になってシフトしたんだけど、結果的には良かったかも。季節的にもいいし。

肝心のマールはもう1.6Kg。とにかくやんちゃで困る。昨夜も仕事でプログラム作ってる最中にキーボードの電源キーを踏まれて30分がぱぁ。電話(Fax)の上に乗ってボタンをやたらめったら押してくれたり‥‥‥
お兄ちゃん達は3人とも何度か怒っただけでやっちゃダメなことを理解してくれたんだけど、マールは怒ってもぜんぜん効かないんだよね。ごろごろ言ってたりするし。そのうえとにかくコワイもの知らず。掃除機がここまで平気な猫って初めて見た。あの長い尻尾を吸い込まれても平然としてるんだよ! お腹を掃除機のホース直接吸われても平気だし‥‥。信じられん。昔、ビデオ投稿番組で、掃除機に吸われたまま振り回されて大喜びしてる猫が居たけど、訓練したらああなるのかしら‥‥(するな)

さて、今日は知人に頼まれて失業保険のことを調べてたら、素晴らしくよく説明してあるサイト様を見つけてしまった。「職探しドットコム」。ここの「退職後の手続きについて」は凄く判りやすい。給付中にアルバイトしても権利は後ろにスライドするって、ハローワークのサイトでもきちんと説明してないし(自分が失業保険を貰って初めて知った)。そんな事も丁寧に書いてあります。リンクページの生活情報系からリンクしてみました。転職を予定している方にはけっこう便利かもしれません(笑)
:2004/09/03 先頭へ
 2004 Sep.05:ヒーローあれこれ
先週はデカレンを見られなかったので、まとめて2話。コピーキャットやら羊たちの沈黙やら、有名サスペンス映画のパターンも刑事物戦隊ならではだなとニヤニヤしつつ見てしまった。でもラストでテツの涙で犯人脱出ってのはなかなかやるなぁと感心。2話通じて、いまいちこなれない台詞回しが武上氏らしかったけど、ま、いいか(笑)
でもテツみたいな位置づけって、わりかし新鮮なのでは? 登場したときは嫌みなエリート系か?と心配したけど、その後の描かれ方で純粋培養天然系ってことが判って感心&安心。バンが憑依される回の「いっせのせで指さしますか?」は我が家ではかなりウケました。

そういえば今週のTVブロス、デカレンの4人組が表紙で思わず買ってしまったんだけど、5人の呼び名がお茶からとったっての気付いてなかった! 「番茶、焙じ茶、煎茶、ジャスミン茶、梅昆布茶、鉄観音茶」 ホージーは焙じ茶だったのか‥‥。ちなみに名字は推理作家からで「アガサ・クリスティ→赤座、トマス・ハリス→戸増、エラリー・クイーン→江成、レイモンド・チャンドラー→礼紋、野村胡堂→胡堂、アイラ・レヴィン→姶良」

さてもうすぐ放映が終わるセーラームーンはヴィーナスがマジで死んじゃったのには驚き。こういう戦いとは関係ない死は最近のヒーローものでは時々出てくる。安易に使って欲しくないパターンだけど(そういうシーンを撮りたいって気持ちはわかるが)、ヴィーナスの件はなんとなく納得できたのは何故だろう。前回思いっきり復活をアピールしておいて、成功率少ない手術だけど受けてみるね、と言ってて、それで手術前に力尽きて死んじゃう‥‥という型破り満載なんだけど。

彼女が他の3人に与えた影響も、その逆もそれなりに描かれていたからかもしれない。ヴィーナスが、使命の為に死のうとしたジュピターを見て、自分に対するマーズの思いを知るあたりなど、流石な展開だった。考えてみればマーズも当初はヴィーナスのように前世に拘って、でもヴィーナスの病気を知ってがらりと方向転換したわけで。

前世と現世を繋げる軸を見たとき、ヴィーナスは前世に固執して現世を拒否し(現世から逃避して前世に固執したとも考えられる)、マーズはそこへの反発から現世に固執して前世を拒否した。一見ヴィーナス寄りにみえるジュピターにバランスの良さを感じるのは、彼女が前世を見つめたのは確かだけど現世を拒否しなかったからだと思う。セーラームーンやマーキュリーは、どちらかというと現世とか前世とか深く考えず、目の前にあるものの中で最善を尽くそうとした気がする。私的にはジュピター、ムーン、マーキュリーのバランス感覚が好きだな。

それなりに深く考えて、かつより良い道を模索したのは、実は衛なのかもしれない。彼は原作でもアニメでも、その良さがあまり描かれてなくて少々物足り無いキャラなんだが、今回の実写版ではそれなりに大学生かも(笑) 「大事ならどっちも捨てられない。片方のためにもう片方が捨てられるならそれは大事じゃないんだ」って彼の台詞はなかなか良かった。とはいえ現実は「どっちか捨てないと」ってことはあると思うけど。

セーラームーン。楽しませて貰ってる。アニメ版がどう特撮版がどうというより、あの6人(ちゃんとタキシード仮面も入ってますよ)は娘や息子のような感じなんですかね。アニメコミック作ってた時の自分の原動力は彼らへの愛情だったんだと、改めてしみじみ思う今日この頃。
:2004/09/05 先頭へ
 2004 Sep.07:ヒーローあれこれ その2
じつは最近また新聞を取り始めた。我が家は夫の仕事の関係でずっと日経だった。で、証券会社の口座を持っていると日経テレコンが読めるので、新聞とらなくてもいいかなと暫く止めてみたんだけど、やっぱり紙は偉大だ。
で、先日の朝刊のちょっとしたコラム記事で「ヒーローの賞味期限」というのがあった。要旨は小泉首相の時代がそろそろかな、といった話なんだけど、分析が面白かった。
ある大学教授が「ドラえもん学」というのを提唱していて、そのなかでヒーローを二分しているそうだ。一つはまあ一般的なヒーローというか、悪い奴をやっつける「対決型」ヒーロー。そしてもう一つがドラえもんとか寅さんとか長嶋茂雄といった「持続型」のヒーローなんだそうだ。それで、小泉首相は登場した時は「堕落した自民党」をやっつけるための対抗勢力に囲まれた孤独なヒーローだった。だが今は自民党には首相に対抗するパワーは無い。悪が壊滅してしまうと対決型ヒーローの存在意義は無くなってしまう‥‥。

オリジナル戦隊なんぞ書いている身としては、少々耳の痛いコラムではあった。アメリカ大統領が支持率を上げるためにイラクを叩いている‥‥という分析をしている方もいたりするが、判りやすい敵がいてそれと戦っていると国民の信頼を得やすいというのは本当にあるのかもしれない。
ただ私は前からヒーロー番組が終わったあとのヒーローのその後ってのになんとなく拘りがあった。ラストは死ぬとか行方不明になるとかじゃなくて、そのあとの彼らの人生が感じられるようなものだといいなぁと思う。その意味では好きですダイレンジャー(笑) ドラえもん学の用語を使えば、番組をやっている間は「対決型」だけど、そのあとの人生で「持続型」になって欲しかったんだね。

さて今日の夕刊のコラム。アメリカでは今ハローキティが流行ってて、日本の10代の少女達のファッションが「ガーリー」というファッション用語で定着してるそうだ。おお、と思ったのが、かつてMicrosoftのゲイツ会長がキティの登録商標権を56億ドルで買おうとサンリオに打診していたという話。波打ってる窓の代わりにキティがWindowsのシンボルになってたとすると、それはそれで見物だったかも(爆笑) キティも持続型ヒーロー‥‥というより普遍アイドルなのね(笑)
:2004/09/07 先頭へ
 2004 Sep.11:色モノが好き
・・・といってもイヤラシイものという訳じゃなく(笑)、ホントの色(カラー)のこと。
最近小説を書くために引っ張り出した本に「色の手帖」というのがある。色見本とその和名、説明、古典の引用とかが書いてある。これは昔人から頂いたものでセンスの良さに感動したものだった。

最近はこの手の色の説明と自然の写真を一緒にしたような本が色々出ていて見ているだけで楽しい。昨日久しぶりに食事をした友達にプレゼントしたのが青菁社から出ている色の風景シリーズ2。彼女は大喜びしつつ、でも「あたし、色モノが好きって、言ったことなかったよね!?」と目を丸くしていた。予想外のツボはまりだったようでこちらも幸せな気分になった。
ちなみに彼女も絵を描く人じゃないが、色鉛筆とかパステルのセットとか見ているとワクワクするタイプらしく、その気持ちは私も凄くわかる。昔、日本の色を集めた色鉛筆のセットが出たとき欲しかったけど高くて諦めたとか、そんな話で意気投合したあと、「でも『色モノ』は無いんじゃない」?と大爆笑になった。

実は彼女は2週間ほど前に愛車を盗まれた。彼女は一人で千葉から出発して北海道一周を回るような車好き。彼女にとって盗まれた愛車は7年強で17万Kmを走破したまさに相棒だった。精神的に傷つき、警察や保険とのやりとりで時間を浪費し‥‥。泥棒の被害はその「物」だけじゃないんだ。
:2004/09/11 先頭へ
 2004 Sep.12:初整体
10日ほど前から腰を捻ってしまったようなヘンな感じがあった。痛いというより、ロボットで言えば(え?)腰の部品が歪んだセイで横になっても座ってもなんか座りの悪い気がするような‥‥。で、ここ3日ほどで脚まで痛くなってきて、腿のあたりが寝違えたように筋がピンと張ってる。部品1個の歪みが伝搬してるんだ。スプリガンも気を付けてね(違う!)と思いつつ、昨日は生まれて初めて「整体」ってものに行ってみた。妹の紹介があって夫も行っている所。先生は中国の方で女性というのもポイントだった。

初日で腰の妙な違和感や足の突っ張りはバッチリ取れたが、張り返しが凄くて大変。まあ夫にも先生に予告はされてたので覚悟はしてたんだけど。ただ筋肉痛と同じ痛みのような気がするけど、整体を受けるって運動するような感じなのかしら‥‥。とにかく日頃の運動不足もあったのだろう。最初のうちは間を空けないで来て欲しいと言われたので、今日も夕方行くのだった。

ちなみに施術は‥‥痛みが無いと言ったら嘘になる。私の場合はくすぐったがり屋なのでそれも問題だった。「普通、痛いか気持ちいいかどっちかですよ!」と先生にも言われたけどくすぐったいんだからしょーがないじゃないかー! だから美容院で洗髪した時も肩のマッサージは不要ですって言ってるのに‥‥。
夫は首と腰が問題だったのが7回目ぐらいで首がすっきり良くなった。普通の病院じゃ痛み止めをくれるだけど根本的な治療は出来ないので、そういう意味では偉大。ただ料金は40分で3800円。もっと高いところも世の中あるし、お金と時間がかかるのは確かですねぇ(溜息)。

夫と一緒に整体に行ったので帰りは2人で船橋の東武にあるチーズ王国に行ってみた。食べ頃のブリーとマンステールに惹かれ、ブラックオリーブ(最近はまってる)やら干しぶどうも併せて5000円分も買ってしまった。食べ頃のチーズを扱っているお店って本当に少ない。通販のオススメは札幌のチーズマーケット
マンステールがあまりに美味しそうだったのでワインも久しぶりに一級品を。95年アルマン・ルソーのマジシャンベルタン。最近適当な安ワインしか飲んでなかったのだが、やはり一流のワインには凄まじいまでの感動がある。
:2004/09/12 先頭へ
 2004 Sep.15:アニメ嫌い???
小さい頃、サイボーグ009のアニメが大好きだった。009が最初にアニメ化されたモノクロ作品。たぶん見たことがある方は少ないと思う。あの009に恋してたと言って間違いじゃない。いつかもう一度見たいと願って30年。このたびとうとう願いがかなった。知人が今放映されているからと録画してくれたんである。
まだ2話までしか見てない。早く見たいようなもったいないような複雑な気分だ。でも「わー、こんなにマンガチックだったのか!」と思いつつ、でもだからって記憶が妙に美化されてるわけでもないのが不思議。とにかくこの作品がありのままに好きだった。あと声の記憶が絵よりも鮮明なのも面白い。私が森功至氏の声が好きなのはどう考えても009による刷り込みな気がする(笑)

実は先日、このサイトを見ているある人から「あなたはアニメ嫌いだ」と言われてえらく驚いた。確かに私はアニメの話題をあまり出さないが、それは今のアニメを知らないから書かないだけだ。だいたいそれを言ったら小説や映画やゲームの話題も書いてない(苦笑)。フルタイムで仕事をしていれば時間も無いし(昨夜も深夜まで仕事してた)、あとフィクションよりノンフィクションが好きってのも手伝って確かに最近のアニメは見てない。だからってアニメ嫌いって訳じゃないと思うんだけど。相手の顔の見えない文章って、やっぱり難しいなぁ‥‥。っていうか、そもそもここはドラゴンボールのFFサイトなんだから‥‥(苦笑)。

もしかするとその人は「アニメ嫌い」という言葉を使いながら「アニメ"オタク"嫌い」と言いたかったのかもしれない。私は「現実の世界でちゃんとやれてナンボ」という気持ちが強いので、妄想だけに耽っていて自分が生きている世界に背を向けてしまう感じは好きじゃない。自分が若い頃そういった時期があって、当時の自分への自己嫌悪もあるのかもしれない。だからそういう思想が文章ににじみ出ているってのはあると思う。
とはいえ私の周りの自称「オタク」な人達は、私も含めて皆、自分の足元を見て生活してる。好きが高じてその世界で仕事している人も多い。そういう人達の「オタク趣味」はぜんぜんOKなわけだ。「オタク市場はデジカメ市場を超える」なんて記事が日経に出る時代。「オタク」はアニメや特撮からアイドル、パソコン等の広い分野で、特にマニアックに拘る層を意味する言葉になってる訳で、それを嘆かわしいなどと言うつもりはまったく無い。
:2004/09/15 先頭へ
 2004 Sep.19:帯状疱疹
という病気を聞いたことがおありだろうか。私的「知ってた方がいい病気ナンバーワン」だ(笑)。
水疱瘡にかかると、水痘・帯状疱疹ウイルスというものが体内に潜伏する(水疱瘡をやった人は全員持ってる)。これ宿主の体力が落ちた時に暴れ出すと帯状疱疹になる。伝染力は水疱瘡ほどはないが、水疱瘡未経験者に対しては水疱瘡として伝染する。
症状は右か左か、とにかく身体の半分だけに出る。神経痛なんだが一番最初は打ち身にも似た鈍痛。それがそのうちピリピリするけっこう強い痛みになる。痛む場所には虫さされのような赤い発疹と水ぶくれが出る。ほっとくとその疱疹が神経に沿って帯状になるので帯状疱疹と呼ばれる。こうなってくると痛みはそうとうひどく、悪くすると神経痛としてずっと残ったりする。ネットで調べると色々出てくる(たとえばこことか)

私の周囲でこの病気になった人は何人かいるが、色々話を聞くと「医者が初期のうちに帯状疱疹だと気付いてくれない」ことが一番問題のような気がする。発疹で皮膚科にいってもかぶれか何かと勘違いされる。発疹が大きく痛みも酷くなってから対ウイルスの薬に切り替えても、暴れまくってるウイルスを沈めるには時間がかかる。
私がその病名を知ったのは20代の頃、会社の同期がかかったからだ。彼女は1ヶ月を超えて痛がっていた。夫の同僚だ罹った人も似たようなものだ。私の叔母などは年齢もあって直るのに2ヶ月を要しその後も神経痛が1年続いた。
我が家では夫が9年前にこの病気にかかった。夫は最初に妙な痛みに気が付いた日の翌日、速攻で医者に行き薬を飲み始めた。発疹と言っても赤いブツブツが4つ程のごく初期の状態だ。おかげで彼は1週間で完全に直ったのである。

なぜいきなりこんな話題かというと、私も今日、罹ったから(苦笑)
昨日、朝から喉の奥が痛かった。風邪を引いたかと思ったのだが、おかしいのが痛いのは左側だけなんである。耳鼻咽喉科の先生も「なんでこっちだけこうなったんだろう?」と?マークを飛ばしながら、抗生物質とうがい薬と痛み止めを出してくれた。痛みは本当に扁桃腺が腫れたときと同じ感じで、飲み込んだり、喋ると痛いという感じだ。
夕方になって腰の左側あたりに虫さされのようなぽつぽつが出た。庭仕事の後だったので何か植物に触れてかぶれたかと思った。だが今朝になって水ぶくれになっていることがわかり、そのうえ妙な鈍痛が出始めた。これはヤバイと思って朝のうちに父親の所で帯状疱疹の薬(ゾビラックス)をもらってきた所。これだけ初動で投与すれば一週間で直ると踏んでるんだけど、どうだろうか‥‥。

しかしなぁ。もし喉に出ただけで腰に発疹が出なかったらと思うとちょっとコワイ。あの耳鼻咽喉科で気付いてくれたとは思えない。金曜日は座骨神経痛というか左臀部のあたりが痛かったけど、整体の張り返しだと信じてたし‥‥。
ということで「虫にさされたワケでもないのになんだこの発疹は?」とか「身体の半分だけおかしい」とか思ったらぜひ疑って、できるだけ早く病院に行って「帯状疱疹じゃないですか?」と聞いてみようね。

帯状疱疹は身体が弱った時に出る。術後などに出ることが多いらしい。ってことで父のような年寄りの感覚では「普通の生活してたらならない病気」らしい。
「でもコンピュータ屋でかかる人多いよ」と応えたら
「忙しすぎて人間の生活じゃないってことだな」と笑っていた。
でもネットで見ると大人の1〜2割は罹ると書いてある頁もある。父の世代より今の人間の抵抗力が落ちてるのは事実なんだろう。あとは、なんでもストレスのせいにはしたくないけど、やっぱりストレス(笑) 今年の夏、ストレスになること多かったもんね(苦笑)
:2004/09/19 先頭へ
 2004 Sep.22:10倍
10倍になったマール。180gで我が家に来てやっと1.8Kgになりました。よかったよかった。
最近はぐりとはまあまあな関係を築いている。ぐりが本気で怒った時と寝ている時はマールのほうもあまりちょっかいを出さない。問題はこるくとの仲。ぐりとは遊び仲間なんだけど、こるくのことはどうもお母さんと勘違いしているらしい。どれだけこるくが嫌がっても傍にひっつきたがる。こるくがせめてぐり程度に我慢強ければいいのだが、こるくの辞書には我慢という文字は無い(死)‥‥ので、大変だ。実は近所のでっかい黒猫がこるくに求愛してたこともあって‥‥なんかこるくは女の子に間違えられやすいみたいだ。問題だわ‥‥

マールは相変わらずいくら怒られても食卓に載るワル娘。人の傍に居たいのは確かだけど大人しく膝の上に丸まっていてはくれずにPC周りやら電話の上やら、ワケのわからない所で寝ている。
でも最近は私が出勤する時に、
「どーせ、アタチは外行けないんでしょ?」
という顔で玄関で人を見送ってくれる時もある。昔はとにかくスキを狙って外に飛び出そうとしてたのに。そんな時はとてもいじらしい。外に遊びに行かせてあげたいけどね‥‥だめなのよ。

さて、帯状疱疹の方は幸いそうひどく痛まずに済んでるので、一応普通に仕事してます(帯状疱疹は感染力はかなり低いし、水疱瘡をやっている人やワクチン打ってる人には伝染しない)。
とはいえ腰は時々ビリビリするし、扁桃腺に出来た疱疹も完全な水泡になってきてうっとうしい。じつは私の通院した2件の耳鼻科のうち1件では「喉の方は帯状疱疹とは関係ない風邪です」と言われた。いつまでも左側だけって素人だっておかしいと思うじゃない。ぜんぜん風邪にもならないしさ。
話によるとある総合病院の耳鼻科で、咽喉内に出た帯状疱疹に気付かず、適切な治療ができなくて長引かせてしまったケースもあるらしい。いやほんとに腰に出てくれて助かったと思ってしまった。
:2004/09/22 先頭へ
 2004 Sep.24:快傑ズバットDVD-BOX
が21日発売されたそうだ。我が家にはLDで全部あるので今のところ買う予定はない‥‥のだが。

実は今日、久しぶりに会った友人がいきなり素敵なプレゼントを2つくれた。そのうちの1つがズバットのDVDのポスター!!!! 白地に赤字ででっかく「ズバッと参上!!ズバッ解決!!」と描いてあって、中央に早川健がギターを担いで立っている。
このポスターの周囲にはぐるりと台詞が書いてあるのだが、それがあまりに素晴らし過ぎるのでここでご紹介したい。‥‥厳密に言ったら著作権違反だけど、販促の一環と言うことでお許し下さい。
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「んん〜っ、おい若造っ! 俺を誰だか知らねぇらしいなァ」
「ヒュ〜、再放送のエアチェック。なかなかのコレクションだが、日本じゃあ、2番目だっ!」
「2番目だと? じゃあ日本一は何だっ!?」
「チッチッチッ(クイッと帽子のつばを上げ)、‥‥はっはっは(自分を指さす!!)」
「んなァにを寝ぼけたことを‥‥」
「そりゃっ」
「うっ、こ、これはDVDボックス! 確かに見事な全話収録ぶりだが‥‥」
「はっはっはっ、片面2層6枚組、全32話収録のコンパクトさぐらい、子供だってわかるだろ?」
「ぬうっ、だが画質ならっ」
「おいおい、こいつの画質をそんじょそこらのメディアとくらべてもらっちゃあ困るな」
「どういう事だ!?」
「はっ! 喰らえ、ニュープリント・コンポーネントマスター!! ぜえっ!!!」
「ぐあっ、くっ、ううっ、美しい、なかなかやるなっ!!」
「これくらいで驚いてて、いいのかい?」
「まだ何かあるのかっ?」
「ツッツッ、手書きのラベルも魅力的だが(肩をすくめつつ)、こちとら解説書封入。
 あまつさえピクチャーレーベルでねえ‥‥?」
「ぐはっ! うぬっ、おのれぇ〜」
「ぜえっ!! いいかげんに観念しなっ!!」
「ぬうっ、まだまだっ」
「はっ、映像特典(ボーナスディスク)っ!! 『快傑ズバットメモリアル(予定)』!
 そして『快傑ズバット撮影秘話(予定)』っ!!」
「ぐわああ――っ!!」
「初回限定生産っ! 予約を忘れて入手が困難になりたいのはお前か!!!」
「ぐふっ、知らん! 発売日に秋葉原や日本橋を右往左往したことなど無い!」
「う・そ・を・つ・けぇっ!!」」
「うわああ〜っ、たっ、確かに、しかしどうせこのタイトルもマニア向けの‥‥」
「許さんっ!! だからこそ油断禁物っ!お早めのご予約をお勧めするっ! ぜやっ!!」
「ぎゃあああ〜っ、はっ、早く予約をしなければぁ〜っ!!」
「‥‥飛鳥、ここにも俺たちのことが大好きな真ファン人がいたようだぜ‥‥」
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・・・・・・・これ誰が書いたんだろう‥‥。よく書けてるなぁ。まさかゆうさんが書いたんじゃないだろうなと思ってしまう私。ゆうさんがこういうノリで書くときの文字遣いにえらく似てるんだもの(笑)。言葉遣いも似てるけどそれ以上に似てるのが文字遣い。促音とか拗音とかの使い方が。
本当にありがとうね、友人。もう爆笑ものでした。このぐるりの台詞だけで、DVDボックス買わなきゃいけないかしらと思ってしまう(笑)

友人のもう一つのプレゼントはちょっと秘密です(笑) でもこっちもとっても嬉しかったです! 心から感謝!
:2004/09/24 先頭へ
 2004 Sep.28:ヒーローは動物園
旭山動物園に行きたい!と思っていたらラバさんが行ってらしたようなので羨ましい私。しばらく前に新聞で旭山動物園の園長さんのコラム記事があって印象に残っていたのです。接すれば接するほど動物はすごいと畏敬の念を感じてきた。それを判ってもらえるような動物園にしたかったというお話。そうこうしているうちに、NHKのクローズアップ現代で特集されてて(国友さんわざわざ現場まで行ってるし!)ますます感動した。

ペンギンやアザラシは水中ですばらしい身体能力を見せるわけだから、それが一番よく見られるように水槽に工夫したり、ユキヒョウは木の上でくつろぐから、その下を人間が通れるように考えたり。ニホンザルのえさも自然に近くなるようにわざわざ小さな箱の中に入れてそこから引っ張り出させるようにしたり。シロクマがプールの向こうにいる人間に向かってダイビングしてくるのはシロクマ側から見たとき人の頭が泳いでるアザラシの頭のように見えるように水面の位置を工夫してあるそうだ! これにはビックリした(でも私の身長だと水面の下になってしまってだめそう)
「行動展示」と言うのだそうだ。動物たちが楽しく生き生きしてるのがまず本当に素敵。そしてそれが見ている人を感動させる。決して妙な服を着せたり芸をさせたりするワケじゃないんだもの。動物園のあり方は本来こうであるべきだったのに、何で誰も気づかなかったんだろう‥‥って気にもさせられる。考えてみるとここ数年はむしろ水族館関係の方が頑張ってきたのかもしれない。

入場者数が減って一時は閉園の危機にまで追い込まれた動物園が、とてもまっすぐなやり方で復活を試みて、それが成功したってのがとにかく嬉しい。ビジネスストーリーとしても感動してしまう。こういう皆で頑張って工夫して成功した!ってお話大好き。
願わくば一時のブームに終わらずにちゃんとお客さんが入り続けて欲しい。動物園にいる動物たちはいまさら自然には帰れない。入場者数が多くて収入があれば動物たちも幸せになれる。考え無しにどんどん拡大したり珍しい動物を増やすとかじゃなくて、今居る子たちが幸せで見てる人間も幸せなバランスをこれからも考え続けて欲しいなぁ。

ってことで森の小路にも書いたけど、最近の私的ヒーローはこの動物園と野球騒動で頑張った古田選手とイチロー選手だったりします(どーゆー組み合わせなの)。イチローはやっぱりすごいと思うもの。ストイックで強靱で自分が彼と同じ種類の動物とはとても思えない(…)んだけど。そうか。それこそ「トラってすごい、かっこいい!」って感動に近いのかも(死)  ってことで試合してない時も「イチロー打ったかな」と呟いては「どーやって打つんだ、今!」と夫に呆れられてる今日この頃。「0打数5安打、打率は無限大です!」

古田選手はああいう状況に置かれたら逃げたくなるだろうなぁと思う中でずっと頑張ってたので。逃げたくなるような所でちゃんと踏ん張れる人ってすごく尊敬してる。自分もそうなりたいけど微妙に逃げて生きてきてる気がするから余計。
あるスポーツ記事で「そうは言っても古田は若干39歳で、経営者たちとやり合うにはいかんせん若すぎる。なんで球界OBがもっとフォローしてやらないのか」と書いてあるのを読んでホントにそうだと思った。あんな状況に追い込まれることは普通の社会人ならけっこうある気がするのですよ。そしてある程度大きな組織だったら39歳ってまだ若造だもんなぁ‥‥。でもそんな中で、ポーズや体裁じゃなくて、自分の感覚と信念のまま、考えや思いを素直に表に出して頑張ってたから、あれだけファンの共感を得ることが出来たんだと思う。本当にお疲れ様でした。
:2004/09/28 先頭へ
 
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